秩父山賊宴会~アントワネットの災難~ (1)
2013年 07月 06日
月イチ野宴は、ココロのごはん。
てなわけで毎度おなじみ山賊宴会をしに、秩父へ向かう。
今回は、「おーがの誕生祝」つー名目だが、ま、基本的にはイッコも関係ない。
本人、三重の彼方にいて不参加だし(´▽`)
天気はドッピーカンの快晴。
むしろ照りすぎ。
ちょっとイラっとくるほど暑いが、まあ夏が来た証拠だ。
30度を楽々オーバー、体感35~40度のアスファルトロードをつっぱしれ!
れない。
明らかにパワーが出てない。
空冷ビッグツインには厳しい季節がやってきたなぁ。
それでも160スピード(1/2時速)くれぇですっ飛ばし、花園で降りて140号へ。
下道に入ると、さらに暑さが俺と愛機を焼く。
「こらぁ、どっかで休まないとマジでヤラれっかなぁ」とへこみつつ。
トンネルへ入った瞬間。
「うおぉぉぉっ! すーずしー!」
いきしなしエアコン全開、もしくは冷蔵庫レベルの涼しさに、思わず大声をあげる。
秩父の偉大さを知ったよ、素晴らしきかな秩父。
ド田舎とか、山ばっかりとか、タンクトップとか、タツヤとか言ってごめんね秩父。
トンネルの冷気で生き返り、あとは影森までイッキに。
途中のスーパーで、酒とつまみを買い込んだら、いつものヘリポートへ。
現場にはすでに、タツヤとポポさんが到着していた。
もちろんふたりとも、秩父の正装、タンクトップだ。
タツヤはすでに出来上がってるのか、
イキナリ銃を抜いてニヤニヤと笑っている。
どう見てもキチガイだが、秩父では一般的な光景だ(さっき感謝したのを忘れてます)。
さっそく、荷物を解(ほど)いて準備していると。
poitaさん、TKさん、よしなし、ろろちゃん、次々とダメ人間が集まってくる。
【動画】poitaさん、TKさん、ろろちゃんの到着(30秒)
よしなしの動画は撮り忘れた、ごめん(´・ω・`)
俺には、こないだから気になってて、ちょっと比べたいことがあった。
なので、TKさんのユリシーズへ近づいてゆく。
なにって、フロントカウルのスラント具合を知りたかったのだ。
俺のユリシーズは、カウルを色々と換えられるように、XB12Sのブラケットをつけている。
当然、ユリシーズのノーマルカウルは着かないので、カウルに穴を開け強引に装着してある。
それがノーマルのブラケットより寝ている気がするので、比べたかったのだ。
手前のTKさんユリと比べると、やはり、俺の方がいくぶんスラントしている。
だから、風当たりがノーマルブラケットより強いのだ。
ま、高速向きではあるから、文句はないけど。
poitaさんと、赤青キカイダーペイントのロケットスリー。
下に投げ捨ててあるのは、poitaさんお手製の赤青スイングトップ。
もちろん、俺の心を捉えたのは、スイングトップの赤青ぶっちがいカラーより、
「このデカい男がコレを、縫い針でチクチクやってた」
と言う事実だった。
背中を丸めて縫ってる姿が浮かんできちゃって、もう(´▽`)
よしなし先生と、R1200GS。
誰もに指摘されながら、頑(かたく)なに交換しようとしないスクリーンが今日も美しい。
そして、これも毎度のコトながら、ココの写真の80%以上は先生の撮影。
いつもありがとう、先生!
狂気の天才ろろちゃんは、今日も元気にKDX125で参戦。
「気軽なお散歩に出た、MAD MAXの悪者」っぽいイキフンで、到着するなり。
「あぢーよー! エアコンあるところ行こうよー!」
と悲鳴をあげてた。何しに来たんだキミは。
みんな、手馴れた調子で、宴会の準備を進めてゆく。
ちなみに後ろのクルマ二台が、タツヤとポポさんの。
ま、俺はクルマにビタイチ興味がないから、なんつー車種かは知らん。
ポポさんのが、「バカじゃねぇの?」ってくらい、いい値段するってのは聞いた。
TKさんは、ダメ成分が感染(うつ)らないよう、ダメ人間たちと距離を置いている。
んじゃなくて、普通につぶやくか、写真撮ってるか、してるだけ。
一日ツーリングに行ってから顔を出してくれたTKさんは、泊まらないから準備がないのだ。
んで、準備が終わったら、TKさんやタツヤとバカ話。
タツ 「前から見ると、同じバイクに見えるんですけどねぇ」
かみ 「年式が違うから、けっこう違うんだぞ」
タツ 「そう言うコトじゃないような……」
TK 「ははははっ!」
左から、ろろKDX、よしGS、TKユリに、俺のユリと、すべてがオフロードモデル。
異論反論は、いっさい受け付けないし、もう一度言う。
すべてが、オフロードモデル(`・ω・´)
そろそろ、みんなの準備も出来たようだ。
ダメ人間たちが、どっかりと腰掛けて、酒宴をはじめると。
TKさんは、帰宅する。
一日走り倒してるのに、わざわざ顔を出してくださって、ありがとうございました!
こんだ、ゆっくり呑(や)れるといいですね(´▽`)/
そんな感じで、昼日中の宴会が始まったわけだが。
まだロクすっぽ呑んでもなけりゃ、酔っ払ってもいないって言うのに。
ひとりの男が、不穏な動きをし始める。
房総の黄色熊、あらため、赤青熊。
poitaさんが、何かを取り出して、組み立て始めた。
NEXT FILE