第四回ちっちゃいもん倶楽部 マルかみ、カバの攻防

 
 
朝イチ、マルから電話がある。



「かみ、悲しいお知らせがある」

「なんだ?」

「RZ、直ったよぉ~~んだ!」

「あ、そう」



前日、『RZがイカれてるから修理するが、直るかわからない』などと泣き言をほざいていた。

そこで、『悲しいお知らせ』の言葉で、俺を驚かせようとしたのだろう。

俺が、『お前これなきゃ一人でも走るから』って宣言したのを、きれいさっぱり忘れてやがる。



朝から小学生レヴェルのジョークに付き合う義理はない。

なのでとっとと黙殺すると、電話を切って朝飯を食い、上下レザーを着込んで出発。

俺の絶望的な方向音痴は有名だが、今回は下準備のほかに、ものすげ心強い相棒がいる。



ez助手席ナビ

これね、も、すげえの一言だよ。これあったら、マジでナビいらない。いや、要らないは言い過ぎか。

でも、とにかくかなりの性能だと言っていいと思うよ。

なんたって多少の紆余曲折はあったものの無事にマルと合流できたんだから。



俺的にはワリと快挙なのだよ、これ。

 




筑波山は、ド紅葉まっさかりの大渋滞。

しばらくがんばるも、さすがに嫌になってきた俺とマル。

一気に下ってふもとのコンビニでトイレを済ました後、新たにルート検索。



つーか、マルが言い出した「加波山」つーマイナーな山へ 向かう。



ここでも大活躍のezナビ。思いっきり大迂回させられた。

ダメだこれ(身を翻すのが早すぎます)。

ま、それでも地図を検索して、何とか到着。



ところがその入り口ってのがもう絶望的にショボショボ。

どう見ても車の通る道じゃない。

むしろ裏山か冥界の入り口につながっていることは明白。



それでもせっかく来たからと走り始めた。


が。


ただでさえ狭い道が、落ち葉で両脇をふさがれて、実質2メータかそこらしか使えない。

そんな狭い道なのに、対向車は来るわ、水溜りがあるわ、山汁でてるわ。

紅葉どころかコケ真っ盛りで、まともに走れない。



渋滞でたまったストレスをさらに増加させつつ。

貧乏性の俺らは、せっかく来たのにもったいないと、それでも走り続けた。

とっととUターンして、ほかの山に行けばいいのに、そういう機敏さがないのだ。



軽い苦行をこなしながら走っていると。

目の前がぱぁっと開き。

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「飛んでる……」

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実はこの山、頂上にハングライダーの発着場があったのだ。(画像は加波山サイト)

ものすげえ気持ちよさそうなその様子を見てると、なんだかやけに悔しくなった。

俺ら、ちっとも気持ちよくないのに、ってなただのヤキモチだ。



しばらく飛んでる姿を見ていたが、俺らは単車。

そこから飛んで帰るわけには行かない。

なのでしょうがなく帰路に着く。



んで、そのままくだりは流して走りながら、ふとコーナーを曲がった瞬間。

いぬぅうおぉぉぉぉ!

ひょいと飛び出した野良犬が、俺のほうをきょとんとした表情で見てる。



心臓が止まるかと思った。


 
ふもとでマルとカツ丼セットを食い、これにて第四回ちっちゃいもん倶楽部は終了。

だいぶん寒くなってきたけど、年内にもう一回くらい、走りたいなぁ。



 
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by noreturnrydeen | 2005-11-25 21:21 | ちっちゃいもん倶楽部 | Trackback

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