2018夏ツーリング03

 
昨日は夕方のうちに寝たので、夜中の2:00ころ目覚める。

「風呂に入りたいな。この時間でやってるトコあるかな」

つわけでググマップると、前の夏ツーでも行った風呂が24時間営業だった。



「おお、にしめ湯っ娘ランド! おや、朝風呂があるぞ?」



今からだと深夜料金で720円が、朝5時からだと360円だという。

にしめまで戻って1時間くらい。

だったら、2時間ほどして出れば半額、カブなら「タンク半分以上のガス代」だ。

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つわけで、まったりネット見たり、ゆっくり撤収しながら時間をつぶし。



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4:00ころ走り出す。

走り出してすぐは、こんな感じで暗かったけど、さすがは夏の朝。

みるみる空が明るくなってきた。



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少し肌寒いくらいな早朝の峠道を、相棒と一緒にトコトコ下ってゆく。



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竜馬山を下り切って平地へ出るころには、すっかり明るくなってきた。



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ド直線の道に、すととととっ! と歯切れのいいエンジン音が響く。

クロスカブ用のアップマフラーにしてから、高さのぶん音がよく聞こえるようになった。

ろろちゃん、ありがとー♪(・∀・)



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湯っ娘ランドへ到着し、朝風呂を気持ちよく満喫した。

歳のせいか最近は長湯できるようになったのだ。

それじゃ昨日決めたように、東へ向かって走ろうか。



陽はまだだいぶんナナメってるし、まだ長そでは着なくていいかな?

よし、ジャージは荷掛けゴムに挟んでおこう。

も少し陽が出てきてから着ればいいや。



ああ、そうだ。



これが間違いだった(´・ω・`)

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スタンドへ寄って、相変わらずな給油量の少なさに感動しつつ、太陽へ向かって走るかみさん。



が。



たぶんもう、このあたりでコトは起こっていた。

風に舞うジャージが、いつの間にかゴムから外れて、姿を消していたのだ。

走りながら、ふとミラーを見た瞬間。



「えぇー! マジか!?」



かみさんの時間が停止する。

あわててバイクも停止させ、うしろを見てみれば。

100均のタオルは2枚とも無事なのに、ジャージだけ影も形もない。



「……マジかよ、せめてタオルにしてくれよ……」



MP3プレイヤーに続き、「今夏2回目」のなくしもの(´・ω・`)



とまあ、凹んでても仕方ない。

気を取り直して、せっかくの朝走りを楽しむことにする。

……つーかどっかで長そで買わないとなぁ。



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靄(もや)のかかった、朝の山々を眺めつつ走れば、ジャージのことは割とすぐ忘れる。

異音がしたりエンジンが止まったりする、かまってちゃんなビューエルさんと違い。

カブさんはまったく変化のないクールビューティ。



いや、俺が変化に気付かないニブチンだってのは知ってるから放っとけ。



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またまたワイド写真。

車体と、横の景色だけじゃなく、来た道まで写るのが楽しい。

次回はもっといろんな機能を試してみよう。



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国道107号で東へ向かい。



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途中で南に分かれる398号へ乗った。

湯沢を経由して宮城へ向かうこの道は、山間部を抜けるツイスト区間が楽しい。

いやまあ、東北あたりで東西に走る道は、どれも山越えだけどさ。



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朝イチだし、空いてるし、涼しいしで、漫然と走るだけでも表情が緩んでしまう。



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海岸線から青森へのルートも、ちょっと未練はあったけど。

こうやって走ってしまえば、やっぱり山ン中がいいや。

カブでもなんでも、結局、俺は峠道を走ってれば満足なんだな。



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398沿い湯沢の手前あたり、「道の駅うご」でちょっと休憩を入れる。



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これから先、こういう道の駅が増えていくのかなぁ。

喫煙者としては寂しい限りだけど、これも時代の流れなのかもね。

俺はまあ、基本的に誰もいない山の中ばかりだから、それほど関係ないけど。



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山間部を抜けたので、まっすぐな道が増えてくる。


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ってことは平地なわけで、当然、気温の方もだんだんと厳しくなってきた。

と。

カンバンが目についたので、カブさんを停車する。

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「稲庭だ! ここが稲庭うどんの稲庭か!」

いや、言うほど稲庭うどんに思い入れはないんだけどさ。

まあ、聞いたことも食ったこともある名前だからね。



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ついでにここでもワイド写真を撮る、今夏はワイドお気に入りのかみさん。

さて充分に稲庭ったところで、それじゃあ旅を続けよう。

道はこの辺からまた、徐々に山間部へと入ってゆく。



そこでまた、かみさんの琴線に触れるカンバン。

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「とことん山てwww とことん山を走るってか。とことん山が好きってか。いいねぇ、付き合うよ」

バカなことをつぶやきながら、すれ違うバイクたちに手を振る。

今回は、なぜかやけに手を振り返してくれるバイクが多かった。



荷物満載カブの方が、ビューエルさんより返事しやすいのかなぁ。

そんな厳ついバイクじゃないんだけど……あ、そうか。

単純にすれ違う速度と時間の話か。



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これはたぶん、皆瀬ダム湖じゃないかな。



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ダム湖のあとは南東に直線道路が続き、そのあと、山間部へ入る。



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ツーリング中に川を撮るのも、なぜか好き

たぶん絵的に涼しいからだろうね。

撮ってる時はそんなこと考えてないんだけど。




と、道が一気にツイストし始める。

ほらきたワインディングだ、それも結構くねくねしてんぞ。

喜びながら、なかなか登ってゆかないカブさんを叱咤していると。



突然、目のまえが開けた。
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思わずカブを路肩へ寄せて停まる。



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こう言うところで停まって写真を撮るなんて、昔は考えられなかった。

間違いなく「うひょひょ!」と笑いながら、カーブの奥へ向かって突っ込んでたはずだから。

カブだからなのか、歳食ったからなのか、その両方なのか。



わかんねーけど、楽しいからこれはこれでいい。

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ちなみに場所はたぶん、こんな感じのところ。

左上から走ってきて、下へ抜けてゆくルートだ。

てなわけで、もういい加減にしろと思うだろうが、もう一回。

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同じ場所をワイド写真で(・∀・)



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ド直線に出てるってことは、ワインディングを抜けた後だね。

ふと我に返って、レポートのために道の看板を撮るのは、俺のロングの風物詩。

つっても、撮った写真がその道のどのあたりなのか、いつもわかんなくなってたんだけど。



今回は、グーグルマップさんのタイムラインが、とてもいい仕事をしてくれた(・∀・)



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そういや横からの写真が少ないなぁと思って、停まって撮った写真。



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同じ場所を後方から。

うねってゆく道がたまらなくセクシーでやる気スイッチが入る。

まあ、スイッチ入っても満載カブさんだから、トコトコ行くしかねぇんだけど。



せめて下ってればひらひら走れんだけど、登りはさすがにね。



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国道398号・湯浜峠。



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これはたぶん、宮城白糸の滝の下流あたりの橋。

つーか宮城に白糸の滝があったのを寡聞にして知らなんだ。

まだまだ日本中に知らないところがあるんだなと思うと、ワクワクするよね。



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ワインディングとド直線を交互に楽しみながら、南東へ向かって走ってゆく。

このまま行くと398は三陸の方まで行ってしまう。

せっかく日本海から逃げてきたのに、太平洋へ出ちゃ話にならん。



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途中で山間道へ折れなくちゃならんので、コンビニで休憩を入れつつiPadで地図を確認。

457あたりから県道をつなぎ、宮城の山の中へゆこうと考えた。

下手に仙台をかすめるルートで、万が一混んでたらヤだかんね。



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なんていろいろ考えてたんだが。

どうやら俺は、自身の能力を見誤っていたようだ。

自分が持つルートロスト能力の、人知を超えた凄まじさを。



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いやま、要するに457の分岐を見逃したんだけどね。

いつもの迷い道くねくねだね。

いや、おかしいなぁとは思ったんだよ。



いつまで経っても標識から「三陸」の文字が消えないから。




あわててリルートし、結局、おもいっクソ混んでる日本三景、「松島」へ。

もっともカブだから、渋滞の横を抜けて前に進めたので、そこまで厳しくもなかった。

ビューエルさんなら確実に死ぬほどファンが回って、休憩する羽目になっただろう。



ところで、カブは確かに渋滞に強い。

だが、俺のドタマはそうじゃない。

宮城市街を抜けるうちにぼーっとして、流れのまま4号に乗ってた。



さらにほとんど反射で6号線に乗り、しばらく南下したところで気づく。



「まって、まだ帰らないから。蔵王も、安達太良も、磐梯もあるから」



県道14号に入って西行し、も少し内陸を走る国道349へ乗る。

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この交差点を、右へ行けば蔵王、左へ行けば伊達経由で安達太良。

そうと決めなくても、とにかく山のある方へは行ける。

ほっとひと息ついたところで、「次の課題」を片付けなくちゃならない。



さすがにもう、タンクトップはダメだ(出発前から判ってたことです)。



つわけで、きょろきょろしながら走り、目的の店を発見する。

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みんな大好き、ファッションセンターしまむら(´・ω・`)←しまむらくん

特大コーナーで、薄手のスポーツパーカー(5L)を買い。

店の前で着込んだら、出発しよう。



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349を南下しながら、伊達あたりで西へ向かおう。



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阿武隈川を横目に調子よく走る、俺とカブさん。

んで、伊達あたりで軽く道を見失い、ごちゃごちゃ走ってたら。

目の前に大好物がぶら下げられた。



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どこを走ってても、「広域農道」の文字ってのは輝いて見えるね。

天気も曇り始めて、走るにはいい感じになってきてるし。

まあ、本気で曇ったらしまむらパーカー無駄になるけどな(`Д´)



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広域農道は思ったほど曲がってなくて、ちょっと不発気味だった。

んで、ごちゃごちゃ迷ってまた349に出たので。

どーすんべかなぁと、この先のルートを考えながら走る。



これもまた、行き当たりばったりな俺のソロツーリングの楽しみだ。



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カメラ目線なのは、お前らに向かって「おい、ちょっと見てくれよアレ」とボヤいてるから。



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かろうじて降ってはいないものの、ついさっきまで降ってたであろう路面。

この段階でもう、いろいろとやる気がなくなった。

残ってるのはもちろん、「呑んだくれる」と言う選択肢だけだ(だけではありません)。



通りがかりのコンビニで、酒と氷とサラダを買い込み。

ついでに「ダム」のキーワードでググマップると、近くに飯野堰堤公園という場所があった。

阿武隈川にかかる蓬莱ダムのまわりにある公園らしい。



「あんんまり観光地フレーバー満載なトコだと、野宿しづれぇなぁ」



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と思いつつ訪れてみると、確かに観光的な看板はある。

あるもののしかし、人が多いわけでもなく、野宿するには絶好のダムだ。

おお、程よく寂れていい感じだなどと、蓬莱ダム関係者に怒られそうなセリフを吐きつつ。

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ダムの周りを走りつつ、野宿ポイントを探索する。



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良さ気な場所でささっと設営。



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昨晩、ぶよにヤラれてたらしく、しっかり腫れ上がってる足首。



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太ましくなった足関節を氷で冷やしながら、トマトサラダをツマミに呑んだくれる。

ぶよに関しては薬もいいけど、氷で冷やすのがイチバン効果的だと、個人的には思う。

2,3日ほど痒さを感じた時だけガンガン冷やすと、だいたい楽になるよ。



ま、「俺は」って話だから、眉に唾を付けながらテキトーに試してみて。



あと、「日焼けに化粧水でも塗ろうと」思ったらえらい高いので。

かわりに万能薬ニベアを買ってきた。

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ニベアとオロナインは昔から熱狂的、むしろ狂信的な信者がいる良薬だ。

顔といい腕といい塗りたくったら、翌日、けっこう楽だった。

やるじゃん、ニベア(・∀・)



ここは標高がさほど高くないので、昨日ほどは涼しくない。

訊かれたら、「暑くはないかな」と答える程度の気温だ。

日焼けで熱を持ってるぶん、ちょっとダルい感じで、しかもケツがかゆい



ずーっとカブに乗ってたので、あせもができたようだ。



ほんの僅かに不快感を感じつつ、呑んだくれて眠りにつき。

起きたら夜中の0:00くらい。6時間ほどは寝たか。

目が冴えたので、しばらく地図を見ながらぼんやりする。



「明日は帰る方向に走るかね。お、面白そうな曲り道があるじゃん」



つわけで明日は見つけた県道、40号線を走ろうと決めた。



そんな三日目の深夜、つーか四日目の早朝。


 

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by noreturnrydeen | 2018-08-13 13:06 | ソロツーリング | Trackback