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秩父山賊宴会/下吉田キャンプ場 ~桜の咲くころ~

 
 
今回は、ろろちゃんの気に入った秩父のキャンプ場でやる、山賊宴会。

地図を見てだいたいの場所を確認したら、仕事がハネた午後一時すぎ、ユリシーズにまたがって出発する。

「行きは面倒だから、高速を使っちゃおう」と、三郷南から外環道へ乗った。

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風が強くて車体は振られるが、最近はもう高速120スピード巡行が基本なので、それほど怖い思いもせず。

たんたんと距離を稼いで関越道へ。

んで、関越をちんたら走ってたら案の定、飽きてきたので、予定変更し嵐山小川で降りる。



やっぱ定峰あたりの峠道を走っていこう。


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つわけで下道を走っていると、秩父はまだまだ桜が満開で、やたら景色がいい。

ヘルメットの中でニコニコしながら、山を目指して走るマイトガイ。

作り直したラックも調子いいから、この分ならそれなりに楽しく走れそうだぞ。



往路/3分47秒

動画は撮れてなかったが、定峰あたりの峠道を満喫して、国道140号へ。

初めてのキャンプ場なのに、きちんとチェックしないで得意の「野生の勘」を駆使した挙句。

いいだけ迷って、キャンプ場の入り口を2回ほど見逃した。



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でも、どかんと開けた道も、曲がりくねった山道も、どっちも楽しくて、知らず知らずに鼻歌交じり。



なんとか入り口を見つけて、ようやく、キャンプ場へ到着。

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すでにろろちゃんが荷物をほどいて、テントの設営を終えていた。



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俺もすぐに荷物を降ろして、写真奥の「廃屋の縁側」みたいな場所へ積み上げる。

天気は良く、気温は暑いくらい

ろろちゃんとバカ話しながら荷物を降ろし、「ビールを買ってこなくちゃな」思ってると。



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eisukeさんがVTXに荷物を積んでやってきた。

ここんとこ仕事が大変だったみたいで、mixiの方で凹んでるつぶやきを読んでたので心配してたが。

どうやら。「山賊へ来ただけで元気が出た」ようでよかった(・∀・)



バイクを空荷にして、近くのコンビニまでビールを買いに出る。



そのほかにも野菜だのなんだの買いこんで店を出ると、駐車場でこっちを見ながら笑ってるヤツがいた。

栃木のモタード乗り、銀星だ。

「おう、おめーも来たんけ」と笑いながら挨拶したら、銀と一緒にキャンプ場へ戻る。



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それからテントを張ったりイスを出したりして、とりあえず準備が整ったところで。



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んじゃ、いただきまーす!

ビールをひっかけながらバカ話したり、ほどき切ってない荷物をばらしたりしてると。

またもや一台、バイクがやってきた。



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茨城のハンター、よしなし先生だ。

なんか出がけにトラブルがあったらしいのだが、無事に来れてよかった。

それぞれ準備ができたら、それぞれ勝手に酒を呑(や)りだし、いつもの山賊宴会(・∀・)



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これもおなじみ、呑んだくれてバイクの品評会。



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VTX1800Cは、ホンダの名車。

今もしクルーザを買うとなったら、俺の選択は間違いなくこれだね。

でも、バカでかい車体を冷静に見て思ったよ。



俺、よくこんな単車で峠攻めたりしてたなぁ。バカだなぁって。



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荷物を降ろしたテネレさんにeisukeさんがまたがると、えらい小さく見える。

なんか普通にケモノ道とか走れそうに思えてくるよね。

eisukeさんがデカすぎるだけなんだけどね。






先生がいつも通り、炭火を起こし始めた。

するとろろちゃんが、「先生、これ使いなよ」と、エアポンプを貸してあげてる。

ねえ、ろろちゃん。



それ、俺がエアマット膨らませてる時に、貸してほしかったなぁ(´・ω・`)

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ちなみに今日の俺は、炭火焼きグリルもガソリンも使わず、ガスストーブで料理すると決めてた。

つっても俺の中華マルチストーブは、ガスでも音がうるさいんだけどね。

静音のガスストーブ、買おうかなぁ(´・ω・`)



みんなでバカ話しながら楽しく飲んだくれてると。

ガロガロやたらお下品な排気音が聞こえてくる。

違法トラックか? なんて思ってたら、それよりさらに性質(たち)の悪いシロモノだった。

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秩父の治安を一人で悪化させる男、タツヤの愛車ハマーの音だったのだ。



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さっそく怪しげな葉っぱを巻いて吸ってるタツヤの登場に、みな歓声を上げる。

とくにeisukeさんは、久しぶりに会えたのが嬉しかったようで、「顔見れてよかったー!」と叫んでた。

んで先生が、「eisukeさん顔見れてよかったですね。じゃタツヤ、用は済んだから帰れよ」とちゃかしたり。



みんな、どんだけタツヤが好きなんだって話だよ、ホント(・∀・)


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そのタツヤ、怪しい煙をくゆらせながら、携帯を取り出して誰かに電話してる。

最初は嫁さんに到着した旨を報告してるのかと思ったら、「来なよ」とか言ってるぞ?

秩父山賊では顔を見せてくれることがある、TKさんとかKYくんでも呼んでるのかな?



タツ 「近所に友達が住んでるんで、呼んだんですよ」



おめ、こんな宴会にいきなし知らない人を呼んだら可哀想じゃねぇか。

俺らは構わないけど、普通はこんな山賊どもの宴に放り込まれたら迷惑なだけだぞ?

と思ったけど、よく考えたら「タツヤの友人」ってだけでもう、普通じゃないから大丈夫か。



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つわけでそのあとは、タツヤをいじりながら、皆で楽しく飲んだくれる。

eisukeさんは、疲れてるのと嬉しいのと熱燗がうまいのとで、やたらテンションが上がっていた。

まあ、俺らごときと呑むことでストレス解消になるなら、ガンガン飲んでもらいましょう。



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空冷二気筒ポンコツ外車コンビ。

俺も、ビューエルに出会うまで知らなかったことなんだけど。

本当に気に入った単車って、誰に何を言われても乗り換える気にならないんだね。



出会ったころは、「もうそんなポンコツ乗り換えろよ」とかイジメてごめんね、先生(・∀・)






18時を過ぎ、半か19時ころになったあたりで、ようやく日が暮れてきた。

ずいぶん陽が長くなったよね。

GWも待ち構えてるし、早いとこロングツーリングに出たいもんだ。

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きれいな夜桜をつまみに、呑んだくれる山賊ども。

しかし、さすがにまだ四月のはじめ、陽が落ちると急激に気温が下がってくる。

あちこちから、寒い寒いと声が上がり、みなそれぞれ、オーバーパンツをはいたり、火を起こしたりし始める。



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ろろちゃんは、ソロストーブへ木質ペレットを入れて、火を起こしてる。

角淵なら焚き木を持ってくるeisukeさんも、今日はバイクなので焚き木なし。

去年の夏以来かな? 今日は久しぶりに焚き火なしの山賊宴会だ。



それでも、火が起きるとなんとなくホッとするのは、本能みたいなもんなのだろう。



と、そこへ暗闇から近づいてくる人影がひとつ。

さっきタツヤが電話で呼んでた、彼の友人「サムくん」が遊びに来てくれたのだ。

仕事とかそういうのは、本人の了解を取り忘れたから秘密ね(・∀・)

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サムくんはタツヤと同い年の、今年40歳なのだが、若々しくてそうは見えない。

ま、タツヤの方は年齢の前に、国籍とか、下手すりゃ性別も不詳だし、そもそもどうでもいいけど。

サムくんは実にさわやかな好青年で、俺たちは一瞬で好感を持った。



そしてタツヤだけは、ひたすら、「本当はクズなんですよ」と主張している。



その姿を見ながら俺は、なんとなく哀しさとか寂しさを感じてしまった。

「ああ、俺がマルのクズさを説明してるときって、こんな感じの痛々しさなのか」って。

いや、サムくんと違って、マルは本当にダメ人間なんだけんども。

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そんなサムくんを加えたことで、山賊連中はさらにヒートしてゆく。

特に珍しく泥酔してるeisukeさんが、その筆頭だ。

「いやあ、うれしいなぁ。楽しいなぁ」と笑いながら、よろよろと立ち上がり、ふらふらとトイレへ。



「うお! しっかりしてくださいよeisukeさん、あんたデカいからふらつくと怖いwww」

「eisukeさん! 熱燗付けてる酒が煮切れて、カップから炎が上がってるよ!」

「ああ、またひっくり返した! ポポさんじゃねーんだからwww」

「eisukeさん! ヘッドライトまぶしい! あっちむけて!」



まるで泥酔したリーダーを扱うがごとく、ぼろくそ言われるeisukeさん(・∀・)



「疲れてたんだなぁ」と思いながら、俺はなんだかほほえましくなって、にやにや笑ってしまった。

まあ、言ってもeisukeさんだからね。

どんだけ泥酔したって、「マジで酔っ払った俺」の足元にも及ばないけど(反省するところです)。







泥酔するeisukeさんをつまみに、楽しく飲んだくれる山賊連中。

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先生とサムくんの「ある共通点」の話だの、俺のガケ落ちの話だの、くだらない話をしては大笑い。

しつこいくらい言うけど、何度やっても最高に楽しくて素敵な時間だ。

これだけはもう、きっと身体が動く限りはやり続けるんだろうなぁ。



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ろろちゃんのソロストーブが、今回、唯一の炎なので。

みんなが入れ代わり立ち代わり、炎に手をかざしに来る。

そのくらい、絶好調に寒かったのだが、俺は酒と笑いと幸せとで、そんなに寒さを感じなかった。



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タツヤは寒い寒いと文句を言って、ハマーから寝袋を出してきて肩にかけている。

が、ヤツの足元を見れば一目瞭然

そんだけビール飲んだら、真夏だってちったぁ寒くなるつー話だよwwwww






てな具合に呑んだくれてお騒ぎしてると、11時ころだったか。

向こうから別のキャンパーがやってきて、「もう遅いので、声を潜めてくれませんか」と注意される。

普段は誰もいないところでやってるので気づかなかったが、これは俺たちの配慮が欠けていた。



タツヤが、「やっぱ山賊はキャンプ場じゃダメだなぁ」と苦笑したところで。

楽しかった宴会も、残念ながらお開き。

徒歩で来た近所のサムくんは帰宅し、俺たちもそれぞれ、自分の寝床へ引っ込み。

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こうして下吉田キャンプ場は、ようやく静寂を取り戻したのだった。










翌朝、目覚めてみると。

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山賊連中が誰もいない。

昨日の段階からろろちゃんが、「あとで滝を見に行こう」と言ってたなと思い出し、合点がいく。

もちろん俺は歩かないので、みんなが帰ってくるのを待ちながら、朝飯でも食おう。



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アルコールストーブで湯を沸かし、カップラとみそ汁を作って食べる。

普段は朝も昼も食わないんだが、キャンプとかロンツ―の朝は結構、食べることが多い。

ま、正確には「二日酔いの朝は」食うことが多いってだけの話なんだけど。



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メシ食ったり写真撮ったりしてると、おさんぽ組が帰ってきたので。

話をしながらのんびりと撤収にかかる。

ちなみにタツヤは早朝5時ころ、爆音で皆を起こしながら、帰っていったそうだ。



俺は熟睡してて、ひとっつも気づかなかった。



やがて準備が終わったeisukeさん、銀星と帰ってゆき、俺も荷造りを終える。

相変わらず俺のエンジンがかかるまで見守ってくれる、ろろちゃんとよしなしに挨拶をしたら。

帰りは284号線を北上して帰ろう。

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みんな楽しい時間をありがとう!

また近いうち呑んだくれようね(・∀・)/




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284号線は秩父華厳の滝の横を通り、皆野町へ抜けて44号へつながる舗装林道みたいな県道だ。

地図で見ただけでも、その曲がりっぷりにワクワクしてた俺は、にっこにこで走り出す。

二日酔いも花粉症も、すでに武甲山の彼方だ。



復路の動画。

いっちばん気持ちいいところは、またも撮り逃しちゃって、基本的にちんたら走ってるだけ。

15分と長い動画なので、時間のある時にでも、ぼんやり見てくれれば。


復路/県道284号線 14分25秒



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284号から、そのまま44号へ出て、さらに北上。


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とにかく曲がってる道を楽しく走ってるうちに、「藤岡」という文字が出てきたので。

「お、さすがにもう帰るか」

と、そこから関越に乗って、あとは高速をひた走る。

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はずが、やっぱり途中で飽きちゃって、川越で降りて下道を帰ってきた。

もう、なんか高速道路には向かない身体(と車体)になってんだなぁ、俺もビューエルさんも。

狂ったようなあの高揚感はないけど、エッジを切って走る気持ちよさを感じながら。



これからも相棒と、気持ちよく走っていきたいね。
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秩父山賊宴会/下吉田キャンプ場 ~桜の咲くころ~ /了



 

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by noreturnrydeen | 2016-04-09 20:59 | エンカイ | Trackback

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