<   2013年 04月 ( 10 )   > この月の画像一覧

里帰り

 
 
連休後半のツーリングに向け、ふたつチェックすることがあった。

トールスクリーンの高速での具合と、もちろん、チェーンドライブでの高速走行だ。

まずは、チェーングリスやドロ、ホコリで汚れた車体を洗車する。

e0086244_15162410.jpg

きれいになったら、さて、ドコへ走りに出ようか。



と。

「そーいや、ずいぶん実家に帰ってないな」

つわけで、オフクロの顔を見に、里帰りを決める。



外環道に乗ったところで、様子を見ながら徐々に速度を上げる。

e0086244_15162875.jpg

最終的に200スピード(1/2時速)まで上げてみると、トールスクリーンはさすがに居住性が高い。

立ちが強いので、ラージフライスクリーンより少しハンドルを取られる感じはあるものの。

これだけ余裕があるなら、高速ランも充分やれるだろう。




トールスクリーンもチェーンもトラブルが出なかったので、すっかりゴキゲンのかみさん。

そのまま外環をすっ飛ばし、和光北で下道へ。

e0086244_1516364.jpg

それほど混むこともなく、のんびりまったり走れる。


やがて道は、かつて整骨院の学校へ通った通学路になった。

e0086244_15164049.jpg

「懐かしいなぁ。あ、そうそう、ここで飛び出してきた犬をよけ損ねて、すっ転んだっけ」



いろいろと感慨にふけりつつ、無事、実家へ到着。

e0086244_15164415.jpg

実家はオンボロの小さな小さな家だが、俺が子供時代を過ごした思い出の場所だ。

ついた傷や壊れた箇所のひとつひとつに、ガキのころの記憶が刻まれている。




コンコン。

呼び鈴なんぞシャレたものはないので、ノックをすると、中から声が聞こえてきた。


「どちら様ですか?」


お袋の声は、むかし怒鳴りつけられた迫力など見る(聴く?)影もなく、やけにか細い


「もう、70をとうに過ぎて、80近いんだもんなぁ」


上ふたりが死産で、三人目にやっと生まれた長男坊は、そんな風に思いながら声をかける。


「俺だ、かみだよ」


とたんにがちゃがちゃと慌てて鍵をあける音がする。

出てきたおふくろは、光を失った目をこちらに向けながら、嬉しそうに笑った。

俺も自然に笑顔が浮かんでくる。





小さな玄関、台所、居間には、所狭しと荷物が積み上げてある。

しかし、彼女は光を失ってから、手探りでしか物を探せない

なので、どんなに散らかって見えようと、俺の一存では片付けられないのだ。

e0086244_15165187.jpg

ま、見た目があまりにもアレだから、いちおう、モザイクはかけてみた。




見えないくせに、色々世話を焼こうとするのを押しとどめ。

お湯を沸かしてお茶を入れたら、オフクロと差し向かいで近況を報告する。

その合間にも、飯を炊こうとしたり、お茶菓子を探そうとしたり、落ち着きがないったらない。



「はは、落ち着かないな。そういうところは、俺にも受け継がれてるな」



軽口を言いつつ、オフクロの漬けた梅干をお茶請けに、いろんな話をした。

e0086244_15165828.jpg

梅干を入れてるのが、よりによってマーマレードのビンてのがまたね(´▽`)




ひと通り話したら、携帯で【神々】にアクセスし、俺の書いた小説を読み上げてやる。

帰ったときは、一本か二本、声に出して読んでやるのが、最近の習慣なのだ。

今回は、「おふくろの古新聞」と、「栞(しおり)」の二本。



「本にして出版しないのかい?」

「本にしたって、オフクロ読めないだろう。つーか金が絡んだらきっと書けないよ、俺は」

「面白いのにねぇ」

「ははは、親の欲目だよ、それは」





そうこうするうち、弟が起きてきた。

仕事の関係で、昼間は寝てることが多いのだ。

e0086244_1517168.jpg

「おう」

「おー! なに、今日は」

「思いついたから、里帰りだ」

「あ、そうそう、木村政彦の本をまた買ってさ……」



起き抜けから、日本柔道界の至宝のコアな話を始める弟に苦笑しつつ。

差し向かいで、ビールを呑み始める。

おふくろは、友人と約束があるとかで、出かけていった。




日本の職人の話や、中韓に対する意見、格闘技やバイク装備など。

呑みながらも、話は尽きない。

それでも、弟がトイレに行ったタイミングで、ミクシィにつぶやいたり、ろろちゃんやマルに電話をしたり。



ろろ 「これから夜勤だから、残念だけど行けないよー」

かみ 「そか、残念。んじゃ、またそのうちねー!」



まる 「おう、明日、走りに行こうぜ」

かみ 「お、いいな。どこ行くべよ?」



ダチと話したら、電話を切って、また弟と話す。

ただでさえ狭い居間に、荷物がたくさん置かれてるせいで、余計にせまっくるしい

そのわずかなスペースにケツをねじ込んで、懐かしい、おだやかな気分で酒盃を傾ける。



そして、気づいたら寝オチしていた。





目を覚ますと、オフクロが帰ってきている。

すっかり酔いのさめた俺は、泊まって行けと言う彼女に、「寝るスペースねぇじゃねぇか」と笑い。

弟とちょっとバカ話をしたあと、帰路につく。






いつの間にか暗くなった高速を、200スピード前後ですっ飛ばしていると。


がん!


イキナリ、アタマをぶったたかれる。

一瞬、がくんとアタマが後ろへ持っていかれるほど、強烈な一撃だ。



「なんぞ?」


と驚いてると、胸からアタマへかけて、強烈な風が吹きつける。

そこでようやく気づいた、うっかりかみさん43歳。

目の前にあったはずの、トールスクリーンが見当たらない



「うわ、スクリーンが飛んじまった」



ベースカウルのマウントに、若干ムリがあったからだろう。

振動と強力な風に負け、ゴムブッシュに刺してあったスクリーンが抜けたようだ。

しかし、すっかり暗くなった上に、もうすでに結構な距離を空走している。


「こら、見つけられないな。道路公団のヒト、ごめんなさい」






スクリーンの回収をあきらめた俺は、そのまま走り抜ける。

ちょっと小腹が空いたので、柏へはむかわず、三郷南で高速を降りたら。

もちろん、そのままレブ・ステ-キへ。

e0086244_1517683.jpg

レブへ到着すると、すでに店外で待ちの列ができていた。

このときはすっかり忘れてたんだが、今日は29日=肉の日だ。

2、9、29日は「肉の日」で、ステーキが安くなってるから混むのである。



「混んでるとこ悪いなぁ」


と思いつつ、いつもニコニコ可愛いYちゃんにアイサツ。


「何人? ひとり? めずらしいね」


混んでる店内に入り、さがり300塩をオーダー。

んで、ミクシィやフェイスブックにつぶやいたり、まるからのメールを読んだり。


「おめ、明日雨っぽいぞ。アサッテにすんべな」

「そだな、んじゃ、アサッテな」


気心の知れたダチは、話が早くていい。




やがてステーキがやってきた。

e0086244_15171091.jpg

相変わらず、柔らかくてさっぱりした下がり肉を、もぐもぐとおとなしく喰って。

混んでるトキに長居は無用と、さっさか会計して外へ出る。



すると、スクリーンが飛んで寂しい顔になったユリシーズが迎えてくれた。

e0086244_15171463.jpg

ちなみに今日、雨の合間を縫って治療院へゆき、ショートスクリーンをつけて来た。

明日、まるぞーと茨城へ走りに行く予定だからね。




レブを出て、国道6号線に乗った俺は。

オフクロや弟、飛んでったスクリーン、レブ肉の後味なんかに思いを馳せつつ。

e0086244_15171833.jpg


優しい風の吹く夜の街を、気持ちよくすっ飛ばしたのだった。




里帰り/了

 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-29 15:15 | ソロツーリング | Trackback
 








以上
 

[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-20 23:08 | メンテナンス・カスタム | Trackback
 
 
チェーンが届いたので、いよいよ最後の組み立てに入る。

昼休みに準備を済ませ、深呼吸をひとつ。

まずは外装を引っぺがし、各部を緩めて、リアホイールを外す。

e0086244_14433245.jpg

プーリーをスプロケットに交換したところで、写真を撮ってないことに気づき、あわてて撮った。

ドライブ側もスプロケットに交換し、アイドラースプロケットも仮組みして。

待望のチェーンを取り付けてみる。




用意したのは、EKのSRX530‐116リンク。

仮止めしてみると、ほんの少しだけ長いので、2リンク切り飛ばす。

e0086244_14434689.jpg

eisukeさんに頂いたグラインダが、早速、大活躍。

つーか両頭グラインダって初めて使ったけど、音がものすげぇ静かなのな?




チェーンカットが済んだら、今度はカシメるわけだが。

今回EKを選んだ理由のひとつが、8mmレンチでカシメられるSLJ(スクリュージョイント)だ。

→ SLJ ←

上のリンク先にあるように。

e0086244_14435327.jpg

チェーンにジョイントを差し込んで。


e0086244_14435797.jpg

8mmのレンチでカシメたら、余った分を折り取るだけ。

初めて使ってみたけど、これ、普通にカシメるよりずっと楽だ。

リンク数もわかったし、次回もコレにすれば、作業がずっと楽になるだろう。





カシメ終わって取り付けてみると、チェーンのユルみが少し大きい。

「最近のチェーンは、初期伸びが少ない」とは言え、縮むことはないわけだから、ユルいのはよろしくない。

なのでアイドラースプロケットのブラケットを加工して、チェーン調整できるようにする。

e0086244_1444219.jpg

ドリルスタンドとエンドミルのおかげで、こういう作業が手早くなった。

今回のコンバート作業での、イチバンの収穫かも知れない(´▽`)





それから、スイングアームにチェーンスライダーを自作して取り付ける。

材料はMCナイロン

調べたら、これがイチバン手ごろかつスライダーに向いた素材だった。



んで、向いてるのはいいんだが。

硬くて自己潤滑性が高いので、加工がちょっと手間。

糸ノコでしこしこと切り出し、グラインダで整形する。

e0086244_144479.jpg

強力な両面テープで貼り付ければ完成。

ま、完成つってもこれは試作だから、不具合を見ながら作り直してゆく予定。

両面テープ以外のマウント方法も含めてね。




取り付け作業がすべて終わったところで。

ジャッキアップしたまま、エンジンをかける。

ドキドキしながら、ギアを一速に入れて、クラッチをつなぐと。




カラカラカラカラ……



「チェーンラインOK、たるみOK、干渉(今のところ)OK! ってことは……」













チェーンコンバート完了!!!




嬉しくなっちゃった43歳。

上半身ハダカ(今日は暑かったのだ)でサンダル履きのまま、ご近所をちょろっと走ってみる。

すると、チェーンがどこかに当たってるような、異音や振動は全く感じない。



「よーし、よーし、よーし! カンペキだっ!」


平日の昼下がり、半裸で吼(ほ)えるおっさんひとり。




と、いうわけで。

構想から一ヶ月ほどかかったが、本日、無事にチェーンコンバートが完了した。

e0086244_14441192.jpg

まだまだ初期伸びのあるうちは、こまめにチェックしてやる必要があるけどね。




待ちきれないこんな日に限って、患者さんが多くて忙しい。

仕事が終わって身体はヘロヘロなんだが、しかし、気持ちは絶好調のマイトガイ。

いつもの帰り道で、乗り味を検証してみよう。





走り出してしばらくは、異音や変な振動がないかを確認しつつ、ゆっくり走る。

そして、「どうやら大丈夫そうだ」と安心したあたりで、ちょうど道もツイストし始めた。

こっからは、遠慮なくぶん回して、違いを確かめてみる。



ローギアードなぶん、加速が若干よくなってるはずだが、直線では体感できない。

ここんとこ練習してたので、無駄なエンブレもなくスムーズにシフトダウン。

ブレーキをリリースして、旋回。



立ち上がり、アクセルを開けた瞬間、思わずにんまりとしてしまう。



直線加速ではわからなかったが、立ち上がりのトルク感が、明らかに違う。

そして、アクセルオンからの吹け上がりも早い。

ま、これはチェーン化の恩恵じゃなくてギア比の恩恵だが、ベルトじゃギア比を変えられないからね。



そして、チェーン化して気づいた、いちばん特筆したいところは……



それ(ギア比)以外に、違和感が全くない!


いや、まあ、冷静に考えれば、ベルトとチェーンでそれほど違いがないのは当然なんだが。

でも、ここまで違和感がないとは思わなかった。

これなら、あらためて走り方を模索する必要もない。



強いて言うなら、リアサスの動きがよくなったから、サスセッティングは必要かな。





無事に家まで走りきって、チェーンをチェックしてみる。

異常なユルみや、変なケズレはなかった。


ま、暗いところだったから、また明日チェックしてみるけど。




テストランも無事に終わり。

かみさんの自作チェーンコンバート大作戦、カンペキに大成功。

気持ちよく幕を閉じることとなった。



ネット上で情報をくれた、すべてのヒトに感謝しつつ。

生まれ変わったユリシーズで、これからも走り倒してゆこうと思う。

いやー、とにかく無事に終わってよかったよ(´▽`)





んじゃ、エンドロール。


ドリブンスプロケット/XAM製ブランク 530‐52T
チェーン/EK‐SRX530‐114L
e0086244_1444154.jpg

ノーマルが2.41:1のところ、2.47:1と、ちっとローギアードになってる。

なので、いずれリア51T(=2.42:1)に変更する予定。

予定は未定。

あと、メーターの補正は……まあ、うん……ね?




ドライブスプロケット/92年型スポーツスター用 530‐21T
アイドラースプロケット/ゼファー1100ドライブ用16T
e0086244_14442064.jpg

ドライブはノーマルを外す作業が大変なだけで、まったく問題なくポン付け。

ただし、固定のためにオフセットカラーか、EBRの加工されたナットみたいなのが必要。



アイドラーはもう少し大きい方が、チェーンとスプロケの位置関係的にいいかも。

ピボット位置まで持ち上げられれば、理屈としてはスイングアームに追従しやすいはず。



最後に、チェーン(プーリ)カバーをつけてみたら。

e0086244_14442490.jpg

なんかものすげぇフツーになっちゃった。

社外のプーリカバー付けたいところだけど、アレ、高いんだよなぁ(´・ω・`)



e0086244_14442955.jpg

とりあえず、春ツーリングが楽しみだ(´▽`)b



チェーンコンバート/了


 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-18 21:02 | メンテナンス・カスタム | Trackback
 
 
シュラフカバーや、POPOさんの貸してくれたシーツで、完全武装したおかげだろう。

特に「寒くて眠れない」といったことも無く、気持ちよく目覚めた朝。



みんなよりひと足早く起きて、残っていた熾き火で湯を沸かす。

e0086244_1254781.jpg

味噌汁を作って呑んだところで、昨夜リバースしたせいか、猛然と腹が空いてきた。

昨日、買いすぎて残っていた鶏肉を引っ張り出し。

e0086244_1254111.jpg

同じく熾き火で焼いてやる。

鶏皮から出る脂で炒めて、塩コショウしただけの、簡単な朝メシだ。

美味かったが、さすがに朝から喰うには重かったようで、このあと胸焼けしてた。




んで、ぼんやりしながら、チンタラ撤収していると。

e0086244_12541870.jpg

タツヤ、よしなしと、ちらほら起きてくる。

「おはよー!」

「ういーっす!」


テキトーなアイサツをしながら、みなそれぞれ、撤収したり朝餉の支度をしてると。



ぶろろろろ!


Vツインのエンジン音とともに、昨日は不参加だったeisukeさんがやってきた。

e0086244_12543119.jpg

「おはようございます!」

「おはよー! かみさん、ほれ、持ってきたよ

へ? なんぞ? と目をやった先には。





e0086244_12543785.jpg

ベンチグラインダー

「ぎゃははははっ! マジすか! いや、ありがとうございます!」

前に「いる?」「いただきます」と話してたのだが、まさかこのタイミングとは思わなかった。

eisukeさんのお土産に爆笑してると、みんな次々と起きてくる。




半分寝ぼけてる面々を尻目に、eisukeさんは撤収作業を手伝ってくれた。

むしろeisukeさんが働いて、俺らが見ちゃってるイキオイ。

ホント、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。




やがて撤収作業を終えた俺は、みんなの作業を眺めたり、バカ話したりして過ごす。

e0086244_12545288.jpg

ろろちゃんのコンプレッションバッグに釘付けのタツヤ。

こうやって、みんなのキャンプ道具が増えてゆくのだ。

俺のパッキングだとコンプレッションバッグは使わない方が捗(はかど)るから、買わないけどね。




ご近所の用事があるとかで、まずはタツヤが帰ってゆく。

e0086244_12545785.jpg

ホームセンターの箱を積んでるロケットスリーは、たぶん、世界でコイツくらいだろう。



それから、みんなでダベリング。

e0086244_12556100.jpg

よしなしや俺のプロテクターから、それぞれの装備の話になった。

安全や事故に関しては、みな、それぞれの考えがある。

そのどれが正解ってことはないだろう。



俺としては、生きて長く単車を楽しみたい。

だけど、絶対に事故らないとも、絶対にコケないとも言えない。

だから、死やそれに殉ずる大怪我のリスクを減らし、少しでも生き残る可能性を高める。



プロテクターは、その予防措置のひとつであり、それ以上ではない

過信しては意味がないし、それはヘルメットや他の装備にも言えると思う。

結局は、乗り手の意識や心構えの問題なんだろうね。






とまあ、真面目な話やバカ話をしたら。

さて、そろそろ帰りますか。


「かみさん、最初の給油まで一緒に行こうよ」

「ええ、もちろん!」


ホント久しぶりに、一緒に走るpoitaさんにそう答え、共に走り出したたところで。

e0086244_12551122.jpg

本日の山賊宴会も、無事、終了した。

タツヤが失踪したり、俺がシュラフを忘れたり、まあイロイロあったけど。

相変わらず楽しくて、腹の皮のよじれた宴会だった。



よしなし、POPOさん、タツヤ、マル、eisukeさん、楽しい時間をありがとう!

また近いうち、美味い酒を呑んで、美味い飯を食って、腹を抱えて笑おう!

それじゃ、またね!






つわけでpoitaさんとふたり、走り出したマイトガイ。

途中でガソリンを入れたら、高速の入り口までのんびりと走る。

ちょちょろちょろ割り込んできた400も相手にせず、楽しく走って高速へ。









そして、地獄が始まった



合流を気持ちよく加速して、本線に乗ったところで150スピード(1/2時速)。

いつもならそのまま巡航に入るところだが、後ろからGTSがぴったりついてくる。

高速の苦手なビューエルだが、ここで手を振ってサヨナラは、あまりにアレだ。



俺はアクセルを戻さず、そのまま加速し続ける。



180……190……200

普段なら、風圧とエンジンの悲鳴で、すっかりやる気のなくなる速度域だ。

しかし、ミラーに写るGTSと、それを駆る巨体の姿に、俺の心はすっかり躍らされている。



「確か、空荷で240とか言ってたよな? んじゃ、荷物を積んでりゃもちっと落ちるべ」



そういう自分も荷物積んでるってことを、考慮に入れないのが俺の浅はかさ。



ま、高速巡航は向こうの土俵とは言え、ここで引いたら面白くない。

幸いクルマの姿もソコソコ見えるし、まるっきしフリーじゃなきゃ、ちったやれるだろう。

俺は愛機にムチをくれて、空冷エンジンの咆哮を聞きながら加速する。






が。

やはり、poitaさんはpoitaさんだった。




相変わらずの澱(よど)みない走りで、軽やかにクルマの列をパスしてゆく。

すり抜けでいくらか緩んだ速度も、次の瞬間にはドカンと加速して相殺。

こっちは200でアップアップ、それも180から上は眠っちまいそうな加速だ。



少しでも距離が開くと、その差を埋めるのは難儀と言うか不可能



そんでまた、やはりpoitaさん。

距離が開くとアクセルを緩めて、待ってくれる……いや、待ってやがるからタチが悪い。

「なんなら置いてってくれればいい」のにとつぶやいても、もちろん彼には届かない。



鶴ヶ島あたりまで一気にすっ飛ばし、川越あたりで俺の心はカンペキに折れる。





待っててくれたpoitaさんにハンドサインを送り、三芳パーキングで休憩。

e0086244_125516100.jpg

ヘルメットを取ったpoitaさんの顔が、も、明らかにニヤついてる。


「くっそー、カンペキに千切られました」

「いや、かみさん調子悪かったんじゃないの?」

「高速はホントからっきしなんですよ、こいつ」

「へぇそーかぁ…………」


と、なんでもない風に答えたあと。

一瞬タメをつくってから、poitaさん。

満面の笑みを浮かべながら……









遅っそ! ビューエルおっせー!

「ムキー! 今度は峠でやりましょうよ! 曲がった道なら……」

「やだぴょん! もう、かみさんとは、しばらく走らない!

「くっそー! 高滝あたりで待ち伏せてやる!」



いい歳したおっさんふたりが、ゲラッゲラ笑いながら叫んでるのだ。

良識のあるヒトなら、眉をひそめるかもしれない。

だが、俺や、おそらくpoitaさんも。そして、俺と一緒に走ってくれるバカなヤツラも。



こんな風に走って、こんな風に笑うために、単車に乗ってるのだ。



もちろん、他にもそれぞのれ楽しみや走り方はある。

例えばロングツーリング、例えばカスタムや洗車、あるいは盆栽と自慢。

そのどれも、それぞれが楽しくてやってることだ。



俺はそれを、カケラも否定する気はないし、認めてさえいる。



だけど、こういうバカみたいな追いかけっこも、それに負けないくらい好きなのだ。

少なくとも、俺と好んで走ってくれるような、ちょっとアレな連中にとっては。






ここでしばらくダベって、他のライダーが集まってきたところで、俺たちは立ち上がる。

そのまま俺はユリシーズにまたがり、poitaさんはまだ出ない(あとで聞いたら鍵を探してたんだそうだ)。

poitaさんが、先に行けと手で示してくれたので、俺はアイサツして走り出した。



「なはは。そういや、poitaさんとこんな風に走るのは、いつ以来だったろうな」


そんなことをぼんやり考えながら、先ほどまでの余韻を引きずって、少し飛ばし目に走る。


「チェーンドライブにしたら、今度は房総でリベンジだな」


メットの中で小さくつぶやいて、俺はにやりと笑った。




poitaさん、楽しい(?)時間を、ありがとうございました。

なんか、久しぶりに「poitaさんに会った」気がしました。

また、近いうち走りに行きましょうね!



今度は峠道を(´▽`)









この日はなんていうか、タイミングがよかったのだろう。

楽しい記憶をツマミに、日曜の昼間っから呑んだくれてると、携帯にメールが入る。

福島の方まで走りに行ってたタカシが、その帰りに寄るというのだ。



二つ返事で快諾すると、数時間後、タカシが顔を出す。

そこでお互い走ってきた話をしながら、俺は酒を、タカシはコーラを飲み。

こうなりゃ、単車話は止まらない



走り方、タイア、トラクション、延々と話し込んでると。


ピンポーン!


実はこの日、肩の調子が悪いという「あきちゃん」を治療することになってたのだが。

それにしては、やってくる時間がちょっと早い。

「仕事、早く上がったのかな?」と思っていたら。



「あら」

小さく驚いたナオミの声に続いて、ニヤニヤしながら家に入ってきたのは。

イカ釣り漁船でおなじみ、俺と同じくらいバカな若者、「しき」だった。

e0086244_1255201.jpg

タカシにしきを加え、俺のゴキゲンはますます絶好調

バイクの動画や「男くさい歌」をようつべで再生しつつ、楽しい時間を過ごし。

さらに、治療にやってきたあきちゃんを巻き込んで、宴は夜まで続いたのだった。




タカシ、しき、あきちゃん、楽しい時間をありがとう!

みんな、またいつでも遊びにおいで!




てなわけで。

山賊→高速→宴会と、ステキな週末を過ごした、かみさんの自慢話はコレにて終了。

必然だったと思えるほど、色んなコトやヒトが、色んなタイミングで起き、あるいは出会い。

実に楽しい週末だったよ。



次の機会にはキミも、一緒に走ったり飲んだりしようぜ(´▽`)/







タイミングという名の必然 /了
文責/かみ


 
 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-14 12:55 | エンカイ | Trackback
 
 
やがて陽が落ち、あたりが薄暗くなってくる。

吹く風に、冷たさを感じるようになってきた。


だとしたら?


そう、もちろん山賊宴会の本当の主役、焚き火の時間だ。

e0086244_12514560.jpg

キャンプ場に用意されていたマキを遠慮なく積み上げ、ガンガン燃やしてゆく。

火が落ち着いたところで周りを囲み、あらためて酒を酌み交わす。



もっとも、明るいうちからいいペースで呑んだくれてるので。

e0086244_12514992.jpg

中には一度オチてしまう人もいたり。

写真は撮ってないけど、よしなしも一度オチてた。



呑んだくれて尿意を催した俺は、キャンプ場のトイレに行ったところで、臭いにやられてしまう。

いや、もちろん根本の原因は、臭いつーより食いすぎなんだろうが。

とにかく、いきなりこみ上げてきたアツい何かを、思いっきり吐き出した。




吐き終わってスッキリし、焚き火のそばへ戻ったところで、ふと気づく。


「あれ? タツヤがいない

「え? あれ? その辺にいない?」

川に落っこちてるんじゃねーの?」



この段階ではそんな感じで、冗談を言っていたのだが。



「タツヤー! おーい! どこだー!」

呼べど叫べど姿を現さない、秩父のギャングスタ。

リバースしてすっかり酔いのさめていた俺は、ちょっと不安を感じ始める。



バッグからライトを取り出して、川のほうへ歩いてゆき、水面を照らしてみるのだが。

もちろん、タツヤの姿はない。

いや、まあ、ホントに浮いてたらオオゴトなんだけど。





始めは笑っていた連中も、だんだん心配になってきたのだろう。

みんなでわりと真剣に探し始めた、ちょうどそのとき。

暗闇から、タツヤが姿を現した。



「タツヤてめぇ、ドコ行ってたんだよ!」

「えーちょっと買い物に」

「おま、ふざけんな! マジで探しちまったじゃねぇか!」



いつも、「すべて自己責任」「死んでても置いていく」なんて言ってる山賊どもだが。

なんだかんだ、気のいい連中なんだなと、改めて確認できた事件だった。

みんなが探してたことに、逆に驚いたタツヤは、ロールケーキかなんかを配ってゴキゲン伺い。

e0086244_12515345.jpg

いやもちろん、心配こそすれ、ホンキで怒ってるやつはいないんだけど。





タツヤ失踪事件がひと段楽したところで、今度は俺が買い物に出る

かみさんには、酔っ払うとアイスを食いたくなる性質があるのだ。


「なんか要るものあります?」

「あ、じゃ俺、コーラ買ってきて


poitaさんのオーダーにイキオイよくうなずいて、コンビニへ買い出しに出る。

e0086244_1251574.jpg

そして、アイスをしこたま買い込んで帰ってくると。


「……かみさん、コーラは?

「あぁ! 思いっきり忘れてました! すんません!」


うっかりかみさん、相変わらずの安定感(´・ω・`)




コーラ買い忘れをごまかすために、タツヤにジョーク半分のセッキョーなんぞをしてると。

クルマが一台、やってきた。

こんな時間にこんなところへ来るんだから、おそらく関係者だろうとみんなで注目してると。

e0086244_1252765.jpg

バリバリ関係者、俺の朋友、マルだった。



「あんだおめ、来れたんけ」

「おー! 泊まらないで帰るけどな。あ、コーラ買ってきたけど、誰か飲む?」

「うおー! マルさんすげータイミング!」



長い付き合いだが、コイツはこういうタイミングが、確かにすごいことが多い。

何かしら呪術的な力があるのだろう。

雨の匂いとかもわかるみたいだしね(それは野生です)。





コーラごときで株をあげたマルゾーをやっかみつつ。

焚き火を囲んで、バイク話やバカ話。

今回はpoitaさんやマルといった、「飛ばし屋」が居たので、結構、走り系の話も出来た。

e0086244_12521167.jpg

poitaさんと意見の一致した「走りはトラクション」的な話、が、イチバン印象に残ってるかな。



タイアのグリップを引き出すのも、旋回性能を引き出すのも、やはりトラクションが肝(キモ)。

トラクションを御座(おざ)なりにしてたら、いいタイアを履いても、いいマシンに乗っても意味がない。

興味のない人にはアレだが、好きなヤツにはたまらない、そんな感じの話だ。




あとは、ソクラテスと、弟子のプラトンとか、そんな話もした。

俺とpoitaさんは案外、こういう話が好きなのだ。

ま、話した順番とか、マルが居た居ないあたりは、正直、記憶があやふやだけど。




とりあえず、ソクラテスの弁明にも、プラトン立体にも、まったく興味のなさそうなタツヤ。

e0086244_1252151.jpg


今日は息子が来てないから、いちおう最年少なわけで、絶好調に飛ばしてる。

ニッコニコで火を燃やすとーちゃんの姿を、ぜひとも子供たちに見せたいものだ。

いや、まあ、そら確かに、普段は俺がやってることなんだけどれも。




突然。

poitaさんが叫び声を上げて立ち上がる

ナニゴトかと視線が集まる中、彼が示したのは今まで座ってたイス。

e0086244_1252224.jpg

思いっきり、ぶっ壊れてた。

ま、黄色熊の巨体を支え続けてたんだから、仕方ないっちゃ仕方ないだろう。

とりあえず現在、poitaさんの買い物リスト筆頭はキャンプイスってコトだけは確か。



イスをどけて、シートの上へ直に座ったpoitaさん。

e0086244_12531238.jpg

「すわり方がテディベア」

つーのはPOPOさんの弁なのだが、実に言い得て妙だ。

ま、言ってる本人も、上下のまぶたがくっつきそうだったけど。




最近は、ツーリング先か山賊でしか会ってない、朋友マルゾー。

e0086244_12525964.jpg

いつの間にか、「イイヒト」「やさしい」「かみさんの世話で大変」など、言語道断の評価を得ている。

この機を逃さず、「本当はマルの方が100倍クズ」だと力説したんだが。

如何せん、この穏やかな表情で「ああ、そうだな」なんて、往(い)なしやがるもんだから。


結局、ただただ俺が器の小ささを露呈しただけに終わった(´・ω・`)





そんな感じで呑んだくれていれば、あっと言う間に時間が進む。

さて、それじゃあ、そろそろ寝ようかと思った矢先。

俺の脳裏に、イナズマのごとき衝撃が走った。




「あぁ! しまった! 俺、シュラフ持ってくんの忘れた!



春先とは言え、まだまだ寒いこの季節に、痛恨の忘れ物である。

するとマルゾーが、「しかたねぇな。俺の貸してやる」と、着ていた上着を貸してくれた。

もちろん、とてもありがたかったのだが、しかし。



このタイミングで、このやりとりである。



みんなの顔に、「ああ、やっぱりな」という表情が浮かび。

マルの株がまた上がる一方、かみさんの株、今季最大の爆下げ

恐るべし、マルノミクス。






そこで突然、すばらしいアイディアがひらめいた。

ナオミさんに電話して、シュラフを持ってきてもらおう!

そして、マルに上着を叩き返し、俺の株を上げなおそう(上がりません)。


ぷるるるっ! ぷるるるっ! がちゃ。

e0086244_12531754.jpg

「あ、もしもし、ナオミ? 俺、シュラフ忘れちゃった。今から持ってきて」

「ほえ? シュラフ? ああ、ムリ



凍死のかかった命がけの交渉は、開始5秒の「ああ、ムリ」で速攻決裂。



どうやら寝ていたらしいナオミさん、俺の生命よりベッドの方が大事のようだ。

絶対零度の冷たいセリフに、「じゃあいいよ、薄情もの!」猛然と電話を切る。

と、どこからか声が聞こえてきた。


「マルさんもだけど、ナオミさんも大変だなぁ」


ふん! 知るか!(`Д´)





とまあ、そんな感じで。

e0086244_12532197.jpg

俺のやりきれない思いを乗せた風に吹かれつつ。

宴の夜は更けていったのだった。


NEXT/高速・宴会編
 


 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-13 12:53 | エンカイ | Trackback
 
 
今回は、群馬の灰色熊が、残念ながら不参加。

それを取り戻すかのように、房総の黄色熊が動き出した。

e0086244_12485626.jpg

「なにやってんすか?」

「他のバイクとも並べて写真撮りたいの! つーかこっち見んなっ!

poitaさん、どうやらガラゲ用の写真を撮りたいらしい。



ちなみにガラゲつーのは、「garage girls(ガレージガールズ)」のこと。

poitaさんが趣味で製作してる、WEBマンガの略称なのである。>>ガラゲ<<

俺も含めてたくさんのファンだけでなく、一部に熱狂的なマニアをも排出中の作品だ(要出典)






その姿を見るうち、みんな根っからの単車好きだけに、ちらほらと立ち上がる。

まずはもちろん、変態的な足回りを誇るGTSに群がる面々。

e0086244_1249261.jpg

前輪が片持ちのスイングアームで、ベンチレーテッドディスクに、シングルの6ポッド。

キャリパーとディスクが完全にホイール内に入ってるのはクルマと同じ。

あと、シングルで6ポッドなのは、ビューエルと同じ。



乗り味や操作性なんかは、poitaさんのトコで。

>>GTS1000(三代目)<<




俺としては、スッキリしたリア周りに、唯一気になるのが、二重のリアフェンダー


「poitaさん、スイングアームにフェンダー付いてるし、上のフェンダー切り飛ばしましょう」

「ちょ、なんでそういう話に」

「そうですね、コレは切っちゃっていいですね」

「だろう? タツヤ解ってるじゃねぇか」

「ちょ、たっちゃんまでナニ言ってんの!」

「これ、ガラゲに載るなら、陵辱しておこう。ほれほれ」

「ぎゃははは! ろろちゃんやめてー!」


あわれGTSは、酔っ払った山賊たちの恰好のツマミになる。




GTSを見ながら、みんなでわいわい好き勝手に言ったら。

こんだ河岸を変えて、タツヤのロケット3を観察。

e0086244_12591853.jpg

タツヤのロケット3、通称エロケットはハンドル周りにイロイロ付いてるので。

覗き込みながら、「これはなんだ」「これ押していい?」とイジりまくる。

一時期、バッテリー問題で悩まされたらしいが、俺に言わせれば。

バッテリーの前に、ナイトライダー(ヘッドライト下の左右に動くLED)をはずせって話だ。




バイク談義がひと段落したところで、またも車座になり宴会。

e0086244_12492719.jpg

陽が伸びてきたぶん、みんなの顔を見ながら呑めるのは楽しい。

いや、焚き火の明かりで眺めるのも、もちろん悪くないんだけど(´▽`)



と、先ほどビールの入れすぎで苦くなった料理を手に、ろろちゃんが立ち上がった。


「コレを、poitaさんのナベに入れれば、絶対うまい」

「えーマジでー?」

「でもなぁ、ろろちゃんの作るのは確かに美味いからなぁ」


賛否両論わきあがる中、ろろちゃんはスキットを持って、poitaさんに近づき。

e0086244_12493774.jpg

ろろイタリアーナを、肉ナベに投入

みんな半信半疑なのだが、ろろちゃんの実力を知ってるので、ツッコみ切れない。




一方、我らがキャンプリーダー、マイケル改めインディPOPO。

e0086244_12494595.jpg

豚肉とニンニクの芽かな? フツーに美味そうな料理を作っている。

POPOさんはこのあと、手の込んだシチューまで作ってた。

すげぇ美味かったけど、本人は腹いっぱいで食ってないらしい。


ま、山賊宴会では、わりと散見される現象なんだけど。




と。

みんなが目をはなした一瞬、poitaさんが無茶をした。

「あぁ、なにやってるんですか!」

e0086244_12495013.jpg

イタリアーナ肉なべに、いつの間にかギョーザが投入されている。


「いや、絶対、美味いって!」

poitaさんが力説するも、周りの連中は半信半疑つーか半笑い

やがて出来上がったナベに、POPOさんの持ってきたバケットを浸して食う。


すると。

e0086244_12495634.jpg

「あれ、なんだ? 美味いぞ?」

「うん、フツーに美味いね、コレ」

恐るべし、poitaナベ。


e0086244_1250098.jpg

poitaナベバケット浸しに、ろろちゃんもご満悦。




poitaさんはと言えば、なにやら「ひと仕事やり終えた感」をかもし出しつつ。

e0086244_12501192.jpg

してやったりの笑顔。

奥では俺が、すでに買って来た揚げ物をもてあまし、食いきれなくて悶絶している。




いいかげん腹いっぱいなんだが、まだまだ終わらない山賊料理。

e0086244_12501556.jpg

今度はタツヤがペペロンチーノを作り始めた。

これがまた秩父やくざの手から作られたとは思えないほど、美味いったらない。

いや、まあ、タツヤは元々本職だから、そら美味いに決まってるんだけど。


でも、俺にはちょっとカラかった(´・ω・`)




飲み食いが落ち着くと、また立ち上がってバイク談義。

「コレがあるから山賊宴会は楽しい」といっても過言ではない時間だ。

いや、もちろん、これ以外も楽しいんだけど。

e0086244_12502046.jpg

ろろちゃんのBMW‐F800Sは、ツインのミドルスポーツ。

前に乗ったことある俺の、個人的な感想としては、実に癖のないバランスの取れたスポーツバイクだ。

つーか、いつの間にか、800ccがミドルって言われちゃう時代になったんだねぇ。

おじさんは感慨深いよ。





この数日後、ついに走行二十万キロを超えた、よしなしのBMW‐R1200GS。

e0086244_12503227.jpg

サイドケースのでっぱりが半端なく、あるなしで最高速がかなり違うらしい。

またがってみると、イメージつーか記憶してたより、ずっと足つきが良くてびっくりした。

単純に、俺が足つきの悪いバイクに慣れただけ、って話もあるだろうが。




逆に、足つきがいいと思ってまたがったロケットの。

e0086244_12502543.jpg

思いのほかの足つきの悪さに、ちょっとおどろく元ロケット乗り。


「こんな足つき悪かったっけ? つーか俺、こんなんで峠攻めてたのか。狂ってるな」


かつての、自分のアホさ加減に驚愕するばかりだ。

もちろん、タツヤとpoitaさんは、現在進行形のアホってことだよ(´▽`)






呑んだくれて単車の話をし、乗り方の話をし、美味いものを食って、また呑んだくれる。

e0086244_12503685.jpg

そして、こんなに楽しいのに、冬と違ってなかなか暗くならない

だから単車にまたがって、またバカ話に興じることが出来る。




何度も書いたが、何度でも書く。

山賊宴会は、本当に最高だ(´▽`)/

あ、ごめん。まだ終わらないよ。


NEXT/山賊編3

 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-13 12:51 | エンカイ | Trackback
 
 
ベルトドライブで走るのも、そろそろ最後になりそうな、センチメンタル土曜日。

もちろん、そんなこたぁビタイチ関係なく、週末は遊びに出る。

月に一度のストレス解消、山賊宴会にゆくのだ。



朝イチ、荷物を積み終えて、写真を撮ろうとすると。

「前回、通りがかったお姉さん」が、また通りがかった。

カメラ構えて通報されちゃ困るので、カメラは仕舞って走り出す。


ちなみにお姉さんは冷たい感じのキリッとした美人だった。





んで、仕事がハネた午後。

職場から走り出し、三郷へ向かってすり抜けてると、思いっきり忘れ物してることに思い当たり。

ちょうどレブステーキあたりの六号線で、大声を出すかみさん。


「あぁ、カメラ持ってくるの忘れた!


とは言え、ここから戻るのはメンドー。

「ま、携帯もあるし、よしなしが来るからヤツに写真をもらえばよかろう」

と、他力本願全開で、三郷南から高速に乗る。




換えたばかりのパイロットパワー3にニヤつきながら関越を北上。

e0086244_12444770.jpg

上里で一服入れたら、キャンプ場まではあと少し。

暖かくなって、だいぶん増えてきたツーリングライダーに、片手を挙げて挨拶しつつ。

160~180スピード(1/2時速)あたりで一気に抜ける。




キャンプ場へ到着すると、すでにメンツが集まっていた。

POPOさんの四駆、タツヤのロケット3、ろろちゃんのBMに、POPOさんのBM……

え? いや、POPOさんのクルマあるよね?

e0086244_12451169.jpg

BMだと思ってサラっと見過ごしたのは、poitaさんのGTSだった。

フロントが片持ちのスイングアームという、おそらく二度と発売されないだろう、時代のアダ花。

ロケット3と並んでも遜色ない、変態バイクである。


ま、そんな二台さえ色あせるほど、乗ってる人間がイチバン変態なんだけど。





アイサツしいしい、荷物をほどいて宴会の準備。
e0086244_12454512.jpg

キャンプリーダーPOPOさん、こないだ購入したインディジョーンズっぽい帽子が似合ってる。

当然、その場でインディと命名された。

本人、まんざらでもなさそう(´▽`)



その奥には、秩父の生んだ人間兵器タツヤと、暴走する妄想ろろちゃん。

圧倒的な安定感を誇る、真正のダメ人間たちだ。



ほどなくエンジン音が聞こえ、茨城のダークハンターよしなし先生がやってくる。

e0086244_1246956.jpg

程よいイイヒトっぷりの外見からは想像もつかない心の闇を抱えた、茨城の迷える魔獣。



とまあみんなにアイサツしたところで、近所のスーパーへ買い出しに出る。

鶏肉やナンコツを買って店を出る前に、お惣菜コーナーへ寄ったのだが、これが思わぬ誤算

ここのスーパー、お惣菜がモノすげぇ充実してるのだ。




結局、お惣菜もしこたま買い込んで、戻ったら早速、宴会スタート。

e0086244_12464431.jpg

土日休みが取れるようになったpoitaさんと、そのpoitaさんにワインをもらって呑むろろちゃん。

コップを忘れたろろちゃんは、ビールの空き缶にワインを注いでる。

画的にはどう見てもビール呑んでるようにしか見えない。




カメラを忘れた俺は、よしなしの写真をもらおうという魂胆があった。

なので、酔っ払わないうちに先生の写真を撮っておく。

e0086244_12462979.jpg

優しい笑顔の裏には、ドロドロとした怨念がもういいですかそうですな。



みなが料理を始める中、俺はお惣菜をツマミに、とっとと呑み始める。

も、すっかり料理なんて気分じゃないのだ。

e0086244_12465425.jpg

左が、お惣菜コーナーで最初に俺の心を射止めた、メガわらじチキンカツ。

あとは五目寿司に、薄切りサラミに、揚げ物を食うなら忘れちゃいけないタルタルソース。

そして、そのほかにコロッケ三種とイカフライも買ってしまった。


間違いなく、買いすぎ。





「コロッケ三種とイカフライは、確実にやりすぎた」と後悔の嵐に苛まれていると。

ろろちゃんが、「コロッケちょーだい!」というので、ありがたく貰っていただく。

e0086244_1247850.jpg

「で、どれがカニクリームで、どれがエビクリームなの?」

もちろんビタイチ見分けがつかないので、勘で選んで持ってってもらった。


「どう、ろろちゃん? エビだった? カニだった?」

「…………わかんない……いや、エビかな?」

「ぎゃははは! わかんないの?」

「いいかい、かみさん。ボクは、牛と豚の区別もつかない男なん……あ、カニ! これはカニだね」


早くも大騒ぎ&大笑いだ。




その、ろろちゃん。

またも「ろろイタリアーナ」を作ってる。

e0086244_12472130.jpg

肉を焼き、トマトソースで煮込むのだが、水の代わりにビールを使ってコトコト。


「まあ、ろろちゃんの料理って、作ってるときは首をひねるけど、出来上がると美味いん……」

「にがっ! 苦いよこれ! ビール入れすぎた


今日は失敗したようだ。




一方こちらは、「今日は肉しか食わない!」と、相変わらず残念な発言をしてるpoitaさん。

e0086244_12473345.jpg

ガソリンストーブをポンピングして準備を整えると、買ってきた肉をガンガン焼いてゆく。

のだが……



「うわ! なんだこれ! 硬い! 見た目は上等な肉なのに、スジみたいに硬いぞ!」

「ホントだ、見た目は高級肉っぽいですねぇ」

「だろう? でも、硬くて喰えない! くそー! 騙された!

「ぎゃははは! イイガカリですよそれ」

「それはもう、煮込むしかないですね」



ろろちゃんの意見に、poitaさんは水を入れて煮込み始めた。

e0086244_12474021.jpg

なかなか不安をそそる光景である。




そんな風にバカやりながら大笑いし、それぞれの酒盃を干してゆく。

すっかり陽がのびた春のひととき、キャンプ場に山賊の嬌声が響きわたり。

e0086244_12475777.jpg

いきなりバーボンを呑むと壊れることを学んだインディジョーンズは、小手調べにワインをあける。

「このワイン、味は美味いし、そのわり安いんだけど、CMが気に入らないんだよねぇ」

とか、相変わらずわけのわからないことを言ってた。


e0086244_12474811.jpg

それを聞いて笑いながら、怪しげな葉っぱを巻き始めるタツヤ。

いつもの光景ではあるのだが、冷静に見ると正視に堪えない光景でもある。

秩父県警の猛省と精勤を期待したいところだ。




ろろちゃんが、たんたんとデタラメを言い。

よしなしが、ゲラッゲラ笑い。

poitaさんが、真剣に肉を煮込み。

タツヤが、アクティブにラリって。

インディが、頓狂(とんきょう)なボケをかまし。



そしてもちろん。



e0086244_1248996.jpg

かみさんもしこたま呑む


場は早くもカオスの様相を呈してきた。


NEXT/山賊編2


 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-13 12:48 | エンカイ | Trackback
 
 
さて、チェーンドライブコンバート作業も大詰め。

チェーン以外のすべてがそろったので、いよいよ仮組みしてみる。

e0086244_13534269.jpg

アイドラースプロケットは、ゼファー用ドライブ16Tにベアリングを噛ませる。


e0086244_13535052.jpg

ジャストフィットかと思ったが、ほんの少しだけゆるかったので、瞬間接着剤で仮止め。

あとでポンチして噛ませるか、外側にベアリングより大きいカラーを使えば問題ない。



それから、もひとつ買った小細工道具

e0086244_13531913.jpg

まっすぐ穴をあけたり、首を左右に振ってエンドミルを使うための、ドリルスタンド。



モノがそろった昨日、まずはスプロケットにセンターホールを開けてみた。

e0086244_13533016.jpg

思ったとおりきれいにはいかなかったが、なんとか必要な穴をあける。


e0086244_13533593.jpg

センターホールは極端な話、ホイールさえ通ればいいから、精度はそれなりで大丈夫。

コレはさすがに見た目がアレだけど、まあ、それも俺っぽくていいだろう。

と、昨日はここまで進めてあったので、今日はこの続きから。





まずは現物あわせで微調整しつつ、スプロケットに取り付け穴をあける。

取り付け穴はさすがに、ある程度の精度が必要なので、何度も確認しつつゆっくりと。

途中であせったりイライラしたときは、いったん休んでほかのことをする。

e0086244_1523785.jpg

こないだ皮膜スプレーを剥がしたカウルを、アクリル塗料で塗装。

ホントはカッティングシート買ったんだけど、不器用な俺にはハードルが高かった(´・ω・`)

まだ3メータくらい残ってるけど……なんに使おうかなぁ。





ペイント作業と平行しながら、じっくりやった結果。

e0086244_1521162.jpg

なんとかスプロケが付いたので、車体に取り付けてチェーンラインを見てやる。


e0086244_1525567.jpg

ドライブ、ドリブン、アイドラー、すべてのスプロケットを取り付けてみた。

組みあがった姿を見て、思わず、「ほうっ」と大きなため息をつく43歳。

思い付きからようやく形になり、感無量といったところだ。




「さて、それじゃあチェーンラインをチェックして……」

新品のまっすぐなアルミパイプがあったので、それをあてがってラインを見るのだが…………

e0086244_1524556.jpg

どう見ても、ラインが出てる。


「おっかしいな。そんなうまい話はないだろう?」


つぶやきながら、あちこちチェックしつつ何度も何度も確認する。


が、どうしてもラインが出てるようにしか見えない。




ようやく。

ここでようやく、僥倖(ぎょうこう)を認めることが出来た。


「マジかよ! すげぇラッキー! カンペキ、ラインでてるじゃん!」



思わずヒャッハー! と北斗の拳にでてくるザコみたいな歓声を上げる、残念な43歳。




落ち着いたところで、必要なチェーンの長さを測る

ますはコンベックス直で測ってみたのだが、あんまりうまくいかない。

なのでマスキングテープをチェーンの代わりに通し、剥がしてからコンベックスで測ると。

e0086244_1525033.jpg

全周およそ1832mm。

「コンベックス直の数値」が1850mmだったから、まあ、だいたいこんなもんだろう。

間をとって1840mmで計算すると、1840/15.87=115.94だから、116リンク。

120リンクを買って、切ってやる感じになるかな?





さて、チェーンラインの思わぬ僥倖で、すっかり気分のいいマイトガイ。

e0086244_15259100.jpg

ついでに、リアのタイアと、ブレーキディスク、ブレーキパッドを交換してやる。

写真のディスクは中古だが、俺のディスクよりはずいぶん残ってる。


「ディスクまで新しく(中古だけど)なっちゃって、なんだよゴキゲンだなチクショー」


ウキウキしながらディスクのネジにトルクスを当て、「フン!」とまわしてやると。



ぱき。



「え?」



e0086244_153496.jpg

トルクスビット終了

いじり止めトルクス用だったから強度が弱かったのと、ブレーキの熱で固着してたからだろう。

「好事、魔多し」とはよく言ったものである(´・ω・`)




「ま、スプロケ用のトルクスだったら、明日ツーリング行けなかったし、それよりゃマシだな」


得意の、「細けぇこたぁいいんだよシステム」で精神を安定させたら。

さあ、ちゃっちゃと作業を終わらせよう。

午後は3時から仕事だからね。





ミシュランタイアは柔らかいので、取り付けはとっても簡単。

外すのもレバー三本で速攻だし、嵌めるのもほとんど素手でいける。

無事にパワー3を履いたら、今度はブレーキパッド交換。

e0086244_153917.jpg

いつもの台湾製をサクサク組み込んで、作業終了。

後片付けを全力で終わらせ、アルミ粉の飛び散った辺りを掃除して。

なんとか午後の診察に間に合った。




ちょろっとトラブルもあったものの、おおむね無事に終了。

今晩、チェーンを発注して、来週の着荷を待つ。

細かい調整はもちろん要るだろうが……まあ、なんとかなりそうだ。



つわけで次回はいよいよ、チェーンコンバート最終回(予定)。

長かった作業も、ついに終わりのときを迎える(予定)。

とりあえず、連休に間に合いそうでよかったよ(´▽`)




 
/了

 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-12 20:33 | メンテナンス・カスタム | Trackback
 
 
ただいまパーツの着荷を待ってるところ。


だいたい目処が付いた。あと買うものはチェーンとオフセットカラーくらい。

どちらもスプロケットの取り付けが済んでから、現物を採寸して注文することになる。

モノが来るまでヒマなので、ここまでを振り返ってみよう。



■ドライブスプロケットは、91~92年スポーツスター用<21T>で、特価1030円。



■ドリブンスプロケットは、結局、三枚購入した。すべて、5~7000円程度。


1.まず、加工前提で、スポーツスター用51Tを買った。

 だが、スチールスプロケットの加工(センター及びマウント穴の開け直し)が面倒になった。

 スチールプレートは硬くて耐久性があるぶん、加工が面倒で、シロートでは精度を出しづらい。


2.そこで今度は、アルミのブランクスプロケットを発注。

 国内でざっと検索した限りでは52Tしかなかったので、とりあえず買ってみた。

 アルミなら加工は楽……なのはいいが、52Tはちょっとローギアードすぎるのが気になる。

 「簡単に買えるのは、これだけだから仕方ない」……と思ってたのだが。


3.ふと思いついて米アマゾンを検索したら、欲しかったボルテックスのスプロケットが売ってた。

 なので早速、米アマのアカウントを取得し発注。現在に至る。

 結局、ヴォルテックスを試してみて、ダメならブランクを加工という流れになった。



■アイドラースプロケットは、モノタロウより安くて確実な方法を採った。

 530のゼファー用フロント16Tを500円くらいで購入。

 このスプロケ内径にあわせたベアリングを使って、アイドラーのステーに取り付ける。



■チェーンとオフセットカラーは、現物あわせで採寸してから、あらためて発注する予定だ。





それから、コンバート時の懸案であるパーツの入手と耐久性、二点の解決。


1.消耗品であるチェーンとスプロケの入手は、上記で(たぶん)解決済み。

2.ダイレクトマウントの衝撃は、スポーツスター乗りだった「ばんちょさん」や「ムラタ」から、

 「チェーンコンバートして、ダイレクトマウントだったけど、トラブルはなかった」

 と聞いてる。

 多少、乗り方を変える(エンブレを抑える)必要はあるだろうが、問題なさそうな感じ。





てなわけで、大方の予想(期待)を裏切るようで申し訳ないが、ほとんど目処は付いたと思う。

もちろんまだ、チェーンラインの調整はあるし、予期せぬトラブルに見舞われる可能性もある。

だが、それを考慮しても、月末からの連休には間に合いそうだ。



キットだったら、77000円。さらにチェーン代金は別。

今回の出費のうち必要なモノの総額が、多くて約30000円(含チェーン代)。

半分以下に収まったんだから、まずは良しとしたい。



俺自身の、「検索疲れ」と「寝不足」は、プライスレスだけんども(´▽`)




あと、必要なモノ「以外」の費用については。


察して聞かないのが優しさだよ(´・ω・`)



 
/了
 
 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-05 12:03 | メンテナンス・カスタム | Trackback
 
 
XBの二次ドライブで厄介なのが、ドライブスプロケットの取り外しだと言う。


1.サイズが無駄にデカく、バカみたいにデカい工具がいる。

2.しかも、ドライブが右側についてるから、緩まないように逆ネジになってる。

3.おまけに、そのネジが赤ロックタイトで固めてあり、狂ったように固い



まるっきしやる気の出ない三重苦なのだが、コレを外さないと先に進めない。

なので、まずはソケットとハンドを買った。

e0086244_13392462.jpg

ソケットは1と7/8インチ(47.6mm)つー、あきれるアホサイズ。


e0086244_13393644.jpg

回り止めを取っ払い、ソケットを差し込む。


e0086244_13394171.jpg

差込口3/4インチ(19mm)なんぞ、もちろん持ってないので、ハンドルも買った。

鉄の棒に4000円が高いか安いかは、各人の価値観だろう。

で。

とりあえず準備は出来たので、いざ、パワーオン!





 






回らない。ビタイチ動かない。


「ええい、このやろう!」


思いっきり力を入れたら、一速に入ってるのに車体が動いた

しかも逆ネジだから、普通なら締める方に回すので、心理的に力が入れづらい

ベルトやトランスミッションへの負荷も、かなりのモノだと思われる。



「こら、だめだ」

とっとと心折れた俺は、タクの店に飛んでゆく。

e0086244_1339491.jpg

タクんとこでも、ロングハンドルや延長して力を掛けたがダメ。

結局、工場長にエアインパクトで外してもらった。

お忙しいところ、ありがとうございました。




戻ってきたら、早速、緩んだスプロケットを外す。

e0086244_13395383.jpg

左がノーマルプーリーで、右がスポスタ用スプロケット。

おそるおそるはめ込んでみると。

e0086244_13395798.jpg

ジャストフィット

とりあえず、ドライブスプロケットは加工しなくて済みそうだ。




スプロケットがつくことを確認できたら、お次はもひとつ確認するポイントがある。

チェーンラインだ。

ベルトは厚みがあるが、プーリーのスポーク(?)は、センターに寄っている。

e0086244_1340240.jpg

なので、ドリブンは普通につけても、プーリーの時とセンターが変らない


だが、ドライブは構造上、センターより内側に寄ってしまう。

e0086244_13401124.jpg

スプライン(ギザギザ)が見えてるところの分、4.5mmほど外側に出してやる必要があるのだ。

ま、この辺のカラーは、どーにでもなるだろうから、そんな心配してないけど。

念のため、各部の採寸をしてから、元通りに組み立てた。




コンバート作業、まだ先は長いんだけど。

e0086244_1340691.jpg

スプロケが付いた絵を見ると、なんとなく嬉しくなってくるね。

なにやらイロイロと感慨深い。


「ああ、チェーンドライブになるんだなぁ」


とか。

もしくは。


「ああ、馬鹿なことやってるなぁ」


とかね。


まあ、楽しいからいいけど(´▽`)




とりあえず。

次回はたぶん、ドリブンスプロケットの加工。

いよいよ、イチバンの難所に差し掛かる。



そんな感じで。






<追記>

ブランクスプロケットの存在を、今の今まで忘れてた。

前にハヤブサかなんかで調べた時、知ってたのに。

実にウカツ(´・ω・`)



自作加工に失敗したら、ブランクスプロケット買って加工する。



/了


 
 
[PR]
by noreturnrydeen | 2013-04-01 21:42 | メンテナンス・カスタム | Trackback

アーカイブ


by かみ