こないだ、いつもよりちょっと早く家を出た時のこと。
「なに? 俺は早く出勤しちゃいけないの?」って思いたくなるほど、またもトラブル発生。
走ってる最中に、突然、エンジンが「ぐももも……」と停まる。
つってもまあ、そのトラブル自体は
二回目なので、特に大騒ぎすることもなく。
「ヒューズをチェックして、切れてなきゃ、あとは落ち着きゃかかるだろ」
と、「いずれオオゴトになる前フリ」みたいな対処で、ぼんやりユリが落ち着くのを待ってたんだが。
その時ふと、「マフラーえらいサビてんなぁ」と思ってしまった。
思っちゃったら仕方ないので、何かしら対処してやろう。
仕事の合間に、「面倒なく簡単で、またやろうって気になる」方法を考える。
なんで、「またやる気になる」必要があるのかは後述。
どうやらよさそうな方法を思いついたので、早速、必要なものを発注。
発注した「秘密兵器×2」が今日の昼休みに着荷したので、早速やってみる。
また夏に戻ったかのようなクソ暑さの中、上半身裸になってレッツ・バイクいじり!
まずはネジやバンドを外して、マフラーを取り外してやる。
久しぶりなので、
コツを思い出すのに時間がかかったが、何とか外れる。
プラハンで叩いたり、ドライバでこじったりしてもダメなんだよね。
すっかり忘れてたよ(´・ω・`)
んで秘密兵器のひとつ目、ワイアカップブラシをセットしたら。
あとは、「グラインダの騒音を、心の中でご近所に詫び」ながら、ひたすら削って塗装やサビを落としてやる。
それでもサビが深く、完全に落とすところまでは行かないが、それなりでいいからとにかく落とす。
こんな感じで塗装は落ちたが、
サビは結構のこってる状態。
実際これ以上となると、ケミカルを多用し、時間をかけなくちゃならない。
だが、どれだけきれいにやっても、錆はまた出てくるし、塗装も剥げる。
オフロードつーかダートを走っちゃう以上、剥げや傷は避けられないからね。
ならば時間や手間のかかる方法は省略して、そのぶん、サビ落としや塗装の頻度を上げればいい。
頻度を上げるためには「やる気が出る」つまり、簡単で大さっぱな方法がいいわけだ。
面倒だと、「なかなかやらない → 錆がひどくなる」からね。
マフラーの外れた姿が、あまりにカッコよくて、めまいをおこしそう。
こんな腹下スカスカの状態で走れたら、楽しいだろうなぁ。
この最低地上高なら、今までよりも少し、ハードなオフロードも走れそうだし。
ワイアカップで適当にざっとサビ落とししたら、針金で吊って塗装の準備。
ここで、今回買ったもうひとつの秘密兵器が登場する。
もちろんこれも、「シンプルで手間がかからない」ためのアイテムだ。
耐熱ペイントの、クリアタイプ。
そう、塗装の下手なかみさんは、綺麗に塗ることをあきらめて、ごまかす方向へ走ったのだ。
クリアなら、たれようがムラになろうが、なんなら周りに飛び散ろうが、目立たないからね。
目立たないなら、テキトーに素早く塗ってやれるってわけ。
それに、鉄の地肌が見えてるのって、カッコいいから好きなんだ(・∀・)
つわけで、クリアを吹いたら工具を片付けて、あとは乾くのを待つ。
適当に乾いたら、また重ねて吹き付ける。
錆のひどかったとこは特に厚く塗り、あとは一日かけて乾燥させるだけ。
そのために、「明日も晴れ」という日を待ってたんだからね。
塗り終わったら中へ戻って、最後のひと仕事。
途中、ワイアブラシで
こすっちゃった腕の治療をしたら、本日はここまで。
明日の昼休みに、マフラーの取り付け作業をする予定。
そんな感じで。