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先日つーか2日前、スクリーン付けた白カブさん。

クロスカブ110(JA45) 日常と旅_e0086244_21152500.jpg
しばらく走ってみると、思ってたのと違う。

レッグガードがないから、速度を出すと風が下から巻き上がってきて、かつてのスーパーカブのような快適さがない

もちろん上半身は楽だし、雨が当たらないのはいいんだけど。



「お気に召さないなぁ。つーか何したいのか自分でもわからん」



迷ったら、一旦リセットしてみるのが良いだろう。

つわけで今朝、リュックを背負って少し早く家を出る。

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お久しぶりに登場の防水リュック。

何でリュックってもちろん、箱を外すから。

箱だけじゃなく、ウィンディーもスクリーンも全部取っ払う



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超スッキリ、こりゃキャリアも取っ払っちまうか。



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取っ払ってみたんだが……うーん、微妙(´・ω・`)



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さすがに、いきなしシートレールぶった切る男気はもうない。

キャリアを戻したところで、冷静さも取り戻し。

雨も降ってるし、家に帰ろうか。



軽くなったと期待しつつ、ハーフウエットの中を走り出すと。

ふむ、そら舗装路じゃビックリするほどの違いはないわな。

んじゃ、と通り道のちょっとしたダートを走ってみる。



「おお、ケツがガタつかない! こらいいねぇ」



ご満悦で帰ってきてからも、考えるのは白カブのこと。

「次のロングでは、今の状態に近い感じで走りたいな」

要約すればそんな感じで、箱とか付けずに走りたい。



「そか、前のアレ……は、さすがに大きいよなぁ」



それでも思いついたらやってみる、マーマレードスタイル。

ベア牧場(押し入れ)をほっくり返して目的のモノを引っ張り出す。

ビューエルさんで使ってた、スチールラックのテーブル兼サイドバッグサポートだ。

クロスカブ110(JA45) 日常と旅_e0086244_21350255.jpg
うーん、さすがに大きいか。

コレでも小さい方のラックなんだけどなぁ……まてよ?

大きい方のアレを縦にすれば、サイズぴったりじゃね?



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ぴったりだった。ジャストフィット過ぎて怖いくらい。



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横にサイドバッグ……いや、小型の防水バッグを付けてやれば。

んで、上にはテントとマットをくくりつけて……

あれ? それなら、そのままキャリアにくくれば良いんじゃね?



ラック要らねぇじゃん(´・ω・`)



つわけで来夏のツーリングでは、小さい防水バッグを幾つもくくりつける、欧州ツアラースタイルで行こうと思う。

さて明日の昼休み、箱だけ元に戻すかな。



……いや、まてよ?



そんな感じで、今日も迷走中( ・ω・)ノ


 

by noreturnrydeen | 2019-08-28 21:07 | メンテナンス・カスタム | Trackback
 
夏ツーリングで気になった所なんかの細かい調整をしよう。

つわけで、先ずは必要なモノを買いにホームセンターへ。

近場で間に合うんだが、なんとなく遠出したくて少しだけ距離のある店へ。

クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15403415.jpg
デカくて品ぞろえも最強レベルなんだけど、いかんせん混んでるジョイフルホンダ。

バイクだから駐車は待たされないけど、レジは大体いつも待たされる。

要るものだけ買ったら、無駄遣いをしないよう、とっとと店を出る。



ツーリングの時みたいに、Googleマップ先輩に帰り道を任せてみようか。

クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15403435.jpg
期待に応える先輩、きっちり「俺の知らないルート」で連れ帰ってくれた(・∀・)



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手賀沼の北岸あたりかな。ゴキゲンで走りながら自撮りする49歳。



クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15403562.jpg
買ってきたのは、ドブメッキされた金具たち。

こいつらはひとまず置いといて、まずは気になった部分の調整だ。

つーか自宅にはちゃんとした工具を置いてないから、こいつらは翌日やる。



クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15410860.jpg
車載工具から10&12ミリレンチ、カッター&はさみを取り出し。

バックミラーを外して、ハンドガード「ウインディー」を外す。

ウインディーがブレーキレバーのゴムに当たってたので、も少し切ってやるのだ。



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赤い線くらいの感じで切ればいいかな、とイメージが決まったら。



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ハサミとカッターで切り飛ばす。

調整幅に余裕を持たせられるよう大きめにカットした。

んで、この作業をしてる時、ふと気づいちゃった。



そう、みんなご存知、かみさんのやっかいなひらめき「天啓」だ。



「そう言えばこいつ、カブと違ってハンドル角度を変えられるんだよな」



気づいちゃったら、やるしかない。

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ノーマル状態のハンドル角度は、ウチの駐車スペースで垂直くらいか。

駐車スペースはゆるい坂になってるので、実際だとハンドルは少し前傾してる。

運転者から遠くなることで、窮屈なコクピットにスペースを作ってるようだ。



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ステムと平行になるところまで、ハンドルを引いてみる。

この写真だと垂れ角がついてるが、(繰り返すけど)ここは坂になってる。

なので実際は水平に近い握り角度になるかな?

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こんな感じで言わばフツーのポジション。

ちょこまか取り廻すなら、ノーマル位置より扱いやすいかも。

クロスカブノーマルより「カブっぽい」印象になるのが面白い。



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逆にハンドルを出来るだけカチ上げてみると、こんな感じになる。

スタンディングがしやすくなったのと、コクピット周りに余裕ができる。

身体のデカい人なんかは、カチ上げポジション、すごくオススメだ。





んで、週明けの今日は、前日に出来なかった作業を。



クロスカブのスクリーンは、ない方が絶対にカッコいい(俺基準)。

だが雨の時長い時間走る時は、心の底からほしくなる。

とりあえず一度、つけてみることにしよう。

クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15413262.jpg
左がスーパーカブにつけてたスクリーンで、右は今回買った。

カブのは長すぎるので、金具だけ利用して右のスクリーンを付ける。

右のやつの金具は、長さが少し足りないのだ。



で、その前に長い方を試しに付けてみる。

クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15414890.jpg
長い、長すぎる、十万石ぶんは長い。

完全に顔が隠れるから雨の日だと逆に怖いとか、抵抗で前に進まないとか。

そんな他の理由がこれっぱかしも必要ないくらい、最悪に頭がデカい。



クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15414991.jpg
前から見ても完全にバランスブレイカー。

帆として追い風を受けエンジンを助ける」くらいしか、使い道が思いつかない。

もしかしたらと思って試しに付けてみたけど、やっぱコレはないな。



クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15414993.jpg
つわけで、短いスクリーンを装着。

うん、これならおかしくないつーか、純正かよってくらいカブっぽい。

ウインディーとスクリーンが、違和感なくビジネスユース感を醸し出してる。



クロスカブのベースがカブプロだと、よくわかる姿だ。



クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15414915.jpg
前から見てもカンペキ。郵便か新聞を運んでない方がおかしい

てなわけで、しばらくの間はスクリーンを付けて走ってみる。

つっておそらく、外せなくなるんだろうけどね、わかってるよ。



カッコ悪いけど居住性は爆上がりなんだ。知ってる(´・ω・`)






さて、スタイリッシュとは縁のない男、かみさん49歳だが。

この記事の上の方で、ドブメッキ金具を買ったのを覚えてるだろうか。

さびなど経年劣化に強いドブメッキを選んだ、あの金具を使って。



クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15420661.jpg
ガソリンボトルのホルダーを作った。

プラスチックのファイルホルダだと、太陽熱とか経年劣化より先に。

俺のケツでつぶされて壊れることが判明したから(´・ω・`)



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ホルダーが少し大きめだったので、シリコンクッションで嵩増し。



クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15420776.jpg
ひとつ作ったところで、とりあえず今日はここまで。

ふたつ目を作るか、それとも他の方法を試すか、使いながら考えよう。

他にもロングツーリングで気になったポイントはあるので。



ひとつひとつ、のんびりと解決してゆく予定だ。

クロスカブ110(JA45) スクリーンとガソリンボトルホルダー_e0086244_15420757.jpg
週末は同じクロスカブ乗りの「しき」が来るから、呑んだくれてると思うけど。



そんなフレーバー(`・ω・´)



 

by noreturnrydeen | 2019-08-26 15:38 | メンテナンス・カスタム | Trackback

夏ツーリング・まとめ

by noreturnrydeen | 2019-08-22 15:24 | ソロツーリング | Trackback
 
呑んでないから余計に、だろうけど。

めちゃめちゃ爽やかに目覚めた俺は、素早く寝床を撤収する。

来たときより綺麗にしたら、それじゃあ今日からは復路だ。



のんびり安全運転で、帰る方向へ走りだそう。

電波の悪かったみくまりダムを出て、朝の涼しい空気の中を、麓(ふもと)まで下ってゆく。

山麓まで出たところで、ホルダーの携帯に目をやれば、アンテナはバッチリ立ちまくってる。



おはようございます、Google先輩。

朝メシにしましょう、コンビニとスタンド見つけてください。

数分ほど走って、近くのコンビニへと到着する。

2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15444387.jpg
朝メシついでにSNSで「生きてる報告」をし、東へ向かって走りだす。

と、すぐに雨が降ってきた。

ちょっと迷ったが、道端に停まってカッパを着込む。



カッパを着て走り出し、ものの30秒



お察しの通り、バキッと雨が上がった。

空が晴れてきて、アホほど蒸してくる。

このままだと走るサウナ、痩せるか倒れるかどっちかだ。



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15444327.jpg
仕方なくまた停まって、脱いだカッパを荷物へくくる。



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15444301.jpg
ガソリンが心もとなかったので、スタンドが開くまで待とう。

15分ほど待って、スタンドが開店したら給油。

ぶん回してもリッター60、のんびりだと70走る白カブさん。



「この燃費って地味だけど、ツーリングでは最強の武器だよな」



俺(おむすび)も、白カブさん(ガソリン)も満腹になったら、今度こそ東へガンガン進もう。



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15444439.jpg
無理です。

雨が降ったり止んだり忙しすぎる。

ここから先、とにかくこの「降ったり止んだり」に、混老(ホンロー)、もとい、翻弄された。



蒸し暑くて、カッパを着っぱなしに出来ないのが痛い。



空はとにかく「ほーら、降らすでー!」と煽(あお)ってくる。

ざけんな、どうせ止むならもう着ねぇ! 濡れてもすぐ乾くしな。

なんて開き直ると、狂ったように土砂降って、パンツまでびしょ濡れ。



昨日からパンツの受難が続きますなぁ(自業自得です)。



気まぐれな天気に振り回されるが、お天道様に文句を言っても始まらない。

頑張って走りましょう。

道案内のGoogle先輩、いいルート探してください。


2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15444425.jpg
案内された道は、国道162号。

京都から小浜へ抜ける、実に楽しいワインディングだ。

さすがGoogle先輩、俺の好みをカンペキに理解してらっしゃる。



その調子で、クソ峠とか曲がった道を見つけて下さいぬ。

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国道162は、ここいら屈指の人気ルート

休日ともなれば、たくさんのバイクに出会える道だ。

俺も最初から、その覚悟で走り出したのだが……



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「台風が近づいてる雨の平日」に走ってるバカは、俺くらいしか居なかった。

前後に誰もいない状態で162とか、すげえゼータクだよなぁ。

貸切状態の162を、白カブなりに気持ちよくすっ飛ばし。



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あっという間に、敦賀へ向かう国道27号線へ出る。

混んでることが多い道なんだが、ここも警戒したほどじゃなかった。

ほとんど停まらずにここを抜けたのって、もしかしたら初めてかも知れん。



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15451539.jpg
27号の道の駅、若狭熊川宿へ入って休憩をとる。

時刻は8:10くらい。道が空いてたから、まだまだ早い。

明日に余裕を持ちたいから、今日は出来るだけ距離を稼いでおこう。



急いでるって程じゃないけど、それなりに先へ進みたい。

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そんな時ほど、くそ長いトンネル信号に引っ掛かったり。

長っげぇなぁ待たせ過ぎだろ、とブツブツ言いながら、やっと信号が変わって走り出す。

真っ暗で、クソ狭くて、水がガンガン流れてる、なかなかタフなトンネルだった。



千葉の素掘りトンネルのが、短いぶん走りやすいかな。



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琵琶湖の北を抜けて、たぶん長浜あたり。

ここまで来る間もずっと、雨の「降ったり止んだり攻撃」に辟易(へきえき)としている。

文句を言っても仕方ないとは言え、ストレスであることは間違いない。



何か対策をとらないと、精神的な疲れがハンパない。

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つわけで最終的に「ガラスの仮面・北島マヤ作戦」を採用する。

これには非常に高度な精神操作と、強力な自己暗示が必要となる。

素人にはお薦めできない、危険な技術だ。



方法はシンプル。以下のセリフをつぶやき、自己暗示をかけるだけ。



「私はモデル。カッパのモデル。だから脱いだり着たりするのは当たり前、ちっとも苦にならないの」



こうして心の安寧を得た俺は、改めて帰路を進む。



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と思ったら鬼のような土砂降りとか、明らかに悪意を感じる。



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しかも「カッパモデルだから平気っ!」と独り言ちつつカッパ着たら。



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直後に雨が止むと言う、煽ってるとしか思えない鬼畜っぷり。



でも、大丈夫。

世界トップクラスのカッパモデルだから。

いつか世界のカッパモデルのあこがれ、紅(くれない)イージスを着る運命だから。



雨なんてガンガン降ってくれていいからね?

台風も連れて来てくれて、一向に構わないよ?

なんならカッパの連続早着替えだって見せるよ?



てな感じで、悟りの境地に達したまま走れば。

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ほら、晴れた。

どうせこのあとも降るんだろうけど、ノープロブレム。

紅イージスを目指す俺に死角はないのだ。



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相変わらず、琴線に触れた景色は貪欲に撮影してゆくスタイル。



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この、普段は水面下なのだろう岩ゴツゴツと、その上の緑とのコントラストとか、たまんなく良いよね。

わかんないよね。

いいや、自己完結しとくから。



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もう何度目だろう、これは今からカッパを着るところかな。



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そして脱いだ後の写真。後ろの青空で判断できる。





道はいつの間にか長野県に入った。

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いつの間にかつーか、木曽あたりからは行きと風景が変わらないから、撮らずに走りを優先した。

何より、木曽に入った段階で「今日中に帰り着こう」と言う欲が出たのだ。

明日まるまる一日を休みに充てられるのは、正直とっても魅力的。



長野のどこだっけか、狭ッ苦しいクソ峠を駆ける白カブさん。

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写真のために停まる場所を探したので、ここはそこそこ道幅がある。

でも基本的には、狭くてうねうねと曲がるワインディングが続くので楽しい。

下りに入って攻め始めると、ウエット路面どころか顔に当たる雨さえも気にならない。



速度を殺さないよう注意を払いつつ、次々と迫る曲がり道を抜けてゆく。

ロードレースってよりは、オートレースに近いイメージかな。

いや、本物とは天地の差だって、俺がいちばん解ってるからツッコミは要らないよ。



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アンダーパワーが効を奏し、アクセルをガンガン開けられるのが楽しすぎ。

ゲラっゲラ笑いながら、下まで一気に駆け抜けた。

めっちゃ面白かった。



街中へ出たのでスイッチを切り替え、のんびりモードで走っていると。

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おおっ! 虹だっ! 綺麗だぁ!



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最後に、こんなご褒美がもらえるなんて最高だなぁ。



なんて、この時は呑気に表情を弛(ゆる)ませていた。

「これが最後だって、誰が言った?」

神様、いや、Google先輩の声なき声など、想像することもできずに。



さあ、あとは慣れた関東の道だ。

油断しないで走れば、今晩のうちに家へ着け……

まてよ。



いつもどおり帰るのは、面白くねぇんじゃねえか



悪い癖が出た。

人生の判断基準が「面白いかどうか」と言う生き方に後悔はないけど。

つわけでここから先、家までのルートをお任せしてみる事にした。



誰にってもちろん、今回の主役・Google先輩にだ。



「んじゃ先輩、お願いしま……おおう、イキナリそっちっすか? 暴れん坊だなぁwww」



俺ならまず選ばない、国道254メインのルートを選ぶ先輩に苦笑しつつ。

決めたことはやろうと、案内どおり走り出す。

この段階で「今日中に帰るのを諦める」と言う選択肢を用意した。



混んでるだろうし、群馬経由になるから寄り道したくなる可能性もあるからだ。



んで、相変わらず降ったり止んだりの中を走ってると。

「ぎゃははは! やるじゃん、先輩っ!」

先輩が表示する画面を見て、俺はひとり爆笑する。



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15473343.png
何この節操のない曲がり道www

こんなの楽しくないわけないじゃん!

OK先輩、こうなりゃトコトン付き合うよ!



長野あたりの254が、こんなステキ道だとは知らなかったよ。

先入観で「いつも混んでるつまんない道」としか思ってなかった。

いやぁ、反省と同時に先輩には感謝だね。



暗いウェットの峠道、しかもほとんど初見のルート。

なのに次のコーナーの曲がり方がわかってる。

雨が上がって霧が出てきても、それは変わらない。



「すげー! 霧なのにいいペース作れてる! ラリーみてぇじゃん! なんだこれクソ楽しい!」



すると、先輩が「5分早く着くルートあるぜ」おっしゃる。

もちろん行きますよ、どうせバカな道でしょ?

俺はもう、先輩を完全に信頼してますリスペクトです。



「んじゃ、こっち行ってみな」



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15473480.png
ぎゃははは! そうそう、そう言うことなんですよ!

なんすか先輩、俺に嬉ションさせたいんすか?

でたらめに御機嫌の49歳、ナビに笑いかけながらひた走る。





群馬に入っても先輩の暴走は止まらない。

「そこ右、500メートルで左、すぐにもう一回左で700メートルな」

もう一度と言われても絶対無理な複雑ルートを、Google先輩に言われるがまま、ニコニコで走ってゆく。



「群馬は何回も来てるけど、こんな道知らねえ!」



そら、こんな住宅街を通るルーティング、ぜってーしねえものフツーは。

2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(四)_e0086244_15475348.jpg
5割はこんな感じの場所を走り。

残りは住宅街とか、街灯もない高速の下とか。

もうね、最後の最後で完全にGoogle先輩のファンですよ。



後で確認してみたら驚くことに、ルートとしては確かに最短つーか真っ直ぐ帰ってきてた。

それを見て俺は、また大笑いする。

先輩、これからも一緒に走ろうね!



結局、夜中には自宅へたどり着き。

今回の夏ツーリングも、無事に終えることができた。

いや、今回のツーリング「は」か。



んじゃ最後、エンドロール代わりに後日談を。

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目論(もくろ)みどおり、丸一日の休みができたので、仕事へゆくナオミさんを見送ったあと。



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ギシギシしてたテントポールに注油したり。

今回使った道具の、手入れとか修理とかして過ごす。

そんで翌日、仕事へ行った昼休みには。



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頑張った相棒のオイル交換をしてやった。



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オイルはいつもの「バイク板推奨油」AZだ。



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タンクパッドはいつの間にかなくなってたので、代わりに肉球パッドを貼ってみた。

特に可もなく不可もなく。





つわけでムダに長いレポート、付き合ってくれてありがとう。



スーパーカブでわかってた以上に、クロスカブはやれる子だったよ。

つーかここまで楽しく走れるバイクとは思わなかった。

ポジションとか、ちょっとしたギアの特性の違いなんだろうけど、こいつは侮れないや。



あと、想像を遥かに越えて、Googleマップのナビゲーションは「俺向き」だった事を特筆したい。

確かに「目的地へ行く」ことを主眼にするとダメな子かも知れない。

だが、「俺にとっては」道中を楽しめる最高のツールだった。



願わくは、このまま暴れん坊ナビであり続けて欲しい。

作ってる人と、改良を待ってる人には悪いけど。



てな感じで、とりあえず。クロスカブ最高(・∀・)

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4日半・2000キロ、トラブルなし。

お疲れ様でした。

さて、来年に向けて、明日は何から始めようか?





2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~ /了


 

by noreturnrydeen | 2019-08-15 15:21 | ソロツーリング | Trackback
 
翌朝、目覚めてみると。

思った以上に気持ちのいいロケーションだった。

ちょっと驚いたあと、しばし景色を眺める。

2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(三)_e0086244_15145133.jpg
朝から爽やかな気持ちになったところで。

テントを片付けたら、大山(だいせん)に向かって走り出そう。



ところで気づいただろうか?

おーがと呑んだとき以外、酒の写真が上がってない事に。

実は今回のツーリングだけじゃなく、最近は酒を呑んでない



別に禁酒とかではなく、なんとなく呑んでないだけだ。



ダチが来れば普通に呑むし、やめる気もさらさらない。

呑まなくて平気な時は呑まない。呑みたかったら呑む。

ここ最近は、そんな風に酒と付き合ってる。



閑話休題、先を急ごう。

2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(三)_e0086244_15145154.jpg
ちょっと走ったところで、佐治川のダム湖があったので写真。



そのあとは、昨日からの目的である辰巳峠を堪能する。

つっても登りは白カブさんが頑張るしかないんだけど。

俺は音楽を聴きながら、景色を眺めるだけ。



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(三)_e0086244_15145161.jpg
辰巳峠の看板が出てるから、こっから先は下りかな。

今度は色んな乗り方を試しながら、白カブさんと一緒に楽しく曲がる。

白カブさんのハンドリングは、ちょっとフロント寄りに感じる。



下りってせいもあるだろうけど、フロントで曲がる落ち着きのない感じ。

そしてそれは、あのディメンションが狂ったビューエルさんに通じる、俺の好きな感覚だ。

慣れた感覚、と言ってもいいかも知れない。



「JA10よりリアを固めたって話だから、その辺が影響してんのかな?」



ちらっとそんなことを考え、「いや、今は走りに集中しよう」と思い直す。

なんたって登りは暇だから、考える時間はしこたまある。

登りで考えて、降りで実践なんて、ちょっと面白いじゃないか。



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(三)_e0086244_15145255.jpg
この黄色い数字、なんなのかと思ってたけど、ギアの守備範囲なんだね。

「この辺の速度なら、このギアを使え」的な目安が表記してあるようだ。

ま、4速の110キロは盛りすぎだと思うけどwww



ただ、色々やってみてわかったのは。

ショートだと言われてるギア比が、実はドンピシャだってこと。

少なくとも俺は、スプロケの交換はしないと思う。



4速なら60~80スピード、加減速時のスロットルレスポンス。

アクセルオンで感じる絶妙なトルク感は、失うにはちょっと勿体ない

ショートにするならアリかなとも思ったが、それだと上が無さすぎになる。



クロスカブ、まさか走りのことで楽しく悩めるとは思わなかった。

これで登りにパワーがあれば……ってのは言うだけ野暮ってもの。

下りが楽しいことを喜ぼう。



鳥取と岡山の県境あたりを走り続け、大山手前の道の駅へ入る。

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道の駅「風の家」の駐車場へ着くと、カスタムカブが停まってた。

メットを取りつつ「おはようございます」と挨拶し、トイレに向かう。

フルカスタムのめっちゃカッコいいカブだった。



トイレを済ませたら、そのまますぐに出発。

快晴で見た目は気持ちいいが、体感的にはひたすら暑いだけ。

そんな炎天下を、峠でだいぶん仲良くなった白カブさんと走る。



やがて大山が見えてきた。

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前に見たときと同じ孤高の美しさに、しばらく目を奪われる。

何でかわからんけど、鳥取や島根の景色とか空気が、俺は好きだ。

好きだつーか、やたらと肌に合うのだ。



おい、貧乏かみと呼ぶのはやめろと言っただろ!



うっきうきで大山を登り始めた49歳。

しばらくして、ちょっとガッカリしてしまう。

いや、当たり前だし仕方ないんだが、観光のクルマがいっぱいだったのだ。



早々に気持ちを切り替えて、のんびりモードへ移行する。

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大山の頂上付近、後ろに見える建物はモンベルの大山店

前回は一周回ることにばかり頭がいってて、存在に気付かなかった。

つっても、今はキャンプ道具に用がないね、悪いけど。



道具を増やすより、むしろ箱ごと外したい気分だからね。



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橋の上から見た景色。



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モンベル側から広角で橋と白カブさんを撮ってみる。



そのあとここで、Google先輩と行き先どーする会議を開いた。

大山を回るのは、このクルマの量だとつまらんだろう。

走りがダメなら、今日は観光に特化してみようか。



明日からは帰路で、そしたら後は走り倒すだけ。

なら、今日は観光にウエイトを置くのも面白いかもしれない。

そうと決まれば、もう少しだけ西に向かおう。



米子を目的地にセットして、俺と先輩は走り出した。

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米子に向かって北西に走ってる最中の写真。

もちろん気温はバカ暑いんだけど、この風景の前には些細な問題だ。

その些細な問題で、何回か倒れかけてるけどな。



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ワインディングも楽しいけど、向こうへ向かってドカンと続く直線も気持ちいい。

歩くとしたら絶望的な絵なのに、単車の上から見ると幸せな気持ちになる。

不思議だね(歩くのが嫌いなだけです)。



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こういうロケーションにいる時、夏ツーリングしてんだなぁって感じられる。

何度も、何度でも言うけど、生きてる実感が得られるんだよ。

幸せだなぁって、心から感じる瞬間だ。



ま、一番は曲がってる時だけど(・∀・)



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さあ、米子まではもうひと息、のんびりトコトコ走ろうぜ相棒。



途中のコンビニでセットし直した目的地は「米子城跡」なんだが。

Google先輩の言うがままに進んで行くと、何故か行き止まる

あれ? と思って見回すと、あら、通りすぎちゃったのか。

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通り過ぎたつっても数十メートルの話なので、戻りがてら小さな祠をパチリ。



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米子城跡の入り口に到着した。



それじゃあ見学しようかなと歩き出し、気付いてダッシュで戻る

何って炎天下の守護神、ジャングルハットを忘れてたのだ。

改めて城跡の中へ乗り込んでゆく、小太りジャングルハット。



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階段の脇に生えた大木の迫力に、「おお、すげぇ!」と驚き。

その全部を写真に収めたくて、携帯を構えながらバックしてゆくジャングルハット。

実際に全部を収めてみたら、驚くほど迫力がなくなった(´・ω・`)



坂道を撮る時も思うけど、写真って難しいね。



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悔しいので、ぶっとい幹と根を撮ったった。



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気を取り直して、城跡を見学しながら進むJH(ジャングルハット)。



この時は直射日光が痛いくらいの天気だったのだが、最強JHのお陰でノープロ。

前からかぶってるのに、今回に限って何でこんなに実感できるんだろう?

俺の身体が経年劣化で弱くなったからかな?



新しい経験が出来たんだから、経年劣化も悪くないかもね。



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この長屋門は米子城のものじゃなく、あとから移築されたモノだそうだ。



城跡を見学し終えたら、暑いけど海側へ出よう。

ここまで来て海を見ないって選択肢は、俺にはないよ。

つわけで今回は先輩の出番なく、海へ向かって走り出す。



やがて、海が見えてきた。

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「海だぁ、やったー!」は他の機会にさんざんやり尽くしたから、もうやらない。

好きな景色だったので、ここで停まって写真を撮ったあと。

マップ先輩、出番です。いいトコねぇですか?



すぐ先に「鳴り石の浜」ってのがあるみたいなので、ちろっと走ろう。

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鳴り石の浜はすぐに見つかった。

せっかくの展望なので、白カブさんを降りて長めの休憩をいれる。

停まるとすぐに、太陽から強烈な攻撃が飛んできた。



ふん、ジャングルハット使いの俺には蚊ほども効かんわ!



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「ごろた石」つー丸っこい石が、この先の海岸に転がってるんだと。

んで、海の荒れた日にそれが波でぶつかり合って音がするから、鳴り石の浜なんだそうだ。

ご覧のように、今日の天気では確実に聞けないけど。



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海をバックに自撮りする49歳。

ジャングルハット被ってないのは、このあとすぐに出発するから。

ひまわり畑もあるらしいけど、昨日も見たからもういいや。

そこまで、ひまわりに思い入れはないし。



さて、それじゃあ先輩、やっちゃって下さい!



え? 名探偵コナン? 米花商店街?

ああ、そうか。

前に鳥取砂丘へ行ったとき、確かコナン空港とかあったな。



鳥取はコナン推しだったっけ。行ってみようか。

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なるほどなるほど、こんな感じか。

うん、なんか人が多いしもういいや。

とりあえず、もう少し海岸沿いをのんびり流そう。



途中、コンビニのイートインで休憩をとりつつ。

Google先輩、暑いから海岸から離れて、山に行きませんか?

え、魚見台? んじゃそこ見てから山に行きましょうよ。



つわけで魚見台を目指す。



この海沿いは基本的に国道9号線なんだが、いろんな道が入り組んでる。

例の「はわい」あたりでクロスし、ごちゃついてるので、先輩の道案内がありがたい。

Google先輩、一生ついていきますよ、たぶん。



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なんやかや、魚見台に到着した。



雄大な景色にしばし見入ってから。

写真を撮ったり、設置された碑に書かれた「貝殻節」の歌詞を読んだり。

んでまた空と海のコントラストを楽しんだり。



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数キロ先に龍見台ってのがあって、そっちは昔、行ったことがある。

趣(おもむき)的には、そこと変わらない感じだ。同じ海岸線だしね。

結局、龍と魚の違いがなんなのか、俺にはわからなかった。



魚見台で休みつつ、Google先輩と相談すること数分。



先輩、山に行きましょうよ、暑いっすよ。

あ、竹田城は知ってるっす! 天空の城でしょ?

この時間にこの天気じゃ雲海は望めないでしょうけど、いいっすね。行ってみましょうか。




竹田城跡へ向かって走りだし、交差点で信号待ちしてると。

どこからか、ちりんちりんと涼しい音が聞こえてくる。

カタカナのチリンチリンではなく、平仮名のちりんちりんだ。



「何の音だろう……あ、あれか!」

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緑のアーチにぶら下げられた風鈴が、風に吹かれて鳴っていた。

その音が、交差点まで届いていたのだ。

そう、つまり風が強くなっていたのである。



「あー、台風が来てるんだっけ。喰らいたくねぇなぁ」



涼やかな風鈴の音色を聴きながら、即物的なセリフが野暮ったい。



風鈴の音色をあとに、元気よく竹田城へ向かう、白カブさんと俺。

山越え、いつもどおり登坂車線に入ったところで、リアに違和感

なんぞ? と後ろを確認した次の瞬間、急いで休憩スペースへ滑り込む。

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積んだカッパがズレて、ほんの少しバランスがおかしかったのだ。



「マジか、よく気づいたな俺。いや、白カブさんの手柄か?」

何にせよカッパを無くさなくて良かった。

これから台風が来るつってんのにカッパなしとか、ただの拷問だよね。

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カッパを積み直し、荷掛ベルトを強く締める。

「サーマレスト(キャンプマット)が凹んだらやだなぁ」と言う貧乏くさい思い。

それが、ベルトの締め付けを甘くしてたようだ。



貧乏かみは、心を鬼にしてぎゅっと締め込んでやった。



竹田城跡まであと少しと言うところで、道路に立ってるおっさんが数人。

なんぞ? 思ってると、ナビの示すルートにロープが張られて通行止め。

おっさんの誘導で竹田城の麓にある、山城の郷という施設へ案内された。

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どうやらここは竹田城じゃない、と言うことに、バイクを停めてようやく気付く

いや、ここに来るまで山道を登ってきたから、もう城が近いと思って……

くっそ、わかったよ、認めるよ。



俺はウカツなんだよ(´・ω・`)



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案内看板によると、ここから40分ほど歩くか、くっそ混んでるバスに乗れと。

そして、着いた先からまた20分歩くか、バスもしくはタクシーを使えと。

オーケーオーケー、よくわかった。



案内看板を見て1分で結論が出たよ、ありがとう。



真実はいつもひとつ、かみは歩かない。

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つわけで山城の郷の駐車場から、俺の琴線に触れた道を撮ったり。



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施設内にある、資料展示を眺めたりした。

つーか暑いのでしばらく外に出たくなかったのだ。

いや、資料展示フツーに面白かったけど。



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竹田城跡の模型。

見てたら千葉の佐倉にある歴史民族博物館に行きたくなった。

もしくは東武ワールドスクウェア。



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写真撮影用の背景が置いてあった。

さすがに、ここで独り自撮りするハートの持ち合わせは、俺にはない。

「撮りましょうか?」言われても切ないしね。





さて、竹田城を後にして、この先のルートを決めるんだが。

海沿いは暑いからなし、このまま山の中を進むとして……おぉ、そうか!

そっち方面に行くなら、あのセリフが言えるじゃん!



「そうだ、京都へ行こう」(ガチで言いました)



脳内に「My Favorite Things」が流れる中、とりあえず京都方面をセット。

もちろん京都市内なんて死ぬほど暑いので、中まで入る気はない。

途中で野宿するのに、この山ン中コースこそいちばん都合がいいのだ。



要するに「ダム」で検索したら、こっち方面に一番ピンが立ったって話。



俺にとって、ダムは宿泊施設(`・ω・´)キリッ





とりあえず暑いし、方針が決まったらとっとと出発しよう。



先輩の先導で9号まで出たら、福知山へ向かって東行。

連休中のヒトケタ国道なので混雑も覚悟していたが、拍子抜けするほど空いてた。

特筆すべこともなく、たんたんと50キロほど走り。



福知山三和のコンビニで休憩しつつ、先輩、そろそろダム探しましょう。

へえ、ここから20キロくらい南に、みくまりダムってのがあるんすか。

んじゃ、そこにしましょう。



あ、みくまりを「みまくり」とソラ目してたのは秘密でお願いします。

ダム見まくりとか、ただのマニアですよねwww

ちなみに、みくまりは「水(み)配(くま)り」で、水分神(みくまりのかみ)のこと。



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俺の単独じゃあ見つけられないだろう狭い道を、何度も曲がってダムに到着。



Google先輩のルートは、「最短を行こう」って意志がとても強い。

そのため、それ以外を無視しすぎる傾向にある。

離合に苦労する狭い道とか、ツイストしまくる裏道なんて、普通は嫌だろう。



「なるほど、Googleナビの評価が低い理由はこれか」

俺にとっては、むしろナイスチョイスとしか言えないルーティングだけど。

さすがGoogle先輩、一生ついていきます、おそらく。


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ダムの周りを回ってると、舗装が途切れてダートになる。

ダム湖に沿って一周したいから、左の道を行こうか。

ちっと足元が悪いけど、頑張ってくれよ相棒。



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パッと見は普通のフラットダートだけど、砂利が思ったよりも深い。

ふかふか砂利の怖さは、単車乗りなら知ってる人は多いだろう。

ここへ入ったとたん、荷台の箱が存在をアピールし始める。



帰ったら箱を外してオフロード走りやすくしよう。

いや、でも便利なんだよなぁ箱。悩む。



軽く冷や汗をかきながら湖周りを回っていると、良さそうな場所を見つけた。

トコトコと入って白カブさんを停めたら、荷物をほどいて野宿の準備だ。

管理棟が真正面に見えるから、問題があれば言ってくるだろう。

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今日も呑まないので、出てけと言われれば、いつでも出てゆける(`・ω・´)キリッ



と、近ごろ多用してる広角での自撮りをしたあと、ふと気になった。

「これ、どこまで近づいて撮れるんだろう」

気になったらやってみるのがマーマレードスタイル。



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これ、傍から見るとかなり近づいて撮ってる。

画面のゆがみが気にならないなら、広角は自撮りしやすいね。

女の子とかイケメンは、顔がゆがむからやめた方がいいけど。



俺は大して変らないしね、放っとけ(`Д´)



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いつものノリで、なんとなくクルミ&フルーツなんて買ってみた。

けど、この手の食い物は呑まないとそんなに食えないね。

あと、後ろに映ってる昨日の虫よけは、このあとすげぇ大活躍した。



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大活躍と言えば、これも活躍したシートハミガキ。

調子に乗ってベロまで磨いたら、おぇってなったけど。


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ダム湖の上流から流れ込む小川は、魚がたくさん泳いでた。

捕まえても、料理道具は一式まるごと送り返しちゃったから、焼けないね。

その前に捕まえるスキルがないけどね。



何より、食えるか見分ける知識がない(´・ω・)



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広角で、白カブさんと青空を撮る。

日陰で涼しい風が吹いてるから、めちゃくちゃ心地よい。

なんかだんだん眠くなってきたなぁ。



のんびりしたいから、ズボンを脱いでパンツになろう。



リラックスするにはやっぱパンイチだよね。

パンツ一丁じゃないから、厳密にはパンイチじゃねぇけど。

パンイチの段階で、厳密もクソもねぇけど。



つわけでハーフパンツを脱ぎ、タンクトップとパンイチになる49歳。

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パンイチかみさん、あと3秒でオチます。

3、2、1……

じゃねえよ、その前にやっとく事があんべな。



ガバッと起き上がって、愛機のもとへ歩いてゆく。

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箱の中から工具を引っ張り出し、チェーン調整を始めよう。

ここまでで千キロなんぞ、とっくに超えてる。

少し前から、加減速の時ガチャつくようになってた。



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ダウンマフラーなので前のカブより少し、アクスルナットにアクセスしづらかった。

つってもまあ、大騒ぎするほどじゃないけど。

むしろパンイチで作業してる絵の方が、よっぽど大騒ぎって話だ。



チェーンいじって手が汚れたので。

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例のハンドクリーナーを使って綺麗にする。

これホント便利なので、出来ればデカいチューブで欲しいところだ。

まあ、「使うような状況」には、ならない方がいいんだけどね。



と、彼方からカン高い2stサウンドが聞こえてきた。

おぉ、いいねぇ、やっぱ2stだよねぇ。なんて聞き惚れてると。

あれ? 少しずつ近づいてくる?



やべぇ、俺パンイチじゃねえか!

タンクトップにパンイチで寝そべるとか、そっち系の男優にしか見えねぇぞ。

電光石火でハーフパンツを履き終えた、次の瞬間。


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パインッ! ばるるるるるるっ!

けたたましいサウンドを響かせ、オフロードバイクが駆け抜ける。

しれっと手を上げてライダーに挨拶する、3秒前までパンイチ



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【ホモ以外】オフ車でダムに行ったらホモに手を振られた【帰ってくれないか】

とか某掲示板にスレが建つところだったぜ。

ホッと胸を撫で下ろしたら、「やっとく事」の続きをしよう。



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給油履歴をアプリに記録なんて、実は初めての経験だったり。

もっとも先述したように、このあと飽きて削除しちゃったけど。

まーやっぱ、俺には向いてないね、こう言うのは。



雰囲気とノリと勘で、人生の辻褄を合わせて行こう(・∀・)



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昨日、川で水遊びしたあと、虫に喰われた右手をアイシング。

最強DEET30%の虫除けも、川の水で洗い流されちゃ実力は発揮できない。

つーか虫除け持ってきたなら、虫刺されの薬も持ってこいよ俺。



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ちょっとリアが頼りない感じがしたので、エア圧をチェックしてみた。

うん、足りてないな、荷物を積んでるし多めに入れるか。

箱からハンドポンプを取り出して、エアを足してやる。



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太めでそこそこ容量があるとは言え、所詮はこのサイズだ。

1ストロークで入るエアの量なんて、高が知れてる。

きゅっこきゅっこ頑張ってエアを足してやり。



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荷物の重さも考慮して、こんな感じでいいだろ。

とまあ「やるべき事」をひととおり終わらせると。

空もいい感じに黄昏(たそがれ)てきた。

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美しい眺めに、ほうっとため息をつく。

と、先に見える池から、ポツポツと泡が湧いているのが見えた。

なんだ? もしかして池の主か? それともUMAか?



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釣りキチ三平チックな気分で、ワクワクしながら近づいてゆくと、

向こうの小川でも見た、小さな魚が泳いでるだけだった。

愕然と立ち尽くす俺を、夕闇がゆっくりと包んでゆく。



池の主もUMAも釣りキチ三平も、夕日と一緒に消えてゆき。

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夜の帳(とばり)が降りる頃には、やけに明るい月が顔を出した。

「月が明るいなら、帳は降りてないじゃん」

なんて野暮なツッコミはやめようね、かみさん泣くから。



夜の帳とか、使ってみたかったんだよ、見逃せよ(`ω´ )



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今度こそ、かみさんオチる1秒前。

今日はGoogleマップ先輩と楽しく走って、珍しく観光までできた。

楽しい一日だったよ、ありがとう。



おやすみなさい。





【追伸】

〈Sky View〉ってアプリで、夜空の星座を確認してみたり。

北斗七星とかメジャーなヤツ以外は知らないんだけど。

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Google先輩もそうだし、他に「植物の名前がわかるアプリ」も入れてる。

カメラ越しに現実とデジタルが重なるのって、なんかワクワクするよね。


  

by noreturnrydeen | 2019-08-13 14:36 | ソロツーリング | Trackback
 
明けて翌朝。



昨日、クロスカブの走り(下り限定)に気をよくした俺は。

「どうにか、もう少し動きを良くしたい」と考えた。

そして俺の知る限り、バイクの挙動を底上げするのに軽量化より効率のいい方法はない。



つわけで持ってきた荷物から、さらに要らないものを選び出した。



ローテーブル、コッヘル、バーナー、OD缶、アルスト。



つまり「自炊するのに必要なもの」一式を、すっぱりと諦める。

これらはあくまで、俺が旅する雰囲気を楽しむために持ってきたモノ。

だから、とりあえず無くても困らない。



現代の日本では、およそどこでも24時間、食い物が手に入るのだ。



さらに熱でSIMを読めなくなったiPad、昨日まで着てた服など。

とにかく、これから先のツーリングに要らないモノをまとめて。

すべてを小さい方のホムセン箱に詰めこむ。



んでおーがに、箱ごと俺んちへ送ってくれと頼んでおいた。

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小さい方の箱、まるまるひとつ分の軽量化に成功した俺は。

おーが一家へ出発の挨拶をし、絶好調にご機嫌で走り出す。

もちろん道案内はGoogleマップ先輩にお願い済みだ。





2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(二)_e0086244_14300961.jpg
こないだ朋友ろろちゃんが、岡山の話を聞かせてくれた。

なのでとりあえず岡山あたりを目指そうか。

桃太郎さんでも歌いながら。



デスボイスで桃太郎を歌いながら、朝からテンション高く走ってると。

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空が曇ってきたと思ったら、あっという間に雨が振りだした。

1分ほど様子を見ながら走ってたのだが、どうもさらに強くなり始めたので。

道端に白カブさんを停めて、今回初めてのカッパタイム。



「雨なんぞ慣れてらぁ! えっ、雨が降るの?」

独りバカをやって、下がったテンションを強引に上げてると。

道が狭っ苦しくなってきた。

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「25号? あれ、聞いたことあるな、この国道」

何だっけ? と考えてると目の前が開けたり。



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また、狭くなったりと忙しい。

そして雨とカッパのせいだから仕方ないんだが、いいだけ蒸し暑い



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これは関とかそのへんかな?

PCなら確認できるんだけど、この文章は携帯で書いてるので確かめづらいつーか面倒くさい。

撮った時も「あ、湖っぽい」と脊髄反射で撮影しただけだし、ま、気にしなくてもいいか。



Google先輩に連れられて25号をすっ飛ばしてると。

高速道路の入り口チックな交差点へ出る。

そこで先輩の案内に沿って進んでゆくと……

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明らかに、原付は行っちゃいけないイキフン。

「ああ、思い出した! 25号ってあの高速みたいな国道か!」

R1000-K6(ケーロク)やビューエルさんで、散々すっ飛ばした名阪国道である。



残念ながら現在の相棒は走らせてもらえないようだ。



が、こんな時こそ頼りになる先輩に、別ルートを探してもらう。

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すぐに違う道を見つけてくれたGoogle先輩に感謝しながら、

「ホントにこんな辺鄙(へんぴ)な道で大丈夫なんすか?」

と言う疑問を、心の奥に仕舞い込んで、走り始めた。



いや待てよ。

よく考えたら、名阪国道まで連れて来たの先輩じゃん!

この状況の犯人って、どー考えてもGoogle先輩じゃん!ヽ(`Д´)ノ



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空模様は不安定で、晴れたり曇ったりを繰り返している。



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京都、奈良、大阪。三都市のちょうど間っこくらいんとこかな?



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晴れて最高に気持ちいい、どっかん直線。心が沸き立つ。


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写真を撮る時だけ停まって、気持ちよくすっ飛ばして、3時間くらいかな?

写真タイムの時だけ休憩ってのが続き、さすがにちと疲れた。

目についたイレブンで休憩し、白カブのエンジンと俺のドタマを冷やしたら。



ここらで先輩に、何か面白スポットを探してもらおうか。

さっき名阪国道で、俺に哀しい想いをさせた償いだ。

Googleさんひとっつも悪くないけど賠償だ<`∀´>



つわけで先輩が見つけてくれた候補の中から、10キロほど先にある「ひまわりの丘公園」へ行ってみることにした。

俺らしくないのはわかってるが、まあ、アレだよ。

数日前にSNSで、ばんちょさんがシェアしてた



この記事が、俺の判断に影響した可能性は否定しないよ。



10キロほど走って、ひまわりの丘公園に到着。

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混んでたらヤだなと思ってたが、わりと空いてた。

そんで、おじいさんの運転するクルマに轢(ひ)かれかけた。

俺の代わりにカラーコーンが思いっクソ轢かれてた。



免許返納する気はないんだろうなぁきっと(´・ω・`)



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休憩所にピザ窯らしきモノがあった。

なお、これが現役なのか、引退済みなのか、最初からただのオブジェなのかは知らない。

俺のピザ窯の知識なんて「銀の匙」オンリーだからね。



この休憩所の横を抜けて歩いていくと、すぐにひまわり畑が見えてきた。

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見渡す限り、と言うほど規模は大きくないが、充分に見応えのある美しい畑だ。

女の子ふたり組が正面のポイントで自撮りしてるので、俺はそーっとその奥で撮影。

君子危うきに近寄らず(`・ω・´)キリッ



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なんて思いつつ広角で撮ったら、その女の子たちが写り込んだ。

「こんなんでも、盗撮って言われちゃうのかなぁ」

とりあえずワイセツなんちゃらで捕まって、おまえらの期待に応える気はない。



「女子には興味ないです。花を撮ってるんです」



というイメージを演出しつつ、ひまわり畑の奥へ逃げる。

いや、確かに花が好きそうな外見はしてないけど。

演出つーか花を撮ってるのはホントだ。



女子に興味ないってのはウソだけど(・ω・)



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少し涼んだら、次の目的地を決めよう。

つーかここで強力に思い知ったんだけど、ジャングルハットの威力がすげぇ。

持ってったジャングルハットをかぶったら、それだけで体感温度がちょっと下がった。



いや、ボウズだからそう感じる、とかではなくて。



ま、とりあえずハットはともかく。

この時間は(午後1時ころ)やっぱ暑いので、山の方へ行こうか。

高い所か水のそばなら、それなりに涼しく過ごせるだろ。

つわけで地図を眺めると……大山(だいせん)の文字。



おお、そうか大山が近いのか!(近くないです)。

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大山を目的地にセットしたら、昼下がりの暴力的な日差しの下を走り出す。

バイクの色も、パーツの色も、乗るときの装備も。

俺がここ数年とにかく白を好んでるのは、ひとえにこの時のためだ。



この時期の直射日光下では、色の違いってすごく重要なのだ。



黒いバイクに黒いウエア、荷物まで黒バッグだったりしたら、ガチで倒れる。

いつの間にか、気温40度と聞いても驚かなくなった昨今。

気付けば日本は亜熱帯になってました。



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雲の立体感とコントラストが心に響いたので、停まって写真を撮る。

このあと5時間くらい、写真で停まって、そのついでにスポットを探して、を繰り返した。

これが検索&ナビを使った上での、俺なりのツーリング。



つまりサーチ&デストロイである(デストロイは違法です)。



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福崎町は姫路の北にある。

中国自動車道と播但(ばんたん)連絡道路の交差するあたり。

ま、白カブさんだと高速道路は乗れないんだけど。



つーかGoogle先輩、ガチでこういう裏道ばっか指定してくんだよ。おかしいよ彼。



ちなみにこの町は、柳田國男の生まれ故郷だそうだ。

調べるとき混乱したんだけど、柳田國男と柳田邦男と柳田邦夫がいるのな。

もちろん「遠野物語」を書いた柳田國男しか知らなかった。



そして覚える気は全くないから、今後も俺は柳田國男しか知らない(`・ω・´)



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つわけで大山方面に向かって西行、あるいは北上してゆく。

姫路付近では混んでた道も、鳥取へ向かうようになると空いてくる。

これから山を越えようってルートだから、そら避けるよな。



自分が好きだから勘違いしやすいけど、峠道って普通は嫌われるんだよね。



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相変わらず迫力のある、空と雲の立体感。

夏ツーリングしてるなぁ感で幸せな気持ちになる。

が、それはそれとして暑い(´・ω・`)



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通りがかった涼しそうな、木陰になってる駐車スペースで一服。

「あー暑ちぃ、Google先輩、どっか涼しいトコねぇっすか?」

ほう、「音水渓谷」ですか。渓谷はいいですなぁ。



んじゃ、次は音水渓谷まで行ってみよう。

超、近けぇし。

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一服しながら、色々とわかってきた愛機を眺める。

正直、キャンプ装備を足すより、箱さえ取っ払って走りやすくしたい。

でも、そこまでするなら250オフでも買った方がいいかも知れない。



悩ましくて楽しい(・∀・)



ちょろっと走って、先輩の指示どおり渓谷へ向かう横道へ。

しばらく舗装林道っぽい上り坂を登ってゆくと。
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先輩。アスファルトが途切れてます。ダートです。

ありがとうございます!

ニッコニコでダートに突入する。



ギャップを踏んだ途端に、白カブのケツがよれる。



「おお、さすがにダートだと、荷物の重さを感じるなぁ」

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道自体はしっかり固くて、足を取られたりすることはない。

ただ、山道なので、例の「ゴム板を埋め込んだ段差」が多かった。

そのギャップを拾う時、ケツの重量のせいで振られるのだ。


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写真だとフラットだけど、途中のルートはもう少しガレてた。

俺の心に、何回目だろう「箱、やっぱ外そうか」という思いが湧く。

普段は付けておき、ツーリングの時は外すか。それとも着脱式にするか。



やっぱり悩ましい。でも、それも楽しい。



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登り切ったところで、通行止めの看板。



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小さな祠(ほこら)があって、なにやらお供えされている。



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通行止めを背に、振り返った位置から見える景色。

手前の草から奥の森、そして雲、空へと続く立体感に驚嘆する。

この写真じゃこれっぱかしも伝わらないけど。



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と、どうやら道っぽいものがある。



下り始めた瞬間、崖の下の方から声が聞こえてきた。

いや、怖い話じゃなくて、若者の嬌声だ。

男の子と女の子のキャッキャうふふな、むしろエロい話フレーバー。



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どうやら下の渓流で、水遊びをしているらしい。

1.カメラを手に 2.水着の若者の遊んでる 3.そばへ近寄る

そんなガッツなど、俺には持ち合わせがない。



三つそろって大三元、役満だよ(´・ω・`)



なのでとっとと来た道を戻ることにした。

後で確認したら、音水渓谷ってめっちゃ綺麗なとこだった。

役満ぶちこみ覚悟で、下まで行ってみりゃ良かったよ。



いやまあ俺は歩くの嫌いだから、若者がいなくても降りたか怪しいけど。



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渓谷を辞して走り出し、すぐそばの音水湖のほとりで写真を撮る。

先輩に現在地を確認してもらうと……おや、道沿いに川ですなぁ。

この湖の上流、水源に当たる川ですなぁ…………



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少し先まで走り、いい塩梅のところに休憩スペースを見つけ。

白カブを停めて、ガードレールの切れ目から、下の方へ降ってみる

ま、降る前から水音が聞こえてきてたので、確信はしてたんだが。



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やはり水のすごく綺麗な川が流れている。



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気温は高いんだが、水に冷やされた風が心地よく吹き、あまり暑さが気にならない。



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この透明感、おもわず飲みたくなるよね。もう大人だから飲まないけど。

その代りって言うのもなんだけど入ってみるよね。

ここまで来て水に入らないとか有り得ないよね。



幸いというか、俺の足元は常にマリンシューズだし(`・ω・´)



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「くっそ冷たい! めっちゃ気持ちいい! やっべ身体ごと入りてぇ」

泊まる泊まらないは別にして、ここは長めに休憩しよう。

つわけで白カブさんから荷物をおろして、ここまで運んでくる。



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なんで休憩なのにメッシュテントとか、大げさなコトになるのかってぇと。

場所的にわかるだろうが、ここは涼しい代わりに、虫の天国でもあるのだ。

つーか涼しくて気持ちいいから、虫も寄ってくるんだろうけど。



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虫対策が出来たら、お待ちかねの水遊びタイム

つーかこの写真SNSにアップしたら、えらい勢いで「志村けん」言われた。

光栄だと喜べばいいのか、「なにをう!」と怒ればいいのか。



そんなことより、水浴びだ水浴び!



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ひゃほう! くっそ気持ちいい! 疲れも火照りもあっという間に消えていくぜ。



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そのまま見上げれば、こんな感じで木々の隙間から空が見える。

当然のように俺の口から「あああぁぁぁ!」と声が出る。

この瞬間、次回の夏ツーリングから水着を持ってくることが決まった。



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広角で俺の足からテントまでの絵を撮る。

なんで撮ったのか理由は覚えてない

この時のことで覚えてるのは「水、冷たくて気持ちいい」だけ(´・ω・`)



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水から上がって着替えたら(同じ服じゃねえよ、色が変わってるだろ!)少し昼寝。

このまま寝ちゃってもいいかと思ったんだが、河原で野宿ってほら。

雨の時に怖いからね。予報も五分五分くらいみたいだし。



俺の星回りで五分五分とか、もう確実に鉄砲水くらうレベルだ。



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夕方、暑さも落ち着いたところで、もう少し先へ行こう。



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おっと、「心に響いたらマメに停まって写真」は忘れるな。



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こんな感じの明るさのうちに、見かけたスーパーへと入り。

出てきたらもう、真っ暗になってた。

気温もそこまで暑くはないし、どこでも寝られそうではあるんだが。



さて、マップ先輩、どうしますか?



先輩がこの先に「辰巳峠」ってのがあるよって言うので。

その麓(ふもと)あたりで泊れば、「朝から峠」って言うステキプラン。

そういう方向で決まり、スーパーからしばらく走る。



暗い中を走りながら、ふと気づいた。



これって、ケーロクとかビューエルさん乗ってる時の思考だ。

去年の東北ではここまでワインディングや峠に固執してなかった。

やっぱポジションなのかな。それともディメンション?



考えながら走るうち、良さ気な場所を見かけたので飛び込む。

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SNSに「ここをキャンプ地とする」というお約束を上げたら。

ゆるゆるとだが風はあるので、メッシュテントのみを張ろう。

慣れた手順でさくさく準備したら、テントに潜り込む。



明日は火曜日、五日間ある夏休みのちょうど中間だ。



残り二日で帰るとして、明日はどこまで行けるだろう。

大山から出雲大社くらいはと思ったが、SNSで凸に「混んでますよ」と指摘され。

それなら無理に遠くへ行かず、先輩に聞いてここらをめぐるか。



大体の方針が決まったところで。

俺は大あくびをして、まぶたを閉じた。





【追伸】
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スーパーで買った虫よけは、なんとDEET30だ。

前は輸入品しかなかったのに、時代はどんどん先へ進むね。

虫よけのハード化と時代に、因果関係があるのかは知らんけど。



 

by noreturnrydeen | 2019-08-12 14:09 | ソロツーリング | Trackback
 
夏ツーリングの時が来た……のだが。



走ったことない道、見たことない景色。

そんなワクワクするシチュエーションならともかく。

ただただ狂ったように暑い中、クソ混んでる16号を走る?



「今すぐ出発はねぇな。夕方、涼しくなったら出よう」



つわけで冷房の効いた自宅で、がっちり引きこもり。

午後5時ころだったか、少し涼しくなってきたので。

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クロスカブに荷物を積みこみ、ようやく夏ツーリングへと出発した。

なお新調したメットは思ったより顔面へのダメージがあったので留守番。

普段の通勤で使うことにした。



あれ、ロンツーには向かないね(あたりまえです)。





「秩父の河原で一泊し、299で西へゆく」



何となくそこまでは決めてたので、とりあえず秩父目指して走る。

10日ほど乗ったクロスカブは、もうすっかり身体も慣れて絶好調だ。

言ってもカブはカブなので、それほど劇的に乗り味が違うわけでもないしね。



と、この時までは思っていた。

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後ろについたギャラリーのために、カンペキな遵法運転を見せてあげつつ。



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秩父の河原に8時前ころ到着し、てきぱき野宿の支度を。

暑いって程じゃないけど少し蒸し気味なので、テントのインナーメッシュだけを張る。

ここは朝方、冷えて結露しやすいので、あまったフライシートは荷物へかぶせ。



さあ、それじゃあ今日はとっとと寝よう。



寝れねぇよ。



秩父らしいヤンキー的な人たちが、ドンツクドンツク大音量で到着。

そのまま、俺のいるところよりさらに奥の河原へ降りて行ったと思ったら。

問答無用で絶好調の宴会をスタート。



まあ、俺らもやってることだから、特に文句はないけど。

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ちゃんと寝るための装備は持ってきてるしね。

耳栓を押し込んだ俺は、それでも漏れ聞こえる喧騒を、心地よいBGMにしながら。

河原の風に吹かれて、静かに目を閉じた。



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そんな、今年の夏の走りはじめ。






明けて翌朝、すっきりさっぱり目を覚まし。

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朝6時前には撤収を終わらせ、西へ向かって229号を走り出した。



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秩父橋だったかな? なんか通りがかったらいい感じだったんで撮った。

今夏もいつもどおり基準やポリシーなど皆無、ただただピンと来た絵を撮るつもりだ。

なお、キミにはピンと来なくても、見逃すのが優しさだぞ?



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6時13分、蒔田(まいた)のイレブンで朝食がてら休憩。

ちなみに最近のレポは、Googleマップのタイムラインで確認しながら書いてるので、時間も場所も比較的正確なはず。

ほんと、どんどん便利になっていくね。



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朝の涼しい空気の中、新しい相棒といっしょにトコトコ走ってゆく。



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ここらは朝もやが多いから、雲海とまではいかなくても、結構いろんなタイミングで幻想的な絵を見れる。

俺はそんな秩父の朝っぱらの風景が好きだ。

ここを起点に走り出すことが多いのは、東西南北どこへも行きやすいだけじゃなく。

この朝の空気、雰囲気が好きってのも、実は確かにあるのだ。



てなかんじで秩父の風景を楽しみながら走っていると。

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はい、いつものお約束ポイントで、いつもどおりに通行止め。

慣れたもんなので、そのまま北へ上がって県道93号へ迂回する。

ここ、まともに抜けられたの、俺はまだ一回しかないからね。



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迂回路で行き会ったハーレィ軍団。

ビューエルさんの鼓動を懐かしく思いつつ、のんびりと後ろへついて走る。

やがて分かれ道、彼らは左へ、俺は右へ。

93号のワインディングで車体も左へ右へ。



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ワインディングは登りがシンドく、下りはひらひら楽しい。

当たり前だが、そこはスーパーカブと同じだ。

ただクロスカブはポジションがカブらしくないので、そこでちょっと違和感を感じる。



いや、違和感と言っても悪い意味じゃなく。

ハンドルが少し高くて広く開いてるのは、俺の好きなオフロードっぽいポジションなんだが。

そのちょっと違いで、下りの峠が劇的に楽しい。



カブだってことを忘れて「くっそ、も少しパワー欲しい」と思っちゃうくらい。



もちろん、その代わりというか当然のキックバックはあって。

登りを我慢してる時間が、カブより更につらいんだけど。

この葛藤は、今回のツーリング中ずーっとあった。



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峠部分を抜けてド真っすぐな道へ出ると、体感温度が上がる。

とは言えこの段階だと、暑さもツラくは感じない。

山の中をずーっと走ってきて身体が冷えてるので、むしろ暖かくて心地よい。



しばらくすれば、すぐに「暑い」って文句を言いだすんだけど。



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泣き出しそうだった空が、どうやら機嫌よく晴れ始めた。

そして案の定、身体の方もすっかり暖まり、むしろ暑くなってくる。

まあ、8月だしな。



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青・緑・灰でできた夏のトリコロールを見て、ツーリングに出られたことを感謝する。



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嬉しいとか、楽しいとか、暑いとか、色々と混ざり合った表情だ。

断じて何かにキマってるわけではない。

走ることに酔っぱらってるのは、まあ、今さらの話だ。



単車に乗れる間は、乗って走ってるだろう。



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去年スーパーカブで走った、東北ツーリングは楽しかった。

けど、「走りそのものを楽しむ」って意味では、大満足とは言い難かったかも知れない。

それに対して、クロスカブで走るワインディング(もちろん下りの話だ)は、カブの時よりもえらい楽しく感じる。



あの時と車体スペックはさほど変わらないのに、この違いは何だろう。



そんなことを考えつつ、曲がった道を(下りのみ)ひらひらと走る。

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正確には、曲がった下り道は走りを楽しみ、登りとド直線でいろいろ考える感じ。



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152号は個人的にハッピールートと呼んでる道。

機会があれば、なるべく走るようにしてる。

どうしてかは俺と会った時にでも訊いてくれ(・∀・)




この辺まではいつも通り、その場その場で面白そうな道を選んで走ってた。

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んで、いいなと思った景色を写真に撮っては、また楽しそうな道を探す、の繰り返し。



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ところがここで何の電波をキャッチしちゃったのか、ふと

「そう言えばGoogleってゼンリンと別れてから、ナビがひどいって聞いたな」

友達の誰か、もしくはオンライン上の誰かに聞いた話を思い出した。



Google単体になってからのナビは、そういえば使ったことがなかった。

マップ自体は使ってたけど、あくまで「地図として」の使い方だ。

んじゃまあいい機会だし、ナビゲーション機能を使ってみようか。



となれば、まずは目的地を決めないといけない。

そしてGoogleマップには、それに適した機能がある。

周辺スポットの探索機能だ(ドヤ顔で言うほどのことではありません)。


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周辺のスポットを検索してみると……「御嶽山(おんたけさん)」があるじゃん。

ルート的にも御嶽山の向こうへ出れば、効率よく西へ進める。

まあ地図上だと頂上から先は、明らかに道がないっぽい表記だけど。



なきゃ無いで戻ってくりゃいいだけの話なので、早速、ナビへ御嶽山をセットし走り出す。

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御嶽山のふもと、御嶽湖あたりの休憩所。

ナビ使ってるから当たり前なんだが、全く迷わず一直線に来れた。



ルートの事なんて一切気にせず、ただ走ることだけを楽しめる。

昔バイクに乗り始めたころ、先輩に連れてってもらったツーリングを思い出す。

もしくはゴー隊長が先導してくれるツーリング(・∀・)



「こらあ楽でいいや。ナビって目的地を決めなきゃならんのが性に合わんと思ってたけど、こうやってその場その場で、『短期の目的地』を気ままに決めればいいのか。これなら、いつものツーリングとそんな変わんねぇな」



冷静に考えれば当たり前だろ、と突っ込まれそうな独り言をつぶやいて納得しつつ。

今回のツーリングは、このスタイルで走ろうと決める。

ルートを気にしなくていいってのは、長く走るときは楽だからね。



あとナビの画面で、道の先の曲がり具合を確認できるんだが。

これがラリーっぽくて楽しいって理由も確かにある。

なんならルートより何より、むしろこっちがメイン。



初見のブラインドコーナーで、その先の曲り具合をリアルタイムで確認できる……

天国かよ( ´ ▽ ` )

かったるいはずの登りを、そんな風にご機嫌で走ってると。

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いい雰囲気の鳥居と渓流が目に入ったので停まる。



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ヤレた感じが雰囲気あって、個人的にとても好きな絵だ。

この先、ここ以外にもっと立派な鳥居はたくさんあった。

けど、俺はここが一番ピンときたつーか気に入った。



派手なのとか立派なのは、苦手だし腰が引けるんだよ。

おい、貧乏かみとか言うのやめろ。

知ってるから(´・ω・`)

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心がちょっと洗われるような景色を楽しんだら。

また相棒にまたがって退屈な登りを走り出す。

登ってる間に、カブとハンドリングが違う理由でも考えようか。



やがて勾配がキツくなり、舗装も若干、荒れ始める。

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途中で青空が顔を出し、色を取り戻した景色を眺めながら走れば。

先程までの退屈はどこへやら、ウキウキと心が沸き立ってくる。

基本的に俺のドタマはシンプルだ。



シンプルだから頑丈で壊れにくいんだ(すでに壊れている説もあります)。



御嶽山の頂上付近で、あまり見たくない看板が目に入る。

「頂上で道がロータリーのように回って、来た道へ戻る」

と言う事が図解入りで説明してあった。



つまりGoogleさんの地図は正しかった。

御嶽山から向こう側へ抜けることは出来ないってわけだ。

「ま、そーだろーとは思ってたけどな」


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じんわり負け惜しみをつぶやきつつ。

お盆休みだってのにあまり混んでない駐車場へ、クロスカブを突っ込む。

あれだけ晴れてたくせに、ここまで来たら雲で景色なんぞ見えない



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晴れてりゃ絶景……なんだろうけど残念ながら今日は曇り。

退屈な登りを我慢して走ってくれば、景色はビミョーだし、反対側には抜けられないしで、踏んだり蹴ったりな状況。

の、はずなんだが、ナビでのラリーごっこが楽しかったので、実はそこそこ機嫌がいい。



「お天道様じゃしゃーねーな。んじゃ戻るか」



来た道を戻って、10キロほど御嶽山を降りてくると。

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行きにスルーした御嶽山資料館。

営業してないっぽいので写真だけ撮ったら、また西へ向けて走り出そ……じゃねえよ!

ナビにテキトーな目的地をセットすんだった。



えーと、このエリアで手頃な場所……うん、一本道だったなそう言えば。

んじゃとりあえず、下った先……このへんの道の駅でいいか。

目的地をセットし終わったら、



「一本道ってAVがあったな」



益体(やくたい)もない事を考えつつ、御嶽湖の脇を抜けて国道19号へ。

混んでたら脇道のワインディングで遊ぼうと思ってたが。

思いの外ガラガラなので、そのまま19号を南下する。

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木曽川の雄大な流れを横目に、気持ちよく走って70キロほど。



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これ以上ないほど道の駅だと強烈にアピールしている道の駅があった。

目的地である「五木(ごぼく)のやかた・かわうえ」だ。

まあ、分かりやすいのはイイコトだよね。



「道の駅」としか書いてないから、情報量はゼロに等しいけど。



つわけでクロスカブ……白カブさんを置いたら、道の駅に入ってみようか。


2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(一)_e0086244_11170244.jpg
建物へ入る前に、ありがたいミストシャワーのお出迎え。

たま~に夏の道の駅で見かける、これ。

単車乗りには、本当にありがたい心づかいである。



クルマの中で冷房ガンガンかけて冷えてる連中には、決して実感できないだろう快感なのだ!(ムダに攻撃的なのは暑いから)

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たぶん近隣の道の駅であろう名前を書いた、鉄道チックな駅看板。

こう言うのは楽しくていいね。



汗まみれのボウズ頭は、ニコニコしながら冷房の効いた駅内に入り、ほっとひと息つく。

思ってたよりも熱を持ってたんだな。

熱中症になるメカニズムを実感しながら休憩。



携帯でSNSをチェックしていると、朋友おーがの書き込みが目につく。

そーいや正月以来か。三重ってこっからどんくらいだ?

ツーリングを先導してくれるGoogle先輩に訊いてみる。



「3時間半っすか。あるっちゃあるけど、そんなもんったらそんなもん、って感じっすねぇ」



頼りになる先輩に、ビシっと敬語で答えつつ、三重行きを決めたら。

あとはひたすら3時間、19号を南下。

庄内川沿いに名古屋の西側を回り込み、みんな大好き国道23号で三重へと走る。



ご存知のように、名古屋あたりは道幅がアホほど広い

つまり、すり抜けがとてもイージー。

普段抜けてる16号より、さらに一車線追加されてるから、抜けるルートが選び放題だ。



ウインカー付けない車線変更とか、名古屋らしい地元ルールはある。

けど、気を付ける基本は同じだし、感覚的には首都高のすり抜けよりずっとやり易い。

あそこはハードモード通り越してルナティックモードだからね(´・ω・`)



2019夏ツーリング ~西へ、先輩と~(一)_e0086244_11170200.jpg
3時間後、無事におーが家へ到着した。

家主のおーがは、まだ仕事から帰ってきてないが。

嫁の飼い主ちゃんやUKT、NNKのふたりも元気だった。



UKTはそろそろ大学受験のことを考え出してるそうだ。

クレイジーバイク動画に食い入ってた二歳児が、今や大学受験の話ですよ。

そら俺の腹も出っぱって来ますよ。仕方ないですよ(言いがかりです)。



やがて帰宅したおーがと五人で、焼き肉を食いに出る。

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バカ話しながら笑い、呑んで食ってまた大笑い。

UKTの将来やりたい事とか、NNKに出来るだろう彼氏の話。

おーが&飼い主ちゃんの仕事や友人の話。



あっという間に2時間が過ぎてしまった。



コンビニで追加の酒やアイスを買って帰ったら。

も少しバカ話しつつ、酒を呑みきったあたりで。

いつの間にか俺のスイッチが切れてた。



一日中、ラリーごっこしながら楽しく走って。

夜はダチの家族と笑い合って。

幸せな日だったな( ´ ▽ ` )





【追伸】

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なかなか納車されない白カブさんに焦れてたころ。

こんなアプリとか入れてみた、ハイテンションかみさん。

燃費計算で最高69キロなんて出たよ。



ま、もう飽きたので削除しちゃったけどね(`・ω・´)ゞ

 



by noreturnrydeen | 2019-08-11 11:13 | ソロツーリング

夏ツーリングの準備

 
今週末から5日間の夏休みを取ってツーリングに行く。

なので、気になってたところを養生してやろう。

何はともあれ先ずはリアボックスを交換してやる。

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この黒い箱はサイズも形も完璧に俺の好みなのだが、いかんせん黒は熱くなる。

冗談みたいに熱をもって、なんならフタが太陽熱で変形してるくらいだ。

去年の夏ツーリングの時、中の荷物がしこたま熱を持ってたのを思い出したので。



夏ツーリングの準備_e0086244_18471899.jpg
白いホームセンター箱を買った。

ホームセンターつーか無印良品だけど。

サイズは前のアステージボックスより大きく、底面と上面のサイズの差が大きい逆さ台形スタイル。



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コイツの良いところは、とにかく頑丈なところ。

アステージのフタは熱で変形したが、御覧のとおりコイツのフタはアホほど丈夫。

なんたって名前が「頑丈収納ボックス」だものwww



ハナから「椅子代わりに座る」などハードな使用を前提で作られてるのだ。


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インナーバッグを入れてみると、ガソリンボトルが三本にアルコールボトルまで入るスペース。

白い箱ならそれほど熱も持たないだろうし、ここでもいいかなぁ……いや、さすがに箱の中はねぇな。

と、まあ色々やってるうちに昼休になったので、とりあえず付けてみる。



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前の箱を参考にドリルで穴をあけ、U字ボルトで留めるだけ。



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取り付け完了……なのだが、ちょっと場所が前すぎた。

アステージと違ってコイツは底面より上面がかなり大きい台形。

なのでこの位置だとフタが背中に当たるのだ。



ま、気付いたのは走り出してからなので、この時はそのまま次の作業へ。



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フタをロックし忘れてもなくさないように、その辺に転がってたナイロンバンドをネジ止めしてやる。

二回ほど箱のフタをなくしてから、俺は自分を信じることはやめたのだ。





んで、お次は携帯ホルダー。

前のを外した時に割りと大事なネジをなくしたので、丁度いいから新しいのを購入した。

前のとほとんど同じヤツだが、せっかくなのでコイツの充電ギミックをキャンセルせずに使おう。



前回は買うなりコードぶった切っちゃったからねwww

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今度のはスイッチが付いてて、USBへの電力供給をカットすることができる。

ちなみにタイラップは配線をやり易くするための、縫い針の代わりだ。



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こんな感じでステム脇を通してやる。



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まあ、しばらく四苦八苦したあと、結局、フロントカバー外したんだけど(´・ω・`)



夏ツーリングの準備_e0086244_18594786.jpg
スイッチONでUSBメス端子の中にあるLEDが光る。

なお、スイッチがあるからってコトで、当然ながら配線はバッ直だ。

細かいことはフルシカト、男は黙ってバッ直だ(`・ω・´)



つーかエンジン停止状態でも充電できる方が、ロンツーだと便利だよ。

「バッテリー減り状態でのキックスタート」も前提にしてるカブの場合は、問題も少なそうだしね。

問題が出るなら、それはそれでネタにもなるしね(・∀・)



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フタの取り付けバンドの長さが気に入らなかったので、家に帰ってからバンドを切り詰めた。

日陰だったので作業がすんげえ楽だった。

ハナからこっちで作業すりゃよかった(´・ω・`)





と、ココまでが水曜日の話。

あけて翌日、木曜日は朝早く仕事へ行って、残りの作業を片付ける。

まずは箱の場所を昨日より、ずずいっと後ろへ下げた。

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それから、100均で買ってきたファイルケースを箱にネジ止め。



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ガソリンボトル&燃料アルコールボトルへ、滑り止めとクッション代わりにシリコンシートを巻いて。



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固定用のゴムバンドを付けたら、スペアボトルホルダーの出来上がり。

ゴムバンドはKLXのパンクした使用済みチューブから切り出したので、変なところにパッチがくっついてる。

こう言うところを気にしないで作業するから、俺のバイクはちょっとづつ薄汚い印象になっていくんだろうなぁ。

どうでもいいけど。



つわけでバイクの準備は整った。

あとは野宿の準備をして、恙(つつが)なく週末を迎えよう。

雨予報だった週末も、ばっちり晴れるみたいだしね。



その先の天気予報は、見て見ないふりの方向で(`・ω・´)



 

by noreturnrydeen | 2019-08-09 10:42 | メンテナンス・カスタム | Trackback
 
激安中華サイト見てたら、いつの間にかノリでアクションカムを買ってた。

アホみたいに安いぶん機能はお察しだが、まあ、なんとなく。

なので「せっかくだから使ってみよう」と、とりあえずヘルメットへマウント。

アクションカメラマンへの道_e0086244_09522586.jpg
これなら撮影中にモニターが見えるから、使い勝手がいいだろうと思ったんだが。

日中だと思った以上に太陽の反射が激しくて、あまりモニターが見えない。

んで、そっちに気を取られてしまい、とても危険が危ない(´・ω・`)



んじゃ、前にやってたチェストマウントだ、つわけで。

アクションカメラマンへの道_e0086244_09551354.jpg
お久しぶりです、プロテクターの登場。

さすがにこのマウントだと、ブレも少なく安定した映像が録れた。

が、そこで重大なことに気付いてしまう、かみさん49歳。



乗ってるバイクがクロスカブ=ビューエルより遅い=絵に力がない(´・ω・`)



見やすくて安定してる画面が仇(あだ)となり、やたら退屈な動画になってしまう。



見始めて数十秒で飽きるイキオイ。



どーすんべかなと考えてたら、かみさんの脳裏に天啓(てんけい)が走る。

そう、いつも走るたんびに厄介なトラブルを引き起こす例の天啓さんだ。

つわけで天からの啓示(言いがかりです)に従い、粛々と作業を開始する。



アクションカメラマンへの道_e0086244_10004195.jpg
リアボックスにドリルで穴をあけて。



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ハンドルマウント用の雲台を、写真のように雲台側で固定するカタチで取り付ける。



アクションカメラマンへの道_e0086244_10015497.jpg
カメラ側には、自撮り棒をセットして。



アクションカメラマンへの道_e0086244_10021542.jpg
ハンドルマウント部分に、自撮り棒のハンドルをマウントしてやれば。



アクションカメラマンへの道_e0086244_10024985.jpg
後ろから「ライダー入り」の映像を撮れるシステムの完成だ。



もちろん自撮り棒なので。

アクションカメラマンへの道_e0086244_10042270.jpg
こんな感じで「後上方からの映像」も自在! コレはカンペキ!



意気揚々と走り出し、何度かテストか繰り返す。



……もう、お気づきだろう。



もちろんカンペキどころか、クソの役にも立たないシロモノだったわけだ。

そりゃそうだよ。



自撮り棒のハンドルはスポンジなので、固定が弱くて揺れる。

おまけに長さを伸ばせば伸ばすほど、当然ながら振れ幅が大きく揺れる。

ちょっと映像を確認しただけで軽く気持ち悪くなるくらい、とにかく揺れる。



というわけでカメラのマウントは後日の課題。

もしくは宴会とかの静止状態で録ることにしようと思う。



モトブログなんて、注意力散漫で・星回り(運)が悪くて・守護霊がネタ好きな俺には向かないんだよ。

神様が「おまえはやめといた方がいいぞ、マジで」って止めてくれたんだよ、きっと。

だって、喋りながら崖に落ちてゆくのが最後の映像とか、ちょっと哀しいもの(´・ω・`)



そんな感じ。



 

by noreturnrydeen | 2019-08-02 10:25 | 雑記 | Trackback