「ユリシーズの色、変えてーなぁ」
ふと、そんな風に思ったんだが、如何(いかん)せん俺は、無類の塗装ベタ。
忍耐力ねぇのが原因なんだが、まあ塗装の上手くいった試しがない。
で、牧場に転がってる白と黒の「予備タンクカバー」のうち、黒い方。
暑くて使わないうちに、セットの黒カウルを白く塗っちゃったので、出番がない。
この「黒外装コンビ(カウルは白だけど)」を使って、別カラーのセットを作りたい。
さらに、俺の絶望的な塗装スキルでも、失敗しない方法を考えよう。
ちなみに、「大きな一枚モノのカッティングシート」は失敗した(´・ω・`)
しばらく考えて、トンチがひらめくマイトガイ。
早速、モノを発注する。
シティカモ柄の「マスキングテープ」だ。
マスキングテープってのは、横には切れやすいが縦には強く、作業しやすい。
また、マスキングに使うくらいだから、当然、塗料が浸み込んで下地を汚すこともない。
しかも安価なので、飽きたら塗装ごと、びりびりっと剥がせる。
「これをカウルに貼って、上からウレタンクリアーでいけるんじゃないか?」
これが俺の思いついた、バカでも失敗しない塗装方法である。
いや、まだ試してないから「失敗しないだろう」塗装方法である。
つわけで、マスキングテープを貼ってみる。
かなりテキトーなんだが、カモフラ柄のおかげで、まったく目立たない。
「これはいける」と手ごたえを感じたマイトガイ。
牧場から黒いタンクカバーを引っ張り出してくる。
コレが次の犠牲者だ。
カウルの方はヘタクソな自家塗装でベースが白だった。
対してこっちはベースが黒なので、色味の変化がどうなるかなぁと心配はある。
が、まあ細かいことを気にしても仕方ないので、ガンガン貼り付けてゆこう。
こんな感じで貼り付けてゆく。
ちょっとシワが出たり、隙間が開いても気にしないで、とにかく貼ってゆく。
疑問を持ったり、不安に立ち止まったら、そこで試合終了だ。
どうにか、貼り付け終わった。
やはりベースカラーの違いで色味に差が出るが、思ったほどじゃなかった。
タンクの方が暗い感じだけど、まあ、これなら文句はない。
やってみてダメなら、またテープ買って貼りなおせばいいだけだし。
つわけで、次回はウレタンクリアーの塗装。
上手くいったら、ウレタンクリアー箱買いしようかな。
そんなかんじで。