第七回ユルベルト 支度と顛末 その一
2012年 10月 28日
今回で七回目の開催となる、ユルベルトKASHIWAX。
3500円(前売り)五枚つづりのチケットで、参加店のドコでも、ちょっとした酒と料理を楽しめる。
このお祭り的な企画に、毎度のごとく参加してきた。
まずは前日の土曜日。
ゴーやタカシが治療にきて、思いのほか楽しく仕事を終える。
んで、家に帰ると午後三時半ころ、ろろちゃんがやってきた。
とりあえず乾杯して呑んだくれ。
小説や漫画、DVDを持ってきてくれたので、それを鑑賞したり。
インセプション、予告で感じたままの作品で、むちゃくちゃ面白かった。
そのあとは、いつもどおりアホ呑み。
ろろちゃんが買ってきてくれたモンスターエナジーで焼酎を割って。
モンスターエナジーハイ
超、元気になるぜ!
ろろちゃんとナオミは、苦笑いしてたけど。
気持ちよく飲んだくれたところで、お腹がすいてきたダメ人間ふたり。
「夜食を買いにゆこう!」
柏の街へやっとこやっとこ繰り出し、結局、かつやと吉野家。
牛焼肉丼4人前、大盛りカツ丼2人前、エビフライ弁当1人前。
計7人前を買い込んで、意気揚々と帰ってくる。
もっとも、そんな量を食いきれるわけもなく。
「お腹が苦しい! 美味しいモノを食って、何でこんなにツラいんだ!」
と、冷静に考えたら当たり前のコトに、全力で恨みつらみを述べながら。
気づいたら寝オチしてた。
明けて翌朝、ユルベルト当日。
寝たり起きたりしてると、ゴーがやってきた。
とは言え、彼は俺たちとは回らない。
ナオミとふたりで<少食コンビ>を組み、別ルートで回るのだ。
んで、ろろちゃんとふたり、今日めぐる店を吟味してると。
茨城の野人よしなしがやってきた。写真はよしなし撮影。
ゴーとナオミが先に出発し、俺らはPOPOさんを待つ。
やがてPOPOさんがやってきたら、
さあ、出発だ!
今回のルートは、すべて新規のお店。
誰も行ったことのない店だけを選んだ。
まずは、中華料理の<麺王>へ。
よくある街の中華屋さんといった感じの店だ。
気取ってなくて値段も安く、感じのいいお店だった。
ここではABCD四つのコースがあり、それぞれ飲み物とサイドメニューを選べる。
まずは酒が来た。俺が選んだのは、
醸造酒の中では、かなり大好きな<紹興酒>。
サイドはザーサイ。
奥の白い小皿が、よしなしの頼んだ<メンマ>。
で、グラスに入ってるのは、ろろちゃんとPOPOさんが選んだ<コラーゲンたっぷり野菜サラダ>。
手前の小皿が俺の<ザーサイ>。
サイドメニューをツマミに酒を呑んでると、やがてメインの食い物がやってくる。
俺の選んだのは、
エビチリ。
POPOさんは、
かたやきそばで。
ろろちゃんとよしなしが、
黒ゴマ担担麺。ちなみに『坦坦麺』は誤表記だから気をつけろ(`・ω・´)
ここは思いのほか美味しくて、ろろちゃんは絶賛してた。
写真の麺類はすべて、ユルベルト用のハーフサイズなんだが、それでも結構な量だったよ。
出端から中華料理。
『これからあと四軒まわる』ってのを失念したかのような暴挙だが、我々の士気は盛んだ。
ぺろりと平らげて店を出ると、次のターゲットを目指す。
フレンチレストランのクイーンベルだ。
その途中、お菓子を買ってるナオミ&ゴーと遭遇した。
ろろ 「かみさん、ナオミちゃんが知らない男と!」
ゴー 「どーも、こんにちは。間男です」
かみ 「ぎゃはははは!」
ナオ 「何件目? どこ行ってきたの?」
かみ 「一軒目は中華だ」
ナオ 「最初から中華? バカじゃないの?」
迂遠な表現だ。
「じゃないの?」は要らないぜ(`・ω・´)
さて、次の店<クイーンベル>だが。
フレンチレストランだったのが、イタリアンシェフを迎えて両方の料理を出すようになったらしい。
山賊みてぇな連中とは、雰囲気もノリもまったくあわないのだが、もちろん誰一人気にしない。
小さなお店に入って見ると、こじんまりしながらもいい雰囲気だ。
ここもいくつかメニューがあったので、それぞれ好きなものを選ぶ。
飲み物は、POPOさんが赤ワインで、
俺とろろちゃん、よしなしの三人が白ワイン。
食い物の方は、俺とよしなしがテリーヌで、ろろちゃんとPOPOさんがパスタ。
手前がきのこのテリーヌで、奥のふたつがパスタ。
テリーヌは三種類のソースが楽しく、かなり美味かった。
スイートポテトのチップが載った紅イモムースも、生クリームが利いて美味しかったよ。
よしなし先生も、ご満悦。
んで、問題は、ろろ&POPOコンビの頼んだパスタなんだが。
量はまあ仕方ないとしても、ふたり曰く、
「6分たったカップラーメンみたい」
とのことで、かなりの低評価。
新しく入ったイタリアンシェフがアレなんだろうか?
ま、俺は喰ってないから、コメントは避ける。
さあて、それじゃあ次の店に向かおうか。
その二へつづく