第七回ユルベルト 支度と顛末 その二
2012年 10月 28日
三軒目の和食店へ向かう道すがら。
途中のプラモデル屋の前で、タバコを一本つける。
柏駅周辺は基本的に禁煙なので、タバコを吸える場所は貴重なのだ。
店の前に陳列されてるプラモデルを見ながら騒ぐ。
俺は店に張り出してあった、
このポスターが気になった。
ブックマーケットとは、気の利いた企画じゃないか。
ぜひ、参加してみよう。
次の店は、和食の<和香(のどか)>。
ここがまあ、実にすばらしい店で、今回のユルベルトでは俺的にイチオシ。
飲み物もたくさん選べたが、我々は全員、日本酒をチョイス。
八海山と、あとは忘れた。新潟の酒で、呑みやすかった。
俺とよしなしのは少しきつめで、POPOさんのは「きっと呑み過ぎるだろう」やさしい口当たり。
みんなで楽しく呑んだくれてると、やがて食い物がやってきた。
左の皿が、<柏産の幻霜(げんそう)ポ-ク、帆立、ジャガイモ、ししとうのソテー>。
奥の緑鉢が<豆腐サラダ>。右の小鉢が<骨まで食べられる秋刀魚の時雨(しぐれ)煮>。
どれも美味しくて、みんな大満足。
ろろちゃんは驚きながら、「これ、700円じゃぜったいアシが出てるよ」と絶賛してた。
ここで、連絡をよこしてた俺のダチ、うわばんが参戦してくる。
それを機に店を出て、またも灰皿のそばで一服。
この写真を撮影してるよしなし先生は、紹興酒、白ワイン、日本酒をちゃんぽんして真っ赤だ。
バカ話しながら移動して、つぎのすし屋へ行ったんだが。
ここがえらい混んでたので、断念して別の店へ。
酔っ払って考えるのがメンドーだったから、初志を曲げて知ってる店へゆく。
柏で串揚げを喰うならこの店、<しの>だ。
店の前に到着すると、ここでまたナオミ&ゴーの小食チームと遭遇。
俺らが絶賛したので、ナオミとゴーは和香(のどか)へ。
俺たちはしので串揚げを喰う。
店の前に来ると、さすがに人気店、少し待たされる。
そのあいだも、バカ話しながらゲラゲラ笑うダメ人間たち。
やがて店の人に呼ばれ、カウンターに並ぶ面々。
黙々と食ってるのは、
<エビと大葉>や、<ハムカツ>。特にエビと大葉は絶品だ。
それと<エリンギチーズ>の串三本に、生野菜のスティック、生ビール一杯。
まあ、『しの』が美味いのは何度も書いてるから、これ以上はいいだろう。
柏で串揚げが食いたかったら、まずはココだよ。
いや、他んトコも美味いけど。
さて、五件目は珍しく西口へ行って、<カフェ&ダイニング 旬>。
シャレた雰囲気の店内へ入ると、奥のボックス席へ通される。
そこで呑みながらバカ話をするのだが、POPOさんが、かなり酔っぱらってる。
「えー、そんな俺、酔っ払ってるかなぁ?」
すると、ろろちゃんがPOPOさんの肩を抱く。
「いいから、こっちへこい」
ホモネタに、みなで大爆笑。
んなことやってたら、料理が来た。
うわばんとPOPOさんは、ピザ<ジャパニーズマルガリータ>。
ろろちゃんとよしなしは、<仙台みそのボロネーゼ>をオーダー。
そして、俺はといえば。
日本酒&おつまみセット。
おつまみは左から、大根とイカの煮物、ハスの酢漬け、いぶりがっこのしょうゆ漬けクリームチーズ載せ。
いぶりがっことチーズの組み合わせは、思いのほか美味しかった。
ハスの酢漬けもさっぱりと口に楽しいが、煮物はちょっと生臭さが消せてなかったかな。
よしなしとろろちゃんが選んだ、仙台みそボロネーゼはというと。
よしなしは、「微妙」。ろろちゃんは、「イマイチ」。
うわばんとPOPOさんの、ジャパニースマルゲリータ。
たぶん米粉で作ったビザに、バジルの代わりに大葉が載ってる。
コレは美味しかった。
その三へつづく