21st Crazy marmalade でっかいもん倶楽部 with ミチル 1/3
2007年 04月 28日
さて、待望の名古屋ツーリングだ。
とは言え、28日の夜は静岡のダチ、けいこのところに泊まるので、それほどきつい日程じゃない。
ただ、渋滞が読めないのと、なんか天気が悪そうなので、予定よりも早めに出ることにした。
仕事が終わって、2:30くらいかな? 意気揚々と出発する。
ファストバッグもフルタンク。やる気もフルタンク。
が、いきなり捕まっちゃ面白くないし、いや、それはそれでネタとしては面白いだろうことはわかってるが、んなコトのために切符切られるのはゴメンだ。だから、フルフェイスをこうやってぶら下げ、半ヘルでゆったりのんびり走る……つもりだったんだよ、ホントに。
ところが三郷から首都高に乗ったと同時に、雨が降ってきやがった。
となれば100km/hでぶち当たってくる雨粒を、素顔で受けるコトになるわけで、なんでそんなドMプレイを甘んじて受けなきゃならんのだ。どっちかつったら、むしろSなのに(そう言う問題じゃありません)。
路肩にM190R を停めて、とっととフルフェイスをかぶりなおす。
気を取り直して出発だ。
三号渋谷線に入ったあたりから、雨脚が厳しくなってきた。
東名に乗るころには、俺がどれだけ強情でも『降ってねー』と強がることは不可能なほど、完璧に雨。
むしろ大雨。
なので、トラックの後ろについて雨をよけながら、ついでにペースメーカになってもらう。
しばらくトラックの後ろを走るうち、もっと速いトラックが来ると、それに乗り換えて後ろにベタ付け。
トラックは、雨を防ぎながら俺のペースも120km/h程度に調整してくれる。
さほど身体に負担を感じないまま、静岡入りだ。
とりあえず、東名といえば由比に停まるのが俺とマルの基本。
ここで今晩遊びに行く、ダチのけいこに電話。やつの店が夜8:00ころ開けるとか、俺の気持ちなんぞまるで考えない、軽くキチガイ沙汰なコトをぬかしてるので、『俺、もう由比にいるんだよ』言って、定時より一時間早く開けさせる。勝手に早く来たのは俺なんだけど。
「大変だろうが、まあ、俺に会える代償と思えば安いもんだろ」
言ったら、ガハハと豪快に笑ってた。でも返事しねーんでやんの。
雨も上がって、霊峰も見える。
走るうちにぬれた身体もすっかり乾き、そのまま何事もなく、静岡は吉田インターで降りる。
県道34を南東へくだり、国道150を右折したら、今夜の宿、ダチのけいこの店はすぐだ。
ここは走ってるうちに酒が呑みたくて仕方なくなる不思議な道だ(言いがかりです)。
けいこの店に到着。
この階段を上がった二階にヤツの店がある。
だが、時間はまだ5:00前。7:00までは間があるので、近所を探検だ。
本でも買って読んでようかと思い、本屋を探す。
インターの方に戻りつつ150号を流していると、どうやら本屋らしきものを発見。
うん、ごめん。エロ本屋だった。
仕方なくエロ本屋を出て、また探していると、今度こそ本当に本屋だ。
ただ、惜しむらくはこの店、すでにつぶれてた。
駐車場で、バーンナウトしてやろうかと思った。
カメラもセットして走ってみたが、この位置だと動画が撮れてるかどうか確認できない。
なので、どうやら却下の方向。
やっぱし、ハンドルマウントするしかないか。レリーズ、ムダになっちったなぁ。
ま、俺の買い物なんてそんなのばっかりだけど(学習しましょう)。
やがて夜もふけ、時間がくる。
7:00を少し回ったころ、けいこがやってきた。
とにかく早く開けろ、早く飲ませろとせっつく俺に苦笑しながら、店を開けるけいこ。
開いたとたんにセールのときのオバサンなみのダッシュを見せ、カウンターに陣取る。
とにかく酒を出せ、早く飲ませろとわめく俺。
嫌がらせかっつー話だ。
けいこ。いまどきピースはどうかと思うぞ。
んで、年にいっぺんくらいは飲まないと禁断症状が出る、静岡のお茶割。
焼酎を緑茶で割っただけなんだけど、割ってるお茶が、『お茶ドコロ静岡のお茶』だからね。これがまた、アホみたいにうまいのだ。俺は普段、甲類焼酎は飲まない方なんだけど、コレはマジで別モノ。
ビールもなく、いきなりコレをカパカパ呑みはじめる。
で、もちろんマグロと生シラス。
味? 聞くのがヤボってもんだ。
もちろん、バカウマに決まってる。
2/3へ続く