角淵産族宴会 山賊文化祭(前編)

 
ここ二回ほど、山賊宴会へ行く道中でコケている。

一回目は飛ばしすぎの自滅、二回目はトラックとの接触、どちらも原因の一端が荷物にあった。

いや、本当は俺のせい、自制心や注意力の欠如だということは理解してる。



だが、荷物によるネガと言うのも、まるっきしゼロではないだろう(`・ω・´)



振り分けバッグは使い勝手がよく、重量配分も理想的だ。

だからこそ、「行けすぎちゃって」転んだりする。

また、張り出しが大きいので、接触しやすいのも、ご存知の通り。



つわけで今回は、デカいバッグひとつに荷物を詰めて。

それを背負ってゆくことにしてみた。

3日分の行軍装備が入る軍用バッグにすべてを詰め込み、背負ってみる。

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どうにも出来の悪いアシモにしか見えないが、コレは「かみさん43歳」だ。

バッグの横についてる黒いのは、コットやテントポールなどの長物を収めた袋

総重量で10キロくらいかな。けっこう重い(´・ω・`)





半日仕事を終えて走り出すと、最初はそれなりにイイカンジだった。

背負っているから前後長が短く、マスが集中してサスの動きがわかりやすい。

サイドの張り出しもないから、すり抜けも比較的しやすい。



「なるほど。こんだけサスが沈んでたんだなぁ。そら、フルバンクしたらコケるわ」



などと妙な感心をしながら、淡々と距離を稼いでゆく。

国道16号から県道17号へ入って関宿を抜け、国道354へ。

あとは角淵まで、ひたすら354を走ってゆくだけだ。

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中間地点の古河あたりで、コンビニ休憩。



この段階ですでにケツが割れまくっている。

そら、いつもより多い重量がケツにかかってんだから、アタリマエだ。

おまけに、リアシートに乗せてるとは言え、クソ重い荷物を背負ってるので、肩が凝るったらない。



「ケツ痛てぇ! 肩凝った! 遠いよ、群馬県!」



群馬県に謂われなき罵声を浴びせながら、トコトコ走って三時間。

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角淵キャンプ場に到着した。

今回は珍しく、POPOさんがバイクで来てた(手前のBMW)。

poitaさんの赤青ロケットスリーに、ろろちゃんの新車スーパーテネレの姿も見える。



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キャンプ場の全景。

右奥ではeisukeさんが、すでに不審な動きを見せてるね(料理の仕込みです)。



みんなにアイサツしたら、近所のスーパーへ酒を買い出しに行く。

ツマミは今回、ポンちゃんにもらった「レブ肉」があるから、ほとんど要らない。

買い出しに出てすぐ、大声で騒ぐマイトガイ。



「うおっ! 軽っ! KLXすげぇ軽快! なんだよ、やれる子じゃん!」



10キロからの重量物を降ろしたんだから、あたりまえである。

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スーパーで酒とたこやき、チーズやしょうゆなどを買い込んだら。

さあ、もどって宴会の準備をしなくちゃ。

とっとと帰って来て、テントを張り、コット(キャンプベッド)やテーブル、イスを組み立てる。






「んじゃ、かんぱーい!」



気持ちよく呑みながら、久しぶりにピラミッドグリルを組み立てる。

どうせレブ肉を焼くなら、やはり炭火の方がいいだろうと思ったのだ。

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奥がeisukeさんの、「ピラミッドグリルLサイズ」で、手前が俺の「同Sサイズ」。

サイズ以外は同じだから、並べると親子みたいでかわいい(´▽`)

焚き火から炭をもらったら、それじゃ早速、レブ肉を焼こう!



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いつもレブで食べる、「鉄板にバター」とはまた違った味だ。

冷凍して解凍してるから、レブで食うより味は落ちるが、それでもやっぱり美味い「さがり肉」。

食ってるだけで、思わず笑みが漏れてくる。



せっかく大量にあるので、みんなにもどんどん食ってもらった。

特に、eisukeさんとpoitaさんはレブに行った事がないので、さがり初体験。

ぜひとも、この美味さを知って、レブステーキにも行って欲しいと画策したのである。



ろろ 「うほぉ! やっぱ美味いーっ!」

えい 「うわ、やわらかい! なにこれ! 美味いね!」

ぽい 「うおっ! 美味っ! これは美味いねぇ!」



レブ肉、大好評。

俺はナニやら我がコトのように嬉しくて、「でしょでしょ」と大騒ぎする。

eisukeさんは、正月にかみ家へ来て、レブに行くことを決心していた。






秋の陽はつるべ落とし。

バカ話してて気づいたら、すでに辺りが薄暗くなっている。

ランタンをつけたeisukeさんが、その明かりの下でナベを煮込んでいる。

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ろろちゃんはいつもの、「ろろイタリアーナ」を仕込み。

POPOさんは、無心でジャガイモの皮むき



ぽぽ 「ピーラーって楽しいね」

ぽい 「ははは。まあ、料理を始める入り口だよね、ピーラーは」



POPOさん、皮むきが楽しすぎて剥きまくったはいいけど、もてあまし気味。

あと先考えないっぷりは、さすが我らのリーダーである。

やがて、ろろちゃんの料理が出来上がってきた。

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トマト味のろろイタリアーナは、いつもどおり安定の美味さ。

まるっこいのは、今回、新投入の秘密兵器「ウズラの卵」

ポテトチップは入ってなかったので、今回はさっぱりした感じだったよ。



一方、eisukeさんの鍋も、そろそろ出来上がってくる。

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しめじ、シイタケ、マイタケなど、キノコで出汁をとり。

サトイモと鶏肉を煮て、しょうゆであっさりした味付け。

んで、白菜を投入する段になって、ろろちゃんからクレームがついた。



ろろ 「煮た白菜って、ヘナヘナして苦手なんですよ。生とか漬物なら好きなんだけど」

えい 「それじゃあ白菜は、ろろちゃんの分を取り分けてから入れよう」

ろろ 「きのこも、あんまり好きじゃないんです」

えい 「ごめん、ろろちゃん。それはさすがに取り分けられない」



ふたりのやり取りに笑いながら、eisukeさんの鍋をいただく。

と、eisukeさん。薬味にゆずを入れろとおっしゃる。

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ゆずの皮を削って、七味とともにふりかけ、早速いただいてみると。

これがもう、ヤバいくらいバカ美味いったらない。

キノコや鶏から出た出汁の深い味に、ゆずの風味がベストマッチ。



かみ 「やべ! 美味いよeisukeさん! コレはうまい!」

えい 「そりゃあ良かった! あとでうどんも入れるから、どんどん食っちゃってね」

ぽい 「うまいのに、レブ肉で腹いっぱいになっちゃって、たくさん食えないのがつらい」



わいわい言いながら、焚き火を囲んでバカ話しつつ、酒を呑み、鍋を食う。

陽が落ちて、若干、肌寒くなってきてるが、鍋と酒であったまってるので、気にならない。

そして俺はと言えば、POPOさんの剥いたジャガイモをもらって食う。

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蒸し焼きできるよう、POPOさんのフタ付きスキレットまで借りて、ジャガイモチーズ。

ジャがイモを切って、スキレットで蒸し焼きして、チーズと塩コショウ。

ただそれだけなのに、コレがまたとても美味い。



キャンプと焚き火って言う、最高の調味料があるからだろうね。






先ほどは、平気だなんて書いたが。

肌寒いのが気にならないのは、どうやら俺とpoitaさん、eisukeさん三人だけのようで。

POPOさんとろろちゃんが、寒いと言いながら上着を引っ張り出してきた。

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ろろちゃん、本当に寒いのかい?

ただ、「それがやりたかっただけ」じゃなくて?



POPOさんとろろちゃんが上着を着込み、準備が整ったら。

食って呑んで大笑いして、もちろんみんな、お腹いっぱい。

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焚き火を囲んで、まったり呑みながら、さらに色んな話をする。



いつものようにPOPOさんをいじり

そこからPOPOさんの大学の話になり、さらに大学生のシモネタの話。

シモネタからの流れで、ろろちゃんの世界観の話へ移行して、さらにそこから創作の話へ。



ろろちゃんの作品の狂気に、筒井康隆の匂いがするとか。

俺の作品は星新一っぽいのが多いとか。

そんな話から、それぞれの好きな作品や作家の話になったり。



焚き火を囲んで、大学生の性から文学まで、はばひろく話し込んだ。






やがて、eisukeさんが動き出す

みんな腹いっぱいだつってるにも関わらず。

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うどんを投入して、「おっきりこみ」を完成させる。

んでまた、これもいつもどおり、「腹いっぱいだ」と言いながら、みんな結局、食ってしまう。

そして食えばもちろん、美味いから困る



お腹をさすりながら、みんなで大笑い。



普段は呑まないひとも酒を呑み、語り、笑いあう。

いつもと変らぬ、だけど、飽きることのない楽しい時間だ。

強いて難点を挙げるとしたら、この日は星が出てなくて、それはちょっと残念だったかな。




結局、なんだかんだ日付が変るくらいまで、呑んで食って語り合った。

秋の夜空には、降るような虫の声と俺たちの笑い声が、いつまでも響いていた。




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by noreturnrydeen | 2013-09-28 13:07 | エンカイ | Trackback

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