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しきの受難

 
水曜日、手が空いた時間に書類仕事もせず、マーマレアーカイブの整理をしてると。

ばろろん! ばろろん!

遠くから凶悪な爆音が聞こえてきた。



「なはは、来やがったな」

苦笑しながら治療院のウラヘゆくと、ブルハチから<しき>が降りてくるところだ。

軽くバカ話して笑ったら、「腰が痛い」と言うしきを治療する。


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しながらも、もちろんバカ話。


「おめ、今日はどっか行くんけ?」

「レブは休みだし、ユウヒさんインフルだし、ちゃそちゃんにノートPCをあげるくらいかな」

「んじゃ、とりあえずウチ行って、あとでメシでも食うか」


つわけで、仕事がハネたら俺の自宅へ向かう。

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しきの愛機、<イカ釣り漁船>こと、ブルバード800。

LEDのブルーが昼間でも見えるのに、ちょっと驚いた。



ブルハチと一緒に走り出し、ほとんど何も考えずに、いつもの帰宅ルート。

県道から入って、右、左と曲がりを楽しんだところで。

かみさん、大切なことに気づく。


「あ、ブルハチ一緒なのに、細かいツイストロードとか可哀想じゃんか」


つっても、すり抜けナシで大きい道を走るよりは、多少くねくねでもクルマが居ない方がいいだろう。

そう思い直して、あとはミラー見ぃ見ぃ距離を測りつつ、離れたら曲がるポイントで待つ。

いわゆるSSツーリングのパターンだ。




天気が良くて気温も高く気持ちがいいうえ、ミラーにはしきとブルハチの姿。

嬉しくなっちゃった俺は、いつもの通勤路をひらひらと走る。

速度自体は控えめな分、よりサスペンションの動きを楽しめた。



自宅へついたら、しきはウーロン茶、俺は日本酒から焼酎

軽く呑みながら、バカ話をする。

俺の昔話とか、聞かされてるしきはジャマくさかったか知らんが、俺は楽しかった(´▽`)




それから、飯を食いに柏の街へ。

せっかくヤロウふたりなので、家系こってりラーメンを選ぶ。

『誉(ほまれ)』は柏駅西口にある、とんこつラーメンだ。


「そういや味噌を食ったことがないな」

と思った俺は大盛り味噌。

んで、しきには大盛りしょうゆを勝手に頼み、待つことしばし。

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写真は大盛り味噌なんだが、見た目は味噌もしょうゆもそんなに変らない。

んで、食ってみると……う~む、美味いんだけど微妙

店のオススメは味噌なんだが、俺は断然しょうゆの方が好きだ。



食い終わって横を見ると、しきはまだ半分ほど。

「しき、おまえそれ全部食うだろ?」

それを食い終わるまで時間があるだろうから、もう一杯食おうかと思ったのだ。

そしたらしきが、「いや、俺、もう無理」つーので、半分ほど残ってたしょうゆをもらった。

まあ、大盛りだと麺2.5玉だからね。

聞かないで大盛り頼んだ俺が悪いつー話だ。




膨れた腹を抱えてオモテに出たら、こんどは駅ビルへ向かう。

ちゃそちゃんが勤めてる喫茶店にゆき、コーヒーを飲みつつ彼女の仕事終わり時刻を聞きだすのだ。


「PCあげるんだっけ? んじゃ、終わり時間まで俺んちでヒマつぶして、それから遊びにでも出ればいい」

「いや、俺もオールで遊ぶほどは時間ないんだけどね」

「ま、その辺は彼女と詰めりゃいいさ。俺は明日仕事だからつきあえないけど」


そんな感じで話しながら、ちゃそちゃんの勤める喫茶店へ。

コーヒー飲みながらバカ話しつつ、帰り際に彼女の上がり時間を聞いたら。

途中のコンビニで酒だのツマミだのナオミの晩飯だのを買い込んでもどった。




俺はビールや焼酎の空き缶を並べながら、しきはカフェオレだかを呑みつつ。

今日は半日休みなので、洗い物や風呂の準備、洗濯物の取り込みなんかを終わらせ。

あとは、相変わらずのバカ話。


「ああ? おめ、単車乗りでアニメ好きのクセに、ライドバック知らねぇのか?」

「知らない、なにそれ」

「どあほう! 今、見せてやる」


ふたり並んでライドバックのOPを見てると、ナオミが帰ってきた。


「あ、ライドバックだ」

「ぎゃははは! なんで解んだよ!」

「まあ、コレだけしょっちゅう聞かされたらね」



こんだナオミも一緒に、三人でバカ話したり、それぞれ好きなことをしたり。


「ウォレットチェーンが壊れた」

「どれ、貸してみ。ああ、これならすぐ直るよ」

「おー、なんか色々道具がある」

「四つ編みのウォレットロープなんて、簡単なんだぜ?」


つわけで、あまってたサドルレザーレースを渡して、ちょっとやり方を教え。

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しきはウォレットロープを作り始める。



そんな感じでワイワイやってると。

ピンポーン!

「あん? ちゃそちゃんには早いし、宅急便かな?」

思う間もなく、ニヤニヤしながら入ってきたのが。


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俺のダチにして取手のダメ人間、うわばんだ。

いつものように半笑いのまま、バッグから次々にお土産を取り出す。

それを見てしきが、「なんか色々出てくる」と爆笑してる。




くだらねぇ話をしてゲラゲラ笑い、俺は酒盃を干してゆく。

呑んでるのは俺だけだから、周りはみんな苦笑しつつ、俺の独壇場。

酔っ払ってゴキゲンになってきたマイトガイ、MOLLEシステムを引っ張り出してきた。



「いいか、これがココへ編みこまれるんだ。するってーと、ほら、外れないわけだよ」

「へえ、面白いですねぇ。これはなに?」

「これ? おお、よくぞ聞いてくれた。コレはな、こうしてこうして、ほら!」


かみさん、超ぉゴキゲン。


「そいやさ、コット(キャンプベッド)を小さくカットしたんだよ」

「ああ、俺のと同じヤツ?」

「そうそう、そんでさ……いいや、ちっと見てくれ」


夏ツーリング用のコットを引っ張り出し、組み立てながら演説をぶつ43歳。

しきもうわばんも山賊やるから、まるっきし興味がないわけじゃない。

フルシカトのナオミと違って、それなりに反応が返ってくるもんだから、そら調子に乗るって話だ。



軍服から装備から、立ち上がっちゃ引っ張り出して薀蓄(うんちく)たれてると。

いつのまにやら時刻は10時。

そこで仕事を終えたちゃそちゃんが顔を出す。

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このころには絶好調のマイトガイと、すでに眠くて潰れ気味のナオミさん。

俺とうわばんがいるので、昔のバカな話とか、その証拠写真を見たり。

ちゃそちゃんが最近手に入れた、ホーネット250の話をしたり。


「ホーネット、ベース(ユウヒのガレージ)に入院するんですよ」

「あんだ、どっかおかしいンけ?」

おかしいとこだらけなんです」


なんて話してるうちに、俺としき、バカふたりのバカに火がついた。


「色々カスタムしようよ、もひくんに車高を落としてもらってさ」

「バカしき、ちげーよ! やっぱメタルスピードでターボ作ってもらうしかねぇだろ」

「ぎゃははは! それいいっすね」


よくねぇっつの。




楽しく騒いでると、いつの間にか日付変更線を超えていた。

残念だが、明日は仕事だし、そろそろお開きの時間だ。

しきは結局、12時間以上、俺のバカに付き合ってくれたことになる。

お疲れさん&ご愁傷さま。



みながいっせいに腰を上げ、帰ってゆくのを送り出したところで。

久しぶりに最後まで潰れないで、呑んじゃうもん倶楽部の終わりを迎える。

ベッドにもぐって、スマホでみんなに「ありがとう」とつぶやいた俺は。



ゴキゲンな気持ちで、ベッドサイドに置いたレッドアイを飲み干した。

みんな、ありがとう! 楽しかったよ!

またバカ話して呑んだくれようぜ!



あ、呑んだくれてたのは俺だけか(´▽`)
 
 
 
しきの受難/了
文責/かみ

 
 
 
  
 
 
  
  
 
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by noreturnrydeen | 2013-01-30 20:55 | エンカイ | Trackback

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