ろろちゃんと小宴会
2013年 11月 27日
「水曜の夕方、かみさん家に遊び行っていい?」
ろろちゃんからの「そんなメール」に、俺が断るわけもなく。
水曜の半日仕事がはねたあと、仕事のPCソフト乗せ替えで業者とやりとりし。
終わって家に帰ったのが、午後三時ころだったか。
主夫仕事をやっつけてから、ワインを呑みつつバイク動画を見てると。
午後四時、ろろちゃんから、「五時ころ行くよ、迷わなければ」と連絡が入る。
もう何回もウチへ来てるのに、ろろちゃんは毎回、新たなルートへチャレンジする。
そして毎回、迷うのだ。
呑みながら待っていると、やはり、六時になっても姿を見せない。
「なはは、またなんかやってるな、あの男」
笑いながらmixiに、「ろろちゃん来ない」とチクリの書き込みをしてると。
それから程なく、ろろちゃん登場。
あまりにいつものことなので、写真さえ撮ってない(´▽`)
「ナビを使って、とにかく混んでない道をルーティングして来たんだ」
「混んでないのに、三時間もかかったの?」
「ずーっと住宅街の細い道を走らされたからね」
「ぎゃははは! ダメじゃん、ナビ!」
早速の「ろろちゃん節」に大笑いしていると。
「かみさん、ちょっと早いけどコレ。誕生日おめでとう!」
「おぉ! ありがとー! なんだなんだ、何をくれたんだい?」
ろろちゃんのプレゼントは、G'zのコンパクトガスストーブ、G‐STOVEだった。
見るなり、絶好調に大爆笑してしまうマイトガイ。
なぜなら俺は普段、「ガスは使わない」と宣言しているからだ。
「キミにガスのよさを知ってもらおうと思ってね」
「ぎゃははははっ! いやーありがとう。これで俺は、今までのガソリンとアルコールのほかに、
カセットガスまで持ち歩く羽目になるじゃないか。荷物減らすって言ってるのにっ!」
「よかったねぇ。ガスは便利だよー!」
いや、ホント実際に嬉しいんだが、流れ的に、こうツッコまざるを得ない。
俺が絶対買わないはずの、しかも、俺が絶対好きなギミックの効いたストーブ。
実にろろちゃんらしい「ヒネリ」の効いたプレゼントに、爆笑しながら感謝したら。
早速、パッケージを開けてみる。
奥の黒いのが収納バッグで、その右、銀色のが本体。
手前左がカセットコンロ用ガスで、右のハリガネがG‐STOVE専用ゴトク。
コンパクトで手軽な、人気のあるガスストーブだ。
説明書を見ながら組み立て、ガスをセットして火をつけてみる。
着火装置に少し不具合があったものの、問題なくしっかり着火。
とたんに、キャンプへ行きたくなるんだから、我ながら現金なものだ。
今週末、書類仕事なのになぁ(´・ω・`)
大笑いしながら、ろろちゃんと話し込んでいると、ナオミが帰ってくる。
ナオミが休憩して着替え終わったところで。
それじゃあ、ろろちゃんの大好きな「麺王」へ行こう。
三人で夜の柏を歩き出す。
外の寒さに、短パンで出てきたことを後悔していると。
「おバカだねぇ」「なんで短パンなんだい?」
ふたりに苛められながら、麺王を目指して5分ほど歩く。
麺王の一番奥、いつもの定位置につき、生ビールでカンパイ。
ひとり一枚づつ頼んだギョーザや、ザーサイをツマミにビールを呑んでると。
やがて、料理が運ばれてくる。
ろろちゃんは、モツ煮みそラーメンと半チャーハン。
ナオミは、塩ワンタンメンと半チャーハン。
少食のナオミが、半チャーハンを頼んだので、俺は食事を頼まなかった。
「どうせ食いきれなくて残すから、それを食えばよかろう」
と、一品料理だけオーダーする、「先見の明」のカタマリのようなマイトガイ。
激辛マーボ豆腐は、ろろちゃんのリクエストでもある。
ろろちゃんは猫舌で辛いのがダメなくせに、熱くて辛いモノが好き。
矛盾を抱えた乙女なのだ(´▽`)
ちなみに激辛マーボは、山椒のガッチリ利いた、遊びのない激辛だった(´・ω・`)
ナオミが加熱したレバーを嫌うので(レバ刺は好き)、普段は喰えない久しぶりのレバニラ。
マーボとレバニラをツマミにビールを飲みながら、バカ話して笑う。
そして、やっぱり残った塩ワンタンメンとチャーハンは、俺が食う。
いろんな話をして、ゲラゲラ笑って。
ギョーザほぼ二枚に、激辛マーボ、レバニラ、塩ワンタンメン二口と、半チャーハン。
いいだけ食ったお腹をさすりながら、途中でコンビニへ寄って帰宅。
風呂に入ったり、ネットをやってるナオミを尻目に。
俺とろろちゃんは、キャンプの話で盛り上がり、キャンプ動画を見始める。
その中に、とても俺ら好みのキャンパーが居たので、その人の動画を中心に見た。
やってる事そのものは普通なんだけど、段取りと手際のよさが素晴らしい。
見てるうちに、スモークセットとかホットサンドメーカが欲しくなってしまった。
キャンプ道具ってのは、底なし沼みたいなものなのだ(´・ω・`)
俺は赤、ろろちゃんは白ワインを呑みながら。
キャンプ動画を見て話してるうち、そろそろ酔っ払ったかみさんは、ベッドタイム。
ろろちゃんとナオミ、翌日お休みのふたりにご挨拶して、崩れるように寝床へ倒れこんだ。
ウコンやビタミン剤をとったおかげで、翌朝は二日酔いもなく。
資源ゴミをもったナオミや、バイクを移動するろろちゃんとともに階下へ。
なんでバイクを移動するかつーと、かつてのイロハのように
こんなんなったら、出られなくなっちゃうからだ(´▽`)
俺のKLXを出し、代わりにろろちゃんのKDXを移動して。
いつでも出られるよう、養生し終わったところで。
楽しかった平日宴会は、残念ながら終わりの時間。
俺は仕事に、ろろちゃんとナオミは戻って休日を満喫しに。
それぞれの用事へ向かって、動き出したのだった。
ろろちゃん、楽しい時間&プレゼントありがとう!
また近いうち呑もうね。
まあ、こんだ「星空の下、焚き火を囲んで」ってコトになると思うけど(´▽`)
なお、帰りも「ちゃんと」三時間かかったらしいwwwwww
ろろちゃんと小宴会/了