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ビーフライン下見(02)

前編はこちら

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景色自体は悪くなかった。

 
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でも、色づくのは、もう少し先みたいだね。

 

県道33号を南下していると、龍神大吊橋の看板を発見。

前にビーフラインがどこまで繋がっているかを確認するために走ったとき、県道29号とぶつかる松本の交差点にここの看板が出てて、『次はここへ来てみよう』と思った場所だ。高さ100m、長さ375mの、歩行用では長さ日本一って言う吊橋らしい。

日本一だっつーので、期待しながら上がっていくと。
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大渋滞。

こんなの待って、しかも400m近いつり橋を歩いて往復するって段階で、プラン的に間違い。
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なので、さっさと写真だけ撮って、華麗にUターン。ウソついた。ヘコヘコUターン。

 

33号をだーっと下って、29号とぶつかったトコロを右折すれば。
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ビーフラインの入り口だ。

相変わらずダイナミックに上下してるし、景観もいい。おまけにイチバンすばらしいことだが、ここはとにかく空いてる。たまに走ってる車も一台とかだから、ほとんど減速しないで抜くことが出来る。ハヤブサだと、109Rの時よりコーナーに苦労しないから、さらに気持ちよく走れる。

高速だと痛くなる腰や背中も、ワインディングなら問題なし。

つーか忘れちゃう。

ひらひらと気持ちよくすっ飛ばし、あっと言う間に駆け抜けて、途中、県道112号と名前を変えたあたり、県道246とぶつかる交差点で、サルビヤを見つけて停まり、一服する。
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ま、この花がサルビヤだってのは、帰ってから知ったんだけど。

 
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赤い花だから、109Rの方が絵になったかな?

一服したら走り出し、112号が、もう一度ビーフラインと分かれるところの少し手前に、広い道の入り口を発見して、停まってみる。下の写真の左にある看板によれば『うぐいすライン』だそうで、これはこれで楽しそうな道だ。
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どこへ行く道だろうと地図を見てみると、ゴルフコースへ行く道のようだ。

短いし、地図で見る限りグネグネしてなかったので、今回はウグイスへ行くのを保留して、ビーフラインをたどる。最後の二股を寺崎の方に曲がろうと思っていたのに、すっかり忘れてて、普通に県道1号線に出てしまった。んで、こっから筑波経由で帰ろうと思ってたんだけど。

やっぱ、腰と背中が痛てぇ。

 

くじけた根性なしは、国道355号から友部インターへ。

北関東道をすっ飛ばし、友部ジャンクションから常磐道へ出たら、後は柏まで一気だ。200~240くらいをキープしつつ、まだそれほど多くないクルマを、左右に縫って走る。桜土浦あたりで背中と腰の痛みが耐え難くなり、ペースは180前後に落ちる。

それでも時々遊んでくれる四輪がいると、うれしくなって突っかける。

つっても今までと違って、バトルになるわけじゃない。余裕を持って後ろから眺めつつ、ぴったりと張り付いて走り、飽きたら全開ですぃーっと抜く。正直、今までだったらテンションあげて『うひょー!』とか叫びながら走ってただろう速度域でやりあっても、冗談みたいに怖くない

そこで俺は気づく。

なるほど、だから速いヤツラは仲間を募って走ったり、首都高本気組みたいに集まって走るんだな、と、なんだか納得してしまった。普通の時間に普通の高速で、GT-RだのRX-7がうようよ走ってるわけないし、ヤり合う相手を見つけるにも、難儀するんだろうね。

 

と、エンプティランプがついた。

ここで追いかけられたら、のろいパンダでも振り切れないわけだ。

仕方ないのでちんたら走り、守谷SAで休憩&給油。給油場所に、旧車会みたいな連中がいた。ドハデなペイントでわりあい綺麗なのは、御用達のショップか何かの仕事だろうか。女の子の半ヘルの後ろに『悪女』って書いてあったのが笑えた。

 

柏インターで高速を降り、16号を走ってレッドバロンへ。

レッドバロンの駐車場で、ビートルバッグをはずして預ける。もちろん、純正色に塗ってもらうためだ。ファストバッグは塗らない。走ってて何度も『じゃまだなぁ』と思ったので、 これは隼には積まないことにした。ビートルが帰ってきたら、マルゾーにでもやることにする。
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ビートルがなくなると、すっきりとさびしいカンジ。

 

んで家に帰って、着替えて、タバコを吸いながら携帯を見たら、Nがマグナで走ってて、ライコにいるってなメール。なので、またもハヤブサをまたぐと、ライコまですっ飛ばす。Nがウインターグローブを買ってるのを指を咥えて見ながら、俺は何も買わずに出てきた。

昨日今日と走ってみて、もちっとハイトのあるスクリーンが欲しいなと思ってた。だけど、ライコにはバブルタイプしかなく、リップのはねたツーリングタイプがなかった。それならペイント代が安かったら、差額でレッドバロンに買ってもらおうとスケベ根性を出したのである。

ライコの駐車場でNと別れ、本日のソロツーリングは、これにて幕。

 

帰ってきたときは、身体がきついなぁという気持ちが強かった。

だが、いったん休んでから、またライコまで行ったトキは、すでにキツくなかった。つまりこれは、ポジションがどうのとか、体力がどうのとか言う問題ではなくて、もっと基本的なミスだったのである。

朝から休憩ほとんどしないで、6時間すっ飛ばし続けたら、そりゃ疲れるって話だよ。

RIIIとかM109Rの時には大丈夫だったつーのは、単純に速度が遅かったからなんだろう。100~120巡航が気持ちよくハマる単車だったからね。 そして、ハヤブサにはハヤブサの方法がある。すっ飛ばした分、もっとしっかり休憩してやれば、それなりに走れるはずだ。

とりあえずもうしばらくは。

ライディングだけじゃなく、こういったことも含めた意識改革をするための期間が必要みたいだ。 ハヤブサに必要な作業を身体が覚え、クルーザ乗りで染み付いた『ハヤブサなら要らない作業』ってのがなくなれば、もう少し遠くまで走れるようになるだろう。

早く扱えるようになって、目いっぱい走り倒したいね。

 
by noreturnrydeen | 2007-10-21 15:48 | ソロツーリング

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by かみ