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秩父山賊宴会 男たちの涼しい夜

  
前日の軽いトラブルも、すでにまったく見る影なく。

仕事が終わった午後一時すぎ、朝から気になってたエンジンオイルをチェックして。

ちょっと足りない分のオイルを足したら、さあ、出発しよう。

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ここんとこ涼しいから、秩父の河原はきっと寒いくらいだぞ(´∀`)
 
とはいえ、日中はクソ暑い街中を、とりあえず三郷へ向けて走り出す。

で、三郷南から高速に乗るか迷って、結局、乗らずにそのまま下道298号。



ばんばんすり抜けながら、和光あたりで荒川沿いへ出る。

整骨院の学校へゆくのに使ってた、昔の通学路を走って実家のあるふじみ野あたりへ。

このへんでビューエルさんが暑さに音を上げたので、エンジンを冷却がてら休憩。

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実家の近く、羽倉橋あたりのコンビニ。



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ここから県道113で川越あたりを抜け、16号~県15~299ラインで行こうか。

ルートを確認して走り出し、最初の113号でもう、ヤラれてくるマイトガイ。

暑いわ、道が細くてすり抜けられねぇわ、だんだんめんどくさくなってくる。



「もういいや、川越から乗っちまえ」

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つわけで、川越ICから関越道にのる。

暑さにやられてやる気ゼロなので、いつもの「嵐山で降りてワインディング」はやめ、花園まで一気に。

花園で高速を降り、秩父の街中へ出ると、おお、さすがに涼しいな秩父(´∀`)
 
 
 
街中をすり抜けまくって、いつものスーパーで酒と肴を買い込んだら。

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おなじみ、秩父ヘリポートわきの河原へ到着。



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すでに秩父のクライマー・タツヤと、川越のマーセナリー・ろろちゃんが到着している。

二人に挨拶して、さっそくテントを組み立て、宴会の準備をし終えると。

タツヤが「かみさん、これ」と言いながら、なにやら肉片をさしだす



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彼の自家製ローストビーフだった。

「おお、ありがとう」とさっそくいただいてみると、これがまた実に美味しい。

普通に売ってるやつより、きっちりニンニクが効いてて、噛むほどに味が口内へしみだしてくる。



「うっま! タツヤ、これ旨いよ! やるじゃん!」



ローストビーフに舌鼓を打っていると、タツヤはさらに料理を続ける。

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焼いた羊肉をレタスで包んだ、とても男らしい料理だ。

これがまた、超が付く旨さで、かみさんすっかりタツヤの料理に魅了されてしまう。

怪しげな仕事なんかやめて、また料理人に戻ればいいのに(・∀・)



とまあ、出ばなから旨いものを食わせてもらったら。

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自分でもホルモンを焼いたりしながら、今日はウオッカライムで呑んだくれよう。

肌をなでる風の涼しさに、今日は快適に眠れそうだと喜びつつ。

いつもの連中と、相も変らぬバカ話で大笑いしていると。



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茨城の芝刈り機ドライバー・よしなしが到着した。



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今日はテントを立てずに、コットだけで寝るつもりのようだ。

暑い時は確かに快適なんだが、いかんせん虫が眠りを邪魔することが多いので。

最近の俺は、もっぱらテントのメッシュインナーのみで寝ることにしている。



すると、俺と同じくメッシュだけで寝ると言ってたろろちゃんが。

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思いっきり裏切ってフライシートをかぶせ始めた。

雨が降ったらどうするんだい? と言うろろちゃんの言葉に、降るわけないじゃんと笑って返しつつ。

先生も加えて今度は4人で、飽きもせずに呑んだくれちゃバカ話。



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珍しく、セローでやってきて、しかもフル参戦(朝までいること)するタツヤ。

いつものように、どう見てもテキヤ風なスタイルだが、作る料理は確かに旨い。

あとは「例の悪いくせ」さえ治れば、いいやつなのにねぇwww



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そのタツヤが持ってきた、宇宙人だか木霊だかの人形。

蓄光するので、夜になると光るらしい。

ちょっと可愛いので、俺も欲しくなった。



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これもいつも通り、ろろちゃんがハンドガンを撃ち始める。



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どこを撃ってるのかと思ったら、いつの間にかちゃんと空き缶で「的」が作ってあった。

そんな姿を見ながら、みんなそれぞれ好きなものを食って飲んだくれる。

ああ、久しぶりだなぁ。帰ってきたなぁ(・∀・)



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酔っぱらってご機嫌の、かみさん46歳。



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同じくニコニコの、よしなし先生。



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タツヤはどうせ、ろくでもないことしか考えないはず。



楽しい宴が進んでるところへ、ぶろろろっとエンジン音が聞こえてきた。

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池袋の……いや、首都高の守り神・しきが到着したのだ。



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やけに「ライトサイダー」と化した、しきの愛機FX。

カブエンジンのこれで、トコトコと山賊にやってくる姿も、ずいぶん見慣れてきた。

あと、いつもアホほど積んでた荷物が、いつの間にかずっと少なくなってきたね。



しきの顔を見るなり、早速、自家製ローストビーフを切り出すタツヤ。

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なんだかんだ面倒見がいいんだよね。

でもおっかないから、ぜってー後輩にはなりたくないけど。

もし俺が年下だったら、えらい大変な目にあわされてるはずwww



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何度となく山賊を経験して、しきの装備もだいぶん固まってきた。

軽量化に走ったのは、実にいい傾向だ。軽いバイクほど恩恵を体感できるからね。

あと、俺の「振り分けバッグラック」もまねしてた。あれはいいものだ(`・ω・´)



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タツヤに、ローストビーフや「羊のレタス巻き」をもらうしき。

合わせてくれた市販のソースがけっこうカラ目で、実に美味しい。

とまあ、とりあえずこれで全員集まったかな、と言うところで。






恒例のバイク鑑賞会がスタート。

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しきのFXは、バイク屋さんとかプロの間では散々な評価だけど、乗ってみた感じ、俺は嫌いじゃない。

登坂力なんかは、さすがに知れたものだろうけど、フラットダートや軽いオフロードなら、楽しくていいバイクだと思う。

ま、結局バイクなんて、使い道と性能があってれば、なんだって楽しいんだよね。



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ファンライドの最高峰(要出典)、ビューエルさんにまたがる、しき。

「そのへん乗っていいよ」つったのに、かたくなにエンジンかけなかった

壊れないつってのにヽ(`Д´)ノ



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ろろちゃんは先生のGSをまたいで、ポジションの確認。

テネレ様と似たようなバイクだけに、気になるのかな。

ま、ヤレっぷりは俺のビューエルといい勝負だけど、先生のGSもよく頑張るよね。



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テネレ様にまたがるしき。

ろろちゃんのはだいぶん足つきを良くしてるはずだから、きっと違和感ないはず。

国産のテネレ様は、勝手に壊れたりしないしね。ほっとけヽ(`Д´)ノ



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しきのFXを試乗するタツヤ。

フルサイズの足回りだから、この程度のフラットなダートは、むしろ大好物だ。

アンダーパワーだから、アクセルオンでテールスライドしたりは無理だけど。



出来ればこれで、ロングツーリングをしてほしいものだ。

ケツ、割れまくるだろうけどwww

いやまあ、俺のKLXもヒトのこたぁ言えないけどさ(´・ω・`)



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そんな流れになれば、当然、乗らないわけがないマイトガイ。

しきのFXで楽しく走りまくって、げらっげら大笑いする。

んで、パワーがないのが気に入らなかったのだろう。



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てめぇのビューエルに乗り換えて、フラットダートでテールスライド遊び。

たぶん、ろろちゃんとか心配してくれてたんだろうけど、絶好調の俺は知ったこっちゃない風。

にっこにこでビューエルさんを滑らせる。



みんなにも、「乗ってみな」って言ったんだけど、誰ひとりうなずかなかった

ビューエルさん、面白いのに(´・ω・`)

まあ、俺のレポとか読んでれば、確かに、怖くて乗れたもんじゃないだろうけどwww






やがて陽が落ち、あたりが暗くなってくる。

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明るいうちの狂騒も、少し落ち着いて、みんなのんびりと酒杯を傾けてゆく。



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ツマミがなければ適当に作り、くだらない話をして笑い、酒の杯を干す。

めっきり風が冷たくなり、さすがの俺も上着を着こんだ。

もっとも、ろろちゃんやタツヤは、早い段階で着てたけど。



涼しくて過ごしやすい、すげぇキャンプ向きの夜だねぇ(・∀・)



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ひとっつもじっとしてない、酔っぱらったバカ(・∀・)



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山賊の時のタツヤは基本、エロ話がメイン。

むしろ何かにとり憑かれたかのように、エロ話しかしない。

そんな絶倫っぷりをみんなでからかいながら、秩父の夜は更けてゆく。



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思った通り、ビューエルさんはすっかりご機嫌になって、クソ暑い中でもノートラブルだった。

「エンジンが動く限り、大事に乗ってやろう」と改めて思ったよ。

すり抜けのひらひらとか、ホントよだれが出るほど楽しいからね。



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恒例の夜電話、今回の被害者はナオミさん(・∀・)



命の洗濯、心のごはん。

そんな山賊宴会は、今日も笑いに満ちている。

今回はちょっと間があいたから、余計に、そんな気持ちだった。



やがて呑みつかれ、笑いつかれた面々は。

すでにオチてる先生を、野っぱらに放っぽらかしたまま。

それぞれの寝床へ転がり込み、優しい夜風に身を任せたのだった。

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単車、野宿、酒、そんないつもどおりの、だけど素敵な夜。









明けて翌朝。

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多少の夜露はあるものの、もちろん、雨なんかひとっつも降らず。

気持ちよく目覚め……られない。

昨日調子に乗りすぎて、思いっきり二日酔いだ(´・ω・`)



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おはよーとあいさつしたら、親の仇のようにペットボトルの水を飲み。

改めて二度寝を決め込む、二日酔いのマイトガイ。

つーかメッシュテント、めっちゃめちゃシースルーだね(・∀・)



そのまま、一二時間ほど寝たのだろうか。



やがて二日酔いのしんどさよりも、直射日光の暑さに寝てられなくなり。

のろのろと起き上がってみたら、ろろちゃんと先生はすでに帰路へついていた。

タツヤとしきにもう一回あいさつし、ようやく重い腰を上げて起き上がる。



たっぷり水を飲んで、重たい身体にムチを撃ちながら、もたもたと撤収作業。



と、タツヤが「そうだ、かみさん。あれ持ってきましたよ」と、荷物をごそごそ。

その様子を見ながら、「怪しげなクスリだったら、瞬殺で断ろう」と身構えていると。

どうやらクスリじゃなくて、キャンプ道具だった。

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キャンプ好きの人なら、最近よく見るだろう、例のエアマットを取り出すタツヤ。

空気を入れるのに、「口をいっぱいに広げてバサバサやるだけ」の、画期的な(?)マットだ。

見たときから、どんなだろうと興味があったので、買ったタツヤに「見せてくれ」と頼んでおいたのだ。



で、さっそく広げた口をバサバサやって、空気を取り込むタツヤ。



ところが、このバサバサやるのがなかなか難しくて、上手く空気が入らない

走ったり、回ったり、いろいろと工夫しながら、なんとか空気を入れる。

それでも、口を閉じるときに上手くいかなくて、空気が足りなかったり。



お手軽なはずなのに、えらいめんどくさいwww



うーん、これは買わなくてよかったかな?

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寝てる感じとか、座ってる感じは、とてもリラックスできそうだ。

でも、キャンプで料理をしたりとか、座って作業をするには、まるっきし向いてない。

この上でやれることって言ったら、タツヤの得意なことくらいしかなさそうwww



てなかんじで、せっかく持ってきてくれたタツヤに、さんざん罵声をあびせたら。



さて、荷物もまとまったし、それじゃあ家に帰ろう。

タツヤとしきに手を挙げて、お別れの挨拶をし。

朝の涼しい風の中、俺とユリシーズは、ゆっくりと走り出した。

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涼しくて気持ちよく過ごせた、そんな夏の山賊宴会の話。



秩父山賊宴会 男たちの涼しい夜/了


 

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by noreturnrydeen | 2016-07-23 12:09 | エンカイ | Trackback

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