XB12X エキパイとスタッドボルト サードシーズン

 
 
さて、セカンドシーズンでタップを折ったままになっていたユリシーズ。

作業としてはタップをドリルアウトして、新たにタップを切るか、ヘリサート加工って感じなのだが。

なんでこんなに時間がかかってる(一ヶ月以上)のか、その経緯から語ろう。






まず、心折られた俺は、プロにケツを持ってもらおうとした。

タクの店で工賃を見積もってもらうため、ドナドナされてゆくユリシーズ。

そして10日後くらいだったか、見積もりの結果が出た。



「やはり、シリンダーはずして加工になるんで、8~10万ですね」



この段階でナオミからの指令、「10万以上なら新しいバイクを買う」に抵触する。

しかし、俺としては何とかしてコイツを復活させてやりたい。

つわけで単車を戻してもらい、自分でやってみることにする。






用意したのは、サンデーメカニック最強のドリル

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ドリルバービットだ(真ん中の銀色のドリル刃)。

前回のより太いヤツを購入し、戦いに備える。

ちなみに下は、念のため新しく購入した、5/16‐18サイズのタップ。



尚、ここからは「やることが多くてしかも進まない」ため、写真を撮ってない。

なので、イキサツを図で説明する。






1)タップの折れ口がナナメになっている

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ドリルバービットで穴をあけようにも、センターが出ない(硬すぎてポンチは効かない)。

タクがリューターでハツったヘコミが付いてて、ドリルの先がそこへ滑るのだ。

「まあ、だいたい合ってればいいか」と、そのままドリルアウト開始。






2)当然、ドリルの先がセンターからずれる。

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しかし、もはやどうにもならないので、そのまま掘り進んでゆく。

俺のバイクいじりは、「後退のネジを外してある」のだ(Ⓒ愚地独歩)。

ま、だからいっつも、引き返せないところまで追い込まれるんだけど(´・ω・`)






3)シリンダー壁を削り取りながら、何とか進んでゆく

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掘り進めてはいるものの、刃はやわらかい外壁の方へと逃げてゆく。

そのため、タップの削り残しが出てる(数字の3が書いてあるあたり)。

この段階で、外壁の方は最強パテ「ハチサン」で埋めようと決め、大胆になる。






4)反対側から攻めてみる

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こちらも削れはするものの、やはりセンターは外す。外壁はすでに気にしてない

ドリルバービットは、エンドミルのように本体の横で削ることも出来るので、削れなくはない。

しかし、さすがに先端で掘るのと比べると、切削速度が遅く、イライラさせられる。






5)埒(らち)をあけるため、ダイヤモンドドリルを投入

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削り残しのとがった部分へ、先の平たいダイヤモンドドリルを当て、平たくする。

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今回は乾式の、回転専用ダイヤモンドドリル。

コンクリートや陶器を削るドリルなので、もちろん、使い捨てになってしまう。

3000円のドリル刃が使えなくなってゆくのは、見るに耐えない哀しい光景だ。


しかも、思ったほど切削が進まず、埒(らち)、ひとっつも開かない(´・ω・`)






6)平たくなった場所へ、ドリルバービットを当てる

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当初の予定では、上図のようにゆくはずだった。

実際、少しは平たく削れていたのだが、やはりコンクリ用。

とてもここまで平らにはならず、やはりドリルの先が逃げる。



作業にだいぶん嫌気が差してきたのが、ココ最近の話。






さらにここで、予想外の事態となった

酔っ払った俺がオークションで、新しいエキパイを落としやがったのだ。

つまり、結局、「エンジン半降ろし」をするハメになったのである。









と、昨日までのイキサツは、およそこんな感じだ。

んで、「どーすんべかなぁ」と考えながら、徒然にネットを眺めていたのだが。

その中に、「スタッドボルトである理由」ってのが書いてあって、興味深く読んだ。



アルミニウムはやわいから、何度もネジを付け外しすると雌ネジがバカになる。



スタッドボルトを使う理由は、要するにそういうことらしい。

だから普通のボルトを使うなら、ヘリサート加工するなりして強度を上げろという話だった。

「しかし、まだ生きてる方まで削って、ヘリサート加工するってのは面倒だなぁ」



ネットの記事を読んでるうちに、なんだかイロイロとめんどくさくなってきた。






これで新しいボルトまで折れたら、俺は完全に心を折られるだろう。

つーかもう、硬いタップのドリルアウト作業をしたくない

しばらく考えた俺は、やがて結論らしきものに到達した。



「よし、この際だ。エキパイの取り付けをスプリングにしよう!」



口に出した瞬間、心がすっと晴れて、青空のごとく爽快な気持ちになった。





どういうことかといえば、つまり。
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切り飛ばすはずのタップ(黒い部分)をそのままにして、

ハチサン(赤い部分)でリングを埋め込んでやるのだ。

そしてエキパイ側にも金具をつけ、スプリングで留める。



そうすれば、二度と振動で外れることはないだろう。






つわけで、シリンダー掘りはいったん中止。

スプリング固定に路線を変更し、そのための情報とパーツを集める。

それらが揃うまでヤルコトがないので、



明日からは面倒だが、エンジン半降ろし作業へ取り掛かる。



そんな感じで。




エキパイとスタッドボルト サードシーズン/了
 
 
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by noreturnrydeen | 2013-11-18 14:26 | メンテナンス・カスタム | Trackback

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