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哀愁のアイリス

 
 
とにかくスタイルが嫌いで、長いこと拒否していたんだが。

調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、キャンプツーリングには箱がいいようだ。

なので、常用するかどうかはともかく、試してみることにした。



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アイリスオーヤマ製、薄型600ミリ幅のホムセン箱。

それでも完全には妥協しきれなくて、ブラックを買うところが未練がましい。

そんな未練たらたらなので、フタの方も少しだけカスタムしてやることにする。



方法は、この間のユリシーズカウルと同じく、「迷彩テープ塗装」だ。



ただし今回使うのは、「リアルツリー迷彩」という、ほとんど写真みたいな迷彩

セローの「アニバーサリーモデル」で、使われてたアレね。

キャンプ場なら自然が多くて迷彩が映える(?)はずだから、きっとカッコよくなるだろう。



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う~ん。

悪くはないんだけど、思ったほどカッコよくないかなぁ。

実際は写真より「も少し暗目」の感じなんだけど、それを差し引いても微妙……



ま、とりあえずバイクに積みやすいよう、も少し加工してやろう。

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ドリルで持ち手に穴をあけて、ナスカンかDカンでもつけてやるのだ。



ドリルで開けた穴を、カッターで横へ広げ、慎重に作業して。

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「なんだ楽勝じゃん。んじゃ、反対側もソッコーでやっつけるか」

穴をあけて、カッターでぶった切って……

ぶった切って……







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やらかして(´・ω・`)



いやー、カッターを使うとき、ちょっと力を入れすぎたらこれだよ。

相変わらず、「俺の中に棲んでいる獣」を、うまく制御できなくて困る。

ま、やっちゃったモンは仕方ないので。

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横の部分へ別の穴をあけて、これでどうにかなるだろう。

なんなくったって知ったことか。

だめなら、エリック牧場かグリルス牧場の肥やしにでもなってもらうさ。






つわけで、お休みのナオミさんに借りてきた、カブ110に積んでみる。

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う~ん、やっぱり微妙。

一応、ユリシーズやKLXにも積んでみるけど、やっぱこれはナシかなぁ、タマシイ的に。

残念だけど箱は牧場に仕舞って、今まで通り「振り分けバッグとリュックサック」で行こうか。



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容量的には、かなりいいんだけどなぁ。

「ま、仕方ないか。やっぱスタイリッシュなかみさんに、箱は向いてないんだよ」

などと分りきった事実をつぶやきながら、カブに乗って家に帰る。



今日は確定申告の準備で、帳簿付けをしなくちゃならんのだ。






と、寄り道もせずにまっすぐ帰り、あと1~2キロで家に着くというところで。

にゅりん。

リアタイアから、気持ち悪い挙動



「マジか。ここでパンクかよ。今日は忙しいのにヽ(`Д´)ノ」



がっかりしながら帰って来て、到着するなりさっそくパンク修理。

つっても「まさか」と思ってたので、家にはパンク修理をする工具がほとんどない。

「手持ちの工具でどうにかなるかなぁ」

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とりあえず、自転車用のタイアレバーで、頑張ってみた。

プラスチックの小さなレバーだけど、カブのタイアを外すくらいなら出来たよ。

たぶん、ハメるのは無理だと思うけど。


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パンク場所はすぐに見つかった。

「このレバーでハメられるかなぁ……ああっ! それどこじゃねぇや!

パンク修理用のパッチ、ひとつ残らずエリック牧場に置きっぱなしだ。



「あーも、面倒くせぇなぁ」



ぶーたれながらメットをかぶり、KLXに乗ってもっかい職場へ戻る。

牧場へついて、パンク用工具やパッチ、もしものために新品のチューブも持ったら。

急いで家まで戻り、怪しげな空から雨や雪が落ちてくる前に、とっととやっつけよう。

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幸い、新品チューブを使うまでもなく、修理だけで済んだ。



つわけで、「箱もイマイチ」な上に「パンク」まで食らうという、マーマレらしい午後だったよ。

明日は大雪みたいだから、家にこもって帳簿付けの続きをやる。

まあ、言っても俺はやれる子だから、ちゃっちゃか終わらせちゃうだろう。

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たとえ帳簿が、あと11か月分ほど残ってるとしても(´・ω・`)



そんな感じで。


 
 
 


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by noreturnrydeen | 2016-01-23 21:17 | 雑記 | Trackback
 



アホの子しきが無事に到着し、全員そろったところで、改めて乾杯。

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帰るっつーんで呑めないタカシは、代わりにリーダーが作ってる「鍋モノ」をもらってた。

写真を見れば判るだろうが、とにかく寒いからね。汁物は暖まるのだ。

かく言う俺たちも、呑んでるだけで状況はあまり変らず、寒さでなかなか酔っ払わない




なのに、そんな状況が楽しくて仕方ない

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先生とリーダーの持って来てくれたマキの山を、頼もしく眺めながら焚き火にあたり。

呑んで、食って、バカ話して、笑うだけ。

生きてゆくのに必要ないはずなんだけど、なかったら寿命が縮みそうな。

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そんな、大切な時間。






幸せな時間を噛み締めながら、みんなと楽しく呑んでると。

寒さを打開するために、しきが湯たんぽを取り出した。

ストーブでお湯を沸かし、ちょろちょろと湯たんぽの中に流し込む。

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うん、違うから。使い方そーじゃねぇから、ドヤ顔でこっち見んなwww

そんなんやってるうちに、時間はいい具合に遅くなってきて。

テントやシュラフを持ってきてないタカシが、ゆっくりと立ち上がる。

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スズキ製のビューエルに乗って、名残惜しそうに帰ってゆくタカシ。

今日は一日中、ひとりで房総半島を走り回り、そのあとの参戦だったそうだ。

疲れただろうし、帰ったら暖かくして、ゆっくり眠ってくれ。



俺たちは、呑むから(・∀・)



タカシが帰り、残りの連中でバカ話してると、俺の携帯が鳴った。

誰だ? と画面を見た瞬間、思わず吹き出してしまう。

電話は、腰痛で来られず引きこもってる、朋友ろろちゃんからだった。



かみ 「もしもし、どした? 寂しいのかい?」

ろろ 「どうだい? ボクがいないから盛り上がらなくて、お通夜のように静かなんじゃないかい?」

かみ 「ぎゃははは! そうだよ。誰もひとことも発しないで、しずかーに呑んでるよ」

ろろ 「そうだろうなぁ。もう、キャンプなんてやめたほうがいいよ」



出るなり全開ですっ飛ばすろろちゃんに、大笑いさせられたら。

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山賊のお約束、電話を回して楽しい時間を共有する。

先生やしきをさんざん笑わせたあと、ろろちゃんは寂しげに電話を切った。

そしてこのとき、その残留思念が強かったのだろう。



ろろちゃんの意思が、そのまま俺に乗り移ってしまい。



狂乱の宗教論争が始まった。






ことの起こりは、珍しくあんまり酔ってないリーダーの、

「宗教やったら、儲かるかなぁ」

と言う、ろくでもないヒトコトだった。



そこから一時、日本神話と歴史の関係とか、「アカデミックな話」になったのだが。

寒さで酔いの自覚がないとは言え、それなりに飲んでる面々が、そのままのわけもなく。

俺にいたっては、「ろろちゃんが乗り移ってる」ので、口がまるっきし止まらない。



そして話は、最高にくだらない方向へと進んでゆく。



「リーダーを教祖にして、新興宗教を作ろう。儲かってもリーダーにはあげないけど」

「名前は『ポポ教』でいいか。リーダーはご神体で、経典はろろちゃんに書いてもらおう」

「ご利益(りやく)は『快便』な。ポポ教に入信すると、死ぬまで下痢も便秘もしないの」

「リーダーの半生を物語にするんだ。島根の馬小屋で生まれて、磔(はりつけ)で死ぬまで」



次々と「設定」が決まり、それをみんなで爆笑しながら改編してゆく。



「磔にされるのは、クライミングウォールな。よくタツヤが登ってる、あのカラフルなプラスチックがついた壁」

「それじゃあ、死に方も磔じゃなくて、自転車のゴムで吊るし首にしよう。びよーんって伸びる感じ」

「なるほど、壁から落っこちそうになったら、リーダーに掴まれば、びよーんで安全に降りてこられる」

「ぎゃははは、まさに教祖ポポの『救い』じゃないか! 快便だけじゃないんだ」



こうして文章に起こすと何てことないんだが、あの瞬間、あの場所で、あの酔い具合で話すと。

もう、どうにもくだらなくて面白くて、全員、顔が痛くなるくらい笑い続ける。

笑いながらも、くだらない「設定」が次々と浮かんできて止まらない。



「偶像崇拝は禁止な? ただし本部で売ってるポポさんのフィギュアはOK」

「フィギュア製造は、あの『オリエント工業』で、販売ルートはヤフオク」

「1/1ポポさんドールを、クライミングウォールに自転車ゴムで吊るすのが、信者のスタイル」

「揺れてるポポさんの姿に、みんなで快便を願う」



40~50代のおっさん達が、ろくでもないコトで盛り上がりながら。

げらげら笑って、呑んだくれて、バカ宗教の「設定」を作って。

eisukeさんやリーダーが苦笑するなか、俺と先生、しきの三人はもうノンストップ。



ココには書けない「お下品な設定」も、たくさん誕生した。



ま、こればっかりは現場で聞かないと、笑えないし、判らないんだけど。






久しぶりに「顔や腹筋が痛くなるまで」笑ってると。

ナニやらちらちらと、白いものが舞い降りてくる。

あって欲しくはないが、ありえなくは無いその現象に、俺たちは思わず叫ぶ。


「ぎゃははは! 雪だ! 雪が降ってきた!」



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小さな粉雪の粒が、黒いイスの座面に落ちる様は、まさに神のキセキwww

リーダーのせいだだの、相も変らずろくでもないことをわめきながら。

ますます調子を上げてゆく、ゴキゲンな山賊たち。



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死ぬほど笑った山賊宴会は、結局、深夜になるまで続いた。









空けて翌朝、尿意に耐え切れなくなった俺が、しぶしぶテントから顔を出すと。

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美しくはあれど、キャンプの朝には決して見たくない光景が広がっている。

「マジかこれ。帰れるのか、俺?」

小さく落胆のため息をついて、冷蔵庫のような寒さの中、トイレを済ますマイトガイ。



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それからガソリンストーブで湯を沸かし、コーヒーを入れて目覚めの一服。



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見上げれば、枯れ木に降り積もった雪が、きれいな雪花を咲かせている。

「ああ、久しぶりだなぁ。こういうのもいいなぁ」

と、コーヒーを飲みながら、ぼんやり景色を見つめるのだが。



残念ながら、そう、呑気なことばかりは言ってられない。

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バイクにも、雪がしこたま積もってるのだ。

このままじゃ、まず、エンジンをかけるのが至難の業である。

しかも、ゼッタイ確実に、道路の日陰は凍結しているだろう。



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さらに、タイアの雪を払おうと叩いてみれば。

ありえないくらいカチカチの、とてもゴムとは思えない手ごたえが返ってくる。

この硬さじゃ、リーダーの「びよーん」も期待できない。



まあ、だからって特にできることも無いわけで。



俺たちにやれるのは、「陽が昇って雪が溶けるのを待つ」くらいのものだ。

幸い、今日は天気が良くて、向こうには太陽が景気よく輝いてる。

あの陽がココまで射してくるころには、なんとか帰路に付けるだろう。

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つわけで、みんなそれぞれのんびりと、思い思いに時間を過ごす。

この段階で、すぐに帰るのをあきらめた俺は、一度、テントに戻った。

ダウンの下にもう一枚着て、靴下とブーツを履くためだ。



写真の通り、うわばんにもらった使い捨てのサンダルだからね、俺(´・ω・`)



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しきはガソリンストーブの使い方が、まだ完ぺきじゃなく。

朝イチうまく使えなくて、結局、アルストでお湯を沸かしてる。

見てたら俺も、ストームクッカー欲しくなってきた(´・ω・`)



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やけに「いい笑顔」で、カップヌードルが出来るのを待ってる、しき。

5時間かけてやってきて、昨夜は死ぬほど笑って、起きたら雪だからね。

いろいろありすぎて、まさに山賊宴会の真骨頂。



そらあ、こんな素敵な笑顔にもなるさwww






用事のあるeisukeさんが、クルマに乗って最初に帰路へつき。

それを見送った俺たちは、それぞれぼんやりとする。

リーダーはクルマだけど、どうやら俺たちのエンジンが無事にかかるのかを、見届けるつもりのようだ。



昨日、あんだけ酒のツマミにされたのに、さすがは我らのリーダーである。

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日が昇るまではやることもなく、バカ話をしながら気温の上昇を待つ。

基本的には、その作戦で行くのだが、元来、俺たちは気の短いヤツが多い。

特に俺や先生は、「エンジンがかかるかどうか」つー状況だから、ソワソワだ。



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空冷2発の1200ccエンンジン、長距離を走ってるポンコツ、そして乗り手がバカと、共通点の多い二台。

先生のGSは、バッテリーがちょっと弱ってる。

俺のビューエルの始動性の悪さは、みなさまご存知のとおり。



俺たちが不安に駆られるのも、無理は無いだろう?



つわけで待ってるのがシンドい気短のふたりは、太陽が照ってる元へバイクを運ぶことにした。

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GSのスクリーン越しに見える俺の背中が、やけに不安げなのは気のせいじゃない(`・ω・´)



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ナナメから射してくる太陽光で、片面づつ焼き魚チックに炙(あぶ)る。



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黒い部分は、見る間に溶けて乾いてゆくが、白い部分はなかなか溶けない。

その間も、わざと影を作るように立ってお互いのエンジンを太陽から隠したり、ガキみてぇに遊んでた。

嫌なこと、面倒なこと、苛立つことなんかが、笑い声に乗って消えてゆく。



こんな時を、こんな風に過ごせる俺は、なんだかんだ幸せ者なんだろうなぁ。






どうやら雪も溶けて、エンジンがかかりそうな気配。

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GSもユリシーズも無事にエンジンが始動できたところで。

山賊宴会も、どうやらお開きの時間だ。

干してたテントをたたんだり、それぞれ撤収作業に取り掛かる。



出たゴミを、クルマのリーダーが持ってってくれるのにお礼を言ったら。

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無事エンジンのかかった、それぞれの愛機にまたがって。

「んじゃ、また!」「おう、また来月!」

それぞれ思い思い、帰路に着いたのだった。






楽しい時間を反芻しながら、118号を走り出した俺は。

途中で見た「ビーフライン」の文字に、やっぱりガマンできなくなり。

スタンドに飛び込んで給油したあと、ビーフラインをすっ飛ばし始めた。

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「ま、とりあえず行けるところまで行ってみよう」

いつも通りのテキトーな方針を決め、久しぶりのビーフを走り出す。

んで、しばらくは楽しくツイストしてたのだが。



やはり真冬の茨城は、そんなに甘くなかった。







さすがに、全面凍結してるところを、ロードタイアのビッグバイクで走りたくはない。

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キレイに心が折られたので、引き返すことを決め、もたもたとUターンしたら。

あとは、路面の乾いたクルマ通りの多い道をつないで、水戸あたりまで一気に進み、水戸から常磐道へ。

天気はいいがバツグンに寒い高速を、120スピードくらいでのんびり。



昨日のバカな話を思い出しつつ、俺はニヤつきながらアクセルを開けた。

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辰ノ口山賊宴会 ―ポポ教の成立とその功罪― /了



 

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by noreturnrydeen | 2016-01-17 15:21 | エンカイ | Trackback
 

野宴自体は、その前から何度もやってるのだが。

俺、あるいは他の連中から「山賊」と言う言葉が発せられたのは、2010年。

茨城県辰ノ口で行なわれた、「‐山賊の歌‐」が、どうやら最初らしい。



つわけで(おそらく)山賊発祥の地、辰ノ口のキャンプ場へ行ってきた。



仕事がハネると、そのままユリシーズで北上。

国道6号線を土浦あたりまで走り、土浦北から常磐道へ乗る。

天気はいいものの、いささか寒いので、ぼんやりと120スピードくらいで流してると。



びゅん!



追い抜いていった白いネイキッドバイクが、ぶんぶんと手を振っている。

俺のビューエルXBに似た、いやむしろ双子のようにカスタムされた、そのバイクはもちろん。

ちょいちょいうちで一緒に呑んだくれてるダチ、タカシのGSX-R1000(K1)だ。



おそらく峠道を走ってから来るつもりなのだろう、高速を途中で降りてゆくタカシと別れ。

俺の方はのんびり高速を走って、那珂インターから国道118号へ乗る。

ビーフライン経由で北茨城へ行くとき、途中でまたぐ道だ。



途中のスーパー「カスミ」で食材と酒を買い込み、どうやら辰ノ口へ到着。

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写真があるのは、もちろん、先によしなし先生が到着してたから。

つーかこうして見ると俺、もうすっかり「普通のツーリングライダー」だよね。

警戒されないリュックサックファイターとして、完成の域に達したと言えそうだ(・∀・)



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よしなしGSの横へユリシーズを滑り込ませて、挨拶しいしい写真を撮る。



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今日から明日にかけて氷点下になる予報だったので、マキを大量に積んできた先生。

フルパニアのBMW-R1200GSは、驚異的な積載性を誇り、正直、ちょっとうらやましい。

もっとも、コレはコレでだいぶん動きがスポイルされるから、俺はフルパニアやらないと思うけど。







さて、それじゃあ早速、今晩の寝床を作ろうか。

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今回は珍しくタープを持って来た、マイトガイことかみさん46歳。

氷点下まで下がるほど寒いらしいので、「少しでも結露の防止になれば」と考えたのだ。

結果的にこの判断は大正解だったのだが、その話はまた後ほど。



「陽が出てるうちは暖かいねぇ」などと、先生とダベりながら準備してると。

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オレンジ色のFJクルーザがやってきた。もちろん我らが山賊リーダー、POPOさんの愛車だ。



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「バイクじゃねぇのか、ヘタレリーダーめ!」的にいじめようと思ったら。

しこたまマキを持って来てくれてたので、暴言を飲み込むマイトガイ。

マキを持つ者は、冬の山賊では最高の権力者なのだ。



長いものには巻かれていくスタイル(`・ω・´)キリッ



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なんつってると爆音が聞こえ、K1に乗ったタカシも到着する。



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も、笑っちゃうくらい、俺のユリシーズと瓜二つ。

色も同じホワイトだし、ハンドガードも同じレーステック。

俺のユリシーズなみにカッコいいバイクを、久しぶりに見た(・∀・)



2眼ライト&YZのバイザーが、ビューエルタイフーンを髣髴(ほうふつ)させる。

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ビューエル・タイフーン

俺のユリシーズも、こんな感じのバイザーにしたい(・∀・)



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先生のGSが、仲間はずれでちょっと寂しそうに見えるのは、たぶん気のせいwww






到着した連中は、それぞれの準備を、自分のペースで淡々と進めてゆく。

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もっとも、遅くに帰る予定のタカシだけは、やることが無いのでジュースだのコーラ飲んでるだけだがwww



やることと言えば、俺にもやっておかなきゃならないコトがある。

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こないだ買った歩林(ブリン)ストーブの、「液燃の性能」をチェックするのだ。

つわけでボトルをつなぎ、ガソリンストーブではおなじみ、火だるまプレヒートを敢行。

これやるとストーブ汚れるから、アルコールでやる人もいるけど、俺は面倒なので火だるま派。



暖まってくるとオレンジ色にゆらゆらしていた炎が、青く激しく燃え始める。

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ごうごうと爆音を発しながら、景気よく燃え始めたストーブに満足したら。

いったん火を落としてガソリンボトルを外し、持ってきたガスのOD缶に付け替える。

もうひとつ、確認しておきたいことがあるからだ。



「液燃もガスも使えるなら、ガスの『液出し』が出来るんじゃないか?」



思いついたら、「やってみなくちゃ気がすまない」俺の性格は、みなさん御存知のとおり。

OD缶を逆さにセットし、気化したプロパンの圧力でブタンガスを押し出させる。

その液体状のブタンガスを、ガソリンの代わりに燃やすのだ。

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詳しい話は「液出し」でググれば、ナンボでも見つかるから、気になったらチェックしてみて。

とりあえずブリンのマルチフューエルストーブ、BL100T4での液出しは充分に可能だった。

少なくとも俺の個体では、問題なく燃焼していたので、報告まで。






色々やってるうちに、みんなの準備も整ってきた。

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タカシはコーラとハンバーガーつー、アメリカンな食事を摂っている。

あれかね? 「ビューエルさんっぽいカスタム」したから、心もアメリカンなのかね。

知らないよね。俺も知らない(・∀・)b



つってると今度は、群馬の愛妻家グリズリー、eisukeさんがクルマで到着し。

いつもの様にニコニコしながら、のっそりと現れた。

なお、恐妻家と書かないのは俺の優しさ(・∀・)

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今回は角型七輪を先生に進呈して、代わりに丸型の一般的な七輪を持ってきたeisukeさん。

写真の奥で煙を上げてるのがそれだ。

効率や使い勝手を考えると、ひとりで使うにはやはり、みなこの型の七輪へ落ち着くようである。



雨と振動に弱いから、単車には積めないけどね。重いし。



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だいたい集まったところで、写真を撮影し、SNSへアップする。

もちろん、今回は腰痛で来られない「ろろちゃん」や、そのほかの連中のためだ。

嫌がらせやイジメではなく、純粋に親切心から出た行動なので、批評は認めない。



ま、「無事に現着したよ」っていう、報告的な意味合いがイチバン強いんだけど。



つわけで、後はいつも通り、呑んだくれてバカ話。

料理したり、つまみ作ったりしながら笑ってると。

さすがに冬の陽は短く、あっという間に陽が陰ってくる。

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上の写真とそれほど時間的に違わないのだが、冬のキャンプやツーリングは、コレが怖いよね。

でまあ、寒いとなったらいつものとおり、山賊宴会のメインディッシュ「焚き火」といこうか。

ココは直火が禁止なので、よしなし先生が用意してくれた焚き火台をセットして。

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オンファイア(・∀・)



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ゆらゆらと優しい炎が上がり、遠赤外線を撒き散らしながら、周囲をホカホカと暖める。

意外と書かれてないことが多いけど、この焚き火の炎から出る赤外線はかなり強い。

焚き火にひと晩あたってると、「日焼け」するくらいだから、女性は気をつけて。



男のコトなんぞ知るか(`Д´)






すっかり陽が落ちて、あたりは闇へと沈み。

当然のことながら、寒さは更に強くなってくる。

もっとも、フル装備&焚き火を前にした山賊たちに、そんなことは関係なく。

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呑んだくれながら、最後の参加者「しき」の動向を心配する。

池袋から来るのにハヤブサではなく、小さなFX10で5時間かけてやってくるというのだ。

そらあ、心配にもなるってもんである。



「しき、ちゃんと来れるかなぁ……日付が変る前にwww」

「あ、あの空に浮かぶ赤い光、しきじゃないの?」

「ガス欠してんのかな。迎え行って俺のガス売ってやるかな。リッター5千円で」



うん、ごめん。誰もひとつも、心配なんぞしてなかったっぽい。




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タカシのカスタムK1の出来が素晴らしく、何度も近寄ってのぞき込むマイトガイ。

バグアイの2眼は重たいから、もっと軽いやつがいいなぁとか、YZのバイザー俺も欲しいなぁとか。

苦笑するタカシと一緒に、そっくりな二台を眺めていると。



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ようやく、しきが到着した。

なんと、わざわざ「ビーフラインを通ってきた」とのことで、無茶しやがる。

急な登りだと、40キロくらいしか出ないくせにwww



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つわけで恒例の、単車品評会。

試乗したり、眺めてあーだこーだ言ってるスキに。

しきの方はeisukeさんのクルマのライトに照らしてもらって、着々とテントやシュラフの準備を進める。



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無事、宴会へと合流を果たしたら、早速、ガソリンストーブをプレヒート。

さらっとやってるその姿を見て、俺は思わず爆笑してしまった。

なぜなら、しきの使ってるストーブに、見覚えがあったからだ。



「ちょ、しきおめぇ、それ、俺と同じブリンじゃねぇか。おめーも買ったのか!」

「うん、買った」

「ぎゃはははははっ! バカだなぁ……つーかおめ、それ、プレヒートってレベルじゃねぇぞ!」



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プレヒートなんてやさしげなモノじゃなく、火だるま炎上、「単なる火事」である。

相変わらずな、しきの「アホの子」っぷりに大笑いしたら。

さあ、山賊宴会はこれからが本番だ。



大騒ぎして、呑んだくれよう!ヽ(`▽´)ノ







 
 
 


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by noreturnrydeen | 2016-01-16 15:16 | エンカイ | Trackback

 
前回、買い間違えたブレーキパッドの代わりに、ちゃんとしたのが来た。

なので早速、ブレーキパッドの交換つーか取り付けをする。

ついでに、しばらく前からビビリ音がやかましかった、ナンバープレートの養生もしよう。



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今回はSBSのシンタードメタルにしてみた。

適合表にランツァって書いてあったので、ちょっとノスタルジックなかみさん46歳。

前のパッドの取り外しも、ピストンの揉み出しやグリスアップも終わってるので。



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取り付けはソッコーで終了。ソッコーすぎて写真撮ってる暇もなかったくらい。

んでテストライドしてみると、「んぎー! きーきー!」と、やたらブレーキ鳴きする。

パッドのあたりが出れば自然に収まってくるだろうし、収まらなかったらブレーキグリス塗ってやろう。






つわけでお次は、ナンバープレートのビビリ音。

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上をボルト、下の角をゴムの小さな両面粘着パッドで留めてたのだが。

この小さなパッドの粘着がなくなって、ある回転数だけびりびりとやかましかったのだ。

なのでベースプレートに、屋外用両面テープを使って留めてやる。



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プレートを外して、パークリで洗浄&脱脂したら、両面テープで貼るだけの簡単なお仕事。

貼ったら元通りに取り付けて、エンジンをかけてレーシングすると、どうやらビビリ音は収まった。

また出てくるようなら、ナンバープレートに穴をあけて、ベースプレートにボルト留してやろう。



んで、お知らせ。

今週末に、「発祥の地」である「辰ノ口親水公園」で、新年一発目の山賊宴会をやる。

ろろちゃん、先生、eisukeさんなど、いつもの山賊連中なので、気が向いたら顔出してみて。



もちろん、完全な冬装備で。気温がマイナスになるみたいだからね(・∀・)

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そんな感じで。


 
 



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by noreturnrydeen | 2016-01-14 21:05 | メンテナンス・カスタム | Trackback
 

恒例の正月宴会も終わり、日常を取り戻しつつ。

今日はエリック牧場(職場ウラ)で、愛機2台のオイル交換そのほかをまとめてやる。

朝遅く、KLX125をまたいで牧場までゆき、到着するなりジャッキをかけてドレンボルトを外す。



オイルが抜けてる間に、買っておいた新しいオイルの準備をしようか。

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オイルスレでは「例のあれ」でおなじみ、AZの4サイクルバイク用エンジンオイル。

しばらく使ってみた感想としては、他の人と同じ「とにかく普通」だ。

ただし粘度が低いので、この時期のビューエルさんに使うと、驚くほど始動性が上がる



ぶん回しても7000そこそこのエンジンだし、こだわらないならこれで充分じゃないかな?

グループ3の全合成油だから、もしかしたら盛大に漏れるかと思ったけど、そうでもなかった。

ちっと滲(にじ)むくらいはもう、ビューエルでいちいち気にしても始まらないしね。






つわけで今回も、エンジンとプライマリの両方、「とりあえず入れとけ」のAZで行ってみる。

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KLXのオイルを抜いてる間に、ユリシーズの方を暖気しつつ。

今日はプライマリも交換するので、ギアを入れミッションの方も動かしてやる。

んで、KLXのオイルか抜けたら、AZを1リッター量(はか)って投入。



ユリシーズのエンジンオイルを抜いたら、新しいのを3リッター入れて。

今度はスタンドをかけなおして、プライマリーオイルを抜いてやる。

どっちも柔らかいオイルだから作業スピードが速いので、せっかちな俺にはありがたい。



プライマリが抜けたら、いつもの窓じゃなくてプライマリチェーンの点検窓を開ける。

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AZを1リッターほど入れたら、閉じる前にプライマリチェーンのゆるみ調整。

気持ち緩かったので、少し締めて調整は終わり。

つーかそろそろ、プライマリチェーンやクラッチのトラブルが出てもおかしくないんだよなぁ(´・ω・`)






お次はKLXの、細かいメンテナンスをやる。

チェーンや可動部分にオイルを注(さ)して、ブレーキパッドを見てみると。

「あぶねぇ。もうすぐなくなるじゃんか。たしか牧場にブレーキパッドの買い置きがあったよな?」

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買い置きのパッドを引っ張り出して、ブレーキパッド交換作業に移る。

キャリパーを外して古いパッドを取り外したら、ピストンを掃除してモミだし。

それからパッドピンの汚れを掃除する。

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それなりに汚れはあるけど、変な削れやおかしな場所はなかった。

さあ、それじゃあ後はパッドを取り付けてやるだけだ。

と、新しいパッドを組み込もうとして、そのまま凍り付くマイトガイ。






「ぜ……全然まるっきし完璧に別のパッドじゃねぇか!」



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上が外した古いパッドで、下が買い置きしてあったパッド。

当ててみるまでもなく、これは完全に別の車種のパッドだ。

美しい正月の青空を見上げながら、盛大にため息をつく、かみさん46歳。



「こらあ今年も、穏やかな暮らしなんて夢なのかなぁ……」



哀しい独り言をつぶやいて、のろのろと撤収作業へ移行する。

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パッドをつけずに、すべてのボルトも緩めたままで、そーっとセンスタをかけて仕舞ったら。

ユリシーズの方をメンテナンスして、とっとと帰って呑んだくれようか。

今日は夕方に、タカシが遊び来るしね。



あ、そうそう。

ちなみに間違って買ったパッドは、台湾製「エボリューション」の下記品番……2種類だ。

調べてみたら、リアのパッドも間違って買ってやんの、俺(´・ω・`)

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欲しい人にはタダであげるから、型番調べて自分のバイクに使えそうなら、俺に連絡して。

激安パッドだけど、YAMASIDAとかよりはずっとまともなパッドだから、オフとかリアなら充分だと思うよ。

最近の台湾製は、正直、侮れないレヴェルの高さだよね。






ブレーキパッド交換が未遂に終わったので、せっかくだからユリシーズのフロントも交換しよう。

何が「せっかくだから」なのかは、俺にもビタイチわかんねーけど。

いいんだよ、こんなもんはノリで(・∀・)

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キャリパー外して、掃除してからピストンをもみだし、耐熱シリコングリスを薄く塗りつけて。



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パッドピンもさっきと同じように、ペーパーかけてからグリスアップ。

フロントを組み直すついでに、アクスルシャフトもグリスアップして、キャリパーボルトにはカッパーグリス。

ドライブチェーンに同じくAZのチェーンソーオイルを塗ったら、目に見える可動部分にも注油。



全部の作業を終わらせ、ほっとひと息ついたところで。

「おいおい、まてまてまて! 嘘だろ?」

またもマイトガイを襲う、哀しみの連鎖




「マ~ジかよ、なんか刺さってんじゃねぇか!」



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怒りのマイトガイダンスを踊りながら、盛大に毒づいてみても、刺さった釘は1ミリも動くわけなく。



仕方ないのでプライヤーで引っこ抜いてみると……あれ? エア漏れしてなくね?

水をかけて確認してみると、どうやらエア漏れはないようだ。

だからって、こんな小さな僥倖に喜べる元気は、すでに筑波山の彼方まで飛んでってるわけで。



「とりあえず帰って、明日の朝モレてなかったら、このまま放置しよう」



やる気の全くない後ろ向きの対処を決定したら、とっとと帰る準備をし。

「帰ったらKLXのパッドも買わなくちゃなぁ」と、もひとつ小さなため息をついて。

俺は晴天の下、肩をすぼめて走り出したのだった。





てなわけで、年が変わってもマーマレードスプーンはいつも通り。

今年も、あらゆるトラブルに負けず、メンテにカスタムにツーリングにと頑張ってゆくので。

どうかひとつ、温かい目と、惜しみない声援を。



や、ホントに(´・ω・`)



 
 
 


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by noreturnrydeen | 2016-01-05 16:27 | メンテナンス・カスタム | Trackback

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