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すがすがしい孤独


那須モータースポーツランド(以下MSL)に、サーキット走行に行ってきた。

レッドバロン(以下RB)に買い取られたこのサーキットは、かつてレース活動をしていたZに言わせると、信じられないほどぬるいスタンスのサーキットだということで、詳しく説明してもらえばもらうほど、なるほどとうなずける。

しかしまあ、こちとらサーキット初心者。ぬるま湯に越したことはない。

クルマで運んでくれるというZの好意に甘え、俺はヘルメットひとつ持って、Zのクルマに同情し憐れんでどうする、同乗し、朝6:30、柏を出る。SDRは前日の段階でRBに預けておいたので、身ひとつで行けるわけだ。

 
朝8:30、那須MSLに到着。すでにRBの人たちも来てて、SDRも来ていた。

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ガムテで養生され、異常なほど俺に似合う、貧乏臭い姿になったSDR。

なんだか、小僧時代のマシンを思い出す姿だ。

いや、サーキット的ってんじゃなくて、ガムテの貧乏臭さが。

 
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SDRが車検場で車検を受けてる間に、俺もライセンスの座学を受ける。

 

RBのスタッフH君と、その彼女Sちゃん。

モザイクじゃなくて目線なのは本人の希望。

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サーキットに来る彼と、それを応援しに来る彼女。

すばらしく正しい姿勢である。少なくとも、前前日までアホほどソロツーリングして、そのまま呑んだくれ、次の日にはすでに単車いじり。薄汚く日焼けして、しかも身体の疲労にテンションで気づいてないような男より、100万倍は正しい。

絵的にもこっちが圧勝だ。

さわやかなオトコマエの好青年と、可愛らしい彼女。対するはそろそろ40近くなり、腹も出てくりゃほっぺたも緩んできたてのに、酒と単車のことばかり考えてる、ちょっとアレな脳みそを持つ、ショボい整骨院経営者。

まぁ、完敗だ。

いやまぁ、こんなん自虐的に書いてても、実は自分大好きなんだけどね。

 

第一ヒートがはじまり、ライセンス持ってるヒトは走り出す。

 
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RB柏の店長。

寡黙というか、少なくとも俺の知ってる限りではおとなしいヒトだ。

 
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H君もガンガン攻める。

H君は結局、この日のトップタイムをたたき出した。

 
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んで、座学と実技の終わった俺も、ガンガン走り出す。

この段階では、俺の中でサーキットってのは峠の延長で、『とにかく前にいる速いヤツを追いかける』ことしか考えてなかった。んで、抜けるやつは全部ぶち抜き、速いやつには置いていかれ、だんだんと頭の中がヒートアップ。

で、ココで問題が発生する。



今までの峠走りなら、それでも公道なりの安全マージンを取って走らなくてはならなかった。

だが、ココはサーキット。対向車も来なけりゃ、道に砂や落ち葉もない。突然ダートにもならないし、道に迷う心配もない。 もちろんガケもない。そして何より、むちゃくちゃ視界がよくて、しかもバカみたいにグリップがいい。

つまり、今まで経験したことのない、最良にして最高のコンディションが整った道なのだ。

初めの頃こそ、道を真横に突っ切る(広いので、大外からクリップに突こうとすると、感覚的にはほとんど横断しているように感じるのだ)感覚とか、異常に高いグリップに戸惑っていたが、なれてくれば来るほど、ものすげぇ楽しくなってくる。

 



ブラインドの先を考えた安全マージン。

対向車が飛び出してくることを考慮したライン。

速度超過と、それを取り締まる警察。


 

単車で走るとき、煩わしくも必ず考えなくちゃいけないこれらのことを一切無視していいのである。道の先に何かあるなら、黄色なり赤旗が出る。対向車なんて絶対来ない。飛ばしたって捕まるどころか、むしろまだまだ遅すぎるくらい。

そこに、天国があった。

そして俺は、その天国で至福の時間に酔いしれながら、もっと突っ込み、前のヤツを睨みつけ、喰らいつき、アクセルを開ける。フルブレーキ。カットインしながら次のコーナーを見る。開ける。もっと、もっと、もっと。

 

え? っと思ったら。


もう、転倒していた。

 
もっとも、深くバンクした状態で、そのままフロントが逃げただけなので、感覚的には、突然ヨコからアスファルトという壁を押し付けられた感じ。コケたことより止まってしまったことが悔しくて、さっさと起き上がるとSDRをコーナーの内側に引きずって行く。

身体は痛くも痒くもない。

そこでエンジンをかけ、故障の有無を確認し、再スタート。

そのままピットに戻り、備え付けの工具を借りて、曲がったブレーキレバーとブレーキペダルを修正する。あとでZに聞いたのだが、レバーが曲がらないように、あらかじめ取り付けのボルトをゆるめにしておくのがセオリーなんだそうだ。

なるほどね。

んで、そのまま一回目の走行は終了。

やってきたZに事情を話し、アドバイスをもらって考える。言ってもサーキットはともかく、峠なら腐るほど走ってきたわけで、ココ十年以上『何でコケたかわからない』様なコケ方はしたことがなかった。しかし、今回 はコケた理由がわからない。これが気持ち悪い。

するとZのアドバイス。

 

「先生、タイム見てます?」

「んにゃ」

「トップエンド何速でした?」

「わからん」

「タイムはきちんと確認した方がいいですよ」

「わかった。それじゃあ次はタイムとギヤに気をつけて走る」

 


サーキット経験のあるヒトなら。

『いまさら何言ってるんだ、このバカ。タイムだのギヤだの、基本中の基本だろうが』

とでも言うだろう。

だが、この段階では、先に言ったとおり『峠の延長』としか、考えてなかった。そしてもし、『理解できない転倒』をせずに走りきっていたら、このときのZの指示も、俺の心に沁みてこなかっただろう。気をつけはしたろうが、結局また、他の連中を追いかけるだけになっていたはずだ。

だが、理解できない転倒をしたことで、経験者であるZの言葉を、素直に実践する気になったのである。ナンにせよ、先達の言葉というものには、一聞の価値があるのだ。特にZのような、いい加減なことを言わない男の言葉は 特に。

 

二回目の走行が始まった。

回りに惑わされないようにして、タイムの確認と各ギヤの確認に専念する。

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ホームストレートから1コーナー手前、50メータのカンバンでアクセルを戻しブレーキング。

二速にシフトダウン。ブレーキを残したままカットイン。コースを真横に横断しつつクリップを目指す。クリップあたりからアクセルを開ける。遠心力でタイアが押し付けられるのを感じながら、フルアクセル。

直線でラップタイムを確認しながら、フル加速。

イチバン長いバックストレート。三速。四速。左側の壁の切れ目を目印に、アクセルを戻し、同時にブレーキ。三速。二速。カットインは浅めにとってツバメ返しを超える。コースなりに走りながら、アクセルを開ける。

17Rから15Rへ。15Rはさっき転んだところだ。


何度目かの走りのとき、今度はココでリアタイアが、ズズズっと多めに流れた。

さっきはフロントだったのに、今度はリアが流れた。ココは一番気をつけるところだな。

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三速。ゆるい左の高速コーナーを全開で立ち上がる。

四速。次のコーナーの後にはヘアピンが控えている。

三速。ここは真ん中気味に入っていき、そのまま右側に寄る。同時に二速。

さあ、ヘアピンだ。SDRは得意な部類のコーナーだ。



しかし、どう走ればいいか頭で判っても、なかなかうまくいかない。

おっと、ステップを擦った。そうか、ここはサーキットだ。自分で思ってる速度感覚はいったん捨てなくちゃ。次の週では、ヘアピンの進入でもう少し身体を中に入れておこう。ヘアピンのふたつ目のクリップを超えたら、右に切り替えして、30Rを加速しながら最終コーナーに備える。

そして、ホームストレート。

 

何度か繰り返すうちに、急に全体が見えてきた。

さっきまでは前走者のテールと目の前のコーナーしか見えなかったのに、淡々とコースを攻略していたらコースの全体像が見えてきた。つまり、ココで速く走るためにココは早めにインにつこうとか、サーキットの話では必ず出るような『攻略』が、自分の頭とかみ合ったのだ。

初めて、地図が頭の中でつながった瞬間に似ている。

他にも走っているヒトがいるので、毎回必ず好きに走れるわけではないが、何度かクリアラップを取ることが出来、そのたびにタイムを見る。バラけながらも、徐々にタイムが上がってくる。今のは速かったけど、コレは本当じゃない。

無視してるつもりでも、無意識に前の人間に引っ張られたタイムだ。

ほらみろ、次の周はタイムが落ちた。そんなんじゃダメだ。

自分の力だけで、もっと速く走るんだ。考えろ。もっと考えろ。エンブレ使いすぎじゃないか? 一速高めで進入してみようか。バックストレートで速度を載せるには、一コーナーは突っ込みすぎない方がいいんじゃないか?

 

Zの言葉で意識し始めた自分ひとりの作業に、俺はだんだん没頭してゆく。

バトルじゃなく淡々と、タイムをつめる為にやれることをする。あとで話したときZは『前走者に引っ張られたといっても、その前後で似たようなタイムが出てるし、きちんと評価していいんじゃないですかね』と言ってくれた。

だが、俺はうなずきながらも、まったくの独りで出したタイムだけに嬉しさを見出していた。前述した『そんなんじゃダメだ』のセリフ。アレこそがまさに、俺の中で急激に育ってきた、偽らざる思いだったのだ。

もう、周りの人間はどうでもよくなった。

むしろ、俺はココを独りだけで、納得いくまで走りたい。

俺は、究極の独り遊びを知ってしまったのだ。

 



タイアは、前も後ろも気持ちよく削れている。

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それでも、タイムはたいしたことはない。

もちろん初めてなんだし、筋トレで言えばまだ器具の使い方に慣れてないというところだろう。これからしばらくは、基本となるタイムを安定して同じように刻めるようになることを目指し、コースの全てで淡々とした作業を繰り返すのだ。

安定して同じタイムが出てきてからが本当の始まりだ。

そして俺はその作業に、峠でやりあうのとはまったく違った、しかし、それに匹敵する喜びを感じるのである。バトル好きのイメージがあるだろうが、どうやら俺は、サーキットに限って言えばこっちの方がずっと好きなようだ。

 

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店長のアプリリアRS250と、H君のTRX。


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俺と一緒に座学を受けた初心者のヒトの、GSX-R。

このヒトは俺より4秒も速いタイムを出してた。走り出す前なら、マシンのパワー差だと言ってしまうだろうが、走ったあとの俺は、やはり腕の差だと思う。つーか正直、少なくとも、まともに揃ったタイムが出せるまでは、他人はどうでもいい

 
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モタードもいた。

DR400かな。これも、かなり速かった。テールスライドはしてなかったけど。奥に見えるのはR1。ボロボロに使い込んだ、サーキット専用だ。昨日までなら『もったいねぇなぁ』と思っただろうが、今はちょっとわかる気がする。

 

三回目の走行も終わり、本日の俺のサーキットランはこれで終了。

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店長も着替えて、リラックスタイム。

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Hくんと彼女も、仲良く歓談。

俺はと言えば、コース図を睨み、Zと話し、早くも次のための作戦を考える。

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あまりの暑さに、Zは水まきを始める。

その間も俺は、水分補給しながら、ひたすら攻略方法の検討。コケた15Rへの進入は、コースなりじゃだめなんだってトコロと、バックストレートのための1コーナーの攻略は、とりあえず目処がついた。

もちろん、実践してみなくちゃ、何の意味もないんだが。

 

サーキットが峠の延長ではなく、まったく違った場所だということは、話にはよく聞いていた。しかし、それをきちんと実感してみた今、俺には少し違った意見が出てきている。前述したとおり、場所がどうのこうのという話ではない。

サーキットをバイクで走る。

これでヒトツ。

バイクがあって、それで峠を走るという話とはまったく違った、サーキット+バイクでヒトツの、ものすごくハードでシビアなスポーツ。無駄を省き、一つ一つ積み重ね、ミスを減らし、自分自身と戦う。ゴルフとかビリヤードみたいな、戦略と集中力の競技だ。

むしろ、囲碁や将棋みたいだと言ってもいいかもしれない。



どこまでやれるかはともかく。

単車の乗り方のヒトツではなく、単車、小説書き、読書なんかと並ぶ、まったく別カテゴリの趣味として、これからも続けていこうと思う。そしてたぶんサーキットでの俺は、地味で面白みのない走り方になるだろう。

その予感が不愉快でないどころか、むしろ少し誇らしいのが、今の心境だ。

最後に、単車を運んだり手続きをしてくれたレッドバロンスタッフと、俺をサーキットまで運んでくれたばかりか、貴重なアドバイスをたくさんくれたZに、心からの感謝をささげ、この文章を終わりたいと思う。

 
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八月にもう一回くらい、サーキットを走ろう。

 

あの淡々とした、すがすがしい孤独を味わうために。

 
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by noreturnrydeen | 2007-07-24 17:45 | ソロツーリング | Trackback
 
 
知恵の輪のそばに、案の定、傘松公園行きのフェリーが出ていた。

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その名も、かもめ3号。1号と2号は見当たらなかった。

がらがらの貸切だったので、蒸れたブーツを脱いで足を冷まし。
 
天橋立を横から眺めて海を渡ると。

 

元伊勢 籠神社(もといせ このじんじゃ)の境内へ。

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浦島?


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本来、この手の作りは嫌いじゃないのだが、さすがに出雲大社のあとじゃ見劣りする。

 

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リフトに乗って、傘松公園に上がれば。

 

 

もっとも有名な景観。

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ガスってるのが、呪わしい。

 

ちなみにコレが股のぞき。

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むろん、この写真に画像加工なんてワザは使ってない。

ちゃんと、カメラを逆さにして撮ったのだ。

景勝に対する、最低限の敬意である。



や、さすがに股の間からのぞいて撮ったわけじゃねーンだけど。

ま、心意気は褒めれ。

 

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二人の愛よ永遠に。

この中で、いくつの鍵が残ってるんだろうねとか、イジワルなことは考えちゃいけない。



むしろ考えるならこっちだ。
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のんびりと風景を眺め、酔いを醒まし、さてそろそろ帰るか。

雰囲気のある、板張りの桟橋チックな廊下を渡り、橋の向こうで待つ愛機の元へ。

お次は舞鶴。

そこから京都市内へ行こうか。それともまだ海側を走ろうか。などと考えながら走り出し、178号を走っていると、つるっと舞鶴まで来てしまった。道はココで、国道27号にぶつかる。右へ行けば京都。左へ行けば海沿いの道から敦賀だ。

敦賀に行く途中には、NEKOさんが言っていた三方五湖レインボーラインがある。

正直、ココまでの道程で、ワインディングはお腹いっぱい走った。その上レインボーラインは有料だ。だが、向こうに行けば気も変るかもしれないし、何より京都市内より混んでないだろう。よし、それじゃあとりあえず敦賀に向おう。

そう決めて俺は、走り出した。

 

誤算。

もね、去年の東北の、青森から盛岡の地獄的な長さを思い出したね。

とにかく、敦賀までがアホほど遠い。距離にしてしまえばどうってことはないのだが、道が込んでるのと疲れてるのとで、下道約100kmが、かなり堪えた。高浜を越え、小浜湾を望むころには、金払ってワインディング走る気は、サラサラ失せていた。

27号の混みっぷりに閉口した俺は、小浜で休憩しながら地図を見てルートを決める。国道と併走する県道24号を使い、そのまま22号と繋いで行けば……と見ていたところで、ちょっと行きたい駅を見つけた。しかも、そこに至るルートは、大好きな広域農道だ。

なので、さっさと県道に乗り、淡々と距離を稼いでゆく。

やがて道は22号になり、北上し始める。5~6km走ったところで、広域農道の入り口を見つけると、俺は意気揚々とそちらへ曲がった。とにかく混んでない道が走りたかったのだ。そして、出雲で詣でた神々は、俺を見放さなかった。

 

 
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遠方に山々を望みながら、ダイナミックにうねる広域農道。

今回、地図を睨みながら見つけた色々なルートの中で、この道がイチバン、嬉しかった。気持ちよかったのは阿蘇だったが、嬉しさで言えばこの道の方が上だ。自分で見つけ、厄介な渋滞をかわし、前後自分だけになった瞬間、目の前に広がるこの風景。

ちょっとウルみかけた。

 
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来てみたかった、小浜線の十村駅。

広域農道は、このまま気分よく15kmほど続き、やがて27号に接続する。さらに10kmほど東行すれば、北陸自動車道、敦賀インターの文字が見えてきた。時間的にはまだ走れる余裕があったのだが、俺はココで高速に乗ると決めていた。

なぜなら、敦賀から50kmも走れば名神高速。そこからもう50kmで尾張一宮。

そう、そこいらから電話すれば、ミチル君やフラナガンを捕まえて、いっしょに走るなり遊ぶなり出来るじゃんと考えたのだ。そのための体力を残しておこうという、40近くなった男らしい、あさましい、もとい、考え冷静な判断だ。

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賤ヶ岳(しずがたけ)SAで休憩&給油したあとは、一気に尾張一宮へ。

 
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サクっと着いてミチル君に連絡するも、なかなか連絡が取れない。

 

つーか、ぼけっとM109Rを見てると、悲しい出来事が訪れる。

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タイア、前後丸坊主。

 
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ブレーキパッド、残り一ミリ。



やがてミチル君と連絡がつくも、どうやら走るのは無理のよう。

なので再会を約束して電話を切ると、俺はM109Rをまたいで走り出す。あとはもう、一気に走るだけだ。名神から東名に出て、ガソリンが怪しくなるまで絶好調に駆け抜け、相良牧の原SAで休憩と給油をした。

 



ところで、ココまで来て連絡入れないと、後でうるさいのが居る。

静岡のけいこだ。

んで、けいこのトコロに寄るか、それともこのまま帰るかと悩んでいたのだが、電話したら出なかったので、んじゃ帰るかと牧の原をあとにする。が、一瞬でも『あっこで呑んだくれて泊まっちまえ』と考えたのが悪かったのか。それとも、単なる疲労か。

目がシバシバと、開けてられなくなるほど痛んできた。

停まって目薬を点(さ)したりしたんだが、どうにもならない。

なのでけいこの店のあるインターで降りると、とりあえずヤツの店を目指した。

暗いわ目が痛いわで、50km/hも出せるか出せないかだ。



よく考えたら、呑み屋が金曜日にやってないわけはないし、万が一やってなかったら、やつの店の駐車場でテント張ってやれば、それはそれで面白い。いやむしろ、それがやりたくなってきた。ムダにワクワクしながら、けいこの店に到着。で、携帯を取り出してみると、ナンだ、着信があるじゃん。

かけ直したらあっさり出て。もちろん店もやるつー話で。

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あとはお定まりの宴会だ。



 

んでまあ、次の日は雨の中、東名、首都高のコンボで痛めつけられつつ、帰宅。

Zと後輩のhorstが遊びに来たので、くっちゃべりながら、今回のツーリングの写真を見せ、バカ話をした。

つーか、俺も結構がんばったと思ったんだが。



horstのヤロウ、リアスでものすげえネタを拾ってきやがった。


これはまぁ、ヤツがてめえのブログででも書くと思うので、そっちを参照して欲しい。

久々に聞いた、悔しいくらいの激ネタだ。


 

やがてヤツラが帰り、俺は荷物を解く。

それから、風呂に入って旅の垢を落とし。

もう一度着替えると、また単車にまたがる。

 

もちろん、これからダチのmotoくんのところに、遊びに行くからだ。



 

今回もまた、たのしい旅だった。

次回もまた、たのしい旅をしよう。

いつまでも、たのしい旅がいいね。

 

さて、今度はどこへ行けるだろう。

 

そして、誰と会えるだろう。

 


山陽~九州~山陰ツーリング 西遊記 /了



 
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by noreturnrydeen | 2007-07-20 00:23 | ソロツーリング | Trackback
 
 
かみ、帰還する
 

朝一番、目覚めるとすぐ、テントをたたんで撤収だ。

キャンプ場から鳥取砂丘までは、ものの数分。

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能書きを読んでから、階段を登ると。

 

 
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砂丘。

初めて鉛筆以外で書いた小説『雷電』の冒頭に出てくる風景と、頭の中でオーバーラップする。まさに、『砂、砂、砂、だった』てやつだ。申し訳程度に、ちょこっと緑っぽいところがあるのまで、俺のイメージに似てる。この色なら、むしろ海は要らない。

 
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早朝に行けばラクダに乗れると書いてあったのだが、早朝過ぎたようだ。

つーか、『ラクダの姿を撮る場合、携帯での撮影でも料金をいただきます』とか、当のラクダが聞いても『おいおい、無茶すんなよ』言うだろう的料金設定が、興ざめである。全部ラクダのエサになるなら、払ってもいいけど。

 
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昨晩は、そこそこ風が強かったので、綺麗な風紋が出てたのだが、うまく撮れなかった。

つーか自分の足跡さえ、なんだか愛しくなる。脳内ではすでに、ユダ・エンジェルダストの足跡になってるんだけど。でも、あんまり余計なこと書くと、『雷電の続き書け』とか言うムチャなヒトが居るから、この辺でやめておく。

 

充分に砂漠、もとい、砂丘を堪能したら、さて、海沿いを走ろうか。

 
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砂丘海岸に居た、大阪のお兄ちゃん。

さすが大阪人だけあって、俺をも押さえ込むマシンガントーカーだった。

 
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その嫁。可愛らしいヒトだったが、やっぱり弁が立つ。

この夫婦としばらくバカ話を交わす。彼が『こう見えても歳いっとるんやで? 37や』いうから『がはははっ! 俺は38だよ。44年生まれ』言ったら、目をむいて驚いたあと、『こりゃ先輩、失礼しました』『いえいえ、こちらこそ』

んで、また馬鹿笑い。

歓談後、気持ちよく手を振って夫婦とわかれ、走り出した俺の口元は、緩みっぱなしだった。朝からこんなステキな出会いがあるんだから、こりゃぁ、今日もかみ君、絶好調だぞ! などと心地よい朝の空気の中を、鼻歌交じりで走る。

 
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しばらく走ると、道が石畳になった。

へぇ、シャレてるなぁ、と感心しながら景色を楽しみつつ走り、浜坂あたりで国道178号を外れて、海沿いを走る。県道261から260号を繋いで、香住の方へ抜けようと考えたのだ。やはり、どうせ走るなら海沿いがいい。

んで、地図を確認しながら走り、260号へ入る。

と。

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県道を走っているつもりが、いつの間にか神社の前。

さすがに県道の前に鳥居はないだろう。いや、県道沿いってコトじゃなくて、交差点に鳥居が立ってるのである。交差点つーか神社の前にスペースがあり、そこからは頼りなげな細い道が出ているだけ。どうやら道を間違えたと、道を戻って逆に進む。

 

海沿いに走れば間違いないだろう。

左に海を見て走れば、大丈夫だ。

ん? コレが県道? いや、でもコレはもはや山陰のデフォルトだ。




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と思ったら、間違ってたし大丈夫じゃないしデフォルトじゃなかった。

どこで間違えたのかなァと引き返しながら検討してゆくと、どうやら大元の元が間違っていたようだ。いや、逆に言えば、間違ってなかったのだ。うん、ナニ言ってるかわからないと思うが、もう少し我慢して読め。つまり、上の方で鳥居の前にあった細い道。

アレが県道だったのである。

山陰の県道の基準を、ぜひとも教えていただきたい。切に。

 

ようやく国道178号へ戻り、そのまま東行。

目指すは、『城崎にて』で有名な、城崎(きのさき)温泉。熊本城前の写真『城前にて』は、つまりコレの前フリな。わかりづらいとか、つまらないとか、めんどくせぇとか、むしろ志賀直哉って誰だよとかオール却下。俺もめんどくせぇから。

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城崎の温泉街。

コレは鳥取側から来ると、かなり最後の方の風景だ。これ以前の写真も取れなくはなかったが、正直、俺には普通の温泉街にしか見えなかったので、かろうじて雰囲気のある写真だけ。ま、これもありそうっちゃ 『ありそうな画』なんだけど。

 

城崎はあまり面白くなかったので、城崎大橋からとっとと次へ……





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大橋?

 
気を取り直して城崎大橋を渡り、この位置から次に目指すのは当然。

日本三景の一つ、天橋立だ。

 

「国道312号は交通量が少ない」

という、ツーリングマップルの言葉を信じて走っていると、確かに交通量が少なく走りやすい。こうなると、丹後半島を回る178号は『走りにくい』と書いてあったのも、俄然、信憑性が出てくる。つーか、そうでも思わないと、丹後半島回るのを失念してたダメージがでかい。

も、天橋立まで、一直線に行くことしか考えてなかった。アタマ硬いよなぁ。

 



天橋立、南側に到着。

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ハーレーが一台停まってて、新潟から来たというその男と、しばらく話をする。

俺なんかまだまだ甘いなァと思うほど、その男は走り倒していて、リアタイアがまるで自動車のタイアのように平べったく削れていた。まぁ、俺は出来ればサイドもきちんと削りたいけどね。つか、写真撮り忘れたのが、ものすげぇ悔しい。

どうやら俺にも、軽く報道人魂が芽生えてきたようだ(むしろブロガー魂です)

 




ところで俺は、天橋立の景観について事前に調べていなかったので、それぞれの方向から見た景観にそれぞれ名前がついているとは知らなかった。知っていれば南からの眺め『飛龍観』や東からの『雪舟観』、西からの『一字観』も見てみただろう。

が、やはり有名な傘松公園からの『股のぞき』を見てみたい。

なので、最初は単車で北側に回ろうかと思ったのだが、ちょっと眺めるうちに、「向こう岸に渡す船があるんじゃないか?」と気づいちゃった 、天才的ひらめきの持ち主かみさん。

よし、ここはひとつ、キッチリ観光客に徹してやろう。

 

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知恵の輪。

三回くぐると文殊菩薩から知恵がさずかるというが、その性根といい、ゲタゲタ笑いながら集団でずらずら回る姿といい、知恵という言葉の持つ意味を、一滴(しずく)も理解していないように思える。文殊菩薩も原子炉の向こうで泣いてるね、きっと。


つづく

 
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by noreturnrydeen | 2007-07-20 00:07 | ソロツーリング | Trackback
 
 
挑戦的な態度で、周りを見回すと。

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白兎地下道。

怪しい。すっかりさっぱり忘れてた、俺のUMAハンター魂が熱を帯びてくる。

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地下道へ入ってゆくと。


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天井にくもの巣が張っていて、怪しさは充分だ。

そのまま、進んでゆくと、あっさり海に出た。

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ま、つまり向こう側へ渡るための地下道なわけで、当然、見た瞬間からわかってたんだが、なんとなくネタっぽくしてみたところ失敗してしまったわけで、やはりナチュラルなネタには勝てないというか、もういいじゃないか流せよ。

 

んで、今度こそ砂丘を目指して走っていると、地図を確認した時に、面白そうな場所を見つける。

四国では、この手の寄り道で失敗したわけだが、ちっとも懲りてない。

むしろ拍車が掛かってる気がする。


んでまあ、四国は置いといて、面白いものというのが。

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これ。

砂丘の手前5kmくらいの所にある、湖山池の中の島。マップルに拠れば、このまん中の出島みたいな部分、『青島』に、どうやらキャンプ場があるらしい。となれば、今日の宿はもう、ココで決まりだろう。

ステキ企画に心躍らせながら、俺は、青島目指して走り出した。

県道190で折れ、同じく21号に乗る。


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青島到着。

この橋を渡って青島に入るのだが。

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ステキ企画、あえなく頓挫。

いや、荷物を担いで向こうへ渡れば、キャンプできないことはないのだが、大荷物かついで、こんなとてつもなく長い橋を渡る気力は、シラフの俺にはない。そしてなにより、千葉県北西部では有名な自然現象。

『かみは歩かない』

 

さて、どーすんべと地図を見ていると、近くに犬の散歩のヒトが来る。

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「キャンプ場探してるんですか?」

「ええ、そうなんですよ。ココ、ダメみたいですね」

「この近くなら、砂丘のそばにキャンプ場がありますよ」

確認してみれば、なるほど確かにある。俺は礼を言うとともに、彼の抱いていたワン公を褒める。もちろん、この人の写真を撮るための布石だ。 「かわいいねぇ」などとしばらくワン公に話しかけてから、彼に向かっておもむろに口を開く。

『写真撮らせてもらっていいですか?』

いや、かわいいと思うのはホントだけどね。

 

ようやく目的地へ向う決心のついた俺は、前輪を砂丘に向けた。

名所だけに、案内板が多い。その指図に従って走っていると、やがて『鳥取砂丘はこちら』の文字が見えてくる。しかし、今日はそっちに向えない。テントを張る時間が差し迫っているのだ。俺はキャンプ場に向かった。

と、キャンプ場への道を走ってる最中、右側が不意に開ける。

 
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砂丘だ。

一部しか見えないが、間違いなく砂丘だ。

思わず単車を停めて、写真を撮りながらしばし眺める。このまま見ていたら、いつまでも見てしまいそうなので、気を取り直してキャンプ場に向い、管理錬で受付を済ませた。つーか、このキャンプ場、無料だと。

 
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乗り入れはさすがに出来ないので、駐車場にM109Rを停めて。

入ってすぐのトコロに場所を定める。

急ぎ設営を済まし、カラ身になったM109Rに乗って、夕飯の買出し。

 
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間に合った。

 

今夜の食事は、サラダとワイン。

キャンプが続くと、肉や油よりも体が野菜を求めるようになる。ついでにハードリカーよりも、ワインとか身体に良さ気な酒を求めるようだ。ま、身体を気にするなら呑むなつー話なわけだが、知ったことか。

コンビニの兄ちゃんがハシを入れ忘れたので、自前のフォークで食べる。

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チタンフォークだぜーとか叫んでから、ドレッシングを買い忘れていることに気づいた。こっちはおにいちゃん関係なくて、明らかに俺のせい。だが、俺のこころは、そんなことでは折れない。なおかつ、ドレッシングを買いに行くなんて選択肢もない。

メンドウだから。

つわけで、かみ製スーパードレッシング。

 

 

 
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ノンオイルではないがノンフライだ。

どうよこのトンチ。

味? 聞くな。

 

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安ワインだが、テントで飲むと当然、うまい。

「砂丘で飲んでも、うまそうだなァ」

と思い、実行してやろうと思ってたんだが、ポテロングサラダが喰いづらくて、ブーブー文句言いながら喰って呑んでるうちに、いつの間にか忘れて寝てた。オノレのドタマの出来の悪さに、ホンキで悲しくなるね。

でも、砂見酒はいつか必ずやる。

 
つづく



 
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by noreturnrydeen | 2007-07-19 23:57 | ソロツーリング | Trackback
 
 
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うん、迷った。

だんだん様子のおかしくなる峠道、いやむしろ林道チックな道に『コレはさすがにおかしいだろう』と気づき、道しるべが出てきたところで単車を停めて、地図を確認する。さすがに最近は慣れてきたので、リルートも手際がいい。

 
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つーか、イイワケさせてもらえれば、県道と銘打つのはいかがなものか的な、廃道みたいな県道が多すぎるつー話だよ、山陰。あと、ツーリングマップルも、あんな細い山道に、緑の線を引くのは間違ってると思う。

 
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海岸沿いの、プライベートロード的な道を走る。

 
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やっぱり、ガスってるぼやけた景色。

 

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県道23号線。

いい加減にしないか。

 

ちなみにこの辺は、ツーリングマップル中国・四国の第1ページになる。いや、だからナニっちゃナンてこたないんだが、イチバンが好きなので、なんとなく第1ページを走れるのが嬉しかったのだ。

や、でもこれで県道はないとは、やっぱり思うけど。

 

 

国道431号から、山陰の大動脈、国道9号線にもどる。

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ひたすら東へ走り、赤崎で休憩。

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道の駅の何がすばらしいって、頭の硬い高速のSAなんぞと違って酒が売ってるところ。

もっとも、時刻は4:30くれぇだったが、陽の長いこっちではまだあわてて宿を探すこともない。

つまり、まだ酒は買わなくていい。

 
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正直、名前のアホさだけで停まってみた。

 
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なみにココは鳥取県東伯郡湯梨浜町。もともと羽合(はわい)町だった町が、泊村、東郷町と合併して湯梨浜町になったということらしい。こんなん、俺ならゼッタイ「ハワイ町」の名を残すけどなぁ。能天気っぷりが秀逸すぎだから。

きっと色んな事情があったんだろうね(キナ臭い言い回しはやめましょう)

 
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どこに龍を見たんだろう。

 
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向こうに見える半島っぽいトコか。

 
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この海岸線かもしれない。

 

ただ。

 


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このドラゴンでは、断じてないコトだけは確かだ。

つーかコレ、偶然信号待ちで引っかかった交差点にあった、石屋さんの庭先にあったオブジェ。デモンストレーションに飾ってあるんだろうね。自分とこの技術力を見せるみたいな。しかも、周りが無理にやらせたんだきっと。



「ワシは、そんなもんは作らん!」

「おとうさん、そんなこといってる時代じゃないのよ!」

「そうですよ、お義父さん」

「貴様は黙ってろ! 半人前の癖に、ヒトの娘に手を出し……」

「お父さんっ! このままじゃ、ウチはやっていけないのよ! 私やこのヒト、お父さんは我慢できるかもしれないけど、ヒロシにひもじい思いはさせたくないでしょう? ねえ、ヒロシ。ヒロシもおいしいもの食べたいよねぇ?」

「ううん、ボクは醤油ごはんでいい。おじいちゃんに嫌なことさせたくないよ」

「ヒ、ヒロシ……」


(かみ著/『ヒロシの醤油ごはん』より)


てな流れで出来上がったものだと、俺は確信している。

もちろん、上の小芝居が必要ないことも確信しているから黙ってろ。

 




俺はノってくると、回りくどくなる。

目的地が近いのなら、さっさと行けばいいようなものなのに、余計なことにばかり、気をとられてしまうのだ。まあ、さっきの小芝居も、そう言う類(たぐい)のものだと思えば間違いない。ツーレポはまだまだ続くけど。

てなワケで、寄り道。

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神話の里、白うさぎ。

道の駅の分際で、鳥居まであるどころか『長く駐車しないでください』とか、わりと居丈高な場所だ。

神話の里だからって、調子に乗ってるっぽい。

長く居るなとは生意気な。

逆に野宿してやろうか。



つづく

  
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by noreturnrydeen | 2007-07-19 23:14 | ソロツーリング | Trackback
 
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道の駅、ゆうひパーク三隅で休憩。

ここでマルに電話し、24日のサーキットはどうするんだといったような話をする。

「おう、かみ。今度はなにやらかすんだ?」

「やんねーつの。普通にツーリングして、無事に帰るんだよ」

「なんだ、大ネタはまだか」

ホント、要らねぇ期待だ。



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ゆうひパークの名前的に、たぶんココから綺麗な夕日が見えるんだと思う。

いや、詳細とか説明書きとか全然確認してないから、本当に綺麗かはカイモクわかんねーけど。

ただ、方角的に海は西だから、少なくとも夕日は見えるはず。

んでま、夕日はともかく。

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サルノコシカケはあった。

この奥がレストランで、暑さに往生していた俺は、吸い込まれるように冷房の匂いのする店内に足を踏み入れてしまう。とたんに、「いらっしゃいませ」の声。誘われるままに店内へ進み、ガラス棚のメニューを見て食券を買う。

全体的に、昔のデパートの食堂的なフレーバーのする店だ。

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焼肉定食と、イカメシ。

いや、もちろんセットなどではなく、焼肉定食の食券を買ってから、メニューにイカメシを発見してしまったのだ。発見つーか、ものすげぇ堂々とでかいサンプルが置いてあったのに、ちっとも目に入らなかった。暑さでやられたんだね。

普段から、ボケてるだろうって?

何をおっしゃいますやら。こちらには、証拠があるのだ。

 
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ホラね。

キー落っことしなんてココ何年も、言い過ぎた、ここ一、二年やってないんだから、これはもう完全に暑さのせいに決まってる。つーか、メシ喰って、さんざん涼んで、タバコ吸いたい(店内禁煙だった)からって表に出たら、この光景だからね。

さすがに、背筋が寒くなった。

 

気を取り直して走り出し、

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石見海浜公園の、ハッシータワーの横を通り。

 
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道の駅、キララ多伎で休憩すれば、目的地はすぐそこ。

 

いちおう、曲がりなりにもかみを名乗る以上、行っておかなければならない場所、出雲大社が次の目的地だ。ここで八百万(ヤオロヨズ)の神々に名を連ねる儀式が、俺を待っているのである(待ってません)

順調に走り、ついに出雲大社の看板が目に入ってくる。

そのままカンバンどおりに進んでいると、走り抜けた交差点の向こうに、なにやらステキな建物を見つけた。

あわてて単車を停め、Uターンしてそこへ向うと



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旧大社駅の駅舎が、そのまま移築されていた。

あんまり長いこと見てないので、この建物が現在なにに使われているかはわからない。ただ、少なくとも重要文化財とか、その類の扱いではないと思う。目の前で、ガキが思いっきりサッカーやってたから。

つか、写真の郵便ポストに、サッカーボールぶち当ててたから。

 

旧大社駅前通を戻り、右に折れてまっすぐ走ると。

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おもいっきり、ハデなでかい鳥居が見えてきた。

「おぉ、さすがにハデだが、なにやら綺麗過ぎるな」

思ったら、本物は↓こっち。

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コレも充分でかいんだが、派手さでは負けるか。

ただ、ヤレた木の感じといい、無駄な装飾の一切ないところといい、非常に重厚というか、俺の中でイメージしてた、こうあるべき出雲大社の姿にどんぴしゃだったので、見たとき思わず感嘆の声を上げた。や、今 んなって見れば、『こんなもんじゃね?』思うけど。

シリアルナンバー8000001だし。

 


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神楽殿。

ここでもすげぇものが見れた。

 
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注連縄、ステキすぎ。

 
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これが落っこちてきたら、縄で圧死という、世界でも珍しい死因で死ねる。

 

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華美ではないけど、落ち着いて美しい透かし彫り。

まさに出雲大社を飾るにふさわしいと思う。

 

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なんか、改築中だった。

説明を読みながら、中をよく覗こうとしたら、係のおっさんに怒られた。

 
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せっかく日本的に美しいのに、この外灯はいただけない。

 
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コレは、とても気持ちよかった。荘厳な気分に浸れる。

 

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日本神話の一部が、彫刻化されていた。

これはたぶん海幸山幸の『潮満つ玉』のくだりだろう。

 
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こっちは間違いなく、『因幡の白兎』だ

 
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なかは、こんな感じで鮮やかな緑があふれていた。

 

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心穏やかになれたからかもしれないが、見るもの全てが美しく思える。

派手さや奇抜さを抑えた、控えめな美しさ。

日本国本来の文化である、自然と一体化し調和する美しさが、そこにあった。

あるべきものがそこにある、美しさだ。



俺と正反対だってことはわかってるから、突っ込まなくていい。

 

充分に心を洗われた俺は、出雲大社をあとにした。

次なる地にして、今回の山陰紀行の最大の目的でもある、『鳥取砂丘』を目指し、愛機M109Rを淡々と走らせる。途中、美しい景色を見るたびに、なんとなく停まって、写真を撮ったり、ボケっと眺めたりした。

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とは言え、正直この手の海岸線の美しさは見慣れてきて。

 
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こういう、ちょっとヘンなモノの方に心惹かれたり。

ま、今見ればどうってコトないんだけど、このときはもう、出雲大社での詫び寂びのある落ち着いた風景に心奪われたあと、さらに、山陰地方の海岸線のあまりに美しい景色を見すぎてて、感覚が麻痺してきていたのだ。

 
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それでも、美しい風景を見ながら走るのは気持ちがいい。

 
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つづく

 
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by noreturnrydeen | 2007-07-19 23:06 | ソロツーリング | Trackback
 
かみ、神域に入る

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アサイチ、起きてみればアホほど霧が出ている。

ガッカリしながら起き出し、昨日ゆっちょむに指摘された部分の確認。

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同じバッグを使ってるみなが言っていたように、やっぱり擦ってる。

 
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んで、待ってても霧は晴れそうもないので、秋吉台目指して走り出した。

と。

 
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なにこの濃霧。

 
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雨のほうがマシだったか。

 
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前も後ろも見えない。

 
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一応カルストらしき風景。

「こりゃ、ダメだ。今回はホント、霧にたたられるなぁ」とつぶやいて秋吉台を抜け、国道191号を右に折れて、いよいよ山陰だ。萩を目指して走っていると、ものの30分くらいだろうか、なんと霧が晴れてきやがった。戻ろうかと思案してる俺の目の前に現れた、山口の田舎の風景。

 
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水が綺麗。

なんてことはない景色なんだが、なんだか感激してしまい写真を撮った。

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本当に、日本だなぁ。

俺は、日本人なんだなぁ、と妙な感心をしながら走る。

 

萩の街中に入ると、なにやら変わった建物が見えたので、思わず単車を停める。

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変わったというか、時代がかっている。

 
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何の施設だろうとよく見てみると。

 
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なんとこれ、小学校だ。

景観を壊さないとか、そう言うことではないと思う。だってコレ、萩の街の中なんだから。この前には、二車線だか三車線だかの国道が走ってて、ファミレスだのナンだのも、普通に建ってるのだ。校長の趣味かなぁ (おそらく違います)。

 

程なくして、道は海沿いに出る。

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とにかくガスっているので、遠景がかすみ、ぼやけるのが悔しい。

 

やがて道は、島根県にはいる。

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益田あたりで191号線は内陸に入り、代わりに海岸線を走る国道9号へ。

191もそうだったが、9号も同じように国道らしからぬワインディングの多い道だ。山陰全般に言えることだが、街中を普通に走っている国道が、そのまま峠越えのワインディングになることが多い。そして、流れも速い。

ゆっちょむが教えてくれたのだが、この辺の国道は、むしろ『裏高速』とでも言うべき、かなりハイスピードアベレージである。しかも、流れを乱す遅い車が極端に少ないというのは、 空気の読めない関東の車を知ってる人間からすると、マジで賞賛に値すると思う。

つーか俺の経験では、『おばさんの運転する軽自動車』は、峠越えのくだりを80km/hで走ったりしないはずなんだが……

「やっべ、おばちゃん、超ぉ速ぇ!」

とヘルメットの中で叫びながら、俺は笑いっぱなしで峠を越える。

 
つづく

 
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by noreturnrydeen | 2007-07-19 22:52 | ソロツーリング | Trackback
 
 
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鉄砲はともかく。

 
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大砲の弾はえぐい。

コレ飛んできたら、俺なら1秒で戦意喪失だ。つーか、なにこのイボ。

 
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最上階からの眺め。

 
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ま、こんな風に見えたら「ふ、愚民が」とか思っちゃうのも無理ないと思う。

 

それにつけても、とにかくまあ熊本は暑かった。

冷房の匂いを探して土産物屋に入り、焼酎と馬ジャーキーを買い込んでしばらく涼む。やがて元気復活してきたので、熊本城とは、ココでお別れだ。九州道を福岡まで一気に北上し、Nとはそこで別れて、独り北九州へ。

当初の予定では、道の駅めかりで関門橋を眺めながら寝ようと思っていた。

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この段階で7:00なんだから、それが当たり前だろう。

だが、当たり前だろうと思った瞬間、どこからか、いや、俺の脳内から声が聞こえてくる。神奈川あたりからの電波をキャッチしちゃったらしいその声は、もちろん、あの変態エイプハンガー使いNEKOさんのものだ。

「オリコウサン」

カチッっとスイッチが入る音が聞こえたと思った3分後。

俺は関門橋を渡って、下関を走っていた。そのまま中国道に入り、目指すはもちろん、美祢インター。秋吉台にリベンジしてやるのだと、とっぷりと陽の落ちた中国道を、さすがにのんびりとは走らず、150~180くれぇかな? ぶっ飛ばす。

キャンプ場で手続きするとかがメンドウだったので、秋吉台の手前で国道435号を右に折れ、5km先の道の駅みとうに到着したのが、8:15。レストランの明かりがまだついていたので、明かりが消えるまで銀マットを敷くのは遠慮した。

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営業妨害とか、言われかねないからね(営業妨害です)

 

その間に、今夜の宴会の準備をする。

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熊本城で買ってきた、焼酎と馬ジャーキーだ。

んで、一杯やりながら報告ブログの更新をしていると、以下のような話になる。

 

この記事へのコメント

1. Posted by ゆっちょむ 2007年07月18日 21:06
んぐっ
興奮してきた

2. Posted by とも 2007年07月18日 21:20
ゆっちょむさん
ということは今からお出掛けですか?
いいな~あっしは当直中です・・・

かみさん
秋吉台以降の予定はどうですか?
中国道を通って鳥取入りですかね?

3. Posted by かみ 2007年07月18日 21:28
ゆっちょむ→
みとうで呑んでるからおいでー(笑)

とも→
海沿いに走って、出雲大社経由で鳥取の予定だよー
俺の魂を震わす何かがなければ(笑)

 

んで、独りご機嫌に飲んだくれていると、凶悪な排気音が聞こえてくる。

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ゆっちょむさん、登場。

「ぎゃはは、ホントにきやがった!」

俺はもう、嬉しいやら面白いやらで大爆笑だ。



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山口県、道の駅みとうに並ぶ、M109R二台。

 
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ゆっちょむさんは明日仕事だってのに、わざわざ会いに来てくれた。

となれば、俺のピッチが上がることはあっても、下がることは決してないわけで。

焼酎をカパカパ呑みながら、色んな話をする。

本人いわく人見知りみたいなことも書いていたが、どうせ俺が人見知りしないので関係ない。



ガンガン話し込んでくうちに、呼び方もゆっちょむさんからゆっちょむになり、思い出したようにアドレスを交換するころには、彼が仕事だってのが残念で仕方なくなる。ミチル君あたりにも電話して、またバカ話。

楽しい時間はあっという間。

再会を約束して帰ってゆくゆっちょむの後姿を見送りながら、俺はもう、嬉しくて楽しくて、ものすげぇご機嫌だった。が、好事魔多し(使い方が違います)ニヤニヤしながら駐車場に寝ている人間を見つけて、やってくるパンダ車。

 
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酔っ払ってて、機嫌がよくて、しかもかなり悪乗りモードの俺に捕まったオマワリの方が、むしろ気の毒だったかもしれない。本人は、軽くフレンチジョークを交えて喋ってるつもりでも、かなり酷いことを言ってる上に、激烈に酔っ払っているのだ。

会話の詳細は控えるが、逮捕されなくて僥倖だったと言える。

 

やまなみも熊本城もすばらしかったが、やはり、バカな単車乗りに会えることには比べるべくもない。俺は酔っ払って、ゆっちょむや電話先のミチル君に『俺は日本中の パワークルーザ乗りを繋ぎてぇ』などと何度も宣言した。

そして確かに酔っ払ってはいたが、コレは俺の本音でもあるのだ。

大宴会。

いつか、やりたいね。

 
つづく
 
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by noreturnrydeen | 2007-07-18 22:43 | ソロツーリング | Trackback
 

さて、実は大観峯でNと会う約束をしていた。

しかし、このまま向っても明らかに時間が早すぎる。なので、ミルクロードから大観峯をいったん通り過ぎ、もう一度やまなみハイウエィに入って、しばらくグルグル遊ぶことにした。

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これは、どっちかな。ミルクか、やまなみか。

 
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コレはやまなみ。

 

やがてお昼近くなったので、大観峯へむかう。

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このゼファー1100のおじさんと、しばし歓談つーか、結局おそくなったNが来るまで、延々2時間くらい話してたんじゃないだろうか。途中でやってきた彼の知り合いなんかとも話し、大観峯にはたぶん、3時間くらいいた。

 
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つーか、どんだけガスってんだよ。

 
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太陽自体は、カンカン照りだったのが余計に悔しい。

 

 

そのうちやってきたNと、熊本城を見に行こうという話になり、大観峯を出てミルクロードを大津方面に向う。と、ここでようやくやってきた、俺らしい話。モノすげえナチュラルに、キッチリ道を間違えて、阿蘇菊池スカイラインへ。

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ココまでは順調だったのになぁ……

 

あっという間に387号線。そうここは、ステキに菊池高原。

道を確認しいしい、387号線から3号線に向い、なんとか熊本城へ出る。

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ホント、城らしい城だ。

 
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門前には、ちゃんと番兵がいる。

 
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城前にて。

↑伏線つーか前フリだから、覚えて置くように。

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石垣。

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忍者も、なかなか大変な仕事だ。

 
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つーか、九州はこんな風に、なんでも街中にあるのがすげぇ。

 

場内に入ると、加藤清正公がお迎えしてくださる。

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俺は虎より単車に乗りたいけど。

 
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この烏帽子風の兜、烏帽子部分は紙製なんだそうだ。

 
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コレは半ヘルにつけて走りたいね(いろんな意味で捕まります)

 
つづく
 
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by noreturnrydeen | 2007-07-18 22:31 | ソロツーリング | Trackback
かみ、ゆっちょむと出会う
 

不思議なモンで、前の晩かなり呑んだにもかかわらず、スッキリと目覚める。

山のチカラなのかナンなのかはわからんが、野宿で呑んだ時ってのは、次の日に残ったことがない。そう聞いて『独りで呑んでるから、呑み過ぎないだけだろ』なんて思ったやつは甘い。自慢じゃないが、俺は独りで呑んでも、次の日動けなくなるくらい呑めるのだ。

そう、つまり、俺が量を飲めるというのは、

酒が強いんじゃなくて、自制心が弱いだけ

なのである(胸を張るところじゃありません)。

それはさておき、野宿して飲む酒は、本当に残らない。

科学的考察が待たれる。





阿蘇は、残念ながら曇り空。

朝一番から、やまなみハイウエィの後半を走る。

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『起き抜けにやまなみ』

なんてステキな響きだろう。

 
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さて、やまなみを抜け、次に目指すのは265号線。

根子岳を見ながら箱石峠を走り、325号線をぐるっと回って草千里。パノラマラインを西行してミルクロードへ抜け、大観峯を目指すというプランだ。メジャーなコースだと思う。

ところが、しょっぱなからつまづいた。

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265号線が、台風の影響で通行止めになっていたのだ。

俺にコテンパンに伸(の)された、マンニィの復讐だろう。

仕方ないので、57号まで戻り、北から草千里を目指す。

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日本とは思えない、ダイナミックな景色が続く。

パノラマライン、名前に偽りナシといったところか。

 

で、途中でビデオを撮ろうと思い立つ。

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ところが、何度やっても、すぐにストップしてしまう。

俺はこの手の物にはそんなに詳しくないから、原因の究明なんて2秒で飽き&あきらめ、動画を断念してまたもパノラマラインを走る。ちなみにあとで調べてみたら、何のことはない。SDカード落っことしただけだった。

そりゃ、撮れねえよ。相変わらずウカツだ。

 

やがて、草千里に到着。

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う~ん、やっぱりガスってる。

 
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走るには支障ないけど、景色がかすんでるのは悔しいなぁ。

 
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雄大な風景を眺めながら、のんびりと走る。

 

やがて325号に出たので、西へ折れる。

途中、コンビニがあったので、ここで朝飯にすることにした。

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俺は走り出しちゃうと、メシとかどうでもよくなるので、土地の名物だの名産だのには、あまりこだわらない。いや、目の前にあるなら、そりゃ喰うけど。つわけで、普通にイレブンのコンビニ飯。冷塩ラーメンとおにぎり&コーヒー。

メシ喰ったら、すぐに出発だ。

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ミルクロード。

相変わらずガスってるので、写真はそれほどでもないけど、晴れたときに走ると、ものすごく気持ちがいい。まあ、有名どころだから、俺なんかよりみんなの方が知ってるか。ホント、阿蘇って言うのはすげえトコロだね。

 

つづく


 
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by noreturnrydeen | 2007-07-18 17:48 | ソロツーリング | Trackback

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by かみ