ビューエルXBシリーズは、一時期のヤマハ以上に、パーツの互換性が高い。
ステムもハンドルストッパーの形状を無視(加工)すれば、比較的どれでも選び放題だ。
しかし04以前だとフォークがわずかに細く、後期型のステムアンダーブラケットとは互換性がない。
んで、実はけっこう前から、この前期型のフロント周りをステムごと移植したいと考えていた。
理由はいくつかあるが、まず細くて柔らかいので、クソ峠を走る俺向きな気がすること。
わずかながら軽量化できること。そして何より、単価がめちゃめちゃ安いこと。
今回、事故でステムごと逝ったのを機に、この前期型フロント周りを入れてみようと考えた。
つまり、フロント周りをダウングレードすることになる。
これが(俺にとって)いいのか悪いのか、机上では色々と言えるだろう。
だが、まずはやってみなくちゃ判らないからね、何事も( ´∀` )
つわけで、04モデルのアンダーブラケットとフロントフォークを、オークションで落札。
これ全部で30000円という、ちょっと信じられない安さ。
低年式、低グレードの純正品だから、人気がないんだよね。
ステムベアリングはもちろん、前回と同じ
ハーレィ社外品のテーパーローラータイプ。
ビューエルの純正は変な形のボールベアリングなので、これはアップグレードつってもいいような気がする。
値段は純正の半分以下だけど( ´∀` )
準備ができたらエリック牧場(パーツ置き場)へ行って、さっそく、作業を開始する。
ハンドルストッパーの形が違うので、潔くグラインダですっ飛ばす。
こことフォークの径が違うだけで、あとは俺のユリシーズと同じ形だ。
もちろん、トップブリッジはそのまま使える。
ほんと、1/1プラモデルだよなぁ、ビューエルって( ´∀` )
上が後期型XB12Sのフォークで、下が今回買った前期型(おそらく9S)のフォーク。
よく見るとインナーチューブとアウター下方の径が、わずかに細い(直径で2mm)。
俺の使い方は公道100%、峠道やツーリングユースだから、これで充分のはず。
ストックしてあったフロントアクスルシャフトの、最後の一本。
今回は目に見えるほどの曲がりはなかったけど、外すときにちょっと揺れてたので交換。
そのうちまた、100円オークションの時にでも仕入れとかなくちゃwww
前述したように、加工さえすませば基本的にはボルトオン。
特に苦労もなく、サクサク組み上げて、ついでにハンドルも装着。
これで大まかな修理は終わったので、ここから細かい作業に移る。
次回はハンドル回りとか、シフトペダルあたりかな。
そんな感じで。