辰ノ口山賊宴会 ―ポポ教の成立とその功罪― その1

 

野宴自体は、その前から何度もやってるのだが。

俺、あるいは他の連中から「山賊」と言う言葉が発せられたのは、2010年。

茨城県辰ノ口で行なわれた、「‐山賊の歌‐」が、どうやら最初らしい。



つわけで(おそらく)山賊発祥の地、辰ノ口のキャンプ場へ行ってきた。



仕事がハネると、そのままユリシーズで北上。

国道6号線を土浦あたりまで走り、土浦北から常磐道へ乗る。

天気はいいものの、いささか寒いので、ぼんやりと120スピードくらいで流してると。



びゅん!



追い抜いていった白いネイキッドバイクが、ぶんぶんと手を振っている。

俺のビューエルXBに似た、いやむしろ双子のようにカスタムされた、そのバイクはもちろん。

ちょいちょいうちで一緒に呑んだくれてるダチ、タカシのGSX-R1000(K1)だ。



おそらく峠道を走ってから来るつもりなのだろう、高速を途中で降りてゆくタカシと別れ。

俺の方はのんびり高速を走って、那珂インターから国道118号へ乗る。

ビーフライン経由で北茨城へ行くとき、途中でまたぐ道だ。



途中のスーパー「カスミ」で食材と酒を買い込み、どうやら辰ノ口へ到着。

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写真があるのは、もちろん、先によしなし先生が到着してたから。

つーかこうして見ると俺、もうすっかり「普通のツーリングライダー」だよね。

警戒されないリュックサックファイターとして、完成の域に達したと言えそうだ(・∀・)



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よしなしGSの横へユリシーズを滑り込ませて、挨拶しいしい写真を撮る。



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今日から明日にかけて氷点下になる予報だったので、マキを大量に積んできた先生。

フルパニアのBMW-R1200GSは、驚異的な積載性を誇り、正直、ちょっとうらやましい。

もっとも、コレはコレでだいぶん動きがスポイルされるから、俺はフルパニアやらないと思うけど。







さて、それじゃあ早速、今晩の寝床を作ろうか。

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今回は珍しくタープを持って来た、マイトガイことかみさん46歳。

氷点下まで下がるほど寒いらしいので、「少しでも結露の防止になれば」と考えたのだ。

結果的にこの判断は大正解だったのだが、その話はまた後ほど。



「陽が出てるうちは暖かいねぇ」などと、先生とダベりながら準備してると。

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オレンジ色のFJクルーザがやってきた。もちろん我らが山賊リーダー、POPOさんの愛車だ。



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「バイクじゃねぇのか、ヘタレリーダーめ!」的にいじめようと思ったら。

しこたまマキを持って来てくれてたので、暴言を飲み込むマイトガイ。

マキを持つ者は、冬の山賊では最高の権力者なのだ。



長いものには巻かれていくスタイル(`・ω・´)キリッ



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なんつってると爆音が聞こえ、K1に乗ったタカシも到着する。



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も、笑っちゃうくらい、俺のユリシーズと瓜二つ。

色も同じホワイトだし、ハンドガードも同じレーステック。

俺のユリシーズなみにカッコいいバイクを、久しぶりに見た(・∀・)



2眼ライト&YZのバイザーが、ビューエルタイフーンを髣髴(ほうふつ)させる。

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ビューエル・タイフーン

俺のユリシーズも、こんな感じのバイザーにしたい(・∀・)



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先生のGSが、仲間はずれでちょっと寂しそうに見えるのは、たぶん気のせいwww






到着した連中は、それぞれの準備を、自分のペースで淡々と進めてゆく。

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もっとも、遅くに帰る予定のタカシだけは、やることが無いのでジュースだのコーラ飲んでるだけだがwww



やることと言えば、俺にもやっておかなきゃならないコトがある。

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こないだ買った歩林(ブリン)ストーブの、「液燃の性能」をチェックするのだ。

つわけでボトルをつなぎ、ガソリンストーブではおなじみ、火だるまプレヒートを敢行。

これやるとストーブ汚れるから、アルコールでやる人もいるけど、俺は面倒なので火だるま派。



暖まってくるとオレンジ色にゆらゆらしていた炎が、青く激しく燃え始める。

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ごうごうと爆音を発しながら、景気よく燃え始めたストーブに満足したら。

いったん火を落としてガソリンボトルを外し、持ってきたガスのOD缶に付け替える。

もうひとつ、確認しておきたいことがあるからだ。



「液燃もガスも使えるなら、ガスの『液出し』が出来るんじゃないか?」



思いついたら、「やってみなくちゃ気がすまない」俺の性格は、みなさん御存知のとおり。

OD缶を逆さにセットし、気化したプロパンの圧力でブタンガスを押し出させる。

その液体状のブタンガスを、ガソリンの代わりに燃やすのだ。

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詳しい話は「液出し」でググれば、ナンボでも見つかるから、気になったらチェックしてみて。

とりあえずブリンのマルチフューエルストーブ、BL100T4での液出しは充分に可能だった。

少なくとも俺の個体では、問題なく燃焼していたので、報告まで。






色々やってるうちに、みんなの準備も整ってきた。

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タカシはコーラとハンバーガーつー、アメリカンな食事を摂っている。

あれかね? 「ビューエルさんっぽいカスタム」したから、心もアメリカンなのかね。

知らないよね。俺も知らない(・∀・)b



つってると今度は、群馬の愛妻家グリズリー、eisukeさんがクルマで到着し。

いつもの様にニコニコしながら、のっそりと現れた。

なお、恐妻家と書かないのは俺の優しさ(・∀・)

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今回は角型七輪を先生に進呈して、代わりに丸型の一般的な七輪を持ってきたeisukeさん。

写真の奥で煙を上げてるのがそれだ。

効率や使い勝手を考えると、ひとりで使うにはやはり、みなこの型の七輪へ落ち着くようである。



雨と振動に弱いから、単車には積めないけどね。重いし。



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だいたい集まったところで、写真を撮影し、SNSへアップする。

もちろん、今回は腰痛で来られない「ろろちゃん」や、そのほかの連中のためだ。

嫌がらせやイジメではなく、純粋に親切心から出た行動なので、批評は認めない。



ま、「無事に現着したよ」っていう、報告的な意味合いがイチバン強いんだけど。



つわけで、後はいつも通り、呑んだくれてバカ話。

料理したり、つまみ作ったりしながら笑ってると。

さすがに冬の陽は短く、あっという間に陽が陰ってくる。

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上の写真とそれほど時間的に違わないのだが、冬のキャンプやツーリングは、コレが怖いよね。

でまあ、寒いとなったらいつものとおり、山賊宴会のメインディッシュ「焚き火」といこうか。

ココは直火が禁止なので、よしなし先生が用意してくれた焚き火台をセットして。

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オンファイア(・∀・)



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ゆらゆらと優しい炎が上がり、遠赤外線を撒き散らしながら、周囲をホカホカと暖める。

意外と書かれてないことが多いけど、この焚き火の炎から出る赤外線はかなり強い。

焚き火にひと晩あたってると、「日焼け」するくらいだから、女性は気をつけて。



男のコトなんぞ知るか(`Д´)






すっかり陽が落ちて、あたりは闇へと沈み。

当然のことながら、寒さは更に強くなってくる。

もっとも、フル装備&焚き火を前にした山賊たちに、そんなことは関係なく。

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呑んだくれながら、最後の参加者「しき」の動向を心配する。

池袋から来るのにハヤブサではなく、小さなFX10で5時間かけてやってくるというのだ。

そらあ、心配にもなるってもんである。



「しき、ちゃんと来れるかなぁ……日付が変る前にwww」

「あ、あの空に浮かぶ赤い光、しきじゃないの?」

「ガス欠してんのかな。迎え行って俺のガス売ってやるかな。リッター5千円で」



うん、ごめん。誰もひとつも、心配なんぞしてなかったっぽい。




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タカシのカスタムK1の出来が素晴らしく、何度も近寄ってのぞき込むマイトガイ。

バグアイの2眼は重たいから、もっと軽いやつがいいなぁとか、YZのバイザー俺も欲しいなぁとか。

苦笑するタカシと一緒に、そっくりな二台を眺めていると。



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ようやく、しきが到着した。

なんと、わざわざ「ビーフラインを通ってきた」とのことで、無茶しやがる。

急な登りだと、40キロくらいしか出ないくせにwww



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つわけで恒例の、単車品評会。

試乗したり、眺めてあーだこーだ言ってるスキに。

しきの方はeisukeさんのクルマのライトに照らしてもらって、着々とテントやシュラフの準備を進める。



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無事、宴会へと合流を果たしたら、早速、ガソリンストーブをプレヒート。

さらっとやってるその姿を見て、俺は思わず爆笑してしまった。

なぜなら、しきの使ってるストーブに、見覚えがあったからだ。



「ちょ、しきおめぇ、それ、俺と同じブリンじゃねぇか。おめーも買ったのか!」

「うん、買った」

「ぎゃはははははっ! バカだなぁ……つーかおめ、それ、プレヒートってレベルじゃねぇぞ!」



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プレヒートなんてやさしげなモノじゃなく、火だるま炎上、「単なる火事」である。

相変わらずな、しきの「アホの子」っぷりに大笑いしたら。

さあ、山賊宴会はこれからが本番だ。



大騒ぎして、呑んだくれよう!ヽ(`▽´)ノ







 
 
 


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by noreturnrydeen | 2016-01-16 15:16 | エンカイ | Trackback

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