愛が生まれた日~秩父山賊01

 
 
 
ユリシーズのウインカーリレーが逝っちゃったので、今回はカブで山賊。

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新しく買ったバッグと水筒を積んで、午後イチバンに出発。


国道16号は相変わらずの混みっぷりだが、カブならすり抜けてサクサクすすめる。


カブ110は、トップエンド90オーバーできる実力の持ち主。

しかし、50~60スピードくらいが、エンジンにやさしいし、気楽だ。

だいたい法定速度で、「ま、三時間くらいかな?」と見当をつけつつ、トコトコ走ってゆく。
 

天気は上々。

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景色を眺めながら走ってゆくのだが。

如何(いかん)せん、街中なのでそれほど面白い風景に出会えるわけでもない。

だんだん飽きてきたところで、単車乗りならみんな大好き。

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ミラー仕上げタンクの後ろについた。

しばらく一緒に走りながら、写真を撮って遊ぶ。

 

タンクローリーを抜かして、また街中をトコトコ。

すると、今度は扉をぴかぴかにしたトラックに遭遇。

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ここでも写真を撮ってみた。

ま、こんくらいしか、やることないからね。

 
と。

今度はおなじみ、『水曜どうでしょう』ステッカーを貼ったクルマ。

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写真を撮ったら前に出て、いつもの『水どうポーズ』を決めてみる。

ところが、運転してたのが持ち主じゃないようで。

あきらかにどうでしょうとは無縁そうなおじさん。

残念ながら、色よい反応は返ってこなかった。



結局、変なカッコして走っただけの、空振りマイトガイ。



 
そんな風に遊びながら走りつつ。

「今何時だろ? 明るいうちに間に合うかな?」

と空を見上げたら。

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そのタイミングで太陽がすっぽり雲に隠れた。

首から提げたカメラで撮影してると、その向こう側の雲が気になる。


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なにやら怪しげな雲だ。

「雨、ふらないよなぁ? もう、雨男って言われんのヤだぞ俺」

ブツブツ文句を言いつつ、16号からそれて県道15号へ。



なにやら祭りでもあるらしく、いつも以上に混んでる15号をすり抜けながら。


 
夕方三時ころ、国道299号線に乗った。

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ここまでくれば、秩父は目と鼻の先だ。

と、いつものイメージで考えながら、とりあえずコンビニで休憩。

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酒やツマミを買い込んで、バッグの横から突っ込んでみる。

バッグの右側が垂れてるのは、俺の積み方じゃなくて酒ビン重量の問題だ。



それから向かいのスタンドでガソリンを入れ、「あと少しだ」と走り出したのだが。


 
あと少しなのは、でかい単車のときに限るらしい。

 
行けども行けども、見慣れた風景が終わらない。

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御嶽(おんたけ)神社だったかな?

木曽の御嶽山と関係あるのかは、調べてないのでわからん。

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途中で、遅い車に引っかかったりしつつ、なんとか299を抜けて。

国道140号をちょろっと走り、いつもの買い出しポイントへ。



買い出しポイントのベルクについてみると、なにやら見慣れた単車。

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HONDA VTX1800C

パワークルーザーブームを作った火付け役の名車だ。

そして持ち主はもちろん、群馬の灰色熊ことeisukeさんである。



「なはは、eisukeさん来たんだ」

山賊も数十回を迎えるようになった昨今。

どいつもこいつもイチイチ参加表明しないから、直前まで誰が来るのかわからない場合が多くなった。

ま、だいたい似たような連中だけどね。



店内に入ると、買ったものを袋詰めする場所に、熊が一頭、背中を丸めてる。

笑いながらそうっと近づき、顔を覗き込んだ。

気づいたeisukeさん、ニヤっと笑うと。


「おお、かみさん、今日はどちらへ?」

「ぎゃははは! ちょっとそこの川原まで。eisukeさんは?」

「ちょっと食事をしに」



バカ話して笑い会ったら、晩飯の材料を買いに歩き出す。

「今日はモツ煮込みと鶏団子鍋にしよう」

材料を買って店を出ると、クルマに乗ったチンピラに絡まれた。

秩父のタンクトップモンスター、タツヤである。



「ろろちゃんが先着してるんで、マキを置いてきました」

「もう来てるんだ、あいかわらず早いなぁ」

「今頃、マキ割りをしてるはずです」

「わーった、んじゃ俺も行くわ」



「マキ割りなんてメンドーなコト、ぜってーやってねぇだろうなぁ」

思いながら、山賊河原へ走ってゆく。

と。

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当然のごとくマキには一切手をつけないまま、ろろちゃんが呑んでた。

「ぎゃははは! マキなんかイッコも割ってないじゃん」

「暑いんだよぉ! ボカぁ二時からここで飲んでるんだ」

自業自得だよ、ろろちゃん。



ろろちゃんとバカ話しながら、荷物を解(と)いてテントの設営。

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ろろちゃんの新しいテントは、仕舞い寸法がハンパなく小さい。


「おぉ、これがウワサのテントかぁ。小さいからペラかと思ったら、しっかりしてるね」

「でもねぇ、張りが弱くて、ペグもたくさん要るんだよ」

「そうなんだ。なかなかベストってのは見つからな……」

「なのにここは、(石がゴロゴロで)ペグが打てないんだ! ふざけんな!」

「それも自業自得だよ、ろろちゃん」

「今日はおまえら、全員、説教だっ!」


なるほど、今日はろろちゃん、このキャラクターで行くようだ。



ほどなくeisukeさんもやってきて、同じくテントを張り始めた。

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同じくつーか、俺と同じテントなんだけどね。

eisukeさんはフツーに使って、

俺は屋根だけ使うって違いはあるけど。
 
 



ファイル2へ続く

 
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by noreturnrydeen | 2012-10-13 16:31 | エンカイ | Trackback

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