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角渕山賊宴会 その熱き夜に抱かれて

 


雨で二回ほど流れた、山賊宴会のリベンジ。

群馬県玉村町の角渕キャンプ場へ向けて、三度目の正直とばかりに走り出す。

もちろん、雨で流れるのはもう嫌なので、事前の参加表明はナシだ。



俺が参加すると表明したイベントには、雨が降るから(´・ω・`)



毎度のごとく高速は使わず、16号から県道を経由して国道354へ。

と、その県道7号でふと思いつき、渋滞する道を避けて利根川沿いへ出る。

川のこっち側の土手道は、まだ、走った事がなかったのだ。



未踏の土手沿いを走り、軽いダートも楽しんで。



満足したら、354をまっすぐ群馬へ向かおう。





354は前よりもバイパス区間が整備されて、さらに走りやすくなってた。

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それだけに、信号でぶつ切りにされるのが、ちょっと鬱陶しい。

200スピードとかで走れば、信号に引っかからないで行けるのかなぁ。

ま、聞かれても知らないよね、俺も知らない。



高崎まであと10キロってあたり、玉村町の県道40号を左折。

南へ走って「アバンセ玉村店」の駐車場に滑り込んだら。

酒と飯を買いこむのだが、今日はさすがに火を使いたくない



なので、適当にツマミをみつくろって、角渕キャンプ場へ。

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到着してみると、なにやら今日はクルマが多く、ふたグループの姿が。

片方は若い男女が集まった、いわゆる「リア充」なBBQ軍団。

もう片方はファミリーキャンプだが、たぶんブラジルかそこらの人。



どっちも、いいだけ大騒ぎしてるので、少し離れた場所へ停車。



停まった瞬間から噴き出す汗をぬぐいつつ、荷物を解いてゆく。

テントの代わりに「例のフルメッシュシェルタ」を組み立てて。

さらに新兵器、「ヘリノックス・グランドチェア」も組み。

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準備が整ったら、今日は暑いから味の薄い発泡酒でカンパイ!



薄切りのサラミをツマミに、昼間っから呑んだくれてると。

「あ……暑くねぇか? 日陰でこの暑さ、おかしくねえか?」

水分を身体に入れたからだろう、いきなり滝のような汗が流れ出す。



ま、暑いのは現実だが、暑いからってどうしようもない、てのもまた現実。



直視したくない現実を突きつけられ、途方にくれるマイトガイ。

いつもリュックに刺してある「扇子」を取り出して、ぱたぱたやるのだが。

360°どっから見ても、完ぺきに焼け石ウォーター。



ヤケクソで発泡酒をあおり、すぱすぱとタバコを吸い、健康ってなに?

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せめて自分のバイクでも眺めて悦に入り、クソ暑さを忘れよう。






やがてエンジン音が聞こえてくると、よしなし先生がGSに乗ってやってきた。

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このクソ暑いのに、きちんとライディングジャケットを着てるのは、さすが先生。

ちなみに俺は、半そで短パンをプロテクタでカバー。

おかげでウデに、「変な日焼け跡」が残ってしまった(´・ω・`)



が、そんな先生も、この暑さにはやられてしまったようで。

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単車を降りるなり、とりあえず発泡酒を呑み始める。

さすがにハンター、ワイルドだなと思ってると。

今度はろろちゃんが、お久しぶりのテネレに乗って到着。

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いつもは長袖のろろちゃんも、今日はさすがに暑かったようだ。

降りるなり、「あぢーよ! なんだよ!」と傍若無人に吼える。

そんな様子に俺と先生が笑ってると、ろろちゃんも準備を始めた。



それぞれテントやイス、テーブルを組み立てて、ようやくカンパイしてると。

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房総のクレイジープーさんこと、poitaさんのNM4が姿を見せる。

トレードマークの赤青カラーは、もちろん今日も健在。

今回はpoitaさんも、新兵器の投入がふたつほど。

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ケシュアのテントは、俺が欲しかったヤツより一回り大型のタイプ。

ケシュアは仕舞い寸法が小さく、組み立てもそんなに手間じゃない……はずが。

さすがにワンタッチにはかなうべくもなく、poitaさんは気に入らなそう



俺も見てて、「ああ、やっぱ今のワンタッチでいいかな」って思っちゃった(・∀・)







四人そろって、改めてカンパイしたら、それぞれ好き勝手にやりだす。

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poitaさんはいつも通り、がっちり肉を焼いて食う。


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poitaさん新兵器のもうひとつが、この小さな金属のキャップ。

コレを燃焼部分に乗せるだけで、ガソリンストーブの燃焼音が小さくなる。

ホントか? と思ってたら、これがビックリするほど大活躍。



あのやかましいドラゴンフライの燃焼音が、ほとんど聞こえなくなった。

俺も欲しくなったけど、調べてみたらオプティマスnovaの専用品はないみたい。

ドラゴンフライほどうるさくないから、需要がないんだろうなぁ。




ろろちゃんも新兵器で、ホットサンド作り。

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これがまた、外カリカリ中とろとろで、めちゃめちゃ美味しかった。

これも欲しくなっちゃったのだが、冷静に考えて、俺はおそらく作らないだろう。

めんどくさいからね(・∀・)



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先生は弁当を食った後、ぼんやりしながら呑んでる。

大阪のムラタがべた褒めするよしなし先生の笑顔は、今日もいつも通り優しい。

まさかこの笑顔の裏側に、あれほど真っ黒でどろどろしたモノが潜んでいるとは……



んで、俺はと言えば、あまりの暑さに辛抱たまらず。

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ろろちゃんやpoitaさんの真似をして水をかぶった。

ただし、使った水は氷の溶けた、「雪解け水」だ(`・ω・´)

キンキンに冷えた氷水は、冷たいを通り越して、痛い



だが、もちろんその冷却効果は絶大で、ぼーっとしてた頭がいっぺんにスッキリ。

いや、「元からぼーっとしてるじゃん」とかの心ないツッコミは要らないよ。

メンタル弱いんだから、俺(´・ω・`)



酒の酔いと冷水効果で、一気に元気を取り戻したマイトガイ。

立ち上がって帽子を取り出すと、ニヤニヤしながらハナウタを歌いだす。

曲はもちろん、「オリーブの首飾り」だwww

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「ちゃららららら~♪ ちゃらららら、ら~らら~♪」

マジシャンよろしく、帽子の中に「氷水」を注ぎ込み。

脳内のドラムロールと共に、勢いよくかぶれば。


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「じゃーん!」ってなわけで、ドヤ顔デブの完成(`・ω・´)

「ひとつもマジックじゃないスけどね」

と言う先生の、氷水にも負けぬ冷たいツッコミも、俺の笑顔は消せない。



が、調子に乗って、このあと何度もやったせいで。

最終的には夜中、パンツが濡れたまま寝る羽目になったので、そん時は消えた。

なんでも、「ほどほど」が大事なんだよね(´・ω・`)







バカやりながら呑んだくれ、ゲラゲラ笑いつつも。

日が傾いて来てさえ一向にゆるまない暑さは、我々の体力を削ってゆく。

もちろん、だからって沈む連中では、もちろんなく。

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テンション上がらないなりに、穏やかな宴会を楽しむ。

会話の合間合間に「暑ちぃ」と言うキーワードを織り込みながら(・∀・)

いや、ホントこの日は暑かったんだよ。



どうやらすっかり太陽が隠れ、残光だけがぼんやりしてるころ。

すとととと……

PCXに乗った群馬の灰色熊、eisukeさんがやってきた。

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本日も翌日も仕事のため、「ちょっと顔を出しただけ」だと笑う。

そんなeisukeさん、仕事帰りのためイスだの何だのといった、食料以外のモノを持ってきていない。

と、立ち上がるなり、そのまま暗闇に消えてゆき、戻ってきたときには。


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なにやら思いっきり丸太を抱えていた。

イス代わりに、この丸太へ座ろうというコトらしいのだが。

ちょうどいい位置に「枝の折れ端」が出てて、何度も肛門をヒットしてたwww



その上、いつもやってる「食え食え攻撃」を、poitaさんとろろちゃんに喰らい。

肉だのソーセージだのホットサンドだの、色々と食べてた。

なのに帰ってからも、晩飯はしっかり食ったらしいから、さすがの熊胃。






やがて夜も更け、eisukeさんが帰ってゆくと。

入れ替わりにふらふらとやってきた、一台のバイク。

なんだろうと、みんなで見つめる中、彼はそのまま闇へ消えていった。



気を取り直して、「ここにいないダチ」の話をして盛り上がってると。

俺の携帯に着信がある。

相手はまさに、今話してた、俺の朋友マルだ。



「なはは、いいタイミングだな……もしもーし、どした?」

「おめ、家にいるんけ?」

「いんや、角渕でみんなとキャンプしてるぞ」

「あそ、ふーん、いいねぇ」

「ま、忙しいだろうから、来いたぁ言わねぇよ、またな」

「ふん! じゃーよ」



電話を切って、みんなに「マルでした」と報告しつつ笑ってると。

すととととっ……

さっき通り過ぎたバイクがやってきた。



この段階で、おおよその察しが付いた俺たちは、みんな爆笑。

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やってきたのは予想通り、マルだった。

リア充組や外人組がやかましすぎて、俺たちに気づかなかったんだそうだ。

ま、確かトリ目だったしね、マルゾーぁ。



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マルの乗ってきたVTR250を囲んで、遅い時間のバイク鑑賞会。

もっとも、俺はもう潰れる寸前だったので、寝っ転がってたけど。

真っ暗になっても、相変わらず蒸し暑い中、この夜最後のダベリング大会。

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「あ、少し涼しくなってきた……かな?」

「夜風がいくぶん、ひんやりしてきたような」



などと言ってはみるものの、正直、体感的にそれほど下がったわけじゃなく。

焚き火を囲んでる時とは別人のごとき、静かな山賊たちの宴。

もっとも、これはこれでまた風情があるつーか、別の楽しさがあるんだけどね。



やがて、よしなし先生が限界を迎えて、ふらふらとテントに戻ってゆき。

それを機にマルが、(比喩としても物理的にも)重い腰を上げる。

VTRの静かな排気音は、湿気た空気の中に小さく消えていった。



残った俺とろろちゃん、poitaさんも、しばしアニメ話で盛り上がったあと。

暑さと酔いとで疲れが出たのだろう、程よいところで、それぞれの寝床に引っ込む。

そのころには、リア充組も外人組も静かになり。



ねっとりとした夏の夜が、あたりを静かに包んだ。










空けて翌朝、明らかにむくんだ顔で起き出すと。

みんなは撤収作業の真っ最中。

俺もボンヤリしながら、モタモタと撤収を始める。

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この撤収作業、普段ならちょっとさびしく感じてしまうのだが、今日は別。

汗と脂と二日酔いと日焼けの疲れで、みんなくたびれているのだ。

早く冷房の効いた部屋に帰りたい、ってトコロだろうか(・∀・)



やがて、珍しくイチバンに準備を終えたろろちゃんが帰ってゆき。

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よしなし先生、poitaさんも撤収を終えて、いそいそと帰ってゆく。

「なはは、みんな暑くてヤラれちゃったんだろうなぁ」

つぶやく俺自身も、笑い声に力がない。



いつもより更にぐったりと重い身体をユリシーズに乗せて。

気を抜くとリアが取られてダダ滑りするキャンプ場を、そろそろと走り出すと。

朝一番で空いてるはずの国道へ、愛機のフロントタイアを向けた。

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国道の途中、コンビニで買い物がてら、ゴミを捨てさせていただく。

こういうことするから、オモテにゴミ箱を出すコンビニが減ったんだろうね。

申し訳ないと思うんで、せめてコーヒーだけじゃなく、朝食も買うようにはしてるけど。



でも、やっぱり「悪いと思ってるのにやってしまう」ってところが、神様のお気に召さなかったらしく。

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途中できっちり、雨に降られちゃったけどね(´・ω・`)



てなわけで、暑さにたたられた夏の山賊宴会も、無事、カーテンコール。

みんな、クソ暑くてしんどいのに、それでも笑ってすごせた楽しい夜をありがとう!

つわけでまた、近いうちに!


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角渕山賊宴会 その熱き夜に抱かれて/了





  







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by noreturnrydeen | 2015-07-20 15:19 | エンカイ | Trackback

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