XB12X ウェルカムバック・マイ・ビューエル

 
 

出荷元が近かったおかげで、思いのほか早くバッテリが着荷した。

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バッテリの箱に直接、伝票を貼り付けるという、オトコマエな発送方法がステキだ。

早速、バッテリ液を注入し、安定するまでの一時間で、他の作業を終わらせる。



まずはチェーンテンショナーを取り付けるのだが、その前に。

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ワッシャで適当に位置決めしていたのを、ちゃんとしたカラーに変更してやる。



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モノはもちろん、パワードバイ・モノタロウ(`・ω・´)



それから、スプリングを別のヤツに変更。

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アクラポヴィッチのスプリングは、こないだのより太めだった。



太くて「スプリングフック代わりのボルト」にあけた穴に入らなかったので。

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穴を少し広げてやる。



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多少、距離の調整をして、無事、取り付け完了



それでもまだ、40分くらいしか経ってなかったので。

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こないだのルブを塗って、バッテリが使えるまでの時間をつぶす。






やがて一時間を過ぎたので、バッテリにフタをしてユリシーズの元へ。

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あわせてみると、やはり、端子の部分に隙間がある。

この隙間を埋めるカラーを作ってやらなくちゃならない。

SHORAIで使ってたカラーは、ボルト径が違うのだ。

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牧場からテキトーにナットを持ってきて、ドリルでネジ山を飛ばせば出来上がり。

あとは取り付けて、エンジンをかけるだけだ。





無事にバッテリを取り付けて、ドキドキしながらキーをひねると。



にーにー



サーボモータが動く音と同時に、インジケータランプがぽっと灯(とも)る

「やっぱりバッテリのせいだったな」と安堵して、さて、いよいよエンジン始動だ。

先ほどよりさらに高まる心音を聞きながら、セルボタンを押すと。



きゅ…………きゅろろっ、ばるん!



懐かしい「ひと呼吸」をはさんで、無事、エンジンが動いた。



「はー、やれやれ。これでひと安心だな」



大きくため息をついたら、そのまましばらく暖機運転しつつ様子を見る。

あちこちから煙が上がってるが、これは切削オイルや潤滑剤なんかが焼けてるものだ。

そろそろ暖まったところで、アクセルをレーシングしてみる。



ぶろろん! ぶろろん! ぶろろん! ぶろろん! ピンっ! カラカラっ!



「ん? 最後の方で変な音がしなかったか?」


音のしたエンジン下あたりを見てみると…………









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アイボルトがすっ飛んで、バネが外れた音だった。



「くっそ、ダメだったか! みんなが言ったとおりじゃねぇか」



天を仰ぐマイトガイ44。






とはいえ、エンジンがかかった段階で、俺の心は強力に回復していた。

この程度のことじゃ、折れたりしない。

シリンダのアチコチを眺めて、使えそうな場所を探し。

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スプリングを強引にひっかける。

さらに、コレだけじゃちょっと心もとないので。

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どうせ伸びちゃってるスプリングも使って、さらに補強してやる。



「よーし、ばっちりじゃねぇか。最初からこうしてやりゃ良かった」



ま、どう見てもばっちりにはほど遠いんだが、俺っぽくてよかろう(´▽`)






それじゃあ早速、試乗してみよう。

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アンダーカウルやダクトをつける手間さえ惜しんで、いそいそとまたがった、かみさん44歳。

超久しぶりの愛機をいとおしく思いつつ、クラッチを握ってギヤを入れ、そっとアクセルを開ける。

BUELL XB12Xは、ドロドロと排気音を響かせながら、ゆっくりと走り出した。



「うおっ! こいつ、こんなに乗りにくかったっけか?」



身体がすっかり忘れているのだろう、違和感バリバリのまま近所を流す。

低速が切れ込むのはわかってるつもりだったが、それにしてもやけに重ったるい

もっとも、それ以外の部分は、あの心地よい加速も含めて、もとのままだ。



そのまましばらく走るうち、ふいに声を上げる。



「あ、わかった! エアだろこれ」



ハンドリングの違和感の原因に思い当たり、とりあえずエリック牧場へ戻る。

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確認してみると、やはり前後ともエアが抜けていたので、すぐに追加。

前後2.0を切った状態から、2.5/2.7と言うメーカー指定値までエアを入れる。

最近は指定値で入れておいて、滑るようならサスで対応することにしてるのだ。



つーか、ロード3の話は聞いてたけど、パワー3もエアが抜けやすいみたいだね。



確認がてら、また試乗してみると、今度はいいようだ。

俺の愛し狂ったあのハンドリングが帰ってきた。

この段階でもう、多少の排気モレとかどうでもよくなる。



あとは、100均で買って来た小さなバッグを二つ取り出して。

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新しい工具入れとして、シート下に収めたら。

長かった、実に長かったユリシーズの修理が、ようやく本当に終了。

あまりに嬉しくて、そのあと昼寝もせず、一気に書類仕事を終わらせた(´▽`)






スタッドボルト折れの顛末は、これですべて語り終えた。

気持ちのいい季節を逃してしまったのは悔しいが、そのぶんはこれから取り返す

ちょっと排気漏れしてたり、気になるオイルにじみなんかも、ないわけじゃないが。



まあ、とりあえず心ゆくまで走り倒してからの話だ。



てなわけで。

おかえり、ユリシーズ。

また日本中を走り回ろうな!(´▽`)




ウェルカムバック・マイ・ビューエル/了



 
 
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by noreturnrydeen | 2013-12-06 14:58 | メンテナンス・カスタム | Trackback

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