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もちろん、俺には何の感傷もない。

センチもクソも、相変わらず絶好調だ。

しかしながら、ロケット油漏れ→入院の沙汰がくだったpoitaさんは、現在、ハートブレイクホテルの住人である。であるならば、もはや彼を見舞うという行為そのものが、センチメンタルジャーニーだと言えるだろう。

そうと決まれば話は早い方がいい。

昨日の夜中、酔っ払いながら電話をし、センチメンタルジャーニーの詳細を決定する。



翌朝、渋る俺に同行を申し出たNを率いて、いざ、poita家へ。

途中、16号を走ってるとき、ふと何気なくメータを見たら、ちょっと縁起よさ気な時刻とトリップメータだったので、写真に撮ってみた。一日二回は11:11が訪れるし、200.0kmたってオドじゃなくてトリップだから、別に珍しくもないんだが。

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ま、見た感じ、気持ちいいでしょ?

トリップが1並びか2並びだったら、もっと綺麗だったのになぁ。

 

16号から14号、大多喜街道を抜けてpoita家へ。

Nがすりぬけ出来ないので、2時間強かかってしまった。

もっとも、遅いのは覚悟して、音楽聴きながら行ったので、多少イラついた所はあったものの、おおむね機嫌よくpoita家にほど近い道の駅に到着。そこで電話して、poitaさんに迎えに来てもらう。

しばらく待っていると、PS250に長男坊とタンデムでやってきたpoitaさん。

バイクが停まる前に、タンデムシートの長男坊が「こんにちわー!」思わず笑みがもれる。

PS250先導のもと、ものの5分でpoita家に到着した。

 

で、到着して早速だべっていたら、嫌なものを発見してしまった。

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昨日、調子に乗ってギターをくくったキズ跡だ。

もっとも、ビートルバッグ入れる予定だから、どうでもいいっちゃどうでもいい。や、強がりじゃなくて。俺と多少付き合いがあって、M109R以外の単車を見たことがあるヒトなら解ると思うが、俺はホンキで傷とか気にしない、つーか気にならないのだ。

まあ、だからこそ時々、手痛いしっぺ返しを喰らうという話もちらほら。

 

poitaさんちの息子が育ててたオジギソウ。

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名前は『オジギン』だそうで、もう少しひねれ。

 

と、突然、俺の携帯電話が鳴る。

着信を見るともちろん、フットワークの軽さは天下一品のあのオトコ、つむじ風Zだ。電話して、poita家のそばまで来たら連絡する旨を、家主に断りもなく俺が勝手に了承する。もっとも、話をしたらpoitaさんは快諾してくれた。

こうやって平和な家庭は、ダメ人間にだんだん侵略されていくのだ。

 
 

しかも、手ぶらでやってきて、昼飯をご馳走になる俺ら。

poitaさんの作ってくれたオムレツやサラダをパクついていると、なにやら目の前にビンが並びだした。いろんな種類ではあるが、これらのカテゴリは共通している。

命の水こと、酒。つまりアルコール飲料だ。


「いや、ウチふたりとも、家ではあんまり呑まないんだよね」


と、家主は神をも恐れぬ不届きなセリフ。

poitaさんのあまりの不敬にめまいを覚えながらも、俺はそのライフスタイルに対して意見をまったく述べなかった。もちろん、その話の続きが、『だから、よかったらこの酒を持っていけば?』と言う方向に進んだからである。

 

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とりあえず、出てきた酒を全てファストバッグに積み込む。

さらに、poitaさんの、「入った?」のセリフに対して、間髪入れず「まだ入ります」と、むしろ当然の表情で返す俺。すかさずpoitaさんと奥様のYさん(ちゃん、かな?)が席を立って、お酒を探し始めてくれた。

ダメだふたりとも。俺を甘やかしすぎ。

 
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んで、空きスペースもキッチリ酒で埋める。

来るなり飯を喰い散らかして、家中の酒もって帰るんだから、もはやただの強盗だ。

 

あとは、poita家のガレージでダベりんぐ大会。

そのうち、Zから電話が入り、poitaさんが迎えにいく。

すぐに二人で戻ってきて、本日のメンバー全員集合。


poitaガレージで車座になり、色んな話をする。

ここに書ける話とか、書けない話とか。前回ちょっとしか話せなかった、Yちゃんの話も聞けたのがよかった。つーか、食いつく場所が、常にコンマ数%ズレてるトコなんて、個人的には、普通の顔しながらひそかに大ウケしてた。

 
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三連フィルタの現物も拝ませてもらった。

ここいらの話や、書けない方の話は、そのうちpoitaさんがご自身のブログででも、明らかにしてくれるだろう。その日が来るまで、カツモクして待て。言い過ぎた、普通に待ってるといいと思う。

 

 
単車に乗るってことは、俺みたいなキチガイやZみたいな特殊なオトコは置いといて、一般的にはわりと億劫になりやすい。poitaさん自身も、「誘われないと、なかなか行かない」的な話をしてた。これは普通、誰しもあることだと思う。

ただ、poitaさんと話してて気づいたんだけど、あのヒトは「乗らない」って言葉を使う。

決して、「乗れない」とは言わない。

それが潔(いさぎよ)いつーか、ああ、そう言うイイワケしねぇヒトなんだなと思った。

「乗れない、乗れない」言うヒトの多くは、「乗らない」のが実態だ。2時間もあれば、結構いい距離を走ってこられるんだし、単車なら、かなり遠くにいるヒトにだってサクっと会いにいける。本当に乗りたきゃ、いくらだって乗れるはずなんだ。

本当に乗りたいなら、ね。



いや、勘違いして欲しくないのは、俺は別にそれを揶揄してるんじゃないってコト。

仕事以外で週に二日も三日も乗るなんて、普通はありえない。

アホみたいに乗り倒してるほうが、むしろキチガイの部類。週イチ、月イチが当たり前だ。

ただ、「忙しくて乗れない」ってのは、よっぽどじゃないと吐いちゃいけない気がする。もちろん、言ったからって誰かが傷つくわけじゃないし、俺が損するわけでもない。だけど、簡単に口に出すと、それが癖になる気がするのだ。



いや、もちろんそれさえも、決して悪いわけじゃない。

ただ、そんな癖がついちゃっていいの? ってだけの話。

脳内最速や、イメージゴーストライダーほどじゃないにしても、いつの間にかイイワケばかりって、あんまりカッコいい話じゃない。

男は走りで語れってことだ。や、女でもか。

 

まあ、えらそうに語る前に、『口先がどうの』なんて話で言ったら、ここに来てる誰よりも俺がイチバンおしゃべりだっつー話は、みな、気づかないフリの方向でお願いしたい。

なにとぞ、切に。

穏便に。



 

最後に、本日の収穫。

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poitaさん、ご馳走様っすっ!

 
 
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by noreturnrydeen | 2007-05-27 21:58 | ソロツーリング | Trackback

おだやかに

 

天気のいい土曜日。

ちっと房総あたりにでも走りに行こうと思い立った時、浮かんできたダチの顔。

九十九里のそばに住んでいるmoto君。もともと、poitaさん経由で知り合ってから、人懐っこい笑顔と、それに似合わぬベラボウに、むしろ悪魔的に上手い単車の腕に、俺がわりと芯からホれちゃってる若者だ。ちなみに、もちろんダメ人間だ。

俺が惚れてるんだからね。



こないだ携帯を飛ばしたせいで、電話番号もメアドもわからなかった。

なので、poitaさんにメールしてアドレスを聞く。その足で「今日は仕事?」的メールをし、返事も待たずに整骨院を出た。なぜって、こないだ通販で買ったモノを、家においてから出発しなければならないからだ。

絵的にも人としても、単車で持ち歩くにはかなりアレなブツなので、さすがにね。

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ミニギターは、さすがに持ち歩くの恥ずかしいよ、いくら俺でも。

 

とりあえず、16号から県道20号をつないで、順調にmoto君のところへ。

moto君のトコに行くにあたって、16号で行こうと最初から決めていた。当然、道は混む。しかし、俺の心はこのあいだからハマってるキノの旅のおかげで、すり抜けながらぶっ飛ばすモードではない。むしろ車の流れで走る気マンマン。

なので、MP3プレイヤーで音楽を聴きながら走ってみたのだが。

最初はよかった。当然ながらキノの旅のテーマソングである「All The Way」を聞きつつ、気分よくおおらかに走れた。だが、MP3プレイヤには、たくさんの曲が入る。いちおうおだやかな曲を選んだつもりだったが、選曲時、酔っ払っていたようだ。

『Punky bad hip』あたりの邦楽のうちは、それでもまだ、何とか抑えて走っていた。

だが、ジミヘンだのモトリーだの始まったら、もうダメ。

アクセルは右手じゃなくて、ジミ ・ヘンドリクスやヴィンス・ニールの声にシンクロしだす。


反対車線も側溝も俺のもの的な、相変わらずのバカ走りになってしまった。

 

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大網で休憩しつつ、moto君に電話するも、出ない。

あとで聞いたら、弟とバイク遊びしてたらしい。

すっげー悔しいが、後の祭り。次回こそは、ゼッタイ捕まえてやるっ!

 

つわけで、moto君の捕獲に失敗した俺は、それじゃあ海を見ようと白里海岸へ向かう。

波乗り道路も走りたかったんだけど 、今回はパス。

moto君捕獲に失敗した以上、出来れば明るいうちに帰りたい。

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どうせここは、また近いうちに来るしね。


 

白里海岸に到着。

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砂いっぱいの駐車場を、こけないよう慎重に移動。

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今年、初めての海だ。

暑いくらいだった陽気も、ここまで来ると肌寒いほど。

 
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自分の足跡が、なんだかうれしい。

ここで時刻は4:00過ぎ。日が落ちる6:00過ぎには帰り着いていたいので、波乗り道路をあきらめた俺は、それでもまっすぐ帰るのは気に入らなくて、蓮沼経由で柴山はにわ道へむかう。もしかしたら、成田にいるZに会えるかもしれないし。

 
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途中、時々思いついたところで停まっちゃ、写真を撮りつつ。

 
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はにわ道を、一路成田へ。

 
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が、成田に着いたころには、太陽が、思いっきり傾いてきて、かなりいい時間だった。

ここでZに連絡して待ち合わせたとしても、明るい道を一緒に楽しく走るのは無理っぽい。なら、せっかくだし、ひとりで色々な道を試しつつ帰ろう。


往路の轍を踏まないよう、こんだ「All The Way」をループでかけ、傾いた陽光の中を、俺はひたすらゆっくり、穏やかに走った。ルートも出来るだけ穏やかに行けるように、成田から安食(あじき)経由で利根水郷ラインに乗る。

さらにあえて遠回りして、最後は手賀沼を眺めつつ、柏に帰った。

最近のソロ走りの定番、穏やかな旅走りも、なかなか板についてきたようだ。

これ、俺的にはすごいことなのだ。

ぶっ飛ばすのも俺。ゆっくり楽しむのも俺なんだけど、まったりモードの時にでも、通りがかりの単車にちょっと突っかかられるとぶっ飛ばしてたはずの俺が、最近はそんなものを無視して、楽しくゆっくり走れるようになった。

コレは確かに、成長だと思う。

 
 

moto君と会えなかったのは残念だけど。

ゆっくり走れたことを祝って。

帰ったら、祝杯を挙げようか。

 
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by noreturnrydeen | 2007-05-26 21:48 | ソロツーリング | Trackback
~Marl is not dead (マルは死なない)~

 

アメリカのショップに頼んであったハンドルが、やっと送られてきた。

今日は水曜日で、午後が半日休みなので、ハンドルの取り付けでもしようかと思っているところへ、俺の腐れ縁のダチ、マルから電話。もっとも、声を聞く前に話の内容は大方見当ついてる。

「かみ、俺さ、今日ヒマなんだよ」

マルゾーは最近ヒマがない。なので、コレはある意味、俺にとっても貴重な時間なのである。つわけで考えることなく、俺は即座に返事をした。レスポンスはミリセコンドだったろう。ドラッグレースだったら確実にフライング、競艇なら失格だってくらいのイキオイ。

「どこいく?」

「レッドバロンのサーキット見に行かね?」

「那須か。わかった」

一応ダメモトで、忙しいはずのZにメールしてみると、さすがに行けないとの返事。こないならマルゾーとふたり那須まで一気に全開走行は目に見えてるので、仕事がハネたその足で一度自宅に戻り、ヘルメットを半ヘルからフルフェイスに交換してきた。

あのキチガイと走るのに、フルフェイスは絶対条件、むしろ必要条件なのだ。

 


 

柏から16号を西行し、岩槻から東北道へ乗る。

マルとのハイペースが予測されているので、ここらで一度、本気の全開走行をやって、M109Rの高速走行性能を、把握しておく必要があるのだ。悪路走破性がすばらしいってのは知ってるんだけどね(設計者の意図を、もう少しだけ汲みましょう)。

んで、高速を走ってみたのだが。


160での巡航は、まるきし問題ない。

VTXやRocketIIIもそうだったけど、この辺のパワークルーザーになると、160くらいの巡航がイチバン楽に走れる。燃費とトルク感、足回りのバランスから考えて、楽しく距離が稼げるのもこの辺じゃないだろうか。100マイル巡航って言う設定なのかな?

180になるとエンジンや足まわりはともかく、空気の壁が厳しくなってくる。

心からカウルが欲しい。ただし、このあいだ走ったときよりも、足の疲れがなかった。コレはたぶん、ファストバッグがバックレスト代わりに身体を支えてくれたからだろう。思った以上の恩恵だ。

200まではわりと簡単に出るが、それ以上がちとかったるいか。

その上の速度域、220巡航はかなり難しいようだ。

と、ここで佐野SAに到着してしまった。続きはマルと一緒に走りながら、見極めるとしよう。
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佐野SAで休憩していると、マルから電話。15分ほど遅れると言う。

 
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なので、メッキの映り込みを利用して自分撮りしたりしながら、ヤツを待つ。

 
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やがて、マル&ブラバ登場。俺のはブルバだから紛らわしい。

 
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このクソ暑いのに、ジャケット着てきたマル。俺はもちろん、タンクトップの上から軍用シャツを羽織っただけ。革ジャン来てれば、もう少し最高速が上がったかもしれないけど、今日の暑さに心が折れたのだ。夏は薄着がかみの基本。

むしろヒトの基本。

 
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なんか、赤いハヤブサが来たので、赤いのを並べて撮ってみた。

 



さて、それじゃあガソリン入れて、走ろうかマルちゃん。

俺は先に立つと、一速7000rpmまで引っ張り、二速、三速とエンジンのパフォーマンスをフルに使って加速してゆく。4速160をいくらか超えたところで、5速にシフトアップ。さすがに5速はメーターの針の上がる速度が、いくらか鈍い。

200を超え、フロントが頼りなくなってきた。

かるく曲がっているところへ入ると、ハンドルがわずかに振れはじめる。しかし、コレは車体じゃない。腕に力が入ってるときの症状だ。あわてて息を吐き出し、肩の力を抜く。直線に入って、アクセルを最後まで完全に開く。

4速から引っ張るのではなく、5速に入れてから全開にする。

メータの針はじわじわとあがってゆくが、220くらいから、タコメータが回りきってくれない。車もそこそこいるので、フルアクセルのままじゃ走り続けられない。ちょっともどして200くらいでカーヴに突っ込んでゆくと、今度はフロントがゆらゆらとゆれる

こりゃダメだ。さっきと違って、こっちはホンキでやばい。

ゆらゆらっときて、ぶるぶるっとなった瞬間、俺は肉塊になってるだろう。道のコンディションにも拠るだろうが、コーナリングするなら200くらいまでじゃないだろうか。いや、もしかしたらもっと上手いやつが乗れば、全然問題なくすっ飛んでいくのかもしれないが。

少なくとも今日の俺には、コレが限界っぽい。


ただ、リアサスは固めた効果が如実だった。

ケツの不安は、微塵もない。フロントが若干、頼りないか。

 


と。


220くらいでヒーヒー言ってる俺の横を、マルゾーがフォンっと抜いてゆく。

ヤロウ、久しぶりに乗るのがうれしいんだろう。直線に出ると三味線を弾いて俺が追いつくまで待ち、わざわざカーヴで一気に突き放してゆく。こっちも200で飛び込み、直線が見えた瞬間、フルアクセルを決める。

だが、ブラックバードはスルスルと前に行ってしまう。

しばらく繰り返すうち、マルの姿が一瞬見えなくなった。ここがチャンスと全開に次ぐ全開。poitaさんばりの車線変更で車の列をぶち抜いてゆく。三車線すべて使って、少しでも短い距離を、少しでも速く。

車の列が途切れ、目の前がクリアになった。直線が遠くまで続いている。

「ここでアタックだな」

今度は、4速で7000まで引っ張り、ギアを叩き込む。ぐん、と車速が上がって、メータの針が220をさした。さあ、ここからだ。アクセルをねじ切るイキオイでひねりつつ、肩の力を抜き、声を出して小さく笑う。笑うと、抜き切れてなかった身体の力が抜けるのだ。

や、コレはあくまで俺の方法だから、もし真似して効果がなくても、文句言わないように。

でも、自分なりの力の抜き方ってのは、用意しておくと意外といろんな場面で使える。

 


エンジンがうなり、回転が上がり……


ヴん。


え?


一瞬、エンジンが力を失って、後ろから引っ張られるような感覚。やべ、もしかしてエンジン焼きついた? しかし、アクセルを少し緩めて(一気に緩めると、エンブレでヨレる)から、改めて開けてみると、きちんと加速する。なんだろう? 思いながらメータを見ると。

「おい、ウソつけっ!」

思わずヘルメットの中で叫んでしまった。

メータが240を振り切って、完全に最後まで回っているのだ。

もちろん、こんな速度のはずがない。

220から加速し始めた矢先に、アクセルを戻したのだから。




200まで速度を落としてメータの様子を見ていると、普通に回ったり、急に跳ね上がって回りきったり、様子がおかしい。5速ホールドで180から220くらいまで加速すると元のままだが、4速で回しきってから5速に叩き込むとハネる。

なんだろうなぁと思いながら走っていると。

フォン!

いきなりマルにぶち抜かれる。鬼か。

結局その繰り返しで、佐野から那須まで94.5キロを30分くらいか、あっという間にたどり着いてしまった。などとカッコつけて余裕っぽく言ってるが、もちろん、身体も心もボロボロだ。那須について単車から降りたら、ガクガクと足に力が入らなかった。

 
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もちろん、マルゾーの方はバリバリ元気。

むしろ久しぶりにぶっ飛ばしたので、ヤロウものすげえご機嫌。途中から東北道の道が少し荒れてて、俺は200で突っ込んでたのを180くらいまで落としたのだが、マルのキチガイは、そのままかっ飛んでた。結局、最高速は280をマークしたらしい。

ニヤニヤそんな報告されたら、黙って蹴りくれるくらいしかできねーっての。

 
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とりあえず、俺はコレまで何万匹の蟲を殺したんだろうね。

 

那須で降りて、何度か道を間違えつつ、レッドバロンの店長に何度も電話しつつ、50分くらいかかって、ようやくサーキットに着いた。ま、さんざん迷った分、これからはゼッタイ迷わないで行けるね、ココ。むしろこれで迷ったら自分に引くね(遅いくらいです)。
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見慣れた赤男爵の顔。呑みすぎで赤ら顔なんだったら、仲良くなれそうだ。

 
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サーキット走行自体は4:00で終わり。

俺らが到着したのが5:00ちょっと前だったので、当然、誰も走ってない。

スタッフが残ってたので、色々と聞いてきた。

俺の世話になってる店長の話をしたら、普通に知り合いだった。

ま、そりゃそうか。

 

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こりゃ、どう考えてもSDRでこないとなぁ……

 

ジュースを飲みながら、マルゾーと少し駄弁る。マル、にやっと笑って。
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「さすがに、ジュース一本飲みに来るには、遠いな」

100マイルカフェってか。

でも、きっとまた来ちゃうんだろうね。

 
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ガルアームのNSRだの、ハーフカウルのNC30だの、そそるマシンが多い。

俺もかなりのイキオイで食いついたが、マルゾーに至っては、放っておいたらいつまでも帰りそうもない。ま、もともとサーキット好きな上に、年代的にも直撃の単車だ。ムリもない。

やがて陽がかなり傾いてきた。

悪い癖を出して、ここから下道で帰ろうとしたり、途中で降りて知らない道を使おうとする俺の心を、マルゾーがニヤつきながら、「あー、そこは間違いなく混んでる」とか、「おめ、そこから何時間掛かると思ってるんだ?」とか、ポキポキ折ってゆく。

帰りがひとりじゃ寂しいのだろう。

結局、東北道から帰ることにして、おとなしく帰路に着いた。

 
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上河内SAで最後の給油。

ここで、単車置き場で一服していたスポスタ1200のお兄ちゃんと、ちょろっと話し込んだ。宮城から上京して、東京に住んでいるという彼は、最近、ようやくバイクを置く場所を確保して、実家にスポーツスターをとりに行った帰りだと言う。話してると、彼は困った顔で

「東京の道は、わかりづらいです」

その言葉に、上京して北千住のポンコツアパートに居たころのことを思い出した。




行きつけのバイク屋で出会った雑誌記者(見習い)。

そいつがちょっと見ない隙に、いつの間にかそのショップの店員になってた。

そいつと一緒に初めてマスツーリングってモノを体験した。

マスツーは俺の性に合わなかったが、あの時会ったオトコとは、妙にウマが合った。


そしてそれからずっと、20年近くも一緒に走っている。




あの時コイツと会ってなければ、俺は単車を降りてたかもしれない。だからどうとか、なにがどうとか、そう言うんじゃなく。ただ俺は、今でもマルと一緒に走っていること、それがたまらなくうれしい。わりと本気で、あのころの俺に誇っていいとさえ思ってる。

それだけだ。

 
マルゾーがお兄ちゃんに都内の道を教えてるのを横で聞きながら、俺はふと、なんだかやけに懐かしい思いにとらわれていた。やがてお兄ちゃんが去り、マルの買ってきたコロッケをふたりで食ったら。

本日のcrazy marmaladeでっかいもん倶楽部は、ここでおひらき。

 

「楽しかったな」

「ああ、じゃ、またな」

 
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by noreturnrydeen | 2007-05-09 13:15 | でっかいもん倶楽部 | Trackback

ロープウェイ乗り場へあがると。
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筑波山をバックに、写真を撮ってくれる。

もちろん写真は、このあと1000円で販売するのだ。俺もZもそんな写真に用はないので、ありがたく遠慮させてもらった。むしろ俺が撮って、販売したいくらいだ。

 
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コレが女体山の上まで、俺の命を預ける、スイス製のロープウェイ。

 
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バカ混み。

しかも、老人が多いから、せっかく座っても席を譲らなくちゃならない。

 
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まぁ、混んでるのはともかく、ロープウェイから見る筑波の景色は美しい。

特に今時期は、新緑が目にも鮮やかで、峠攻めで疲れた身体と、混んでるロープウェイで疲れた心を、穏やかに癒してくれる。

ロープウェイは6分ほどで、頂上に着いた。

そこから山頂まで、5分ほど歩くのだが。

 
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Zの肩も落ちているが、俺の心はこの段階でもうすでに折られている

ちょっと5分程度階段登ったくらいで、ホンキで息が上がってきたのには、自分の身体ながら、かなりびっくりした。いやー、かなり運動不足だよ、俺。山登りとか、これからはまじめにやろうかな。やんないね。

むしろ、できるだけ歩かない方向で生きて行きたい。

 

やがて、頂上に到着。
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海抜850メータだから、風返しからいくらも登ってない筈なんだが、急に風が涼しくなる。

たかが5分だが、息を切らせて上ってきた身体に、この涼しい風は非常にありがたい。

汗がすぅっと引いて、アタマがスッキリする。

 
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山頂から、南東方向の景色。岩の上に腰掛けて、Zといっしょに、あの道がどこどこだとか、あの山が何々だとか、色んな話をする。そのうち、ふたりそれぞれツーリングマップルを取り出して、地図と実風景を重ねて検証。

軽く変人。

でも、すげぇ面白かった。




Zが午後から用事があると言うので、んじゃ、そろそろ下へ降りようか。
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そう言えば、筑波山と言えばガマの油売りだよな。

 

山頂では飲食が禁止だったので、Zは持ってきたおむすびを食べ損ねた。なので、もう一度風返しに戻り、そこでおむすびを食べると言う。そんじゃあ、俺はその間、少し走ってようかなぁ……っておい、Z! なぜ停まらないでそのまま峠を下り始める?

おむすびは?

つーか、用事は?

結局、数本走ってから、おむすび&休憩タイム。
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つっても、誰かが来れば走り出し、休んじゃ走りの繰り返し。

アホほど走り倒し、汗だくになってヘルメットを取ると、下から吹いてくる風が心地いい。休憩しながら、走り方や感覚の話を、ああでもないこうでもないとくっちゃべる。んで、俺たちの出した結論。

 

「やっぱ峠はいい」

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身体が動く間は、走っていたいね。

 

そろそろ帰る時間だ。

つってもZは用事があるけど、俺は別に何の予定もない。なので、せっかくだからまっすぐ帰らないで、走ったことのない道を通って帰ろうと考えた。その旨をZに伝えると 「それなら、俺はこっちを通って帰ってみます」言い出す。

いや、だから、君は用事があるんじゃないのかね?



風返しの上でZと別れると、俺は家に向かわずに、県道214号を西行した。

そのまま国道125号を経由して、県道357号から鬼怒川沿いを走ってみようと 言うのが、さっき風返しの上で考えたルートだ。(地図赤線)
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何とか迷わずに、県道357号(地図赤線 縦の道)に入った。

 
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んで、そろそろ、土手沿いに道があるかなーと探りを入れてみるが。

 
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川の見えるところは走ってない。

残念だなァと思いながらさらに進んでゆくと。

 
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見えた。鬼怒川だ。

よーし、それじゃあこのあとは、川沿いの道を……

と思っていたら、あっという間に内陸へ。なんどか道を外れて、川沿いを探してみたのだが、どうもこっち側の土手は、走れる道がないようだ。微妙に行けそうなところもあるのだが、おとといの今日でダート走行とか、さすがにしたくないし。



結局、そのまま素直に国道294号へ合流し、おとなしく帰ってきて。

第10回ちっちゃいもん倶楽部は、無事終了。

なんだかんだで、ワインディング70kmくらい走り倒した。いま、ご機嫌なイキオイで膝が笑ってる。ここんとこ、のんびりトコトコが多かったんで、改めて感じたね。単車に乗るってのは、スポーツなんだって。

こんな風に時々SDRに乗って峠を走り、原点を見つめなおす。

すげえ大事だなって、つくづく実感した。

 

んで、帰ってから、M109Rのドロ落し。
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ドロ汚れつーか、ドロブロックになってこびりついてた。

SDRにも、109Rにも、ホント俺、単車たちには苦労をかけるなぁ……

 

でも、まだまだガンガン走り倒すぞ。

 
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by noreturnrydeen | 2007-05-08 22:13 | ちっちゃいもん倶楽部 | Trackback

連休の最終日、SDRに乗ってやることにした。

朝、8:00に家を出て、整骨院へ。
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久しぶりなので、チェーンにたっぷりルブをくれてやり、始動後は、充分に暖気。

 
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暖気の間に、ヘルメットとシールドを磨く。

あったまったところで走り出し、ゆっくり身体と車体を慣らしてゆく。やがて徐々にペースを上げ、国道6号に出るころには、全開走行に移る。県道19号を左へ折れ、そのままいつもの道を吹っ飛んで、9:30ころ、ふもとのコンビニに着いた。

いつも、休憩を入れる場所だ。

 
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ここでサンドイッチとコーヒーで朝食を済ませつつ、Zにメール。

メールしながらふと足元を見ると、おや、なにやらおかしなモノが。

 
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なんか、液体が付着してる

軽くガッカリしながら、車体の点検……するまでもなく、原因が判明。
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チャンバーのガスケットが腐ってなくなってる。


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ウォーターポンプから、お水がぽたぽた。

 
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クランクケースから、オイルもだらだら。

 

むしろ、原因だらけ。


しかし、今回は工具を置いてきてしまっているので、あとでZに借りることにして、とりあえず峠を登り始める。緩んで隙間の開いたチャンバーから、アホみたいな爆音がするので、ゆっくりとおとなしく風返しを目指した。

ほどなく、風返し峠へ到着。
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二本ほど走ってみるも、中低速が全然ついてこないので、気持ち悪い

 
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なので、おとなしく写真を撮ったり、タバコすったり。

 
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イノシシ渓谷でも見に行こうかと下り始め。

 
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階段の急さに、一秒で心が折れる。まさにガラスの心。

 

やがて、Zがやってきた。
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工具を借りてチャンバーを閉めなおし、他の部分も増し締めする。

それからZとふたり、風返しを攻め始めたのだが、いかんせん久しぶりのSDR&タイトなツイスティロード。身体が言うことを聞いてくれない。Zに「切り返し、遅くなってますよー」とか言われながら、試行錯誤を繰り返す。しかし、なかなか思うように走れない。

 
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ちょっと凹み気味。

2~30本ほど走っただろうか。ずっと集中して走ってるところに、太陽がガンガン照りつける。暑さと疲労で、だいぶんしんどくなってきた。するとZが「上に行って、休憩しましょう」言うので、そのまま上のパーキングへ向かう。

 
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パーキングに、2stが二台。ここでは、今でもそう珍しい光景ではない。


と。


「かみ先生、ロープウェイ乗りましょうよ」

「お、いいねぇ。俺、上まで行ったことないんだよ」


つわけで、ロープウェイで女体山の頂上まで行ってみることに。


2/2へ続く
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by noreturnrydeen | 2007-05-08 22:07 | ちっちゃいもん倶楽部 | Trackback
さて、とりあえず今夜の宿泊場所まではこれた。

シュラフを広げ、荷物を並べ、ストーブを準備して、後は飲むだけ。
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みるみる、空が暗くなる。

 
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ろろちゃんが買ってきた、ビール500ml×6や、酎ハイ数本。それに、俺が買ってきたジャックダニエル750ml一本。コレだけあれば、酒の方は問題ないだろう。ろろちゃん、食い物も買ってきてくれてた。何その気のきき具合

俺は食い物に思いが至らなかったよ(だから悪酔いするんです)。



ともかく、とりあえずビールで乾杯。

ガソリンストーブに火を入れ、俺たちは飲んで喋った。

バイクの話、バカ話、似たような考え方。違った考え方。年齢がタメ(正確にはイッコ上)だと判明して、思わず嬌声をあげたり(もっとも俺はいつもサイトで言ってるから、ろろちゃんの方は知ってたが)、話すことはいつまでも尽きない。

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そのうち、おかしな飲み方になる。これ、水割りじゃないからね?

 

poitaさんに電話をかけたりしながら、ジャックダニエルをカパカパ空けるふたり。
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ろろちゃん、ベロンベロン。

俺も、もちろんグダグダ。

それでもヤロウ同士、バカ話に興じていると。

 
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ついに、ろろちゃん轟沈。

程なく俺も、目を開けてられなくなり、シュラフにもぐりこんだ。

 



翌朝。

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昨夜の宴会を物語る、散乱っぷり。

お湯を沸かして、もって来た味噌汁を作る。
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と、ろろちゃん。昨日残したビーフンや特大カニカマを入れて特製カニ汁を作る。

食ってないから、味がどうかはわからない。

が、昨日の残飯をイキオイよくぽんぽん放り込んでゆくその姿に目を細めつつ。

俺は朝のさわやかな空気の中で、心の底から誓った。

次回からキャンプの朝飯は、ゼッタイコイツに作らせない、と。

 

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天気がよければ、どっか走りにいきたいところだが、なにやら曇り空で、気温も驚くほど低い。おたがい二日酔いでもあるし、ろろちゃんは明日、名古屋のミチル君のところまで行く予定があるし、ってコトで、第22回でっかいもん倶楽部は、ここで流れ解散。

 

当然、解ってたことだけど、そんな想像をブッちぎるほど。

ろろってオトコは、最高に面白いヤツだった。

名古屋行きさえなければ、別の橋の下でもう一泊したかったくらいだ。

 

50号を左右に別れ、柏に向かってひとりで走りながら。

俺は大声で、ボーン・トゥ・ビー・ワイルドを歌い続けた。

 

さぁ、次は一緒に野宿しないか?
 
 
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by noreturnrydeen | 2007-05-06 12:59 | でっかいもん倶楽部 | Trackback
~前略、橋の下より~

 

つわけで、ろろちゃんと雨の中、野宿をしてきた。

日曜の夕方、わりと豪雨チックな中、ただ野宿するためだけに出かけようってんだから、酔狂も甚(はなは)だしいつーか、よくよくヒトのやんなそうなコトが好きだと言うか、奇をてらってると言うか、うん、ゴメン。気づいてる。さっきから表現が迂遠だな。

はっきりとキチガイだ。
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てなわけで、M109R「赤道小町」(仮)に荷物を積む。無理そうならファストバッグをはずして、軍用のダッフルバッグで行こうと思ってたのだが、割合あっさりと全部入った。やるじゃん、ファストバッグ。ただ、後ろの銀マットだけは、つくづく似合わんが。

 

今回は、ツーリングと言うより野宿メインのお散歩みたいなコース。

雨がなければ筑波山を走って、そのままワインディングをつないで岩瀬まで行こうと思っていたのだが、このクソ雨じゃワインディング走っても、面白くもなんともないのは明白。なのでおとなしく国道294を北上して、50号から岩瀬に入った。(地図赤線)
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岩瀬のふもとの酒屋に入って、俺の体液ジャックダニエルを買い込みながら、岩瀬観音までの道を聞く。酒屋のオヤジによると、もうすぐ入り口があるとのコトなので、ろろちゃんに電話するために携帯を開いてみると、おや、ろろちゃんからメールが来てる。

「ただいま到着ーーー」

そして、そのメールに記された発信時刻は15:44

(え? 俺、もしかして、5:00と15:00を勘違いしてた?)

やべぇなぁと焦りながら、とりあえず先を急ぎ、ほどなく岩瀬観音へ。

どうやら本来とは逆の方から入ってきてしまってたようで、ろろちゃんが見当たらない。

電話して場所を確認すると、すぐ先に居ると言う、彼の待つ休憩所まで一気に走った。
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久しぶりに見るろろちゃんは、ニコニコ笑いながら。

「早く来すぎちゃった」

俺の勘違いじゃなかったらしい。つーか早すぎだ。


「寒いねー、カッパ脱げないよ」

「うん、寒い。こんな日に野宿とか、意味わからん」


キチガイ同士、お互いのバカっぷりを確認してから、今後の予定へと話を移す。ろろちゃんによると、ここの頂上は見晴らしもよくて非常にいい野宿ポイントらしい。もちろん、晴れていればの話だが。このクソ寒空に野宿したら、ふたりとも確実に凍死なので却下。

じゃあZに教わったとおり、橋の下に移動するべ。


つわけでそのまま山をおり、50号から第二の候補地である橋の下へ向かって走り出す。

もちろん俺たちふたりに、野宿しないと言う選択肢は存在しない

ここまで来て、家呑みとかヌルいコト言ってどうするって話だ。

ネタ的にも(すでに目的を誤ってます)。

 

50号を西行し、結城あたりの鬼怒川に架かる橋の下へ向かう。(地図青線)
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と、ここで思いもよらない難関が、俺を待ち受けていた。

橋の下に行くまでのダートが、雨でどろどろにぬかるんでいたのだ。思いもよらないつーか、真っ先に思い至れって話だが。でも、ここまで来て後へは引けない。引けない以前に、むしろUターンがイチバン難しい。俺は気合を入れてダートに挑んだ。

 

雨のダートなんて、本来ならフロントブレーキはご法度。

が、M109Rの悪路走破性に絶対の信頼を置き、完全に気を抜いていた俺は、フロントブレーキに指をかけて進んでしまった。ケツが取られ、右に左にずりずりと滑る。最初は面白かったが、ぬかるみがグレードを上げてくると、そんな余裕などカケラもなくなる。

やがて、ずずっときた拍子に、思わずフロントブレーキをなめてしまった。

当然、クソ重たい車体は、フロントから流れ出す

「あ、ウソウソ、やめれっ! やめてっ! やーめーてー!」

 

転倒。

 

歩くほどの速度だし、下はぬかるみだから、車体に傷は付かなかったが。
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リアブレーキペダルは、キッチリ曲がった

あわてて引き起こし、どうにか目的の場所まで走る。走るつーか、よたよたと酔っ払ってるみたいに進み、ほうほうの体(てい)で橋の下、雨の当たらない場所へたどり着いた。硬い地面てのが、これほどありがたいものだとは。大地賛唱フルコーラスで歌いたい。

 

振り返ってみれば、なかなかいい感じの轍(わだち)
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車にしては細く、単車にしては太い。

 
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二本あれば、軽トラックと間違われそうだ。

 
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ろろちゃんはキムコで来てるから、ダートなんて楽勝。

 
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ものすげえドロだらけ。

M109Rの悪路走破性を過信してた。

いくら重心が低くて転びづらく、車高が低いから恐怖心もないとは言え、さすがにドロドロの道はダメだ。泥道でスタックしちゃって二速発進とか、明らかに設計者の意図を無視しすぎ(そして気づくのも遅すぎです)。

 

2/2へ続く
 
 
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by noreturnrydeen | 2007-05-06 12:52 | でっかいもん倶楽部 | Trackback

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by かみ