大郷戸山賊宴会 ~初冬の焚き火~

 
月初の書類仕事もちゃっちゃか終わらし、さあ11月の山賊宴会だ。

今回はこないだ買ったトライポッドのテストもかねてる。

仕事を終えた午後1時すぎ、ユリシーズをまたいで出発だ。

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近所のコンビニでタバコを買い、隣のスタンドでガスも満タンにして。

県道8号「船橋取手線」から、国道6号「水戸街道」、茨記県道19号線といつもの道。

水戸街道こそ少し混んでたが、基本、それほどクルマも多くなく



「むしろ高速の方が紅葉渋滞してんのかな?」



なんて思ってるうちに、いつの間にか筑波山麓へ。

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荷物のバランスもいいし、このまま筑波山を駆け上がりたいところだが、冬の陽はつるべおとし

明るいうちに到着して、テントやタープを張りたいので、おとなしく42号へ。

北上して、国道50号ぞいの「カスミ」で買い出しをする。



鶏肉を吟味していると、膝ウラをカックンされた。

振り向くとpoitaさんがニヤニヤしながら立っている。

挨拶してちょっと話し、お互いの買い物を続ける。



カスミを出て走り出せば、大郷戸までは15キロほど。

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到着すると、すでにろろちゃん、よしなし、POPOさんが店を広げていた。



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挨拶もそこそこに、テントとタープを張って、今宵の宿を確保する。

つーか、poitaさん来てないじゃん。

先に出たはずなのに、どこかで迷ってるのかな?



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どうやら、「冷凍餃子」を探して、店内をずっとうろついてたらしいwww

そのpoitaさん、このたびロケットIIIやZZR1100を手放して、F6Bを購入した。

F6Bは、GL1800をホンダ自らカスタムした「ファクトリーボバー」だ。



「おぉ、poitaさんが乗ってるのにデケえ!」



俺の偽らざる感想(・∀・)

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リーダーと先生はクルマ。FJクルーザもパジェロミニも、クルマに興味ない俺にとっては同列。



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ろろちゃんのテネレ様は、もう、山賊の時くらいしか動いてないはず。

いずれ小さいのに取って代わられるだろう。

ツーリングセローとか、MT250とか。



テント張ったり準備が整ったら、さあ、それじゃあ山賊恒例のバイク品評会。

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今回のターゲットはもちろん、F6Bに決まってる。

GLベースの、クルマみたいなスイッチがいっぱい並んだコクピットは、中二心を刺激するね。

サイドケースやシートもとにかく大きくて、ナオミくらいなら住めそうだ。



「すげぇな」とつぶやきながら、カメラを向けたら。

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まともに撮らせてもらえるわけないのが、山賊スタイル。

「昭和初期の貧しい町に高級車がやってきたときの近所のガキ」みたいなろろちゃんがステキ。

ろろちゃんもこの単車ずっと気にしてたからね。テンション上がるよね(・∀・)



新型と言えば、俺や先生の「新型」も、早いうちから組み立てられる。

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先生の焚き火台と、俺のトライポッドは、基本的な構造は似たような感じだ。

燃焼面の面積は先生の方が大きく、安定度はおそらく俺の方が上だろうか。

どちらも実戦初投入なので、今夜の焚き火が楽しみだ。



つわけで、ひと段落したら。

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いつも通り乾杯して、それぞれ好き勝手の山賊スタイル。

俺は「鬼神」を着たままテント張ったりしたので、暑くて上を脱いだTシャツ姿。

他の連中はすでに若干の寒さを感じ、俺よりはいくらか厚着をしてる。



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とは言え、11月の大郷戸は、すでにかなり寒い

吐く息は白く、ほとんど「冬」と言っていいだろう、なかなかの冷え込みだ。

最初のビールを呑んだろろちゃんは、「ビール呑むと冷える!」つって怒ってたwww



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先生はもちろん、マイペースで肉を焼いている。

焼いた肉をはさみで切ってたので、いろいろとからかわれてた。

主に、俺に(・∀・)



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そんな、かみさん今月いっぱいは46歳も、もちろんご満悦で缶チューハイをひっかける。

月初の書類仕事から解放され、ダチと集まって酒杯を傾け、喜びを隠しきれない状態だ。

今これを書いてても、この時の俺がうらやましいよ。



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準備したトライポッドは、まだ、さすがに出番なし。

暗くなってから、ランタンスタンドとしての性能と、焚き火台としての性能を検証する。

その時までに酔っぱらってなかったら、ね(・∀・)



やがていつもの山賊らしく、それぞれが持ってきたおもちゃを引っ張り出す。

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POPOさんはスワロフスキーの双眼鏡。さすがに一流メーカのレンズだけあって、解像度が半端ない

映像の切れはめちゃめちゃすごいし、接眼レンズあたりのギミックも、使い勝手を考えられた逸品だった。

ちなみに、お値段は30万円オーバー(・O・)



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ろろちゃんもいつも通り、エアガンを持ってきて撃ってる。

つってもガスガンだったので、あまりの寒さに作動不良を起こしてた。

ガスの入ってるマガジンを電熱グローブで暖めてたけど、あんまし効果なかったみたいだ。



なんつってたら、クルマが一台やってきた。

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このたび長期の沖縄出張からようやく帰ってこれた「うわばん」が、女の子を連れて参戦。

「彼女か?」「友達です」「なんだヘタレめ」とお決まりのやり取りをして大笑い。

ちなみにこの女の子「Yちゃん」は、なんと今回アウトドアキャンプ初体験



よりによって、山賊でアウトドア初体験とは、実に不憫な子である(´・ω・`)

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ま、でも、最初にハードな体験をしておけば、次回からがイージーになるだろうし、ある意味正解なのかな?

これでアウトドアを嫌いにならなければ、の話だけどwww

はきはきしてて頭の回転の速い、可愛らしい女の子だったよ(・∀・)



やがてあっという間に陽が暮れ、気温がぐんぐん下がりだす。

今までも息が白かったのに、さらに気温が下がってくるわけで、当然、クソ寒い

となればもちろん、山賊宴会で一番のツマミ

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焚き火の時間だ。

先生の焚き火台に火が入り、とたんに画面が安定してくる。

このために集まってっからね、どいつもこいつも。



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左側、トライポッドにランタンをつるして、スタンドとしての機能は、どうやら及第点のようだ。



たき火を囲んで酒杯を傾けながら、バカ話に花を咲かせて大笑いする面々。



付き合いもかれこれ15年になる、うわばん。10年以上の付き合いになる、poitaさん、ろろちゃん、先生。

調べたらもう7年になるリーダー。そして、初めて出会ったYちゃん。

そんな連中がみな、ニコニコ笑って焚き火の前で呑んでる。



それがなんだか、とてもとても嬉しくて、俺の酒杯はすぐ空になる。

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「ああ、楽しいなぁ。こうしてずっと、みんなと呑んだくれて笑えたら最高だなぁ」



などと、いつまでもしんみりしてちゃ、山賊の名が廃(すた)とでも思ったのだろうか。

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俺がちょっと目を離した隙に、いつの間にやらトライポッドへ焚き木が載せられていた。

お初の作業さえさせない、山賊どもの傍若無人さに、俺は思わず大口を開けて笑ってしまった。

こいつら、やっぱ最高だぜ(・∀・)



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ふたつの焚き火をつまみに、ダチと語らい、酒を飲む。

この時間は俺の心の洗濯であり、リセットボタンであり、ある種「生きる意味」でさえある。

家には惚れた女がいて、目の前には底抜けに楽しいダチどもがいて、傍らに単車と酒と焚き火があるんだ。



他に何が要るってんだ?




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そうだろ、リーダー?(・∀・)



やがて夜も更け、酒もいい感じで回りだし、絶好調のかみさん。

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足をたき火であぶりながら、酒杯を干し、笑う。



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朋友ろろちゃんは、うわばんのお土産「紅いもタルト」と食いながらご満悦。

時には真面目な話、あるいはロクでもない話。仕事、単車、ダチ、アニメ。

笑い、驚き、酔い。



楽しい夜は過ぎてゆく。

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夜勤明けのろろちゃんは、少し眠くなってきたか。

俺はめっちゃ楽しそうだが、これはそろそろ落ちる感じ。

仕事や用事を済ませて集まってるからね、みんなそれなりに疲れてはいるんだよね。



それでも火を囲んで呑む時間だけは、どうにかして作り出す、最高のバカどもなんだ。

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いいだけ肉を食って、合間にプリンを食って(食後だけじゃなく)、どうやら落ち着いたpoitaさん。

ここには書けないんだが、ちょっとトラブったりしてて。

大丈夫ですか? と詳細を聞いたら、思いっきり自業自得だったりして、それでまた大笑いして。



調子に乗って酔っぱらったかみさん、ガスバーナーのヘッドを踏んずけて壊し。

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「へ、こんなもん要るか!」と、また酔っぱらった勢いでたき火に放り込んだり。

ま、なんだかんだ、俺が一番アタマ悪いのは、どうやら間違いないようだ。

でもさ、アタマ悪い方が、幸せに生きていけるんだぜ?(・∀・)



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カメラを向けられると、サービス精神を発揮してしまうろろちゃん。

リーダーのバーボンがほとんど無くなってるのは、たぶん、俺が犯人。

もちろん、このあたりですでに沈没寸前だから、ひとっつも覚えてないけど。



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ほらね、酔っぱらったときの定番で、うどんとか食ってるし。



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食い終わったら、ソッコー寝てるし。

50歳が見えてきたのに、こんだけフリーダムに生きられるってのは。

たぶん、自分で思ってるよりずっと幸せなんだろうな。



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昼の疲れが出たのか、今回はみな早めに眠くなってきたようだ。



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俺は食って寝て、ムダに元気にテンション上げてるんだけど、それはローソクが消える前の炎

缶チューハイ2本に、うわばんのお土産の白ワインを一本あけて、リーダーのバーボンもしこたま飲んで。

もはや、いつ潰れてもおかしくない、まさに風前ともしび。



あとから聞いたら10時過ぎくらいだったらしい、けっこう早めの時刻に。

それじゃあ寝ようかとなって、みんな、それぞれの寝床へ。

しかしもちろん、自分では撃沈寸前だなどとカケラも思ってない46歳。



焚き火台代わりのトライポッドをひっつかんで、ふらふらと歩きだす。

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タープの下にたき火を置いて、ひとりで炎を見ながら一杯やるつもりらしい。



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しゃれた話ではあるが、いかんせん、自分の状態をひとっつも分かってないところがマーマレードスタイル。



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こんな風にそれっぽく座ってみたものの。

結局、ロクに呑めもしないまま、早々にテントへもぐりこみ。

楽しかった夜を反芻しながら、幸せな眠りに落ちていったのだった。








あけて翌朝。

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美しい紅葉に囲まれつつ、軽い二日酔いで目を覚ます。

起きてみると、先生はとっくに帰宅し、ほかのメンツは俺の焚き火台で焚き火中。

早朝の冷え込みに首をすくめながら、みんなのところへ行って「おはよー」とあいさつ。



朝食をとるもの、飲み物を飲むもの、タバコを吸うもの、撤収作業をするもの。

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みんなそれぞれ、思い思いのことをしながら、合間合間にまたバカ話して笑う。

起きたのが早かったので、テントやシュラフはまだ、思いっきり夜露にぬれ

それが乾くのを待ちながら、のんびりとした時間を過ごした。



やがて太陽が高くなり、テントやシュラフがある程度は乾いたところで。

もたもたと撤収作業をはじめ、荷物をまとめる。

全部の荷物を積んだら、冬の山賊では定番の儀式

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みんなに見守られながら、おそるおそるユリシーズのエンジンをかけ

無事に起動し、ほっと胸をなでおろしたところで。

本日の山賊宴会も、つつがなく終わりの時を迎えた。



いつまでやれるのか、それは判らないけれど。

先のことを憂慮しすぎて縮こまるのもバカバカしい話だし。

みんなが元気に集まって笑えるうちは、何も考えず、こうして火を囲んで呑みたいな。



楽しい時間を過ごしたダチに別れを告げて、俺は相棒のアクセルをゆっくりと回した。

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そんな、寒くて楽しかった週末の話。



大郷戸山賊宴会~初冬の焚き火~/了


 




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by noreturnrydeen | 2016-11-05 20:26 | エンカイ | Trackback

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