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母の他界でバタバタしてたため、すっかり忘れてたのだが。



あの翌日に配達される予定だったタイアを、今日、一週間遅れで受け取った。

ちょうどいい気晴らしになるだろうし、のんびりタイア交換をしようか。

つわけで、タイアとコンプレッサーを抱えてエリック牧場へ。



着荷したのは前回書いたとおり、ミシュランのパイロットロード3前後。

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センスタかけてジャッキアップし、今回はフロントから組んでゆく。

ちょうど気温もいい感じで、寒くて硬いということもなく。

ミシュランらしく、レバーでちょっとこじれば、ビ-ド落としも組むのも楽々。



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フロントは20分ほどで交換が終わった。

ついでにキャリパーやフォークをちょっと掃除し、パッドの残りもチェック。

もっとも、最近はフロントをハードに使わなくなったので、パッドは一向に減らないんだけど。



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リアも30分ほどで終了。

ベアリングがちょっとシブく感じたので、試しにプーラで0.5mmほど引っこ抜いてみた。

するする動くようになり、変な引っかかりやゴツゴツ感もない。



前回、ちょっと強く叩き込みすぎたのだろう。

それでインナーカラーに当たって、ベアリングに外向きのテンションがかかり、シブかったようだ。

ベアリングそのものは全然問題なかったので、たぶん、そんな感じだと思う。






ついでに足回りの掃除してやれと、ホイール、スプロケの汚れをぬぐい。

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そのイキオイで、また顔を「まろやか」モタードフェイスに交換。

タイア交換した後は、ハンドリングが気持ちいいだろうから、それをより味わうべく。

最軽量のカウルにして、フロント周りを軽くしてみたのだ。



ひととおり終わったところで、試乗&皮むきがてら、慎重に走り出す。






トルク変動が急じゃなければ、走りながらバンクする分には、新品でもそれほど滑らない。

何度か痛い思いをして、そういう理屈はわかってるので、丁寧に操作しながら乗ってやれば。

さすが新品タイア、ただ漫然と乗ってるだけでも、実に気持ちがいい。



ブレーキリリースからのバンキングが、速いというより無抵抗。

「もう、とっくに曲がり終わってますが、何か?」

ってな、リアから異常に曲がってゆくビューエルらしさが強調され、思わずニンマリ。



色んなことを全部忘れて、ただただ曲がる楽しさに酔いしれながら帰った。

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単車ってのは、俺を構成する部品のひとつなんだと、改めて実感したよ。

さて、それじゃあ確定申告、がんばろうかな。

明日から(´▽`)








 
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by noreturnrydeen | 2014-02-26 17:27 | メンテナンス・カスタム | Trackback

タイア選択

 
 
パイロットロード4の発売を待って、ボウズタイアに耐えてたんだが。



いざ発売になったと聞いて、早速、探してみるってーと、どうも見つからない。

いつもの通販ショップではかすりもせず、あのスピスタでさえ在庫なし。

唯一売ってるのが、あんましいい思い出のないうぇびけ。






ここで選択肢としては、も少し待つか、ロード3を買うかつー話になる。

なぜなら、今まででもっともバランスがよく、最高のタイアがロード3。

その後継だから4を履いてみたかっただけで、3にビタイチ不満はないのだ。



パワー3も悪くないんだけど、ロード3との差異が、俺には見出せなかった。

たぶん、200オーバーとかで違いが出るんだろうが、ユリシーズには関係ない。

それよりは、Z8インタラクトでさえ霞む、あの強烈なウェットスタビリティを採りたい。






つわけで今回は、またロード3を履こうと思い、探してみたら。

送料込み32700円という、お得セットを見つけたので、速攻、購入。

結局、ボウズでガマンした意味は、あんましなかった(´・ω・`)



週末に間に合えば、新しいタイアを履いて走ってこようと思う。






あ? 確定申告?

聞こえねぇな(この上なく悲しそうな顔で)。




/了
 
 
 
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by noreturnrydeen | 2014-02-18 21:46 | 雑記 | Trackback

XB12X 化粧直し

 
 
今週のはじめだったか。

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亜空間に姿を消してたチェーンオイルが、どうやら無事に発見された。

亜空間つーか、院内のパーツの山に埋もれてた(´・ω・`)

ま、週末の山賊で雨に降られてたから、ちょうどいい注油のタイミングだ。



んで、注油はとっとと終わらせたんだが、それはともかく。



チェーンオイルを見つけたとき、俺のアタマの上に落っこちてきたモノがあった。

ユリシーズの外装がしこたま積まれた山、その頂上から落ちてきたそれは。

ラージフライスクリーンや、ノーマルカウルを入れた袋だった。



「おぉ、そういえば最近、ラージフライスクリーン使ってないな」



思いついちゃったので、イキオイだけでカウルを変更してみた月曜日。

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スタイル的にはそんな好きじゃないんだが、とにかく高速域での性能が最強のラージフライ。



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火、水、木と、しばらく通勤で使ってみたら、コレはコレでやっぱり楽しい。

胸から下への風がほぼなくなり、オフメットでも160スピードで全然いける。

「スクリーン三つもあると、色々楽しいな」と思ってたら、それに関連して思い出した。



「そうだ、ユリシーズのノーマルカウル、塗ってやろうと思ってたんだっけ」



つわけで昨日の昼休み、ネジで削れたユリ顔カウルの塗装をはじめた……のだが。

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どうにも、缶スプレーの調子がよろしくなく、ぽたぽたと液ダレして使えない。

ストーブで温めてみても、針で穴を掘ってみても、回復の兆しはまるでなく。

あきらめムードの漂ってきた、かみさん44歳。



「うむ、やっぱ塗装って作業そのものが、俺には向いてないんだな」



缶スプレー保存の反省も、液ダレの原因究明もせず、現実逃避に走る。

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あきらめちゃったので試合終了、作業も終了。

はずしたゴム類をビニール袋へ入れて、シリコンスプレー漬けにしたら。

カウルが乾くのを待ちつつ、モノタロウへ必要な品物を発注する。






さすが最速モノタロウ、昨日頼んだものが今日の午前中に来た。

それじゃあ、さっそく続きをはじめようか。

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まずは、レクターシールのホワイトで、段差になった部分を均(なら)す。



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平らになったところで、しかし、塗装はしない。

代わりに買っておいた耐熱耐候のビニールテープを取り出し。

二本ほど貼り付けてやる。

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こないだの白テープは、ハンパに浮いてむちゃくちゃイケてなかったので、今回は黒にした。



最初の構想では、ハデにストライプかましてやるつもりだった。

エディ・ヴァンヘイレンの、フランケンギター(初期型)みたいな感じで。

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フランケンギター。ちなみに有名な赤いやつは、これの次のモデルになる(適当)。

だが、フランケンカラーにしちゃうと、タンクとか他の部分もやらないとアレだ。

それに、細い線の部分がめんどくさいので、今回はライン二本だけにした。

そのうち気が向いたら、全部まとめてフランケンカラーにするかも。



つわけで完成。

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ネジ四本、三分くらいで交換できるので、これからも色々遊ぼうと思う。

あと、せっかく全部つかったので、まとめて写真とってみた。



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これは編集に失敗して、ちょっと小さくなっちゃった写真。

やり直した写真は、本家マーマレの「現在の仕様」ページに載せた。

三者三様のよさがあり、左へ行くほど高速寄り、右へ行くほどひらひらハンドリングになる。



とは言え、明日は雪予報だから、KLXに乗って帰ってきたんだけどね(・∀・)



そんな感じで。



/了


 
 
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by noreturnrydeen | 2014-02-07 13:28 | メンテナンス・カスタム | Trackback
 
 
さんざんっぱら、大暴れしたリーダー。

思いっきりすっ転んで、ようやく落ち着いた……かと思えば。

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ゆらゆらとアタマを揺らしながら、七輪の火を、熱心にいじくりはじめた。

持ってきた炭をばんばんくべて、ひっきりなしにかきまわし、炎に歓声をあげている。

見ているこっちが気が気じゃないその光景を見て、俺はため息とともにつぶやいた。



かみ 「ああ、なるほど。<泥酔して焚き火してる俺>を見てる、みんなの気持ちがわかった」

よし 「やっとですか!」

ろろ 「わかってくれたかい?」

全員 「…………(無言でうなずく)」



うんごめん、これからは火遊びもほどほどにするよ。

ほどほどにするのが、不倫とか「比喩としての火遊び」じゃなくて、「本当に火遊び」ってのが。

当年44歳のおっさんとして、ちょっとアレだけど。






と。


しきが突然、立ち上がり、おもむろに自分のテントへ歩いてゆく。

そして、おどろいた我々が「何ごとだ?」と見守る中、テントをつかんで引きずり。

ずるずると、自分の席の後ろまで引きずってきた。



ここでみんな、ヤツが何をしたいのか見当がつき、ゲラゲラ笑い出す。

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テントから首だけ出して、いつでも寝られる状態のまま、それでも宴会に参加するのである。

「眠いんだけど、もし寝ちゃったあとに、なにか楽しいことがあったら悔しい」からだ。

眠いのは徹夜あけだから無理ないし、でも参加したいって気持ちは痛いほどわかる。



ここにいる全員、同じ思いでテントに向かったことがあるからね。



みなに笑われつつ、眠気と戦いながら、宴会へ参加するしき。

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その表情には、どことなく誇らしげな色さえ見て取れる。

が、そんな状況を見て、黙ってるわけがないオトコの存在を、忘れちゃいけない。

もちろん、狂気の天才、呂々原雄山こと、ろろちゃんである。



「うーん、おしっこがしたいなぁ!」



突然、そんな叫び声を上げつつ。

ニヤニヤしながら、立ち上がったろろちゃん。

すたすたと、しきのところまで歩いてゆくと。

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しき 「やーめーてー!」

全員 「ぎゃははははは! 顔にぶっかけてやれ!」

ホントにやるほど、ろろちゃんが泥酔してなくてよかったね、しき。






たとえリーダーがおとなしくなろうとも。

こんな風に、他の連中は「まだまだ無駄に元気」なわけで。

そらぁ、しきも寝れないよなぁ。

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俺、うわばん、eisukeさん。この画ではまったりしてるけど、まだまだみんな絶好調。

んで、テントから首だけ出してるしきをからかったり、相変わらずのバカ話に興じていると。

またもや夜の角渕キャンプ場に、ろろちゃんの悲鳴が響いた。



ろろ 「ぬあー! ずっと我慢してたけどムリだー! 足が攣(つ)ってる! かみさん助けて!」

かみ 「ぎゃははは! なんで我慢してんだよ、早く言いなよ!」

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つわけで、ツった内モモの筋肉(大腿四頭筋・内側広筋)を治療するマイトガイ。

ある程度ほぐして収まったところで、次の処置へと移行する。

筋痙攣(きんけいれん)の治療と予防=ストレッチというのは、みな周知のことだろう。



そして、内モモの筋肉を伸ばすストレッチといえば、もちろん。









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開脚だ。

よしなしに手伝ってもらって、ろろちゃんの股関節をストレッチしてると。



ろろ 「は、恥ずかしい……」

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その手はやめなさいwww






ろろちゃんの脚が治ったところで、今度はeisukeさん。

小腹が空いたのだろう、ツマミを作りはじめた。

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さつま揚げ(だったかな?)を、バーナーであぶって食べる。

俺もヒトクチもらったが、焼酎がほしくなる美味さだった。

ねぇから白ワイン呑んでたけど。






うわばんは、寒さに強い。

寒さに強いという言葉では追いつかないくらい、普段から寒さをほとんど意に介さない。

俺や他の連中に、「うわは原子力で動いてる」と言わしめるほど、その耐寒能力は強靭だ。

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かみ 「うわ、そんな離れてたら、いくらおまえでもさすがに寒いだろ?」

ろろ 「そーだよ、火のそばに来れば?」

うわ 「いや、全然。むしろ、このくらいが丁度いいですよ」



派手にも、地味にも、山賊の連中はクセの強い男が多い(・∀・)






一晩中つづくんじゃねぇかと思われた狂宴も。

日付変更線に近くなり、ようやく落ち着きを見せる。

ひとり、またひとりと立ち上がり、それぞれのテントやクルマへ戻り始めた。



しかし、まだメインの焚き火は煌々と燃えている。

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これを放ったまま寝るわけにも行かないので、消すか燃え尽きるまで待つか。

eisukeさんは消火用のバケツを用意してくれてたんだが、俺はまだ、も少し寝たくない。

なので、ろろちゃんとふたり、火の番をしながらぼんやり眺めることにした。



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とりとめのない話をしたり。

あるいは、ただ黙って炎を見つめたり。

騒がしい宴会のあとの、こんな静けさも大好きだ。



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やがて焚き火は、ゆっくりと熾(おき)になり、白く灰となってゆく。

宴で上がったテンションが冷め、程よく眠気も襲ってきた。

どちらからともなく立ち上がり、「おやすみー」とアイサツしたら。



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テントを持ち上げて、シュラフの中にもぐりこむ。

真冬の夜の狂宴は、こうして幕を引き。

静かな夜が、ゆっくりと更けていった。









明けて翌朝、耳栓をしてぐっすりと眠った俺は、二日酔いもなく、スッキリ目を覚ます。

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耳栓を外して起き上がり、テントを横へ除け、すでに起きていたみんなへ、おはようと挨拶。

とたん、数人に取り囲まれ、こんな風に写真を撮られた。

別に構わんけど、その写真に使い道はあるのか?(・∀・)



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いつものごとく、俺がイチバン最後だったようで、他の連中は撤収にかかっている。



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昨晩テストした「わらじ」は、ナニやらすでに自然へと還(かえ)りそうなイキオイだ。



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よしなしのBMW・R1200GSと、ろろちゃんのYAMAHA・スパーテネレ1200。

俺のユリシーズもビッグオフだから、並べたらよかったな、と言ったら。

誰も返事してくれなかった(´・ω・`)



キャストホイールの17インチだけど、ユリシーズはビッグオフだもの!ヽ(`Д´)ノ






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みなとバカ話しながら、ゆっくりと撤収作業をするマイトガイ。



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クルマのうわばんは、すでに帰宅準備を終え、しきもほとんど荷物を積み終わってるね。



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しきはこのあと、お約束どおり道に迷って、ついでにフラットダートで遊んできたそうだ。

クルーザ好きで、ハヤブサ車高短にしてて、それらでダートランとか、ホント他人とは思えない。

つまりしきは、最終的に「ビューエルに乗ること」が運命付けられているんだろう。



ご愁傷様である(`・ω・´)






そんなこんなで、帰還の準備が整ったら。

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本日の山賊宴会は、これにて終了。

せっかく早朝だし、高速へ乗らないで、景色を楽しみながら帰ろう。

そう決めた俺は、楽しい時間を過ごした山賊たちに、手を上げてアイサツしつつ。



柏に向けて走り出した。






走り出してすぐ、「高速に乗らなくてよかった」と思い知る。

午後から雨予報の曇り空は、やけに寒かったのだ。

それでも道はがらがらなので、テンポよく走れて気分がいい。

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これは国道354、どっかの交差点。



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これはどこだっけ? 17号に入る前くらいかな?


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東へ向かって走るので、前方に朝焼けっぽい雲が見える。

どうやら、やっぱり雨になりそうだ。

となると、空いてるうちはいいけど、混み出したら354はすり抜けしづらいだろうな。



つわけで、17号から16号の、混んでてもすり抜けられる道を選ぶ。

17号に入り、しばらくは軽快にすり抜けてたんだが。

なにやら、やたら白バイが多い



「なんだろ、こんな時間に珍しいな」



思ってたら、この日は桶川でマラソン大会があったらしく、そのうち道が大混雑。



「失敗したなぁ。354で茨城へ抜ければよかった」



えらい混みまくってる17号を、えっちらおっちらすり抜ける。

全方向が赤信号になった交差点には、交通整理のおまわりさんがたくさんいた。

おかげで久しぶりに、走ってる最中、冷却ファンが回ったよ。






桶川を抜け、上尾あたりに入ったところで、道がようやく空いてきた。

と、信号で停まった交差点に、妙な看板を発見する。

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「あれ? 埼玉って海ねーよな? 川魚の市場か?」

あとで調べたら、たんに会社の名前だった。

「埼玉県魚市場」

つーか冷静に考えれば、別に海がなくたって、魚市場くらいドコにでもある(・∀・)






16号に乗ったら、あとはいつもの慣れたルート。

事故に気をつける場所も、パッシングポイントも、あらかたアタマに入っている。

寒いのでバカみたいには飛ばさず、ひらひらとクルマを縫って、トータル2時間で柏入り。



コンビニへバイクを停め、食い物やタバコを買い込み、オモテに出てみると。

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ついに空が泣き出した。

「なんだよ、つれねぇなぁ。あと2~300メータくらい、降るの待っててくれればいいのに」

と、お天道さんに文句を言いつつ、俺はユリシーズにまたがった。






ダチと一緒に、顔面が痛くなるほど大笑いして、美味い飯を食い。

冷たく澄んだ空気の中、星空と焚き火を眺めながら、美味い酒を呑み。

疲れた身体とアタマ、そして心を充電してくれた、最高の時間だった。

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みんな、楽しかったぜ!

またやろうヽ(`▽´)ノ





角渕山賊宴会 リーダー大爆発/了



 
 
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by noreturnrydeen | 2014-02-02 16:21 | エンカイ | Trackback
 
 
ゴトクとわらじを買ったんで、山賊宴会で試してみる。

そんな崇高な使命を胸に、半日仕事がハネた土曜の午後、ユリシーズへまたがった。

寒くて飛ばさないから、ユリの顔は「まろやかフェイス」のままだ。

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松戸市街を抜け、三郷南から外環道へ。

上限120スピードくらいでおとなしく、外環、関越とつなぎ、本庄児玉で降りたら国道17号。

県道40号を入って、角渕キャンプ場の横を抜け、いつも買い出しに行くスーパーへ。

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スーパーで肉だの酒だのを物色してると、後ろから声を掛けられた。

振り返れば、我らがリーダーPOPOさんが笑ってる。

笑って挨拶したら、お互いの買い物を続けてレジへ。



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PO 「かみさん、荷物、クルマで運んであげようか」

かみ 「あざっす! お願いします!」

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リーダーの「キャンプ道具」、FJクルーザー。

たぶん、あっという間に、BMWやWRの走行距離を越えちゃうだろうね。






キャンプ場では、すでにろろちゃんが荷物を広げてくつろいでいた。

アイサツしいしい荷物を運び、「eisukeさんは?」「今、忘れ物とりに」なんて話しつつ。

俺の視線は、横に並んでるビッグスクーター二台にそそがれる。



「誰のだろう?」と思ってたら、その視線を見たろろちゃんが。



ろろ 「eisukeさんの弟さんらしいよ」

かみ 「そーなの?」



そこへ当のご本人が、友人とともに登場する。

と言っても、あちらはこっちを、「偶然、近くでキャンプしてるヒト」と認識してるようだ。

普通にご挨拶されてるところへ、ろろちゃんが確認する。



ろろ 「○○さん(eisukeさんの本名)ですよね?」


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とたんにビックリして固まる弟さん。



ろろ 「お兄さんには、いつもお世話になってます。今日はお兄さんと、ここでキャンプなんですよ」

E弟 「え……あぁ、そうなんですか! いつもバカな兄がお世話になってます」

ろろ 「いやいや、こちらこそ、お世話になりっぱなし(主にメシ的に)なんですけどね」

E弟 「ということは……えぇと……山賊のみなさん?」



今度はこちらが絶句だ。



E弟 「いつも、どなたかのブログで読ませてもらってるんですよ」



それ、俺です。

心の中で、「マーマレ読んでるのか。じゃあダメ人間ってバレてるな」と思いつつ。

ちょっと焦りながら、「そ、そうですか」と苦笑いする俺に、ろろちゃんがトドメを刺した。



ろろ 「弟さん、現役の警察官らしいよ?」



苦笑いのまま、フリーズするマイトガイ。

いや、別に悪いことしてるわけじゃないんだけどさ(´・ω・`)

そんなこととは知らない弟さん、笑顔を浮かべ、ちょっと恐縮した感じで。



E弟 「音楽をかけるんで、うるさかったら言ってくださいね」

全員 「いや、間違いなく我々の方がやかましいんで大丈夫です」



口をそろえて、そんな「ダメ人間宣言」をする山賊連中。

弟さんは友人と一緒に、キャンプ場の奥へと進んでいった。

とたん、「絶対マーマレ読んでるね」「いや、よしなしんトコかも知れないじゃん!」と大笑い。






ろろちゃん、今回は色々と秘密兵器を導入してきた。

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まずは、結露防止用の携帯用ハーフカバー。

寒い季節は、コレのあるなしで、バイクのぬれ方が全然違う。

俺みたいに、いつも野ざらしのやつはカンケーないけどね(・∀・)



さて、冬の陽は短い。

俺もとっととキャンプの準備をしよう。

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つわけでテントを張り、イスやテーブルを組み立てて準備していると。



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BMWのドライブシャフト修理が間に合った、よしなし先生が到着。

フルパニアのGSは、やっぱカッコいいね。

今の俺には重過ぎるから、買おうとは思わないけど。






さて、準備が整ったら、暖かいとは言え真冬だし、とりあえず火を焚こう。

つわけで、焚き火台に着火剤を入れようとした瞬間、思いついちゃったマイトガイ。

視線の先には、アホほど落ちてる松の枯葉と松ぼっくり



「松葉と松ぼっくりなら、焚きつけになるじゃん」



着火剤を仕舞って、代わりに松葉と松ぼっくりをしこたま積み上げる。

それからライターで火をつけると、枯れた松葉はすぐに燃え上がった。

これならすぐに炭を起こせるなと満足していると、ろろちゃんやよしなしが叫ぶ。



「かみさん! 大変なことになってるよ!」



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火のついた松脂がこぼれおち、焚き火台の周りで、ちょっとした小火(ぼや)騒ぎ

延焼を防ぐべく、まわりの土を掘ってると、それじゃあ遅いと判断したeisukeさん。

おもむろにバケツの水で、台の周りを消火してくれた。



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とりあえず事なきを得て、ほっと苦笑いする、かみさん44歳。

みんなに、「かみさん、しょっぱなからカマしてくるなぁ」と笑われてると。

突然、ろろちゃんの悲鳴が響き渡った。



ろろ 「あぁ! ボヤ騒ぎで笑ってたら、パン焼いてるの忘れてた!」



見ると、ろろちゃんの山崎ダブルソフトが、思いっきり丸焦げになってる。



かみ 「ぎゃははは! カンペキ炭じゃんそれ」

ろろ 「こんなのナイフで削れば大丈夫だよ! かみさんナイフ貸して!」

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黒焦げのパンをナイフで削るろろちゃん。

でも、確かに削った下の方は無事で、普通に美味しいって食べてた。

もっとも、この丸焦げに比べれば、ちょっとくらい焦げてても気にならないだろうけど。






山賊らしく初っ端から大騒ぎしてると、どうにか休みを捻出した、うわばんがやってきた。

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すっかり山賊になったうわばん、時々火を見て呑まないとストレスが溜まる体質になったようだ。

全然、休みが取れないってのに、たまに取れた休みに、下道で茨城から群馬に来るんだからね。

客観的に見れば、ただのアホの子だ(・∀・)



するとエンジン音が響き、もうひとりの「アホの子」がやってくる。

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風邪でダウン&前日徹夜で仕事だったはずの、しき&ハヤブサだ。

アホの子の場合、安静にしてるより、山賊やった方が体調が整うのだろう。

実に残念な男である。



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しきの車高短ハヤブサを検分するリーダー&生暖かく見守る俺としき。



これで今回のメンツは全員、顔をそろえた。

となれば、先ほども書いたが、冬の午後。

今は暖かいけど、すぐに日が落ちて寒くなってくることは必定である。

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早速、メイン台に焚き火を起こし始めるeisukeさん。

それを合図に、集まってバカ話してた連中が、キャンプの準備を始め。

準備が出来たやつは、それぞれ勝手に酒盃を傾け始めた……のだが。



ぷう、ぷう、ぷう……



間の抜けた音に驚いて振り返ると。

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エアマットを持ってきたしきが、おもちゃみたいなポンプで空気を入れる音だった。

思わずみんな爆笑する。

なお、このポンプの音は、後々まで物議をかもし出すこととなる(大仰です)。



一方、とっとと準備を済ませ、「送風機が壊れた」と、近所のホームセンターへ向かったeisukeさん。

どうやら目当ての送風機は売ってなかったようで。

だったらおとなしく帰ってくればいいのに、「代わりに今川焼きを買って来た」とか妄言を吐いてる。

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なにをどう解釈すると、送風機の代わりが今川焼きになるのかは、永遠の謎だ。



とは言え、そこは山賊最強の料理人。

買い出し前に、料理の仕込みは済ませてあったので。

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明るいうちから、eisuke謹製「とん汁」は、早くも準備オーケー。



ただし。



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とん汁に入ってる肉としては、「明らかにおかしい物体」が入っている。



えい 「いや、やっぱりさ、肉はガッツリ喰いたいじゃん?」



だからって、バラブロックをとん汁に放り込むヒトは、そうそう居ません(・∀・)

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もちろんバカ美味いので、次々と山賊が群がってくるのは、いつもの光景。






二月にしては、わりと暖かかったこの日。

俺は当初の予定通り、さっそく、わらじを履いて様子を見る。

鼻緒のあたりはちょっと痛いけど、それに慣れれば藁の感触が心地よい。

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「う~む、馬鹿にされるから言いたくなかったが、正直、わらじは足が痛い」



と、半分ウケ狙いでそんな感想を述べてると、向かいに座ったリーダーが。



「寒い~! ひざ掛けが必要だよ、コレは」



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わらじの俺がバカみたいじゃないか、と思うがその前に。

ビニールシートのひざ掛けとか、「燃える予感」しかしないよリーダー(´・ω・`)

まあ、火だるまになったら、それはそれで面白いけど。






やがて、あっという間に日が暮れる。

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時刻は確か、5時半とかそのくらい。

そんな始まったばかりの時間なのに、リーダーはすでに、ワインをまるまる一本、空けている。

シートといい、ワインといい、だめな予感しかしないよ、リーダー。



そして案の定、この日は久しぶりに、リーダーの独壇場だった。

明るいうちから早々に泥酔したPOPOさん、相変わらず訳の判らないコトを言い始める。

それを聞いて、よしなしやしき、eisukeさんが大爆笑し、俺やろろちゃん、うわばんが苦笑い。



もちろん、ヒトの話なんぞひとっつも聞かないリーダー。

まるっきしアレなひとのように、独りで延々としゃべってる。

ちょっと聞くと、俺らと会話してるっぽいんだが、よく聞くと話がまったくかみ合ってない。






そんなリーダーの姿をツマミに、みんなで楽しく呑んだくれてると。

またも、ひよひよと間抜けな音がする。

音源は、アホの子「しき」と、おもちゃっぽいポンプだ。



よし 「ちょ、しき、なにやってんだよ!」

しき 「え? いや炭の燃えが悪いから、空気を送ってるの」

かみ 「ぎゃははは! ぴよぴよやかましいっつんだ!」

しき 「でもこれ、使えるよー!」

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ろろ 「なんで股間に置いてるんだい? 新しいオナニーかい?」

全員 「ぎゃははははは!」



こっから話は、オリエント工業やPOPOさんの性癖など、濃厚かつバカな方向へ進む。

もちろん、ここへ書くわけにはゆかない話ばかりなので割愛。

気になったら、キミも次回の山賊へ(・∀・)






周りの話を一切聞かず、独走態勢に入ったリーダー、ふと、「A.I(映画)また見たいなぁ」とつぶやいた。



ろろ 「ああ、POPOさんは、小さい男の子が好きなんだよね」

ぽぽ 「えー! でもさー! やっぱ若い方がいいじゃん」

かみ 「否定になってねぇよ! ナニ言ってんだリーダー」

ぽぽ 「かみさんはイヤ。若い子がいい」

ろろ 「かみさん、振られちゃったねぇ」

よし 「ぎゃははは! じゃあPOPOさん、しきは? 若いよ?」

ぽぽ 「えー……」

ろろ 「POPOさんは、十歳以下はダメなんだよね」

よし 「だから、かみさんはダメなんだ」

かみ 「ぎゃははは! くっそ、なんで俺が振られたみたいなカンジになってんだよ!」



早くも手がつけられない、我らがリーダー大暴走。

そんな中、とん汁をよそりにeisukeさんがしゃがみこむ。

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かみ 「ぎゃははは! eisukeさん、なんで半ケツ! 腰痛てぇつってるくせに!」

えい 「腰じゃなくて、背中が神経痛なんだよー!」

よし 「eisukeさん、POPOさんに狙われますよ」

ぽぽ 「えーすけさんもイヤ

全員 「ははははっ! また振られた!」



しきは「笑いすぎて顔が痛い」と悲鳴を上げ、よしなしは「こめかみが痛い」と笑っていた。

それでも容赦しないリーダーは、次々と意味不明の行動に移る。

コッヘルとアルミマグを出して熱燗をつけ始めたと思ったら、「これじゃダメだ」と叫び。

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ビンごと熱燗をつけ始めたのだ。



かみ 「リ-ダー、ふた開けてるとアルコール飛んじゃうよ」

えい 「そうそう、ちゃんとキャップした方がいいよ」

ぽぽ 「えー! 爆発しちゃわない?」

全員 「しねーよ! そこまで加熱すんな」

かみ 「その位置で爆発したら、しきの顔半分、ふっ飛ぶだろうな」



しばらくすると、POPOさんが熱燗に手を伸ばし、「熱い!」とわめく。



かみ 「燗つけすぎだよ、リーダー! 人肌でいいんだぞ!」

ぽぽ 「熱かったー! お湯」

かみ 「お湯かよ! 触るのそこじゃねーよ! 温度チェックするならビンに触れよ!」

ぽぽ 「人肌ってさー、40度くらい?」

うわ 「ははは、聞いてないですね。フタもしてないし」

ろろ 「君たちは偉いねぇ、ちゃんとツッコんであげて。ボクは疲れたよ」

全員 「ははははは!」






突っ込みつかれたろろちゃん、新兵器第二弾の、電子タバコの説明書きを読む。

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なんかちょっとカッコいいな、このろろちゃん(・∀・)



そんなろろちゃんの疲労など、アウトオブ眼中のリーダー。

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泥酔したまま、キムチ鍋を作り始めたのだが。

野菜を切る手は危なっかしいわ、鍋はひっくり返しそうだわ、見てる方のキモが冷える。

周りのツッコミをよそに、野菜から豆腐から、買った食材をすべて突っ込んだリーダー。



しき 「はははは! ふたが閉まらなくなってる!」

ぽぽ 「大丈夫だよー! ほら、こうやって押し込めば」

よし 「豆腐、潰れてるじゃん!」

ぽぽ 「えー! どれどれ……」

かみ 「ぎゃははは! 鍋をナイフで引っ掻き回すな! 混ざってぐちゃぐちゃじゃねぇか!」



延々と突っ込む俺たちに、果てしない疲労を残しつつ、本人はゴキゲン。

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ろろちゃんは、もはやツッコむ気も失せたようで、そのまま寝オチ。






そして、事件は起こった。






はじめに反省しておくと、この事態を招いたのは俺だ。

あんまり訳の判らないコトばかり言ってるリーダーに、泥酔を自覚させようと。

「片足で立ってみろ」と、挑発したのである。



するとリーダー、このときは珍しく話が通じて、よろよろと立ち上がり、片足立ちをした。



そして。



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自分の鍋をひっくり返しながら、盛大にすっ転んだリーダー。

あわてて駆け寄る俺たちに向かって、何が起こったの? と言わんばかりにポカンとしてる。

とりあえずケガはなさそうだと安心したら、その顔を見てみんな大爆笑。






ようやく座りなおして、ひと息ついたリーダー。

ふいに、「あ」と声を上げる。

何ごとかとそちらを見ると。

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うん、そうだよ。犯人はアンタだよ、リーダー(・∀・)



そのあとも、ズボンの位置を直すだかなんかで立ち上がり。

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そのたんび、みんなに「立つな!」「座ってろ!」「つーか寝ろ!」と突っ込まれつつ。

大混乱を巻き起こしながら、リーダーは独り、楽しそうにケタケタと笑っていた。

むちゃくちゃ笑うけど、むちゃくちゃ疲れる宴会だ。



だが、宴はまだ、終わらない。





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by noreturnrydeen | 2014-02-01 16:21 | エンカイ | Trackback

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