しばらく更新してなかったのは、それどころじゃなかったからだ。
結局、テストライドしてた翌日の朝、またコンビニでバッテリが上がったのが話の始まり。
充電されてないってことは、レギュレータかオルタネータだろう。
オルタネータだったら大きな手術になるので、いろいろ腹をくくらんきゃならん。
なので先に、レギュレータを交換してやることにする。
のだが、そこでふと考えたのが、前回のレギュレータ交換。
調べてみると9か月前で、これはさすがにちょっとスパンが短すぎる。
事故の時に壊れた可能性もないではないだろうが、なんとなく違う気がする。
ここで中古のレギュレータと交換しても、また近いうちに出るんじゃないだろうか?
だったら思い切って、信頼性の高い国産をインストールした方がいいんじゃね?
つわけで前回の交換の時より気合を入れて、ちょっと勉強してみた。
勉強してみてわかったのが、まず、ライトをLEDにするのは???なこと。
俺のビューエルさんの発電力(正確な言葉じゃないけど)は38Aらしい(高年式のはなぜか30A)。
これはほかのバイクと比べても大きい方で、発電に関して足りないということはないようだ。
ETCさえ付けてない俺の場合、むしろ余るくらい。
この、「余る」ってのが困る。
一般的なバイクのレギュレータは、余った電気を熱として放出するんだが。
そのほかにコイルへ戻して相殺していて、これがコイルを傷めることにもなりかねないらしい。
要するに、バカみたいに省電力化すると、オルタネータによろしくないと。
また余剰分として発散しきれない熱が、レギュレータの壊れる一番の原因とも知った。
つまりなるべく余剰の出ないよう、発電と使用のバランスがとれていることが望ましいわけだ。
しかし、俺にそんな難しいバランスがとれるわけない。
言うはやすしきよし。
つわけで今回は、ライトをハロゲンに戻しつつ、効率のいいレギュレータを使う。
ライトを戻すのは、ある程度なりとも電気を使ってもらうため。
効率のいいレギュを使うのは、発熱が少ない=壊れる可能性が減るから。
で、白羽の矢を立てたのが、「MOSFETレギュレータ」だ。
細かい説明は省くが、「本物の」MOSFETは効率が良く発熱が少ないのだそうだ。
近年のZX10Rや14R、R1なんかにも使われている。
ちなみにMOSFETを謳っている偽物も多く、偽物の中身は普通のサイリスタだってさ。
偽のMOSFETだと、ノーマルのレギュレータより発熱が多かったりするから注意。
んで、このMOSFETなんだが。
効率がいいってことは、電気が余りやすいので、オルタネータの負担にもなりかねない。
なので最初は、国産の一般的なサイリスタのレギュレータを使おうと思った。
しかし、先述したようにビューエルさんの発電量は多い。
それはレギュレータが熱を持ちやすく、壊れる可能性が高いということ。
電装系の負荷が少ない、俺のビューエルさんの場合、特にその傾向は強まるだろう。
ここでしばらく悩み、いろいろと調べて勉強した。
んで、詳細は省くが「俺の使用条件」とどうやら合致したっぽいのが。
ライトをハロゲンにして、本物のMOSFETを入れるという、先の結論だったのだ。
将来的に、多少電装系が増える(ETCやUSB電源など)可能性も考慮して。
なんで、電装が増える可能性があるのか。
だってMOSFETだと効率がいいから、アイドリングで充電されるってんだもん。
いや、もちろん車種だとか個体差(通電効率)もあるだろうけど。
つわけで早ければ明日、遅くても今週末あたりには。
MOSFETレギュレータの「流用取り付け作業」に入る予定。
来週は書類仕事があるから、それまでに終わらせないとね。
そんな感じで。