朝っぱら、仕事へゆこうと走り出し、国道に乗った瞬間。
うにゅん。
おなじみの腰砕けな感触は、リアタイアのパンクだ。
「こないだDT200WR買おうかな、なんて言ったからかなぁ」
ぶつぶつつぶやきながら、そろーり職場までたどり着き、エアを入れる。
んで昼休みにチェックしてみると、やっぱりエア抜けしてた。
つわけで昼の予定はキャンセルして、パンク修理にとりかかる。
ぺったんこなリアタイアを睨みつけながらジャッキアップし。
アクスルを抜いてリアタイアを外すのも、もう何回目だろう。
ビードストッパーを緩めてタイアを外し、チューブを引っ張り出してチェック。
パッと見て穴が判らなかったので、空気を入れて音を聞いてみる。
が、漏れる音が聞こえてこない。
水でもかけて穴を見つけるか、と思ったがめんどくさいので、スペアチューブ(中古)を入れる。
組み上げて試しにエアを入れてみると……
しゅー! だめだ、これも穴が開いてたようだ。
しょうがねぇからパッチあてるか、と思ったが、どちらのチューブもいいだけパッチが当たっている。
「さすがに、そろそろ新品にしてやるか」
つわけで牧場の在庫棚から新しいチューブを引っ張り出して組み込む。
例の「噛まないタイヤレバー」のおかげで、ほとんど神経を使うことなく組み込み作業は完了。
リアタイアを元通り組み付けたら、ついでにオイル交換もしてやろう。
オイルはもちろん、余ってた「AZ」を使う。
古いオイルが抜けきったところで、しっかりドレンボルトを締めてから、ジョッキで1リッター量って投入。
KLXは何の作業にしても、簡単で少量だから助かるね(・∀・)
オイル交換が終わったあたりで、さすがに
治りきってない脚が痛みだした。
いてて、いてて言いながら立ち上がり。
「ビューエルさん復活まで、もうしばらく頑張ってくれよな」
他のオフ車に色目を使ったことなぞ、おくびにも出さず、愛機へ笑いかけるマイトガイ。
春休みは、どっかの林道でも走りに行こうかな。
そんな感じで。