「ほっ」と。キャンペーン

野田山賊宴会 ―心の声にさからわず― (前編)

 

「土曜日、野田でキャンプしよう」

ろろちゃんとそんな話になり、mixiとFacebookでつぶやいた。

そこへタカシが参加表明をし、三人で山賊宴会をやろうということになる。



当日、半日仕事を終わらせて帰り、荷物を積んで出発。

近所のスーパーで酒とつまみを買い込んだら、あとはいつもの16号。

途中でZX‐10Rが遊んでくれたから、見込みの半分くらいの時間で。

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「野田市スポーツ公園」に到着した。

今までで、いちばん近いキャンプポイントだ。

たまにはこういうのも楽でいいなぁ(・∀・)



バッカみたいに天気のいいキャンプサイトで荷物を広げていると。

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愛機XT1200Zスーパーテネレに乗って、<埼玉の怪人>ろろちゃんが登場。

来るまでに、いいだけ太陽にあぶられたらしく、「暑いねー!」と苦笑してる。

一方俺は、ろろちゃんが準備をしてる間に一服しようとして。



「あ、タバコ買い忘れた」



つわけで、近くのコンビニへ買い出しに出る。

と、走り出してすぐのところで、<現役>タカシのGSX‐R750とすれ違った。

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足回りフルオーバーホール&アップハン仕様のR750は、かなりやれる子。



すれ違いざま、片手を上げて挨拶し、そのままセブンイレブンへ。

戻ってきたころにはもう、暑さと渇きでイイカンジにヤレてきた。

なので、まずはビールでカンパイ。

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タカシは、こないだのよしなし先生と同じ、テントなし素(す)で寝るパターン(・∀・)

えらい順調に、山賊街道をバクシン中である。

方向的には俺と同じ、ツーリング先でガンガン曲がる、「バトルツアラー」を目指す男。



そのうち、「偶然、旅先で出会って、知らない道でバトル」なんて、やれたら最高だね。



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スーパーで買ってきた「イカ刺し」をツマミに、ゴキゲンで酒盃を重ねるマイトガイ。

んで、楽しく呑んでたら、「ぼふっ!」って音がして、同時に身体がガクンと揺れる。

そう、もう最近ではおなじみになってきた、例のイスがまた壊れたのだ。



ひとっつも「おなじみ」にはしたくないんだけどなぁ(´・ω・`)

まあ、前回、自分で直した所のツメが甘かっただけなので、これはそのうち修理する。

なんで「そのうち」なのかは、このあとのお楽しみ。



いや、べつにそんな楽しい話でもねぇけど。



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木陰もあるんだが、駐車場から遠いし虫もいるので、炎天下に陣を張る山賊たち。

つっても真夏ほどギラギラではないから、暑いと文句言いながらも、けっこう耐えられる。

今日のメンツはこの三人だから、のんびり呑(や)ろう、なんて思ってたら。



ムトトトトッ



レストアしたVTZ250に乗って、<茨城の凶銃>よしなし先生が登場。

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酔っ払った勢いで買って、コツコツとレストアされたVTの、今日はデビュー戦だ。

俺も乗らせてもらったけど、ほんと質実剛健そのままの単車だよね。

ブレーキの効きが甘かったから、そこが直ればあと10万キロくれぇは乗れるんじゃね?(無責任)



と、先生が準備してるヒマに、今度は別の男がクルマでやってくる。

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このたび「沖縄出張」が決まった<北関東最強のオタク>、うわばんだ。

「向こうで原付買え」だの、「火縄銃買って来い」だの、くるなりさんざんいじられる。

明日予定があるので、今日はノンアルビールで顔見せのみ。






うわばんとバカ話してると、こんどは直列四気筒の排気音。

BMWのS1000RRが、俺のユリシーズの横に停まった。

やってきたのは、R1200GSを買いに行ったはずが、ノリでコレを買って来たダメ人間。



我らが山賊リーダー、<狂人>POPOさんである。

ライディングジャケットにレザーパンツと言う王道装備で、バイクから降りたリーダー。

でも、走ってくる姿はいつもどおり、どっからどう見てもオカマ

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「ペーター!」とか叫びながら、テケテケ走ってきそうだね。

近づいてきたら、カウンターでラリアート食らわせっけどね。

そんでアルプスの奥深くに埋める(`・ω・´)



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POPOさんの新しいマシン、最新技術のカタマリ、S1000RRを検分。

リアのハネっぷりとか、エグい造詣のテールランプとか、惹かれる点は数あれど。

俺はやっぱり、ビューエルがいい(・∀・)






ろろちゃんが苦笑しながら、「なんでみんな、参加表明しないんだよ」と叫んでると。

こんどは野太い、ド低い排気音が、腹の底に響いてくる。

現れた姿は、音のゴツさと正反対の、カラフルに彩られた巨体。

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<房総のクレイジープーさん>ことpoitaさんが、もちろんアポなし飛び入り参加。

後ろに積んであるクロックスは、なんとタイラップで留めてあった。

お久しぶりのpoitaさん登場で、さらにテンションが上がる。






三人でやる予定だった山賊が、気づけば7人と、倍以上になっている。

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poitaさんがテントを張ってる間に、なんとなく先生が、「記念撮影」的に撮ってくれて。



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その先生を、ろろちゃんが撮影。

先生の笑顔は、いつ見ても抜群の安定感だね。

この笑顔のまま、血まみれで獲物を捌(さば)くんだけどね(`・ω・´)






まだ陽も高いうちに集まったときの、山賊宴会のお楽しみ。

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「単車鑑賞会」の始まりだ。

しゃがんだタカシが眺めてるのは、フロントフォークスキンかな?

ろろちゃんはたぶん、「汚ねぇなぁ」と思ってるんだろうね(´・ω・`)



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先生のVTは、なんだかんだシッカリ仕上がってて驚いた。

もっとポンコツフレーバーたっぷりだと思ってたから。

あらためて、いい単車だよね、コレ。面白みには欠けるかもしれないけど。




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ろろちゃんのテネレは、びっくりするくらいシート高が下がってた。

足つきで言ったら、俺のユリと変らないか、もしかしたら低いかも。

あと、ハンドルが近くなったから、取り回しにめちゃめちゃ安心感が出た。



みんなの単車を見てたら、虫だらけのユリシーズが可哀想になってきたので。

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綺麗に拭いてやる。

ただ、水とか取ってくるのが面倒だったので、手に持ってた缶チューハイで洗った



よし 「ぎゃははは! ナニやってんすか!」

ろろ 「明日、キミはすっかり忘れて言うだろうね、『なんかベタベタする』って」

かみ 「大丈夫だよ、アルコールだから」

タカ 「はははは! 大丈夫じゃないですよ」



ま、結局、翌日はそんなことすっかり忘れてたけどね、毎度のごとく。






つわけで、単車を前にバカ話して笑ったら。

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宴会のスタートだ!

そしてここらで、うわばんとPOPOさんの日帰り組が帰路に着く。

ふたりとも、今度はがっちり呑もうね!



いやまあ、うわばんは当分先になりそうだけど(´・ω・`)

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帰ってゆくリーダーと、見送るマイトガイ。

俺の背中に、POPOさんへの畏敬と友愛が見て取れる、素晴らしい写真だ。

さすが「銃乱射カメラマン」、よしなし先生。



残った宿泊組は、それぞれ、晩飯の準備をしたり、酒を呑んだり。

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poitaさんは、いつもどおり、狂ったように大量の食材を用意している。

肉だけで四皿、ギョーザにシュウマイに、ゼリー3つとプリン4つ。

「ここで商売でも始めるんだろうか?」って量だが、poitaさんの場合は、これでデフォルト



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布製テーブルではそのまま置けないので、フライパンの上にストーブを置いてる。

俺もやってるから言えないけど、基本的によい子はまねしちゃダメだ。

つーかよい子は、こんなトコ読んでちゃダメだ。






すっかり陽が長くなり、この段階で6時くらいだったかな? 明るい中で山賊宴会。

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こうやって見ると、タカシがまるで「山賊に捕まった人」みたいになってる。

右から左から無理難題を吹っかけられて、苦笑してるようにしか見えない。

いやまあ、実際もだいたいそんな感じなんだけど。



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先生は「鹿番長のアレ」ことアルミロールテーブルと、みんな大好き「あぐらイス」の定番セット。

んで、このあぐらイスなんだが、あまりにもユーザーが多くて、買うのを避けてた。

だが、またもドッペルが壊れたところに、いいだけ酒が入ったかみさん。



携帯を取り出して、サクっと通販で購入。

ろろちゃんが 「ははは、なにもキャンプ場で買うことはないじゃないか」と笑う。

だって欲しかったんだもん(´・ω・`)






相変わらずのバカを繰り広げていると、携帯が鳴った。

着信表示を見た俺は、思わずにやりと笑ってしまう。

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ソロツーリングで琵琶湖にいる、<福井の鉄拳>かっくんからの電話だったからだ。

出てみると、こっちのガヤガヤとは逆に、ソロでのんびり飲んでる雰囲気が伝わってくる。

俺はみなの元を離れ、歩きながらかっくんと話した。



真面目な……つーか、俺もかつて悩んだ系の話をして。

アドバイスなんて気の効いたもんじゃないけど、俺の経験と考えを話し。

ちょっとしんみりしたところで、山賊どもの前に戻ってくる。



さあ、あとは「いつもの展開」だ。

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ろろちゃんに電話を替わり。



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poitaさんに替わり。



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タカシとも話させて、山賊の雰囲気を、かっくんにお届け(・∀・)



でかくてヤンチャな福井の空手使いは、しかし、心底やさしくて気のいいオトコだ。

みんなに楽しんで欲しくて、がんばりすぎて、現実との乖離に悩んで。

ちっと疲れちまったデカい男が、同じようなバカだけど熱くて楽しい男達と話して。



そんで少しでも気が晴れたなら、まあ、俺達の生きてる意味もあるってもんだ(´▽`)






最終的には大騒ぎしつつ、かっくんとの電話を終えた俺の目が。

待ちに待ってた光景を捉(とら)える。

日が暮れてデイキャンパー達が帰ったことで、子供用の遊具から人影が消えた。



そう、前回、偵察に来た時、人が多くてやれなかった例のアレ。

ようやく、ターザン遊具にチャレンジできるのだ!

訪れたチャンスに、俺のテンションは、もはやレッドゾーン。

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絶好調で飛び跳ねながら、ターザン遊具へと向かってゆく。



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その背中は、まるで魔王の城へ向かう勇者のようだ。

現実には44歳のおっさんが、子供の遊具で遊びに行く光景なんだけど。

つわけで俺は、ついに「憧れのターザンタイム」を迎えたのである。




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by noreturnrydeen | 2014-06-14 13:12 | エンカイ | Trackback

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