かみとpoitaの大冒険 (前編)

 
 
 
「江戸川の河川敷へ、キャンプ場所を探しに行かない?」



房総の大熊、poitaさんに誘われた。

野宿ポイント、それも火が使える場所となると、見つけるのはなかなか難儀である。

だが、poitaさんは昔そのあたりに住んでいたことがあり、何となく見当がつくらしい。



相談してる過程で、「ポイントを見つけて、そのまま野宿」という話も、当然ながら出た。

だが、荷物をしこたま積んだ状態で、アチコチ探し回るのも大変だ。

なので、「今回は探索のみ行なう」ことで話がまとまる。



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土曜の午後、仕事を終えたらKLXに乗り換え。



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俺ん家でpoitaさんと合流したら、早速、キャンプ場所探しに出かける。






最初は俺が先になり、国道16号から県道47号へ入って、流山インター方面を目指す。

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47号は道幅が狭くクルマが多いので、すり抜けがしづらい。

おまけにKLX125は非力なので、反対車線からゴボウ抜きってわけにもゆかない。

冬の陽は短く、あまりぐずぐずしてられないのに、難儀な話である。



しかたなく、クルマの後ろについてトコトコ走り、信号待ちで左から前へ出るのを繰り返してると。

焦(じ)れて来たのだろう、流山インターの手前くらいで、poitaさんが前に出た。

そのまま先へ進み、「あのへん川だよね?」と見当をつけ、わき道へ入ってゆくpoitaさん。



目の前へ現れた土手を、軽々と登ってゆくセロー、がんばって後を追うKLX。

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土手の上に出たところで単車を停め、タバコを吸いながら、先のルーティングをする。

ま、ルーティングしたのはpoitaさんで、俺は基本的にくっついてっただけなんだけど。






土地勘のあるpoitaさんが見当をつけた場所に向かいつつ。

よさ気な場所があればチェックって段取りで、土手の下を進んでゆく二台。

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もちろん、厳しいルートなんて全然ない、ただただゆるーいトレッキング



だが、これが思いのほか楽しい。

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出会ってかれこれ七年以上になる、でっかい背中を見ながら。

あのときの1/10から1/20の排気量という、小さなオフロードバイクに乗って。

気軽なオフロードをトコトコと走るのが、なんだか無性に楽しいのだ。



ちょっと開けた場所へ出ると。

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ひょいと停まって、「ココはどうだろう」「いや、クルマ組が来れないっすよ」などとワイワイ。



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ぽい 「もう、クルマは無視して、バイクだけでやればいんじゃね?」

かみ 「なはは、いいっすね。でも、ロードバイクも厳しいですよ、ここは」

ロケットスリーとか、ぜひ、走らせたいね。



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気持ちのいい晴天の元、景色やpoitaさんの背中を眺めつつ、俺はニコニコだ。



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poitaさんもアチコチ寄り道したり、ムダに坂を駆け上がったりしながら、楽しそうに走ってる。



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時々、土手を駆け上がり、上から写真を撮ってみたり。

はしゃぎながら、じゃれあうように土手沿いを走る二台。

久しぶりの「ちっちゃいもん倶楽部」が、もう、楽しくて仕方ない






やがて、poitaさんが見当をつけていた場所へ出た。

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江戸川運動公園のそばで、広さも充分だし、クルマでも入ってこられる。

河原だから、まあ、火もきちんと始末さえすれば大丈夫だろう。

とりあえず、ここが第一候補だ。



ぽい 「向こうのマンションから丸見えなのがちょっとなぁ」

かみ 「ま、でも遠いから声も届かないだろうし、大丈夫じゃないっすか?」

ぽい 「そう言えば、昔、この先の土手でさあ……」



poitaさんの昔の失敗談に大笑いしたり、ちょっと真面目な話をしたり。

とにかくこの日はこんな風に、停まるたびに色んな話をして笑った。






とりあえず、キャンプできそうな場所が見つかったことで。

俺とpoitaさん的には、肩の荷が下りたというか、義務を果たした気になった。

となれば、あとは「探す」よりも、「遊ぶ」方にウエイトが置かれるのは、仕方ないことだ。



ぽい 「この先に、サバゲーやってる連中が遊ぶトコがあるから、そこへ行ってみよう」

かみ 「お、いいっすねー!」



つわけで、探索しつつも遊びメインで走り始める。

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だだっぴろい川沿いのフラットダートをすっ飛ばしてると。


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片側に、葦だろうか、背の高い枯れ草が生え始めた。

そこでいったん土手の上に駆け上がり、上にあったカンバンを確認する。

どうやら、護岸工事かなんかのようで、なるほど、だからクルマ止めが多いのかと思ってると。



ぽい 「そこがサバゲー場。入ってみよう」

かみ 「ういーっす!」



背の高い枯れ草に囲まれた場所へ、躊躇なく入ってゆくpoitaさん。

後ろについて進んでゆくと、道が途切れても構わずずんずん進んでゆく。

やがて、やっぱりつーか物好きなと言うか、それっぽい感じになってきた。

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「ぎゃははははっ! やっぱこうなるのか! 好きだねぇ、あの人も」



俺はヘルメットの中で爆笑しながら、でかい背中の後を追った。



後編に続く


 
 
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by noreturnrydeen | 2013-12-21 17:16 | ちっちゃいもん倶楽部 | Trackback

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