大郷戸山賊宴会 最後までいつも通り

 
 
今回は、山賊のホームグラウンドとも言うべき、「大郷戸ダム」での宴会だ。

荷物を積んで走り出し、いつもの筑波山ルートを進む。

筑波を越えたら、県道41号線でさらに北へ。



「あ、貧乏ランプがついた。もうガソリンねぇのか。ま、帰りでよかんべ



単車も俺も、「腹を空かせた」まま、大郷戸目指して走る。

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今の時代らしい、「右寄り」のステッカーを貼ったトラックに苦笑しつつ。

国道50号へ出たところで、ホームセンターへ向かい、木炭を6kgほど買い込む。

それから戻って、いつものスーパーへ買い出し。



酒と食糧を買ってオモテに出ると。

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ろろちゃんのテネレが停まっていた。

ちらっとスーパーをのぞいてみたが、ろろちゃんが見つからなかったので。

そのまま先に大郷戸へ。



キャンプポイントへ到着すると、すでにpoitaさんが来ていた。

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HONDA MN4-01……のはずが、いつのまにか「02用のサイドケース」が付いてるwww

聞けば、「荷物の量が抑えられたので、結局、02のケースを買った」んだとか。

もちろん、それならハナから02を買えば、総額は抑えられたのだが、これは仕方ない。



新しモノ好きの単車乗りには、よくある現象なのである(・∀・)



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「寒いよー! 風が冷たい!」

ケタハズレに怪しげなテルテルボウズのまま、吹きすさぶ寒風に文句を言うpoitaさん。

変らぬダメ人間っぷりに、何だかやけに嬉しくなって、にやけてしまった。






やがて、よしなし先生が、クルマにたくさんのマキを積んでやってきた。

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クルマが来た段階で、上の東屋は使えないから、自動的に宴会場所が決まる。

今回は、丘のふもとの平地部分で火を焚こう。

さて、それじゃあ荷物を解(ほど)いてゆこうか。



と。



「ぎゃはははは! やっぱ来やがったwww 用事なんてすっ飛ばして、ぜってー来ると思ったんだ」

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山賊リーダーことPOPOさんが、愛機FJクルーザとともに到着。

アホだなぁと笑ってると、ほどなく買い物を終えたろろちゃんも到着し、準備万端。

山賊宴会を始めよう!






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俺は焼き魚、poitaさんは肉、先生はホルモン焼きで、POPOさんは汁モノ。

みんなそれぞれ、好き勝手につまみを作っていく中。

ひとりだけ、「まったく料理をしようとしない男」がいた。



川越のクレイジーソルジャー、ろろちゃんである。

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とにかく、ひたすらエアガンを撃ちまくる、ろろちゃん。

料理どころか火もおこさず、バイオBB弾をマガジンに充填し、次々と発射。

みなに「つまみの準備をしないのか?」と問われると。



「ボクはもう、撃ちたくて撃ちたくて、ずっとガマンしてたんだよ! 住宅街で撃つわけにいかないし」



なるほど、確かにキミが「住宅街でそれ撃って」たら、街がざわっとするね(・∀・)






周りの「反応の薄さ」に一念発起、銃の購入経緯や、サバゲー秘話を熱く語るのだが。

それでも食いつきが今ひとつであることに、業を煮やし始めたろろちゃん。

ハートマン軍曹よろしく、みなを鍛(きた)え始めた。



まずは、いちばん反応のあった、先生に撃たせる。

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つっても、このオトコは普通に、「実銃を撃ってるリアルハンター」なんだけどwww



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膝撃ちで狙うpoitaさんの後ろで、熱血指導するハートマンろろ軍曹。



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個人的に、この男にだけは、「銃を持たせちゃいけない」と思うんだけどなぁ。



やがて、一台のクルマが、大郷戸へ乗り入れてくる。

それを見た瞬間、みんな大笑いしながら叫んだ。

「ぎゃははは! 来れないって言ってなかったっけ?」

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グンマ最強の灰色熊、eisukeさんがやってきたのだ。

ニコニコしながら準備を始め、あっという間に陣地を構築。

メンツはそろった。宴の時間だ。



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ろろ 「POPOさん、10数えるから逃げて」

かみ 「ぎゃははは! 撃つ気だなwww POPOさん逃げろ!」

ぽぽ 「えー、やだよー! 撃たれたら痛いじゃん」

でも、おもしろいじゃんwww



一息ついたら、未見の人も含めて、poitaさんの愛機MN-01(改)の検分。

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前回よりも、さらに細かい話をしながら、ダチの新車を眺める時間。

目新しい機能が満載のMNは、そんな時、すごくいいツマミだ。

酔っ払った俺なんか、かなり真面目に欲しくなっちゃったくらい(・∀・)






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陽が落ちてくると、強く吹いていた寒風が、だいぶん収まってきた。

寒いったら寒いんだけど、先月の「かつら」よりは、ずいぶんと過ごしやすい。

焚き火を煌々と焚いて、炎を眺めながら酒を呑み、語り合う。



いつも通りの穏やかな時間が、ゆったりと流れてゆく。



まあ、久しぶりの野宴に、嬉しくてはしゃぎすぎ。

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ひっくり返っちゃった熊、もとい、ひともいたけどwww



ろろ 「POPOさん、数を増やして20数えてあげるから、早く逃げてよ」

ぽぽ 「えーなんで俺ばっかりー!」

よし 「ほっとくと、またくだらない話を始めるからだよ」

ぽぽ 「えーでもさぁ。最近、見た映画がさぁ……」

かみ 「うるせぇ、ひとの話を聞けよwwwwww」






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くだらない話、下品な話、面白い話、真面目な話。

いつものように話題は次々と転換し、そのたびに笑いが起こり。

かと思えば、ふと会話が途切れた瞬間、空の星を眺めたり、炎を見つめたり。



「ああー! やっぱり野宴はいいなぁ! 癒されるなぁ」



eisukeさんの叫びは、この場のみんなの思いでもある。

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今回、初投入したネイチャーストーブが、思ったより煮炊きに使えず。

結局、「暖房器具として使用」してたpoitaさん。

もっとも、寒さ対策としてはストーブより、軍用ポンチョのが大活躍してた(・∀・)


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映画、はじめて買ったPC、出会ったころ、昔のマンガ、思い出。

酒、自作のつまみ、笑顔。

夜風、星空、焚き火。



やがて、明日の朝早いPOPOさんが、ひと足先にクルマへ戻り。

しばらく歓談したあと、poitaさんがテントへ向かう。

そのあと少しだけバカ話をしてから、みんな立ち上がってそれぞれの寝床へ。



こうして、いつもの野宴はいつものように。









朝、喉が乾いて目を覚まし、トイレついでに起きると。

ちょうど起きてきたeisukeさんが、帰る仕度を始める。

POPOさんの姿はすでになく、これもいつもの山賊スタイル。



eisukeさんに挨拶をして、俺はまたシュラフにもぐりこんだ。

数時間ほど寝て、今度こそ完全に目を覚ます。

テントを出てみると、みんなすでに起きて、撤収作業中だった。

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おはよー! おはようございまーす! とアイサツしたら、俺も撤収しよう。

慣れた作業を淡々とこなし、準備が出来たところで、「最後のお約束」。

ビューエルの「エンジン火入れ」を、みんなに見守ってもらうwww



無事にエンジンがかかったので、片手を上げて挨拶したら。

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最高に楽しい予定調和、山賊宴会も終わりだ。

みんな「いつも通りの楽しい時間」を、ありがとう!

それじゃ、気をつけて帰ってね!






走りながら、ふと思いつく。

「時間はあるんだし、せっかくだから今日は、山を反対に降りてみよう」

寄り道を決めて、大郷戸の出口を右折するマイトガイ。



笠間の方へ抜ける県道を走っていると、クルマが一台。

速度を上げてぶち抜くと、とたんに向こうも速度を上げる。

「どうやら、やる気らしい」と、ミラーを見たかみさんもテンションアップ。



「なはは、楽しいじゃない♪」



すっ飛ばしながらミラーを見ると、結構クイックな動きで付いてくるクルマ。

ニヤニヤしつつ、アクセルを景気よく開けて、ツイストロードを踊り。

これがあるから、山賊宴会でも荷物を減らしちゃうんだよね、なんてつぶやいて。



不意に、アクセルの「ツキ」が悪くなる。

ほぼ同時に、その理由を理解した、かみさん45歳。

押し寄せる絶望と自己嫌悪。






最初に書いたとおり、来る時からすでに、貧乏ランプが付いていた。

残り4リッターでランプ、そこから約60キロ、しかもアクセル開けまくり攻めまくり。

そう、つまり、そういうことだ。






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自分のアホさにガッカリながら、クルマをやり過ごし、路肩に愛機を停める。

そして携帯を取り出した俺は、少し考えてからボタンを押して数コール。

電話の相手が「もしもし?」と応え、その瞬間、俺は哀しい声を上げる。



「よ、よしなし先生ぇ~ 助けてください~ ガ、ガス欠でござる」



バイクの連中は走り出すと連絡できないので、クルマで来てた先生にコールしたのである。

大笑いした先生は、「すぐ行きますよ」と言ってくれた。

煙草を取り出して、路肩に座り込んで一服する。



やがて、先生のクルマが見えた瞬間、飛び起きた俺は。









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「もーしわけござりませぬ!」



すぐにpoitaさんもやってきて、大爆笑しながら、近くのスタンドを検索してくれた。

どうやら数キロ先にスタンドがあるらしいので、先生のクルマで運んでもらう。

クルマに乗り込んでpoitaさんにお礼を言ったら、poitaさん。



「俺、普段はあんまり写真撮らないんだけど、これは撮っておこう」



と笑いながらカメラを向ける。

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「あー、いい表情だね! それじゃwwwww」

つわけで、先生とスタンドへ向かうと、さすが日曜の茨城(栃木?)。

いっそ清々しいくらい堂々と「お休み」だった。



「別のスタンドは……ああ、遠いっすね。それじゃ、俺んちに行きましょう」



先生の家まで、往復1時間の「ドライブ・ア・ゴーゴー」が決定。

「先生、納豆工場があるじゃん!」「あんなものはいらん!」「ぎゃははは!」

途中で二回ほどタヌキの死骸に遭遇しつつ、バカ話しながらドライブを楽しんだ。



先生の家に着いたら、ガソリン缶を積んで、来た道を戻る。



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無事に、「腹っ減らしユリシーズ」の元へたどり着き。



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給油&先生にお礼を言ったら、今回の山賊宴会も無事に(?)終了。

俺の自業自得のガス欠トラブルに、先生を巻き込んでしまったのは申し訳なかったが。

まあ、ある意味「いつも通りの山賊」だったよ。



先生と別れてそろそろと走り出し、国道50号で給油をしたあと。

相も変わらずバカほどすっ飛ばし、ガンガンすり抜けてる途中で。

フレームカバーが外れてすっ飛びかけたところまで含めて、ね(´・ω・`)

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新しい週は、フレームカバーの修理から始まるよ(・∀・)




大郷戸山賊宴会 最後までいつも通り/了
 
 
 
 
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by noreturnrydeen | 2015-03-16 20:38 | エンカイ | Trackback

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